「ペーター・ゲスナー」の版間の差分
Yoko Matsuo (会話 | 投稿記録) 編集の要約なし |
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国立ベルリン俳優学校エルンスト・ブッシュで学び、ハレのターリア劇場で4年間演出、俳優を務めた。 |
国立ベルリン俳優学校エルンスト・ブッシュで学び、ハレのターリア劇場で4年間演出、俳優を務めた。 |
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ベルリンの壁崩壊後、1993年妻の九州工業大学勤務をきっかけに家族で来日し、福岡県北九州市に居を構える。 |
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その後、日本とドイツを行き来しながらライプツィヒ大学を卒業し演劇学修士取得。その間、劇団黒テントを訪問した際に貰い受けた、デイビット・グッドマンが編集長を務めた『コンサーンド・シアター・ジャパン』(演劇センター68の機関誌、日本初の英文演劇雑誌)を通じ、日本のアングラ演劇に触れ、卒論のテーマとした。 |
その後、日本とドイツを行き来しながらライプツィヒ大学を卒業し演劇学修士取得。その間、劇団黒テントを訪問した際に貰い受けた、デイビット・グッドマンが編集長を務めた『コンサーンド・シアター・ジャパン』(演劇センター68の機関誌、日本初の英文演劇雑誌)を通じ、日本のアングラ演劇に触れ、卒論のテーマとした。 |
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== 演出作品 == |
== 演出・出演作品 == |
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!主催/出演/上演場所/その他 |
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|1996年 |
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|わが友ヒットラー |
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|三島由紀夫 |
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|うずめ劇場 |
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北九州・福岡 |
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|1996年 |
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|赤目 |
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|斎藤憐 |
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|うずめ劇場 |
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北九州 仲宿八幡宮境内 |
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|1996年 |
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|星の王子さま |
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|サン・テグジュペリ |
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|うずめ劇場 |
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北九州 青葉台小学校体育館 |
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|1997年 |
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|浮世混浴鼠小僧次郎吉 |
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|佐藤信 |
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|うずめ劇場 |
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北九州 正覚寺本堂 |
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|1998年 |
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|王女メディア |
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|エウリピデス |
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|うずめ劇場 |
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北九州 |
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|1999年 |
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|ゴドーを待ちながら |
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|サミュエル・ベケット |
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|演劇作業室紅生姜 |
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北九州・福岡 |
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|1999年 |
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|棒になった男 |
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|安部公房 |
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|うずめ劇場 |
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北九州 ウテルスホール |
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|1999年 |
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|にしむくさむらい(出演) |
