「北陸銀行」の版間の差分
→関係する人物: 追加+1 |
横浜銀行との外為事務共同化を追記。ほくほくFG傘下であることを冒頭に。出典補強、語句リンクの追加等。 |
||
1行目: | 1行目: | ||
{{半保護}} |
{{半保護}} |
||
{{基礎情報 会社|社名= 株式会社 北陸銀行|英文社名=THE HOKURIKU BANK, LTD.|画像=[[File:Hokuhoku Financial Group headquarters.jpg|250px]]|画像説明=北陸銀行本店|種類= [[株式会社 (日本)|株式会社]]|市場情報= 非上場(以下は過去のデータ)<br/>{{上場情報|東証1部|8357||2013年9月19日}}<br/>{{上場情報|大証1部|8357||2013年9月19日}}|略称=ほくぎん|本店所在地=[[富山県]][[富山市]]堤町通り1丁目2番26号|国籍= {{JPN}}|設立= [[1943年]](昭和18年)[[7月31日]]<br />創業[[1877年]](明治10年)8月|業種= 7050|統一金融機関コード=0144|SWIFTコード=RIKBJPJT|事業内容= 預金業務、貸出業務、有価証券売買業務・投資業務、為替業務など|代表者= 代表取締役会長 [[麦野英順]] <br>代表取締役頭取 [[庵栄伸]]|資本金 =1,404億9百万円<br />(2013年3月31日 |
{{基礎情報 会社|社名= 株式会社 北陸銀行|英文社名=THE HOKURIKU BANK, LTD.|画像=[[File:Hokuhoku Financial Group headquarters.jpg|250px]]|画像説明=北陸銀行本店|種類= [[株式会社 (日本)|株式会社]]|市場情報= 非上場(以下は過去のデータ)<br/>{{上場情報|東証1部|8357||2013年9月19日}}<br/>{{上場情報|大証1部|8357||2013年9月19日}}|略称=ほくぎん|本店所在地=[[富山県]][[富山市]]堤町通り1丁目2番26号|国籍= {{JPN}}|設立= [[1943年]]([[昭和]]18年)[[7月31日]]<br />創業[[1877年]]([[明治]]10年)8月|業種= 7050|統一金融機関コード=0144|SWIFTコード=RIKBJPJT|事業内容= 預金業務、貸出業務、有価証券売買業務・投資業務、為替業務など|代表者= 代表取締役会長 [[麦野英順]] <br>代表取締役頭取 [[庵栄伸]]|資本金 =1,404億9百万円<br />(2013年3月31日時点)|発行済株式総数=1,047,542千株 <br />(2013年3月31日現在)|純利益 = 連結:121億49百万円<br />単独:123億15百万円<br />(2013年3月期)|純資産 = 連結:2,687億28百万円<br />単独:2,686億37百万円<br />(2013年3月31日時点)|総資産 = 連結:6兆2,761億12百万円<br />単独:6兆2,760億45百万円<br />(2013年3月31日時点)|従業員数 =連結:2,927人<br />単独:2,889人<br />(2013年3月31日時点)|決算期 = 3月31日|主要株主 =[[ほくほくフィナンシャルグループ]] 100%|主要子会社 =北銀ビジネスサービス株式会社|外部リンク= https://www.hokugin.co.jp/ }} |
||
{{基礎情報 銀行 |
{{基礎情報 銀行 |
||
23行目: | 23行目: | ||
}} |
}} |
||
'''株式会社 北陸銀行'''(ほくりくぎんこう、[[英語|英称]]:''THE HOKURIKU BANK, LTD.'')は、[[富山県]][[富山市]]に本店を置く[[地方銀行]]。 |
'''株式会社 北陸銀行'''(ほくりくぎんこう、[[英語|英称]]:''THE HOKURIKU BANK, LTD.'')は、[[富山県]][[富山市]]に本店を置く[[地方銀行]]。[[北海道銀行]]とともに[[ほくほくフィナンシャルグループ]]の傘下にある<ref>[https://www.hokuhoku-fg.co.jp/info/group/ グループ会社のご紹介]ほくほくフィナンシャルグループ(2019年12月10日閲覧)</ref>。[[北陸地方|北陸3県]]([[富山県]]・[[石川県]]・[[福井県]])と[[北海道]]が主な地盤とする<ref name="店舗">[https://www.hokugin.co.jp/branch/index.html 店舗・ATM案内]北陸銀行(2019年12月10日閲覧)</ref>。 |
