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[[2011年]]の4作目『[[ものすごくうるさくて、ありえないほど近い (映画)|ものすごくうるさくて、ありえないほど近い]]』は[[ジョナサン・サフラン・フォア]]の原作小説を[[エリック・ロス]]が脚色し、3度めのアカデミー作品賞ノミネートを受けた。
[[2011年]]の4作目『[[ものすごくうるさくて、ありえないほど近い (映画)|ものすごくうるさくて、ありえないほど近い]]』は[[ジョナサン・サフラン・フォア]]の原作小説を[[エリック・ロス]]が脚色し、3度めのアカデミー作品賞ノミネートを受けた。


[[2012年]]の[[ロンドンオリンピック (2012年)|ロンドンオリンピック]]、[[ロンドンパラリンピック]]では、開会式・閉会式の総合プロデューサーを務めた<ref>{{cite web|author=The Broadway League |url=::: BEATINK Official Website / Underworld / アンダーワールドが2012年ロンドンオリンピック開会式の音楽監督に就任 ::: |title=http://www.beatink.com/underworld/news.html |publisher=BEATINK |accessdate=2012-09-22}}</ref>。
[[2012年]]の[[ロンドンオリンピック (2012年)|ロンドンオリンピック]]、[[ロンドンパラリンピック]]では、開会式・閉会式の総合プロデューサーを務めた<ref>{{cite web|author=The Broadway League |title= &#x3A;&#x3A;&#x3A; BEATINK Official Website / Underworld / アンダーワールドが2012年ロンドンオリンピック開会式の音楽監督に就任 &#x3A;&#x3A;&#x3A; |url=http://www.beatink.com/underworld/news.html |publisher=BEATINK |accessdate=2012-09-22}}</ref>。


[[2014年]]には[[ルーニー・マーラ]]、[[マーティン・シーン]]出演の5作目『[[トラッシュ! -この街が輝く日まで-]]』が公開された。
[[2014年]]には[[ルーニー・マーラ]]、[[マーティン・シーン]]出演の5作目『[[トラッシュ! -この街が輝く日まで-]]』が公開された。

2018年7月2日 (月) 15:29時点における版

スティーブン・ダルドリー
Stephen Daldry
スティーブン・ダルドリー Stephen Daldry
本名 Stephen David Daldry
生年月日 (1961-05-02) 1961年5月2日(63歳)
出生地 イングランドの旗 イングランドドーセット
国籍 イギリスの旗 イギリス
職業 映画監督
映画プロデューサー
演出家
配偶者 ルーシー・セクストン(2001年 - )
主な作品
リトル・ダンサー
めぐりあう時間たち
愛を読むひと
 
受賞
トニー賞
演出賞
1994年An Inspector Calls
2009年リトル・ダンサー
その他の賞
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スティーブン・デーヴィッド・ダルドリー CBEStephen David Daldry CBE, 1961年5月2日 - )は、イギリス演出家映画監督映画プロデューサー

演出家としてはローレンス・オリヴィエ賞トニー賞を2度受賞、映画監督としてはすべての作品がアカデミー作品賞監督賞にノミネートされており、両方で成功を収めている。

来歴

1960年、イングランドドーセットに生まれる。母は歌手のチェリー・ダルドリー(旧姓・トンプソン)。14歳の時に父をガンで亡くし、家族はトーントンに引っ越した。地元の劇団に加入し、イギリス空軍の奨学金を得てシェフィールド大学に入学。卒業後数年間イタリアに行き、ピエロの見習いとして学ぶ。イギリスに帰国し、1985年から1988年までCrucible Theatreで舞台製作に携わった。

これまでに100本以上の舞台を手がけている。1994年の『An Inspector Calls』でトニー賞を受賞したほか、ローレンス・オリヴィエ賞を2度、トニー賞を2度受賞するなど数々の賞を受賞し、演出家として確かな評価を得ている。

2000年に『リトル・ダンサー』で映画監督デビュー。舞台特有の大胆な演出手法を取り入れて絶賛された。500万ドルの制作費に対して1億ドル以上の興行収入を記録、アカデミー監督賞にノミネートされるなど、批評的にも興行的にも成功を収めた。

2005年にはロンドンで同作のミュージカル版を演出(楽曲制作はエルトン・ジョン)。ローレンス・オリヴィエ賞の最優秀新作ミュージカル賞など主要賞を総なめにした。2008年には米国ブロードウェイでも上演され、第63回トニー賞10部門を受賞。2014年現在もロングラン公演中で、通算観客動員数は400万人を越えた。

2002年の監督2作目『めぐりあう時間たち』はマイケル・カニンガムピュリツァー賞受賞小説が原作。時代・場所の異なる3人の女性の1日を交互につなぎ合わせて描き、それぞれの時代を演じたニコール・キッドマンジュリアン・ムーアメリル・ストリープの3人がベルリン国際映画祭銀熊賞を共同受賞した。アカデミー賞は9部門にノミネートされ、ニコール・キッドマンが主演女優賞を獲得。ゴールデングローブ賞作品賞も受賞した。

2005年にはマイケル・シェイボンピューリッツァー賞受賞小説『カヴァリエ&クレイの驚くべき冒険』を、ナタリー・ポートマントビー・マグワイア主演で制作すると報道されたが、現在中止されている。

2008年の『愛を読むひと』でデビューから3作続けてアカデミー監督賞にノミネートされ、名実ともにイギリスを代表する映画監督の地位を固める。妊娠で降板したニコール・キッドマンに代わりケイト・ウィンスレットが起用され、またもアカデミー主演女優賞をもたらした。

2011年の4作目『ものすごくうるさくて、ありえないほど近い』はジョナサン・サフラン・フォアの原作小説をエリック・ロスが脚色し、3度めのアカデミー作品賞ノミネートを受けた。

2012年ロンドンオリンピックロンドンパラリンピックでは、開会式・閉会式の総合プロデューサーを務めた[1]

2014年にはルーニー・マーラマーティン・シーン出演の5作目『トラッシュ! -この街が輝く日まで-』が公開された。

私生活

2001年にパフォーマンス・アーティストのルーシー・セクストンと結婚し、長女アナベル・クレアが誕生しているが、自身はバイセクシャルであると公言している[2]。公言したのは、人々が混乱するのを避けるためであるという。セット・デザイナーのイアン・マクニールと13年間、同性愛関係であることが知られている[3]

監督作品

脚注

外部リンク