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|別役実 |
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|うずめ劇場 |
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演出/武石守正 |
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北九州 ウテルスホール |
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|2000年 |
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|紙風船 |
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|岸田國夫 |
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|うずめ劇場 |
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富山県利賀村 利賀山房 ※利賀演出家コンクール最優秀賞 |
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北九州・田川市・広島 |
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|2001年 |
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|牡鹿王 |
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|カルロ・ゴッツィ |
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|北九州・静岡・湯布院・山口 |
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|2001年 |
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|山姥2001 |
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|大塚恵美子 |
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|舞台芸術財団演劇人会議 |
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長野・平成14年度舞台芸術活性化事業 |
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長野県中条村、富山県利賀村楕円堂 |
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|2001年~ |
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2002年 |
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|いまわのきわ |
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|セルジ・ベルベル |
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|うずめ劇場 |
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北九州・福岡・東京 |
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|2002年 |
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|黄金の壺 |
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|E.T.A.ホフマン |
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|うずめ劇場 |
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北九州・八女・広島・山口・横浜 |
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|2002年 |
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|ペンテジレーア |
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|クライスト |
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|舞台芸術財団演劇人会議 |
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鳥取・平成15年度舞台芸術活性化事業 |
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鳥取市、富山県利賀村利賀山房 |
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|2003年 |
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|ペンテジレーア |
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|クライスト |
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|うずめ劇場 |
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北九州・大阪・京都・東京 |
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|2004年 |
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北九州・福岡・名古屋・宮崎・山口・広島・長野・東京 |
北九州・福岡・名古屋・宮崎・山口・広島・長野・東京 |
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|2005年 |
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|レオンスとレーナ(監修) |
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|ゲオルク・ビュヒナー |
