「遠賀川駅」の版間の差分
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* 時期不明 - 遠賀川レール技術センター廃止<ref name=":0">{{PDFlink|[http://www.jrkyushu.co.jp/company/csr/safety/pdf/2017_anzen04.pdf 実習設備の活用(安全報告書2017 P13 4-1『安全を支える人材の育成』)]}}九州旅客鉄道(2018年8月25日)</ref>。 |
* 時期不明 - 遠賀川レール技術センター廃止<ref name=":0">{{PDFlink|[http://www.jrkyushu.co.jp/company/csr/safety/pdf/2017_anzen04.pdf 実習設備の活用(安全報告書2017 P13 4-1『安全を支える人材の育成』)]}}九州旅客鉄道(2018年8月25日)</ref>。 |
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* 時期不明 - 遠賀川施設実習センター開設<ref name=":0" />。 |
* 時期不明 - 遠賀川施設実習センター開設<ref name=":0" />。 |
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* [[2015年]](平成27年)[[4月1日]] - 南北自由通路が開通。同時に駅南側の駅前広場と、南側駅前広場から県道に至る道路供用開始。 |
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* [[2017年]](平成29年) |
* [[2017年]](平成29年) |
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** [[8月30日]] - 午前8時ごろ、駅構内のたい焼き店付近から出火<ref>[https://mainichi.jp/articles/20170830/k00/00e/040/272000c| 遠賀川駅で火災、1時間運転見合わせ] 毎日新聞、2017年8月30日</ref>。駅舎を全焼したほか<ref name=":1">[http://www3.nhk.or.jp/fukuoka-news/20170830/3469931.html JR遠賀川駅の駅舎が全焼] - NHKニュース福岡(2017年8月30日)</ref>、運転見合わせや遠賀川駅を臨時通過扱いしたことにより、約2万5千人に影響<ref name=":1" />。 |
** [[8月30日]] - 午前8時ごろ、駅構内のたい焼き店付近から出火<ref>[https://mainichi.jp/articles/20170830/k00/00e/040/272000c| 遠賀川駅で火災、1時間運転見合わせ] 毎日新聞、2017年8月30日</ref>。駅舎を全焼したほか<ref name=":1">[http://www3.nhk.or.jp/fukuoka-news/20170830/3469931.html JR遠賀川駅の駅舎が全焼] - NHKニュース福岡(2017年8月30日)</ref>、運転見合わせや遠賀川駅を臨時通過扱いしたことにより、約2万5千人に影響<ref name=":1" />。 |
2019年2月19日 (火) 10:01時点における版
遠賀川駅 | |
---|---|
仮駅舎 | |
おんががわ Ongagawa | |
◄JA18 水巻 (2.1 km) (5.1 km) 海老津 JA16► | |
所在地 | 福岡県遠賀郡遠賀町遠賀川一丁目1-1 |
駅番号 | JA 17 |
所属事業者 | 九州旅客鉄道(JR九州) |
所属路線 | 鹿児島本線 |
キロ程 | 34.3 km(門司港起点) |
電報略号 | オン |
駅構造 | 地上駅 |
ホーム | 2面3線 |
乗車人員 -統計年度- |
2,588人/日(降車客含まず) -2017年- |
開業年月日 | 1890年(明治23年)11月15日 |
備考 |
業務委託駅 みどりの窓口 有 |
遠賀川駅 | |
