コンテンツにスキップ

「武田亮子」の版間の差分

リンクを追加
出典: フリー百科事典『ウィキペディア（Wikipedia）』
履歴の双方向閲覧
← 古い編集新しい編集 →
削除された内容 追加された内容
ビジュアルウィキテキスト
編集の要約なし
編集の要約なし
23行目: 23行目:
[[大成中学校・高等学校_(愛知県)|大成高校]]に進むと、1年の時には[[全日本カデ柔道体重別選手権大会|全日本カデ]]で優勝した。[[金鷲旗全国高等学校柔道大会|金鷲旗]]では52kg級の選手ながら14人抜きを演じるなどの大活躍でチームの3位に貢献した<ref>[http://www.judo-ch.jp/topics/20140722_kinshuki　女子は三連覇を狙う敬愛高校などが順当に16強入り]</ref>。[[アジアジュニア・ユース柔道選手権大会|アジアカデ]]では2度目の優勝を飾った。その後階級を57kg級に上げると、[[全国高等学校柔道選手権大会|全国高校選手権]]に出場するも3回戦で敗れた<ref name="名鑑"/>。2年の時には全日本カデの決勝で[[富士学苑中学校・高等学校|富士学苑高校]]2年の[[舟久保遥香]]に[[腕挫十字固]]で敗れて2位だったものの、17歳以下の世界一を決める大会である[[世界カデ柔道選手権大会|世界カデ]]の代表となった<ref name="名鑑"/>。世界カデでは決勝でヨーロッパカデチャンピオンであるフィンランドのエミリア・カネルバ から技ありと有効2つを取って圧勝した。団体戦でも決勝のクロアチア戦で一本勝ちするなどチームの優勝に貢献した<ref>[http://www.worldjudoday.com/en/IJF-News-192-Cadet-World-Championships-2015-Sarajevo-DAY-THREE-388.html　Cadet World Championships 2015 - Sarajevo DAY 3]</ref><ref>[http://www.worldjudoday.com/en/IJF-News-194-Cadet-World-Championships-2015-Sarajevo-DAY-FIVE-390.html　Cadet World Championships 2015 - Sarajevo DAY 5 - Team Competition]</ref>。その後再び階級を52kg級に戻すと、[[全国高等学校柔道選手権大会|全国高校選手権]]では決勝で[[埼玉栄中学校・高等学校|埼玉栄高校]]1年の[[富沢佳奈]]に有効で敗れて2位にとどまった。団体戦では決勝で[[敬愛中学校・高等学校|敬愛高校]]と対戦して勝利するものの、チームは敗れて2位にとどまった<ref>[http://www.jhs-judo.jp/data/index.html 第38回 全国高等学校柔道選手権大会]</ref>。3年の時には[[全国高等学校総合体育大会柔道競技大会|インターハイ]]の準々決勝で富沢に[[払腰]]で敗れて5位に終わった<ref>[http://kirokukensaku.net/0IH16/discipline_130_20160802.html 結果]</ref>。[[全日本ジュニア柔道体重別選手権大会|全日本ジュニア]]では2位だった<ref name="名鑑"/>。[[国民体育大会柔道競技|国体]]少年女子の部では愛知県の一員として優勝を飾った<ref>[http://kirokukensaku.net/5NS16/discipline_270_20161008.html 第71回国民体育大会2016希望郷いわて国体　柔道]</ref>。
[[大成中学校・高等学校_(愛知県)|大成高校]]に進むと、1年の時には[[全日本カデ柔道体重別選手権大会|全日本カデ]]で優勝した。[[金鷲旗全国高等学校柔道大会|金鷲旗]]では52kg級の選手ながら14人抜きを演じるなどの大活躍でチームの3位に貢献した<ref>[http://www.judo-ch.jp/topics/20140722_kinshuki　女子は三連覇を狙う敬愛高校などが順当に16強入り]</ref>。[[アジアジュニア・ユース柔道選手権大会|アジアカデ]]では2度目の優勝を飾った。その後階級を57kg級に上げると、[[全国高等学校柔道選手権大会|全国高校選手権]]に出場するも3回戦で敗れた<ref name="名鑑"/>。2年の時には全日本カデの決勝で[[富士学苑中学校・高等学校|富士学苑高校]]2年の[[舟久保遥香]]に[[腕挫十字固]]で敗れて2位だったものの、17歳以下の世界一を決める大会である[[世界カデ柔道選手権大会|世界カデ]]の代表となった<ref name="名鑑"/>。世界カデでは決勝でヨーロッパカデチャンピオンであるフィンランドのエミリア・カネルバ から技ありと有効2つを取って圧勝した。団体戦でも決勝のクロアチア戦で一本勝ちするなどチームの優勝に貢献した<ref>[http://www.worldjudoday.com/en/IJF-News-192-Cadet-World-Championships-2015-Sarajevo-DAY-THREE-388.html　Cadet World Championships 2015 - Sarajevo DAY 3]</ref><ref>[http://www.worldjudoday.com/en/IJF-News-194-Cadet-World-Championships-2015-Sarajevo-DAY-FIVE-390.html　Cadet World Championships 2015 - Sarajevo DAY 5 - Team Competition]</ref>。その後再び階級を52kg級に戻すと、[[全国高等学校柔道選手権大会|全国高校選手権]]では決勝で[[埼玉栄中学校・高等学校|埼玉栄高校]]1年の[[富沢佳奈]]に有効で敗れて2位にとどまった。団体戦では決勝で[[敬愛中学校・高等学校|敬愛高校]]と対戦して勝利するものの、チームは敗れて2位にとどまった<ref>[http://www.jhs-judo.jp/data/index.html 第38回 全国高等学校柔道選手権大会]</ref>。3年の時には[[全国高等学校総合体育大会柔道競技大会|インターハイ]]の準々決勝で富沢に[[払腰]]で敗れて5位に終わった<ref>[http://kirokukensaku.net/0IH16/discipline_130_20160802.html 結果]</ref>。[[全日本ジュニア柔道体重別選手権大会|全日本ジュニア]]では2位だった<ref name="名鑑"/>。[[国民体育大会柔道競技|国体]]少年女子の部では愛知県の一員として優勝を飾った<ref>[http://kirokukensaku.net/5NS16/discipline_270_20161008.html 第71回国民体育大会2016希望郷いわて国体　柔道]</ref>。