||
経営理念は「地域共存」「公正堅実」「進取創造」。 |
経営理念は「地域共存」「公正堅実」「進取創造」<ref>[https://www.hokugin.co.jp/company/index.html 北陸銀行のご案内 トップメッセージ]北陸銀行(2019年12月10日閲覧)</ref>。 |
||
== 概要 == |
== 概要 == |
||
行名に冠した[[北陸地方]]([[新潟県]]を含む)と[[北海道]]のほか、[[三大都市圏]]、北陸に近い[[岐阜県]][[高山市]]と[[長野県]][[長野市]]に店舗を持つほか、海外に駐在事務所を設けている([[アメリカ合衆国]]、[[イギリス]]、[[中華人民共和国]]、[[シンガポール]]、[[タイ王国]])<ref name="店舗/">。 |
|||
[[北陸地方|北陸3県]]([[富山県]]・[[石川県]]・[[福井県]])と[[北海道]]が主な地盤。 |
|||
富山県 |
本店を置く[[富山県]]では、県と[[富山市]]、[[高岡市]]などの県下多くの市町村の[[指定金融機関]]を受託している。 |
||
明治期の北海道移住者には富山県出身者が多かった縁もあり、北海道にも営業地盤を持ち、北陸銀を主要取引行とする道内企業は数多いとされる。また、道内の自治体では[[釧路町]]が指定金融機関としている。 |
明治期の北海道移住者には富山県出身者が多かった縁もあり、北海道にも営業地盤を持ち、北陸銀を主要取引行とする道内企業は数多いとされる。また、道内の自治体では[[釧路町]]が指定金融機関としている。 |
||
⚫ | |||
本拠地の北陸3県と北海道以外には[[東京都]](6店舗)・[[名古屋市]](3店舗)・[[大阪市]](3店舗)・[[横浜市]]・[[新潟市]]・[[長野市]]・[[岐阜県]][[高山市]]・[[京都市]]にも支店がある。 |
|||
⚫ | |||
⚫ | |||
⚫ | |||
⚫ | |||
⚫ | |||
== 北陸銀行と北海道のつながり == |
== 北陸銀行と北海道のつながり == |
||
北陸銀行と北海道の繋がりは、前身の[[十二銀行]]が[[1899年]]([[明治]]32年)に10月に、北海道内の第1号店として[[小樽]]支店を開設したことに始まる。これは、地元の[[北海道拓殖銀行]]の進出に半年先んじている。江戸時代から北海道と北陸地方は、[[北前船]]を通じて経済的・文化的な結びつきは密接であり、十二銀行はそれを背景とした進出であった。十二銀行はその後、[[1910年]](明治43年)に札幌に店舗を開設しており、[[1986年]]([[昭和]]61年)度末には北陸銀行の道内の店舗数は26店となった<ref>株式会社北陸銀行 |
北陸銀行と北海道の繋がりは、前身の[[十二銀行]]が[[1899年]]([[明治]]32年)に10月に、北海道内の第1号店として[[小樽]]支店を開設したことに始まる。これは、地元の[[北海道拓殖銀行]]の進出に半年先んじている。[[江戸時代]]から北海道と北陸地方は、[[北前船]]を通じて経済的・文化的な結びつきは密接であり、十二銀行はそれを背景とした進出であった。十二銀行はその後、[[1910年]](明治43年)に[[札幌]]に店舗を開設しており、[[1986年]]([[昭和]]61年)度末には北陸銀行の道内の店舗数は26店となった<ref>株式会社北陸銀行『北陸銀行50年史』株式会社北陸銀行、1994年、272頁。</ref>。[[2019年]]時点の道内店舗は16店に減少している<ref>{{Cite web|url = https://www.hokuhoku-fg.co.jp/financial/disclosure/docs/dis2019_11.pdf|title = ディスクロージャー誌2019 店舗ネットワーク|publisher = ほくほくフィナンシャルグループ|date = |accessdate = 2019-09-09|format = PDF}}</ref>。 |
