「昨日・今日・明日」の版間の差分
表示
削除された内容 追加された内容
編集の要約なし |
編集の要約なし |
||
28行目: | 28行目: | ||
== ストーリー == |
== ストーリー == |
||
===「ナポリのアデリーナ」=== |
===「ナポリのアデリーナ」=== |
||
復員後失業中の夫カルミネ([[マルチェロ・マストロヤンニ]])に代わって妻アデリーナ([[ソフィア・ローレン]] |
復員後失業中の夫カルミネ([[マルチェロ・マストロヤンニ]])に代わって妻アデリーナ([[ソフィア・ローレン]])は闇タバコの商売で一家を支えていた。しかし未払いの罰金を徴収に来た役人を追い払ったため、逮捕されることに。相談した弁護士から「妊婦は出産後半年は逮捕されない」と助言され、夫婦は子作りに励むのだが……。 |
||
)は闇タバコの商売で一家を支えていた。しかし未払いの罰金を徴収に来た役人を追い払った為に逮捕されることに |
|||
、相談した弁護士から「妊婦は出産後半年間まで逮捕されない」と助言され夫婦は子作りに励むのだが… |
|||
===「ミラノのアンナ」=== |
===「ミラノのアンナ」=== |
||
社長夫人のアンナはパーティーで知り合った青年レンツォとドライブに出かけた。 |
社長夫人のアンナ(ソフィア・ローレン)はパーティーで知り合った青年レンツォ(マルチェロ・マストロヤンニ)とドライブに出かけた。ドライブ中、アンナは裕福ながらも心が満たされない不満をレンツォにぶつけ、二人で遠くへ行こうとレンツォを誘う。 |
||
ドライブ中アンナは裕福ながらも心が満たされない不満をレンツォにぶつけて、 |
|||
二人で遠くへ行こうとレンツォを誘う。 |
|||
===「ローマのマーラ」=== |
===「ローマのマーラ」=== |
||
神学生のウンベルト(ジャンニ・ルドルフィ)は休暇のため祖父母のいるローマのマンションに遊びに来た。ウンベルトは隣に住むコールガールのマーラ(ソフィア・ローレン)に一目惚れするが、祖母(ティーナ・ピーカ)はマーラを嫌い悪態をつく。ウンベルトは祖母と喧嘩をした挙げ句、仕舞いには神学生を辞めるとまで言い出す。ある日、部屋で上客のアウグスト(マルチェロ・マストロヤンニ)と一緒にいるところ祖母が訪ねて来て、孫を説得して欲しいとマーラに頼み込む。根が善良なマーラは祖母にある約束をする。 |
|||
神学生のヴィンチェンツォは休暇のため祖父母のいるローマのマンションに遊びに来た。 |
|||
ヴィンチェンツォは隣に住むコールガールのマーラに一目惚れするが、祖母はマーラを嫌い悪態をつく |
|||
。ヴィンチェンツォと祖母は喧嘩をして仕舞いには神学生を辞めるとまで言い出す。 |
|||
祖母は孫を説得して欲しいとマーラに頼み込み、頼まれたマーラは祖母にある約束をする。 |
|||
== キャスト == |
== キャスト == |
||
56行目: | 49行目: | ||
| [[マルチェロ・マストロヤンニ]] || [[羽佐間道夫]] || [[瑳川哲朗]] |
| [[マルチェロ・マストロヤンニ]] || [[羽佐間道夫]] || [[瑳川哲朗]] |
||
|- |
|- |
||
| [[ジ |
| [[ジャンニ・ルドルフィ]] || [[安田隆 (俳優)|安田隆]] || |
||
|- |
|- |
||
| {{仮リンク|ティナ・ピカ|it|Tina Pica}} || || |
| {{仮リンク|ティーナ・ピーカ|it|Tina Pica}} || || |
||
|- |
|- |
||
|} |
|} |
2019年6月26日 (水) 14:39時点における版
昨日・今日・明日 | |
---|---|
Ieri, Oggi, Domani | |
監督 | ヴィットリオ・デ・シーカ |
脚本 |
エドゥアルド・デ・フィリッポ ヴィラ・ヴィラ |
製作 | カルロ・ポンティ |
音楽 | アルマンド・トロヴァヨーリ |
撮影 | ジュゼッペ・ロトゥンノ |
編集 | アドリアーナ・ノヴェッリ |
配給 | ヘラルド |
公開 |
1963年12月19日 1964年6月1日 |
上映時間 | 120分 |
製作国 |
イタリア フランス |
言語 | イタリア語 |
『昨日・今日・明日』(きのう きょう あす、原題: Ieri, Oggi, Domani)は、1963年に公開されたイタリア映画。監督はヴィットリオ・デ・シーカ。「アデリーナ」「アンナ」「マーラ」の3つからなる。第37回アカデミー賞で外国語映画部門を受賞した。
ストーリー
「ナポリのアデリーナ」
復員後失業中の夫カルミネ(マルチェロ・マストロヤンニ)に代わって妻アデリーナ(ソフィア・ローレン)は闇タバコの商売で一家を支えていた。しかし未払いの罰金を徴収に来た役人を追い払ったため、逮捕されることに。相談した弁護士から「妊婦は出産後半年は逮捕されない」と助言され、夫婦は子作りに励むのだが……。
「ミラノのアンナ」
社長夫人のアンナ(ソフィア・ローレン)はパーティーで知り合った青年レンツォ(マルチェロ・マストロヤンニ)とドライブに出かけた。ドライブ中、アンナは裕福ながらも心が満たされない不満をレンツォにぶつけ、二人で遠くへ行こうとレンツォを誘う。
「ローマのマーラ」
神学生のウンベルト(ジャンニ・ルドルフィ)は休暇のため祖父母のいるローマのマンションに遊びに来た。ウンベルトは隣に住むコールガールのマーラ(ソフィア・ローレン)に一目惚れするが、祖母(ティーナ・ピーカ)はマーラを嫌い悪態をつく。ウンベルトは祖母と喧嘩をした挙げ句、仕舞いには神学生を辞めるとまで言い出す。ある日、部屋で上客のアウグスト(マルチェロ・マストロヤンニ)と一緒にいるところ祖母が訪ねて来て、孫を説得して欲しいとマーラに頼み込む。根が善良なマーラは祖母にある約束をする。
キャスト
俳優 | 日本語吹替 | |
---|---|---|
TBS版 | NHK総合版 | |
ソフィア・ローレン | 富永美沙子 | 小林千登勢 |
マルチェロ・マストロヤンニ | 羽佐間道夫 | 瑳川哲朗 |
ジャンニ・ルドルフィ | 安田隆 | |
ティーナ・ピーカ |
- テレビでの初回放送は『金曜映画劇場』であるが「ミラノのアンナ」がカットされ、別のストーリーが付けられての3話形式であった。1972年1月17日『月曜ロードショー』での放送時には『金曜映画劇場』放送分の最初に「ミラノのアンナ」が付け足され、4話形式で放送された。
- NHK総合テレビでは、1973年12月31日 14:30-16:29『劇映画』にて劇場公開と同じ内容で放送された。