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'''土生商船株式会社'''(はぶしょうせん)は、[[広島県]][[尾道市]][[因島]]土生町に本社を置く[[海運会社]]である。 |
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2018年8月8日 (水) 21:42時点における版
種類 | 株式会社 |
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本社所在地 |
日本 〒722-2323 広島県尾道市因島土生町1684番地2 |
設立 | 1918年(大正7年)4月 |
業種 | 海運業 |
法人番号 | 8240001038421 |
事業内容 |
定期船航路事業 観光遊覧船事業 不動産賃貸業 旅行業 |
代表者 | 代表取締役 弓場丞 |
資本金 | 3,600万円 |
外部リンク | http://habushosen.com/ |
土生商船株式会社(はぶしょうせん)は、広島県尾道市因島土生町に本社を置く海運会社である。
沿革
- 1915年(大正4年) - 「弓場汽船部」として、因島と三原間を結び、葦が生い茂っていた当時の三原内港を桟ぱん(艀)で主に三原米や木炭等の生活物資輸送を始める。
- 1920年(大正9年)5月 - 弓場汽船部(代表:弓場好之助)土生町長崎港~三原港間の旅客定期航路事業開始
- 1949年(昭和24年)12月1日 - 弓場汽船部に土生(長崎)~三原間一般旅客定期航路事業が認可される。使用船舶:第二かんおん 30t、70馬力
- 1952年(昭和27年)7月18日 - 広島県御調郡土生町1683番地の1にて、土生商船株式会社(資本金:100万円・代表取締役:弓場好之助)を設立
- 1952年(昭和27年)10月8日 - 資本金150万円に増資
- 1952年(昭和27年)12月15日 - 弓場汽船部に田高根~土生間の一般旅客定期航路事業が認可される。(中国第142号)
- 1953年(昭和28年)9月30日 - 資本金200万円に増資
- 1953年(昭和28年)10月1日 - 弓場汽船部に三原~重井間の一般旅客定期航路事業が認可される。
- 1954年(昭和29年)9月24日 - 弓場汽船部に三原~岩子島間の一般旅客定期航路事業が認可される。(中国306号)
- 1954年(昭和29年)12月3日 - 弓場汽船部に因島(長崎)~宮窪間の一般旅客定期航路事業が認可される。
- 1956年(昭和31年)1月25日 - 三原~宮窪並びに三原~重井間の旅客定期航路事業を弓場汽船部より土生商船株式会社へ譲渡認可
- 1956年(昭和31年)2月25日 - 資本金350万円に増資
- 1957年(昭和32年)1月21日 - 資本金400万円に増資
- 1957年(昭和32年)5月1日 - 弓場汽船部の田高根~土生航路(本第7103号)を因島生口運航協同組合(理事長:弓場好之助)へ譲渡
- 1957年(昭和32年)6月24日 - 土生商船株式会社に重井~瀬戸田間一般旅客定期航路事業が認可される。(中国第220号)
- 1961年(昭和36年)7月10日 - 邦人旅行旋業届出
- 1962年(昭和37年)9月10日 - 重井~三原間にフェリーボート運航開始 船名:わかなみ(わかなみ 代表:弓場敏男)
- 1963年(昭和38年)9月5日 - 重井~瀬戸田間一般旅客定期航路事業休止(中国第220号)
- 1964年(昭和39年)7月25日 - 愛媛汽船:土生/尾道(夜間便)と土生商船:宮窪/長崎/三原航路の内、長崎/宮窪間を交換
- 1964年(昭和39年)8月8日 - 広島県因島市土生町1719番地の14に本社移転
- 1964年(昭和39年)11月10日 - 宮窪/長崎間一般旅客定期航路事業の廃止認可
- 1964年(昭和39年)12月28日 - 重井~瀬戸田間一般旅客定期航路事業の廃止認可
- 1965年(昭和40年)8月15日 - フェリーボート(わかなみ 代表:弓場敏男)合併、土生商船株式会社として、旅客船兼自動車渡船の運航開始 使用船:わかなみ
- 1971年(昭和46年)1月 - 土生商船株式会社 代表取締役:弓場敏男就任
- 1975年(昭和50年)2月 - 高速船因島1号竣工
- 1976年(昭和51年)4月14日 - 土生~尾道間一般旅客定期航路事業廃止(中国第307号)
- 1976年(昭和51年)4月 - 高速船因島2号竣工
- 1977年(昭和52年)4月21日 - 資本金1,200万円に増資
- 1979年(昭和54年)7月 - 高速船しまなみ竣工
- 1979年(昭和54年)7月24日 - 高速船因島3号竣工
- 1980年(昭和55年)3月20日 - 広島県因島市土生町1899番地の31に本社移転
- 1981年(昭和56年)4月 - フェリーボート第10かんおん竣工
- 1981年(昭和56年)5月 - 高速船因島5号竣工
- 1983年(昭和58年)12月9日 - 因島大橋供用開始
- 1984年(昭和59年)5月26日 - 本四架橋因島大橋供用開始に伴い、旅客船兼自動車渡船の重井~土生間並びに土生~三原間の普通便(かんおん)を廃止。高速船の季節運航を周年運航とする。
- 1985年(昭和60年)2月16日 - 資本金2,400万円に増資
- 1985年(昭和60年)10月6日 - 高速船の重井港(尾道市因島重井町)寄港開始