2017年4月には[[龍谷大学]]へ進学した<ref name="名鑑"/>。2年の時には[[全日本選抜柔道体重別選手権大会|体重別]]の準決勝で世界チャンピオンである[[了徳寺学園]]職員の[[志々目愛]]に反則負けを喫して3位だった<ref>[http://www.gakujuren.or.jp/ajjf/2018040708/073.html　平成30年全日本選抜柔道体重別選手権大会]</ref>。全日本ジュニアでは全試合に反則勝を収めて優勝した<ref>[http://www.judo.or.jp/p/45192　平成30年度全日本ジュニア柔道体重別選手権大会]</ref>。[[全日本学生柔道体重別選手権大会|学生体重別]]では決勝で[[福岡大学]]4年の[[立川莉奈]]にGSに入ってから[[大内刈]]の技ありで敗れて2位だった<ref>[https://www.sanspo.com/sports/news/20180930/gym18093018210003-n1.html　立川、弟の前で栄冠「攻めることを徹底した」／柔道]　[[サンケイスポーツ]]　2018年9月30日</ref>。[[2018年世界ジュニア柔道選手権大会|世界ジュニア]]では決勝でイスラエルのゲフェン・プリモを合技で破って優勝した<ref>[http://www.ippon.org/wc_jun2018.php　World Championship Juniors 2018]</ref>。
2017年4月には[[龍谷大学]]へ進学した<ref name="名鑑"/>。2年の時には[[全日本選抜柔道体重別選手権大会|体重別]]の準決勝で世界チャンピオンである[[了徳寺学園]]職員の[[志々目愛]]に反則負けを喫して3位だった<ref>[http://www.gakujuren.or.jp/ajjf/2018040708/073.html　平成30年全日本選抜柔道体重別選手権大会]</ref>。全日本ジュニアでは全試合に反則勝を収めて優勝した<ref>[http://www.judo.or.jp/p/45192　平成30年度全日本ジュニア柔道体重別選手権大会]</ref>。[[全日本学生柔道体重別選手権大会|学生体重別]]では決勝で[[福岡大学]]4年の[[立川莉奈]]にGSに入ってから[[大内刈]]の技ありで敗れて2位だった<ref>[https://www.sanspo.com/sports/news/20180930/gym18093018210003-n1.html　立川、弟の前で栄冠「攻めることを徹底した」／柔道]　[[サンケイスポーツ]]　2018年9月30日</ref>。[[2018年世界ジュニア柔道選手権大会|世界ジュニア]]では決勝でイスラエルのゲフェン・プリモを合技で破って優勝した<ref>[https://www.nikkansports.com/sports/news/201810190000208.html　舟久保遥香、武田亮子が優勝　世界ジュニア選手権 - 柔道]　[[日刊スポーツ]]　2018年10月19日</ref><ref>[https://www.ijf.org/news/show/japan-italy-and-turkey-take-the-spoils-on-day-two　Japan, Italy and Turkey take the spoils on day two]</ref>。

[[国際柔道連盟|IJF]]世界ランキングは700ポイント獲得で43位(18/10/29現在)<ref>[https://www.ijf.org/wrl World ranking list]</ref>。


==戦績==
==戦績==

2018年10月19日 (金) 13:07時点における版

獲得メダル
日本の旗 日本
柔道
世界ジュニア
金 2018　ナッソー 52kg級
世界カデ
金 2015　サラエボ 57kg級
世界カデ団体戦
金 2015　サラエボ 57kg級
アジアユース
金 2012　台北 48kg級
アジアカデ
金 2014　香港 52kg級