---|---|
おんががわ Ongagawa | |
所属事業者 | 日本国有鉄道(国鉄) |
乗入路線 | |
所属路線 | 室木線 |
キロ程 | 0.0 km(遠賀川起点) |
(3.8 km) 古月► | |
所属路線 | 芦屋線 |
キロ程 | 0.0 km(遠賀川起点) |
(6.2 km) 筑前芦屋► | |
備考 |
室木線は1985年(昭和60年)4月1日、 芦屋線は1961年(昭和36年)6月1日廃止 |
遠賀川駅(おんががわえき)は、福岡県遠賀郡遠賀町遠賀川一丁目にある、九州旅客鉄道(JR九州)鹿児島本線の駅である。駅番号はJA17。
遠賀町唯一の駅であるだけでなく、鉄道路線の無い隣の芦屋町のうち町役場を含む遠賀川西岸地域の最寄駅でもある。 また、遠賀町と南部で隣接する鞍手町北部の住民の利用客も見られる。
1961年(昭和36年)まで芦屋線が、1985年(昭和60年)3月まで室木線が分岐していた。
歴史
- 1890年(明治23年)11月15日 - 九州鉄道が開設。
- 1907年(明治40年)7月1日 - 九州鉄道が国有化され帝国鉄道庁所管。
- 1908年(明治41年)7月1日 - 遠賀川河川改修により現地点に駅移転し室木線遠賀川 - 室木駅間開通。
- 1947年(昭和22年)3月2日 - 芦屋線遠賀川 - 芦屋乗降場間開通。
- 1947年(昭和22年)12月16日 - 駅舎を全面改築し[1]、新駅落成式を挙行[2]。
- 1961年(昭和36年)6月1日 - 芦屋線全線廃止。
- 1985年(昭和60年)4月1日 - 室木線全線廃止。
- 1987年(昭和62年)
- 2009年(平成21年)3月1日 - ICカード「SUGOCA」の利用を開始[4]。
- 時期不明 - 遠賀川レール技術センター廃止[5]。
- 時期不明 - 遠賀川施設実習センター開設[5]。
- 2015年(平成27年)4月1日 - 南北自由通路が開通。同時に駅南側の駅前広場と、南側駅前広場から県道に至る道路供用開始。
- 2017年(平成29年)
駅構造
駅舎に面した単式ホーム1面1線と島式ホーム1面2線に、ホームのない待避線2線を合わせた計2面5線の設備を有する地上駅。のりばは単式ホームの1番、島式ホームの2番、3番からなる。2番線は下り貨物列車待避用、5番線は下り着発線・レールセンターの出入り用で、5番線とその外側には廃止されたレールセンターのヤードが広がる。互いのホームは跨線橋で連絡している。駅本屋は地面より高い所に存在するため、車椅子用スロープが設置されている。また、駅の外側には実物大のトンネルや駅ホームを備えた実習線が設置されている。
JR九州鉄道営業が管理する業務委託駅で、自動改札機およびみどりの窓口が設置されている。駅舎内(改札外)にキヨスクが設置されていたが、2009年に廃止、撤去された。
前述の火災により、1964年に建設された約400平方メートルの駅舎は焼失した[8]。以降、駅舎西側(博多駅)側に設置された仮駅舎・臨時改札口(自動改札機はないがSUGOCA等については無人駅仕様のものを設置し対応)での営業をしていたが[9]、2017年12月9日から軽量鉄骨造(プレハブ)の約66平方メートルの駅舎が開設される。今後、プレハブではない駅舎の再建について町とJRで協議する方針となっている[8]。
のりば
のりば | 路線 | 方向 | 行先 |
---|---|---|---|
1 | 鹿児島本線 | 上り | 小倉・下関方面 |
2・3 | 下り | 赤間・博多方面 |
遠賀川レール技術センター(廃止)
5番線の外側には、JR九州の子会社である「九鉄工業」が運営していた「九鉄工業・遠賀川レール技術センター」があり、黒崎駅から送られてきたレールをロングレールに改造する工事などを実施していた。当センターには「遠賀川駅常備」表記のチキ5500形16両(小倉総合車両センター所属)が留置されていた[10]ほか、レール吊り上げのクレーンも設置されていた。
その後、レールセンターは廃止され、その跡地を利用してJR九州と九鉄工業の合同研修施設「遠賀川施設実習センター」を設置した[5]。ここでは中堅社員やグループ企業の土木・施設関係職員の検査・作業技術の向上を目的に、実物大のトンネルや駅ホームを備えている。また、センター建物では、施設関係の事故などの展示を行っているという[5]。