||
[[帝国データバンク]]が企業概要ファイル「COSMOS2」に収録されている企業146万社(特殊法人・個人事業主を含む)を対象に行った「全国メーンバンク調査」(2016年12月)によると、北陸銀行をメインバンクとする企業は6,791社であり、北陸地方のシェアは15.32%で首位を獲得している他、北海道でも6位(2.903)であり、一定の強みを見せている<ref>『帝国ニュース』 |
[[帝国データバンク]]が企業概要ファイル「COSMOS2」に収録されている企業146万社(特殊法人・個人事業主を含む)を対象に行った「全国メーンバンク調査」(2016年12月)によると、北陸銀行を[[メインバンク]]とする企業は6,791社であり、北陸地方のシェアは15.32%で首位を獲得している他、北海道でも6位(2.903)であり、一定の強みを見せている<ref>『帝国ニュース』No.14390「全国メーンバンク調査(2016年)」 3-6頁 2016年12月5日</ref>。 |
||
== 沿革 == |
== 沿革 == |
||
* [[1877年]]([[明治]]10年)8月 - 金沢第十二国立銀行開業(旧[[加賀藩]]の[[前田氏#加賀藩主前田家|前田家]]が7割を出資した[[士族]]中心の資本) |
* [[1877年]]([[明治]]10年)8月 - 金沢第十二国立銀行開業(旧[[加賀藩]]の[[前田氏#加賀藩主前田家|前田家]]が7割を出資した[[士族]]中心の資本)。 |
||
* [[1879年]](明治12年)2月 - 富山[[第百二十三国立銀行]]開業(売薬業中心の資本) |
* [[1879年]](明治12年)2月 - 富山[[第百二十三国立銀行]]開業([[富山の売薬|売薬業]]中心の資本)。 |
||
* [[1884年]](明治17年)1月 - 富山第百二十三国立銀行が金沢第十二国立銀行と合併し、富山第十二国立銀行を設立。 |
* [[1884年]](明治17年)1月 - 富山第百二十三国立銀行が金沢第十二国立銀行と合併し、富山第十二国立銀行を設立。 |
||
* [[1897年]](明治30年)7月 - 株式会社[[十二銀行]]と改称。 |
* [[1897年]](明治30年)7月 - 株式会社[[十二銀行]]と改称。 |
||
* [[1899年]](明治32年) - 北海道初の支店である、十二銀行小樽支店を開設。 |
* [[1899年]](明治32年) - 北海道初の支店である、十二銀行小樽支店を開設。 |
||
* [[1943年]]([[昭和]]18年)7月 - 十二・[[高岡銀行|高岡]]・[[中越銀行|中越]]・富山の前身4行合併により株式会社'''北陸銀行'''設立(初代頭取は[[中田清兵衛]]) |
* [[1943年]]([[昭和]]18年)7月 - 十二・[[高岡銀行|高岡]]・[[中越銀行|中越]]・富山の前身4行合併により株式会社'''北陸銀行'''設立(初代頭取は[[中田清兵衛]])。 |
||
* [[1945年]](昭和20年)8月1日~2日 - [[富山大空襲]]により本店が本部建物、南側建物、金庫室等を残し全焼。後に直ぐ仮営業を開始<ref>『北陸銀行20年史』(昭和39年7月1日、北陸銀行調査部発行)279ページおよび付編42ページ</ref>。 |
* [[1945年]](昭和20年)8月1日~2日 - [[富山大空襲]]により本店が本部建物、南側建物、金庫室等を残して全焼。後に直ぐ仮営業を開始<ref>『北陸銀行20年史』(昭和39年7月1日、北陸銀行調査部発行)279ページおよび付編42ページ</ref>。 |
||
* [[1948年]](昭和23年)[[4月1日]] - 本店を現在地に移転<ref name="honten">『北陸銀行20年史』(昭和39年7月1日、北陸銀行調査部発行)付編42ページ</ref>。 |
* [[1948年]](昭和23年)[[4月1日]] - 本店を現在地に移転<ref name="honten">『北陸銀行20年史』(昭和39年7月1日、北陸銀行調査部発行)付編42ページ</ref>。 |
||
* [[1959年]](昭和34年)[[11月24日]] - 本店新築のため富山市桜橋通りに仮営業所を設置<ref name="honten" />。 |