武田 亮子（たけだ りょうこ、1999年1月29日 - ）は、京都府城陽市出身の、日本人の女子柔道選手である。階級は52kg級と57kg級。身長153cm。血液型はB型。段位は初段。組み手は左組み。得意技は背負投、袖釣込腰、寝技[1][2]。

経歴

柔道の指導者である父親が、田村亮子のように強くなってほしいとの願いから、亮子と名付けたという[3]。柔道は4歳の時に始めた。宇治柔道会に所属していた小学校5年生の時には、全国小学生学年別柔道大会40kg級で優勝を飾った。6年生の時には45kg級に出場したが3位にとどまった[1]。

中学は愛知県にある大成中学に進むと、大石道場の所属となった[1]。1年生の時に全国中学校柔道大会48kg級で3位となった。近代柔道杯団体戦では優勝した[1]。2年の時には全国中学校柔道大会で優勝を飾った。アジアユースでも優勝を果たした。近代柔道杯では2連覇を達成した[1]。3年の時には全国中学校柔道大会の52kg級で優勝して2階級制覇を達成すると、団体戦でも優勝を飾った。続くマルちゃん杯団体戦でも優勝して、中学団体3冠(近代柔道杯、全国中学校柔道大会、マルちゃん杯)を達成した[1]。

大成高校に進むと、1年の時には全日本カデで優勝した。金鷲旗では52kg級の選手ながら14人抜きを演じるなどの大活躍でチームの3位に貢献した[4]。アジアカデでは2度目の優勝を飾った。その後階級を57kg級に上げると、全国高校選手権に出場するも3回戦で敗れた[1]。2年の時には全日本カデの決勝で富士学苑高校2年の舟久保遥香に腕挫十字固で敗れて2位だったものの、17歳以下の世界一を決める大会である世界カデの代表となった[1]。世界カデでは決勝でヨーロッパカデチャンピオンであるフィンランドのエミリア・カネルバ から技ありと有効2つを取って圧勝した。団体戦でも決勝のクロアチア戦で一本勝ちするなどチームの優勝に貢献した[5][6]。その後再び階級を52kg級に戻すと、全国高校選手権では決勝で埼玉栄高校1年の富沢佳奈に有効で敗れて2位にとどまった。団体戦では決勝で敬愛高校と対戦して勝利するものの、チームは敗れて2位にとどまった[7]。3年の時にはインターハイの準々決勝で富沢に払腰で敗れて5位に終わった[8]。全日本ジュニアでは2位だった[1]。国体少年女子の部では愛知県の一員として優勝を飾った[9]。

2017年4月には龍谷大学へ進学した[1]。2年の時には体重別の準決勝で世界チャンピオンである了徳寺学園職員の志々目愛に反則負けを喫して3位だった[10]。全日本ジュニアでは全試合に反則勝を収めて優勝した[11]。学生体重別では決勝で福岡大学4年の立川莉奈にGSに入ってから大内刈の技ありで敗れて2位だった[12]。世界ジュニアでは決勝でイスラエルのゲフェン・プリモを合技で破って優勝した[13][14]。

IJF世界ランキングは700ポイント獲得で43位(18/10/29現在)[15]。

戦績

48kg級での戦績

52kg級での戦績

57kg級での戦績

  • 2015年 -　全日本カデ　2位
  • 2015年 -　ドイツカデ国際　優勝
  • 2015年 -　世界カデ　個人戦　優勝　団体戦　優勝

52kg級での戦績

(出典[1]、JudoInside.com)。

脚注

  1. ^ a b c d e f g h i j k ｢柔道全日本強化選手名鑑　2018｣近代柔道　ベースボールマガジン社、2018年4月号
  2. ^ ｢第65回全国高等学校柔道大会｣近代柔道　ベースボールマガジン社、2016年9月号
  3. ^ 京スポEyes 京都にヤワラちゃんが誕生？！　KBS京都　2009年9月17日
  4. ^ 女子は三連覇を狙う敬愛高校などが順当に16強入り
  5. ^ Cadet World Championships 2015 - Sarajevo DAY 3
  6. ^ Cadet World Championships 2015 - Sarajevo DAY 5 - Team Competition
  7. ^ 第38回 全国高等学校柔道選手権大会
  8. ^ 結果
  9. ^ 第71回国民体育大会2016希望郷いわて国体　柔道
  10. ^ 平成30年全日本選抜柔道体重別選手権大会
  11. ^ 平成30年度全日本ジュニア柔道体重別選手権大会
  12. ^ 立川、弟の前で栄冠「攻めることを徹底した」／柔道　サンケイスポーツ　2018年9月30日
  13. ^ 舟久保遥香、武田亮子が優勝　世界ジュニア選手権 - 柔道　日刊スポーツ　2018年10月19日
  14. ^ Japan, Italy and Turkey take the spoils on day two
  15. ^ World ranking list

外部リンク

「https://ja.wikipedia.org/w/index.php?title=武田亮子&oldid=70333236」から取得