- 1985年(昭和60年)12月27日 - 因島市田熊町足摺4275番地の18「コーポいんのしま」の買収により不動産賃貸業へ進出
- 1987年(昭和62年)7月 - フェリーボート第5かんおん竣工
- 1987年(昭和62年)8月31日 - 広島市西区田方1丁目「ベルメゾン田方」買収により不動産賃貸業部門の強化
- 1988年(昭和63年)5月 - 両頭型フェリー(第1かんおん)竣工
- 1989年(平成元年)5月 - 両頭型フェリー(第2かんおん)竣工
- 1992年(平成4年)5月 - 双胴型高速船(因島6号)竣工
- 1999年(平成11年)2月24日 - 土生商船株式会社 代表取締役:弓場丞就任
- 1999年(平成11年)8月 - 単胴型高速船(かがやき1号)竣工
- 1999年(平成11年)9月 - 単胴型高速船(かがやき2号)竣工
- 2003年(平成15年)7月1日 - 現在地に本社移転
- 2003年(平成15年)7月23日 - 高速船生名村へ航路延長
- 2008年(平成20年)5月1日 - 資本金3,600万円に増資
- 2015年(平成27年)12月1日 - 高速船の因島モール桟橋 [1][2][3][4][5] (尾道市因島田熊町)寄港開始
航路
高速船12便、フェリー8便をそれぞれ片道約40分で結んでいる。2015年12月1日より、高速船が新たに尾道市因島田熊町に位置する、因島モール桟橋に寄港を開始した。
- 高速船
- フェリー
- 重井西港(因島) - 鷺港(佐木島) - 三原港
船舶
- 高速船
船舶名 | かがやき1号 | かがやき2号 | しまなみ |
---|---|---|---|
航行区域 | 平水 | ||
船舶の種類 | 汽船 | ||
船質 | 軽合金 | ||
進水年月 | 1999年(平成11年)8月 | 1999年(平成11年)9月 | 1979年(昭和54年)7月 |
総トン数 | 19トン | 14トン | 18トン |
旅客定員 | 78人 | 50人 | 92人 |
主機の種類 | ディーゼル | ||
連続最大出力 | 755ps×2 | 360ps×2 | |
航海速力 | 30nt | 26nt | 25.1nt |
全長×幅×深さ | 17.51×4.2×1.71m | 14.45×3.60×1.60m | 17.25×4.05×1.72m |
吃水 | 0.7m | 0.575m |
- フェリー
船舶名 | 第二かんおん | 第五かんおん | 第七かんおん | 第十かんおん |
---|---|---|---|---|
航行区域 | 平水 | |||
船舶の種類 | 汽船 | |||
船質 | 銅 | 銅 | ||
進水年月 | 1993年(平成5年)12月 | 1987年(昭和62年)7月 | 1981年(昭和56年)4月 | |
総トン数 | 291トン | 135トン | 207.18トン | |
自動車積載面積 | 330㎡ | 174.66㎡ | 225㎡ | |
積載車両高さ制限 | 4m | 3.7m | ||
普通車積載台数目安 | 30台 | 20台 | 24台 | |
旅客定員 | 250人 | 95人 | 120人 | 250人 |
主機の種類 | ディーゼル | ディーゼル | ||
連続最大出力 | 1400ps | 440ps | 300ps | 800ps |
航海速力 | 11nt | 9nt | 7.5nt | 11nt |
全長×幅×深さ | 38.51×10.40×3.60m | 29.93×10.00×3.00m | 23.01×8.60×2.45m | 33.58×8.6×2.9m |
吃水 | 2.65m | 2m | 2.69m |
- 屋形船
船舶名 | 菜月 |
---|---|
航行区域 | 平水 |
船舶の種類 | 汽船 |
船質 | 銅 |
進水年月 | 2002年(平成14年)11月 |
総トン数 | 19トン |
旅客定員 | 55人 |
主機の種類 | ディーゼル |
連続最大出力 | 240ps |
航海速力 | 8nt |
全長×幅×深さ | 17.87×4.3×1.2m |
吃水 | 0.75m |
その他の事業
海運業のほか、以下の業務を営んでいる。
- 尾道市因島と広島市西区に所在する賃貸マンションを運営している。
- 旅行代理店を運営している。
関連項目
脚注
- ^ “土生―生名―三原の高速船 新しく田熊町に寄港 11月の開始めざし桟橋設置”. せとうちタイムズ. (2015年9月12日) 2015年9月19日閲覧。
- ^ “土生・上島・三原航路 因島モールに桟橋設置 高まる住民の期待”. せとうちタイムズ. (2015年10月31日) 2015年11月5日閲覧。
- ^ “新桟橋に外灯を設置 運航開始にむけ工事”. せとうちタイムズ. (2015年11月7日) 2015年11月9日閲覧。
- ^ “生名―土生―三原航路 因島モール寄港が認可 12月1日運航を開始”. せとうちタイムズ. (2015年11月14日) 2015年11月20日閲覧。
- ^ “因島モール桟橋開港 式典に500人出席 新航路の祝賀にわく”. せとうちタイムズ. (2015年12月5日) 2015年12月12日閲覧。
外部リンク
- 土生商船グループ(公式サイト)
- 土生商船 (@habushosen) - X(旧Twitter)
- 土生商船グループ (habushoseng) - Facebook