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|うずめ劇場 |
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演出/藤沢友 |
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北九州・宮崎・山口・広島・長野・東京 |
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|2006年 |
|2006年 |
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|赤色エレジー |
|赤色エレジー |
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|[[別役実]] |
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|プロジェクト ナッター |
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|出演:寺十吾・小山萌子・瓜生和成(東京タンバリン)ほか |
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出演:寺十吾・小山萌子・瓜生和成(東京タンバリン)ほか |
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プロジェクト ナッター |
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東京 ザ・スズナリ |
東京 ザ・スズナリ |
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|ピロクテーテス |
|ピロクテーテス |
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|ハイナー・ミュラー |
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|プロジェクト ナッター |
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|出演:山本亨、塩野谷正幸、扇田拓也 |
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出演:山本亨、塩野谷正幸、扇田拓也 |
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プロジェクト ナッター |
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東京 ザ・スズナリ |
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|わが友ヒットラー |
|わが友ヒットラー |
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|[[三島由紀夫]] |
|[[三島由紀夫]] |
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|プロジェクト ナッター |
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|出演:若松武史、浅野雅博、下総源太朗、笠木誠 |
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出演:若松武史、浅野雅博、下総源太朗、笠木誠 |
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プロジェクト ナッター |
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東京 ザ・スズナリ |
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2019年1月15日 (火) 20:41時点における版
ペーター・ゲスナー(Peter Gössner, 1962年 - 旧東ドイツライプツィヒ出身)は、
西洋人として初めて、日本の演劇大学で本格的に教鞭を執り(現桐朋学園芸術短期大学演劇専攻科教授)、芸術監督として市立劇場の立ち上げにも貢献。
日本演劇界における外国人演劇人のパイオニア的存在として、主宰劇団「うずめ劇場」での舞台演出を中心に、他団体の演劇やオペラの演出、俳優としても活躍。
来歴
国立ベルリン俳優学校エルンスト・ブッシュで学び、ハレのターリア劇場で4年間演出、俳優を務めた。
ベルリンの壁崩壊後、1993年妻の九州工業大学勤務をきっかけに家族で来日し、福岡県北九州市に居を構える。
その後、日本とドイツを行き来しながらライプツィヒ大学を卒業し演劇学修士取得。その間、劇団黒テントを訪問した際に貰い受けた、デイビット・グッドマンが編集長を務めた『コンサーンド・シアター・ジャパン』(演劇センター68の機関誌、日本初の英文演劇雑誌)を通じ、日本のアングラ演劇に触れ、卒論のテーマとした。
1996年劇団うずめ劇場を立ち上げ、北九州を拠点に年間2~3本の公演を行う。2000年第1回利賀演出家コンクールにて最優秀演出家賞受賞後、全国的に活動を展開する。
2004年より桐朋学園芸術短期大学演劇専攻科にて教鞭を執り始め、東京に転居。2007年~2011年調布市せんがわ劇場の芸術監督に就任。
2018年桐朋学園短期大学で演出した「ゴドーを待ちながら」がATEC国際演劇学校フェスティバルにて最優秀賞受賞。
2018年10月から翌2月まで、うずめ劇場「フェードル」にて、日本では珍しいロングラン上演に挑戦中。
人物
・1994年から2002年の間、北九州演劇祭実行委員会委員を務める。
・1996年 劇団「うずめ劇場」を旗揚。旗揚げ公演「わか友ヒットラー」。ゲスナー自身もシュトラッサー役で出演。
・1999年 テント劇集団「野戦の月」の「EXODUS(エクソダス)」北九州公演をきっかけに、1980年代アングラ演劇の旗手桜井大造と交流が生まれる。
・2000年 舞台芸術財団演劇人会議主催の第1回利賀演出家コンクールにおいて「紙風船」(岸田國士作)で最優秀演出家賞を受賞し、全国的に知られるようになる。
・2002年 朝日新聞紙上で「いまわのきわ」が年間演劇ベスト3に選出される。
・2004年 うずめ劇場初のテント公演として「夜壺」演出。カイロ国際実験演劇祭に招聘。(カイロでは屋内上演)
・2004年 桐朋学園芸術短期大学演劇専攻科にて教鞭を執り始め、東京に転居。
・2007年 「Antigone@Japan」でOhayo!Japan演劇フェスティバル(ライプティヒ/ドイツ)に招聘。
・2007年 うずめ劇場の拠点を東京に移す。
・2007年 調布市せんがわ劇場芸術監督就任。
・2009年 プロデューサー綿貫凜と「プロジェクト ナッター」を立ち上げる。
・2010年 「ピロクテーテス」演出にて、読売演劇大賞の最終選考に残る。
・2014年 天野天街(少年王者舘)と共同演出にて「砂女←→砂男」上演。