* [[1959年]](昭和34年)[[11月24日]] - 本店新築のため富山市桜橋通りに仮営業所を設置<ref name="honten" />。 |
||
* [[1961年]](昭和36年) |
* [[1961年]](昭和36年) |
||
** 9月 - 東京証券取引所に株式を上場。 |
** 9月 - [[東京証券取引所]]に株式を上場。 |
||
** 11月13日 - 現本店竣工<ref name="honten" />。 |
** 11月13日 - 現本店竣工<ref name="honten" />。 |
||
* [[1973年]](昭和48年)11月 - 全店総合オンライン化完成。 |
* [[1973年]](昭和48年)11月 - 全店[[銀行のオンラインシステム|総合オンライン化]]完成。 |
||
* [[1977年]](昭和52年)11月 - ニューヨーク駐在員事務所開設。 |
* [[1977年]](昭和52年)11月 - [[ニューヨーク]]駐在員事務所開設。 |
||
* [[1979年]](昭和54年)10月 - 第2次オンラインシステム全店移行開始。 |
* [[1979年]](昭和54年)10月 - 第2次オンラインシステム全店移行開始。 |
||
* [[1994年]]([[平成]]6年) 9月 - 上海駐在員事務所開設。 |
* [[1994年]]([[平成]]6年) 9月 - [[上海]]駐在員事務所開設。 |
||
* [[1997年]](平成9年) 9月 - シンガポール駐在員事務所開設。 |
* [[1997年]](平成9年) 9月 - [[シンガポール]]駐在員事務所開設。 |
||
* [[2000年]](平成12年)7月 - 新コンピュータセンター「北銀アルプスビル」完成。 |
* [[2000年]](平成12年)7月 - 新コンピュータセンター「北銀アルプスビル」完成。 |
||
* [[2001年]](平成13年)5月 - [[郵便貯金]](現・[[ゆうちょ銀行]])ATMとの提携開始。 |
* [[2001年]](平成13年)5月 - [[郵便貯金]](現・[[ゆうちょ銀行]])ATMとの提携開始。 |
||
* [[2002年]](平成14年) |
* [[2002年]](平成14年) |
||
**2月 - [[コンビニATM]]・[[イーネット]]の提携に参加。 |
**2月 - [[コンビニATM]]・[[イーネット]]の提携に参加。 |
||
**4月 - [[新川水橋信用金庫]](現在の[[にいかわ信用金庫]])及び富山県信連とメール便を共同化。 |
**4月 - [[新川水橋信用金庫]](現在の[[にいかわ信用金庫]])及び富山県[[信用事業|信連]]と[[メール便]]を共同化。 |
||
**6月 - [[富山銀行]]とメール便を共同化。 |
**6月 - [[富山銀行]]とメール便を共同化。 |
||
**7月 - [[北海道銀行]]との業務提携の一環で[[現金自動預け払い機|ATM]]相互無料開放を開始。 |
**7月 - [[北海道銀行]]との業務提携の一環で[[現金自動預け払い機|ATM]]相互無料開放を開始。 |
||
* [[2003年]](平成15年) |
* [[2003年]](平成15年) |
||
**3月 - 経営破綻した[[石川銀行]]の分割営業譲渡を受けて42店を吸収し |
**3月 - 経営破綻した[[石川銀行]]の分割営業譲渡を受けて42店を吸収し、石川県内の店舗網を増強。 |
||
**9月 - ほくぎんフィナンシャルグループを設立し、その完全子会社となる。 |
**9月 - ほくぎんフィナンシャルグループを設立し、その完全子会社となる。 |
||
* [[2004年]](平成16年) |
* [[2004年]](平成16年) |
||
**7月 - コンビニATM・[[ローソン銀行|ローソンATM]]の提携に参加。 |
**7月 - コンビニATM・[[ローソン銀行|ローソンATM]]の提携に参加。 |
||
**9月 - 北海道銀行と経営統合してほくほくフィナンシャルグループに名称変更。 |
**9月 - [[北海道銀行]]と経営統合して[[ほくほくフィナンシャルグループ]](ほくほくFG)に名称変更。 |
||
**12月 - 同行の直接子会社として、株式会社北銀コーポーレートを設立。 |
**12月 - 同行の直接子会社として、株式会社北銀コーポーレートを設立。 |
||