利用状況
2017年(平成29年)度の1日平均乗車人員は2,588人であり、JR九州の駅としては第73位である[11]。
近年の1日平均乗車人員は下表のとおりである。
年度 | 1日平均 乗車人員 |
---|---|
2016年(平成28年) | 2,647 |
2017年(平成29年) | 2,588 |
駅周辺
- 折尾警察署遠賀川交番
- 屋内駐輪場
- 駅東駐輪場
- 駅西駐輪場
- 町営遠賀川駅東駐車場
- 遠賀信用金庫遠賀川支店
- 福岡県道27号直方芦屋線
- 福岡県道55号宮田遠賀線(旧室木線廃線跡をバイパスに転用)
- 福岡県道285号浜口遠賀線
- 福岡県道286号黒山広渡線
- 福岡県道299号岡垣遠賀線(旧国道3号)
- JAおんが
- 遠賀川駅前商店街
- やすらぎ遠賀駅前斎場
- 遠賀川郵便局
- 西川
- 遠賀町役場
- おんが自動車学校(遠賀町コミュニティバス運行事業者)
- 国道3号(駅前交差点から高架橋が見えるが、実際にアクセス可能な最寄交差点までは車で約3分)
- 遠賀郡消防本部
- 遠賀川、遠賀川漕艇場
- 遠賀町立図書館
- 福岡ひびき信用金庫おんが支店
- ゆめタウン遠賀
- 遠賀町立広渡小学校
- 遠賀総合運動公園
- 遠賀町立遠賀中学校
- 島津・丸山歴史自然公園(丸山古墳)
- 芦屋競艇場
- 遠賀川温泉
- 福岡県立遠賀高等学校
- 航空自衛隊芦屋基地
- 芦屋町役場
- 芦屋海水浴場、海浜公園、レジャープールアクアシアン
路線バス
駅前のバス停(遠賀川駅前バス停)に鞍手町・直方市へ向かう西鉄バス、芦屋町へ向かう芦屋タウンバス、町内各地へ向かうおんがコミュニティバスが発着する。
- 西鉄バス(西鉄バス筑豊)
- 66:鞍手車庫 - 鞍手中学校前 - 新入 - 直方バスセンター
- 68:鞍手車庫 - 鞍手中学校前 - 京の上 - 直方バスセンター
- おんがコミュニティバス
- 町内各方面
- 芦屋タウンバス
- 祇園崎 - 中央病院
- 鶴松団地 - 中央病院 - はまゆう団地 - 夏井ヶ浜
駅名の由来
開業時は遠賀郡島門村と浅木村の境目に駅が設けられ、それぞれが遠賀川の流域に築かれた村であった事から「遠賀川駅」と命名された。
「遠賀川」の「遠賀」は「岡」を示し、「日本書紀」や「万葉集」では「遠賀・岡(おか)の水門(芦屋湾に注がれる川)」としての記述があり、この「遠賀(おか)」が「おんが」と読まれ、今日の「遠賀川(おんががわ)」になったと言う。
しかし、この「遠賀川」は古い文献では「直方川」や「嘉麻川」と読まれていて「遠賀川」の記載は一切無いため、いつから「遠賀川」と読まれるようになったかは一切不明で、その名が定着したのは明治時代に遠賀郡が発足してからと言われる。
隣の駅
かつて存在した路線
- 日本国有鉄道
- 室木線
- 遠賀川駅 - 古月駅
- 芦屋線
- 遠賀川駅 - 筑前芦屋駅
関連項目
出典
- ^ “町のあゆみ”. 遠賀町. 2015年6月9日閲覧。
- ^ 「門司鉄道局渉外情報短信抜粋」(中村光司『知られざる連合軍専用客車の全貌』JTBパブリッシング、2015年4月、234-236頁所収)昭和22年12月16日付け記事。
- ^ 『鉄道ジャーナル』第21巻第7号、鉄道ジャーナル社、1987年6月、105頁。
- ^ 交通新聞 (交通新聞社): p. 1. (2009年3月3日)
- ^ a b c d 実習設備の活用(安全報告書2017 P13 4-1『安全を支える人材の育成』) (PDF) 九州旅客鉄道(2018年8月25日)
- ^ 遠賀川駅で火災、1時間運転見合わせ 毎日新聞、2017年8月30日
- ^ a b JR遠賀川駅の駅舎が全焼 - NHKニュース福岡(2017年8月30日)
- ^ a b c “新遠賀川駅舎9日供用へ「どう見ても仮設」の声も”. 西日本新聞 (2017年12月4日). 2017年12月4日閲覧。
- ^ お知らせ - 九州旅客鉄道(2017年8月30日) (PDF)
- ^ 交友社『鉄道ファン』2017年7月号 「JR旅客会社の車両配置表」
- ^ “駅別乗車人員上位300駅(2017年度)” (PDF). 九州旅客鉄道. 2017年7月28日閲覧。
外部リンク
- 遠賀川駅(駅情報) - 九州旅客鉄道