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この音楽が成立した理由にはフェラ・クティによる黒人解放運動に関連する政治的な背景があり、また楽曲においても政治的な歌詞と解放へのエネルギーを表した力強いサウンドが特色となっている。フェラ・クティの死後も、[[フェミ・クティ]]や[[シェウン・クティ]]、[[トニー・アレン (ミュージシャン)|トニー・アレン]]らがアフロビートを継承し、作品発表を続けている。 |
この音楽が成立した理由にはフェラ・クティによる黒人解放運動に関連する政治的な背景があり、また楽曲においても政治的な歌詞と解放へのエネルギーを表した力強いサウンドが特色となっている。フェラ・クティの死後も、[[フェミ・クティ]]や[[シェウン・クティ]]、[[トニー・アレン (ミュージシャン)|トニー・アレン]]<ref>フェラ・クティのバンドのドラマーだった</ref>らがアフロビートを継承し、作品発表を続けている。 |
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* マビヌオリ・カヨデ・イドウ 著 鈴木ひろゆき 訳『フェラ・クティ 戦うアフロ・ビートの伝説』[[1998年]] [[晶文社]] ISBN 4794963637 |
* マビヌオリ・カヨデ・イドウ 著 鈴木ひろゆき 訳『フェラ・クティ 戦うアフロ・ビートの伝説』[[1998年]] [[晶文社]] ISBN 4794963637 |
2019年4月5日 (金) 09:39時点における版
アフロビート(Afrobeat)とは、音楽のジャンルの一種である。
ファンクやジャズの流れを汲むヨルバ/ナイジェリア起源のアフリカ音楽であり、アフリカのパーカッションを用いたブラスバンド編成となっているのが特徴である。アフロ・ファンク[1]と呼ばれることもある。
歴史
1960年代後半にフェラ・クティ[2]が自らの音楽をアフロビートと名付けたことから広まった。
この音楽が成立した理由にはフェラ・クティによる黒人解放運動に関連する政治的な背景があり、また楽曲においても政治的な歌詞と解放へのエネルギーを表した力強いサウンドが特色となっている。フェラ・クティの死後も、フェミ・クティやシェウン・クティ、トニー・アレン[3]らがアフロビートを継承し、作品発表を続けている。
アフロ・ビートの主なアーティスト
(出典:discogs,All Music)
- フェラ・クティ
- Manu Dibango (マヌ・ディバンゴ)[4]
- アサガイ
- トニー・アレン
- フェミ・クティ
- シェウン・クティ
- Cymande (サイマンデ)
- オシビサ[5]
- ラファイエット・アフロ・ロック・バンド
- Antibalas (アンティバラス)
- アキド、Akido
- ファンキーズ(ナイジェリアのグループ)
- マタタ、Matata
- ワンネス・オブ・ジュジュ
関連項目
- ジェームス・ブラウン
- ファンク
- メイシオ・パーカー
- オハイオ・プレイヤーズ
- ブーガルー
- クラヴィネット
- コンガ
- ボンゴ
- ワウペダル(ワウワウ・ギター)
脚注
- ^ http://1blues2rock.sannasubi.com/book/dictionary/a/afro_beat.html
- ^ http://www.allmusic.com/artist/fela-kuti-mn0000138833
- ^ フェラ・クティのバンドのドラマーだった
- ^ 「ソウル・マコッサ」がアメリカでヒットした
- ^ 「サンシャイン・デイ」は76年の曲
出典/参考文献
- http://www.standard.co.uk/goingout/music/the-afro-beat-goes-on-7444873.html
- マビヌオリ・カヨデ・イドウ 著 鈴木ひろゆき 訳『フェラ・クティ 戦うアフロ・ビートの伝説』1998年 晶文社 ISBN 4794963637
- 板垣真理子『武器なき祈り―フェラ・クティ、アフロ・ビートという名の闘い』2004年 三五館 ISBN 4883203115
- カルロス・ムーア 著 菊池淳子 訳『フェラ・クティ自伝』2013年 現代企画室 ISBN 978-4773813111