・2018年 「ゴドーを待ちながら」ATEC国際演劇学校フェスティバルで最優秀賞を受賞。
・2018年 佐渡裕芸術監督プロデュースのオペラ「魔弾の射手」に悪魔ザミエル役で出演。(兵庫県立芸術文化センター)
作風
日本の戯曲、海外の戯曲、古典から現代、ストレートプレイから子どものための芝居まで、幅広く演出している。劇場以外での公演も多く、神社、寺、ホテルのテラス、水上ステージ、美術館など、様々な空間で上演。作品により、空間の選定から照明・音響・美術など、都度、様々な手法を取り入れ、常に空間を最大限生かす演出を試みる。
演出・出演作品
上演時期 | タイトル | 作者 | 主催/出演/上演場所/その他 |
---|---|---|---|
1996年 | わが友ヒットラー | 三島由紀夫 | うずめ劇場
北九州・福岡 |
1996年 | 赤目 | 斎藤憐 | うずめ劇場
北九州 仲宿八幡宮境内 |
1996年 | 星の王子さま | サン・テグジュペリ | うずめ劇場
北九州 青葉台小学校体育館 |
1997年 | 浮世混浴鼠小僧次郎吉 | 佐藤信 | うずめ劇場
北九州 正覚寺本堂 |
1998年 | 王女メディア | エウリピデス | うずめ劇場
北九州 |
1999年 | ゴドーを待ちながら | サミュエル・ベケット | 演劇作業室紅生姜
北九州・福岡 |
1999年 | 棒になった男 | 安部公房 | うずめ劇場
北九州 ウテルスホール |
1999年 | にしむくさむらい(出演) | 別役実 | うずめ劇場
演出/武石守正 北九州 ウテルスホール |
2000年 | 紙風船 | 岸田國夫 | うずめ劇場
富山県利賀村 利賀山房 ※利賀演出家コンクール最優秀賞 北九州・田川市・広島 |
2001年 | 牡鹿王 | カルロ・ゴッツィ | 北九州・静岡・湯布院・山口 |
2001年 | 山姥2001 | 大塚恵美子 | 舞台芸術財団演劇人会議
長野・平成14年度舞台芸術活性化事業 長野県中条村、富山県利賀村楕円堂 |
2001年~
2002年 |
いまわのきわ | セルジ・ベルベル | うずめ劇場
北九州・福岡・東京 |
2002年 | 黄金の壺 | E.T.A.ホフマン | うずめ劇場
北九州・八女・広島・山口・横浜 |
2002年 | ペンテジレーア | クライスト | 舞台芸術財団演劇人会議
鳥取・平成15年度舞台芸術活性化事業 鳥取市、富山県利賀村利賀山房 |
2003年 | ペンテジレーア | クライスト | うずめ劇場
北九州・大阪・京都・東京 |
2004年 | 夜壺 | 唐十郎 | うずめ劇場
北九州・東京 10月カイロ国際実験演劇祭招聘 |
2005年 | ねずみ狩り | ペーター・トゥリーニ | うずめ劇場
北九州・福岡・名古屋・宮崎・山口・広島・長野・東京 |
2005年 | レオンスとレーナ(監修) | ゲオルク・ビュヒナー | うずめ劇場
演出/藤沢友 北九州・宮崎・山口・広島・長野・東京 |
2006年 | 開かれたカップル | ダリオ・フォー | うずめ劇場
北九州・福岡・大阪 |
2006年 | 我が闘争 | ジョージ・タボリ | うずめ劇場
北九州・大阪・東京 |
2007年 | Antigone@Japan | エウリピデス | うずめ劇場
ドイツ・ライプツィヒ OHAYO!Japanフェスティバル招聘 |
2008年 | 時の物置 | 永井愛 | せんがわ劇場アンサンブル
東京 せんがわ劇場 |
2008年 | モバイル | セルジ・ベルベル | せんがわ劇場アンサンブル
東京 せんがわ劇場 |
2008年 | 愛ってなに? | テアトル・ローチェ・グルッチェ
翻案・脚色/ジェームス三木 |
せんがわ劇場アンサンブル
東京 せんがわ劇場 |
2008年 | まれびとエビス〜紫川物語 | 高坂圭 | 紫川水上劇場実行委員会
北九州市小倉北区 水上ステージ |
2008年 | 雪の女王 | アンデルセン | せんがわ劇場アンサンブル
東京 せんがわ劇場 |
2009年 | 開かれたカップル | ダリオ・フォー | うずめ劇場
東京 せんがわ劇場 |
2009年 | ねずみ狩り | ペーター・トゥリーニ | うずめ劇場
東京 アゴラ劇場 |
2009年 | 赤色エレジー | 別役実 | プロジェクト ナッター
出演:寺十吾・小山萌子・瓜生和成(東京タンバリン)ほか 東京 ザ・スズナリ |
2009年 | 星の王子さま | サン・テグジュペリ | せんがわ劇場アンサンブル
東京 せんがわ劇場 |
2010年 | ピロクテーテス | ハイナー・ミュラー | プロジェクト ナッター
出演:山本亨、塩野谷正幸、扇田拓也 東京 ザ・スズナリ |
2010年 | オンディーヌ | ジャン・ジロドゥ | せんがわ劇場アンサンブル
東京 せんがわ劇場 |
2010年 | わが友ヒットラー | 三島由紀夫 | プロジェクト ナッター
出演:若松武史、浅野雅博、下総源太朗、笠木誠 東京 ザ・スズナリ |
2010年 | 星の王子さま | サン・テグジュペリ | せんがわ劇場アンサンブル
東京 せんがわ劇場 |
2011年 | エレベーターの鍵 | アゴタ・クリストフ | うずめ劇場
東京 レインボーコート |
2014年 | 砂女←→砂男 | (砂女)原作/安部公房
(砂男)E.T.A.ホフマン |
うずめ劇場 砂男演出天野天街
東京 ザ・スズナリ |
2014年 | 喜劇だらけ
「昔の関係」「酋長"夜風"」 2本立て公演 |
ネストロイ | うずめ劇場
東京 シアターX |
2016年 | アントニーとクレオパトラ | シェイクスピア | うずめ劇場
東京 シアターX |
2017年 | エレベーターの鍵 | アゴタ・クリストフ | うずめ劇場
能登アートフェスティバル |
2018年 | フェードル | ジャン・ラシーヌ | うずめ劇場
東京アートミュージアム |
<ドイツでの出演、演出作品>
- 1984年 ハイナー・ミュラー「合戦/トラクター」 :俳優
- `86年 ヨハン・ヴォルフガング・ゲーテ「クラヴィゴ」 :俳優
- `87年 フォルカー・ブラウン「ヒインツェ アンド クンツェ」 :俳優
- `88年 イレディンスキー「さよならユーダス」 :レジーアシスタント
- `89年 ペーター・ゲスナー編「水晶の夜」 :演出
- `89年 ハイナー・ミュラー「マウザー」 :演出
- `89年 ジェレスニコフ「ボイコット」 :レジーアシスタント、俳優
- `90年 ジャン・ジュネ「女中たち」 :レジーアシスタント
- `90年 カルロ・ゴルドーニ「カンピエロ」 :俳優
- `90年 ライナー・ファスピンダ「ブレーメンの自由」 :レジーアシスタント、俳優
- `90年 ペーター・ゲスナー編「私はゲイ」 :演出
- `90年 ハインリッヒ・ハイネ「ドイツに考えたら…」 :演出
- `91年 アストリッド・リンドグレン「長靴下のピッピ」 :レジーアシスタント、俳優
- `91年 エルフリーデ・イエリネック「欲情」 :演出
- `91年 マーツ「気持ちの壁」 :演出
- `91年 ジョージ・タボリ「わが闘争」 :レジーアシスタント、俳優
- `92年 ウァツラフ・ハーヴェル「観客」「展覧会」 :演出
- `92年 ジョージ・タボリ「バビロン・ブルース」 :演出