* [[2005年]](平成17年) |
* [[2005年]](平成17年) |
||
**2月 - 東京支店のある室町中央ビルの9・10Fに北海道銀行東京支店が移転入居 |
**2月 - [[東京]]支店のある[[日本橋室町|室町]]中央ビルの9・10Fに北海道銀行東京支店が移転入居 |
||
**3月 - [[北見市|北見]]支店を北海道銀行北見支店へ業務継承。 |
**3月 - [[北見市|北見]]支店を北海道銀行北見支店へ業務継承。 |
||
**4月 - [[網走市|網走]]支店を北海道銀行網走支店へ業務継承し、[[オホーツク海]]沿岸から撤退。 |
**4月 - [[網走市|網走]]支店を北海道銀行網走支店へ業務継承し、[[オホーツク海]]沿岸から撤退。 |
||
**4月 - 大阪支店が北海道銀行大阪支店の業務を継承。 |
**4月 - [[大阪]]支店が北海道銀行大阪支店の業務を継承。 |
||
* [[2006年]](平成18年) |
* [[2006年]](平成18年) |
||
**2月 - [[高山信用金庫]]とATM相互無料開放を開始。 |
**2月 - [[高山信用金庫]]とATM相互無料開放を開始。 |
||
**7月 - 横浜銀行とATM相互無料開放を開始。 |
**7月 - [[横浜銀行]]とATM相互無料開放を開始。 |
||
**12月 - [[大垣共立銀行]]とATM相互無料開放を開始。 |
**12月 - [[大垣共立銀行]]とATM相互無料開放を開始。 |
||
* [[2007年]](平成19年) |
* [[2007年]](平成19年) |
||
96行目: | 94行目: | ||
**11月 - [[イオン銀行]]とATM利用提携を開始。 |
**11月 - [[イオン銀行]]とATM利用提携を開始。 |
||
* [[2008年]](平成20年) |
* [[2008年]](平成20年) |
||
**2月 - 北海道銀行とATM相互入金サービス開始(終日無料) |
**2月 - 北海道銀行とATM相互入金サービス開始(終日無料)。 |
||
**9月 - [[富山県信用組合]]とATM相互無料開放を開始。 |
**9月 - [[富山県信用組合]]とATM相互無料開放を開始。 |
||
**11月 - 大垣共立銀行とATM相互入金サービス開始(終日無料) |
**11月 - 大垣共立銀行とATM相互入金サービス開始(終日無料)。 |
||
* [[2009年]](平成21年) |
* [[2009年]](平成21年) |
||
**5月以降 - [[サークルKサンクス]]が展開している[[BankTime]]を[[りそな銀行]]と共同で提携。北陸地方3県にて順次サービス開始。 |
**5月以降 - [[サークルKサンクス]]が展開している[[BankTime]]を[[りそな銀行]]と共同で提携。北陸地方3県にて順次サービス開始。 |
||
**9月 - [[セブン銀行]]とATM利用提携を開始。 |
**9月 - [[セブン銀行]]とATM利用提携を開始。 |
||
**9月 - ロンドン駐在員事務所開設。 |
**9月 - [[ロンドン]]駐在員事務所開設。 |
||
* [[2011年]](平成23年) |
* [[2011年]](平成23年) |
||
**1月 - 大連駐在員事務所開設。 |
**1月 - [[大連]]駐在員事務所開設。 |
||
**5月 - [[勘定系システム]]を「[[BeSTA#MEJAR|MEJAR]]」へ移行(同じほくほくFGの北海道銀行と同時)。 |
**5月 - [[勘定系システム]]を「[[BeSTA#MEJAR|MEJAR]]」へ移行(同じほくほくFGの北海道銀行と同時)。 |
||
* [[2012年]](平成24年) |
* [[2012年]](平成24年) |
||
**3月 - バンコク駐在員事務所開設。 |
**3月 - [[バンコク]]駐在員事務所開設。 |
||
**12月 - [[デリバティブ]]商品販売に用いる内部審査の書類で顧客の署名判を不正に複製したとして、[[北陸財務局]]から[[業務改善命令]]を受ける<ref>{{cite news |title=株式会社北陸銀行に対する行政処分について|author= |agency=|publisher=金融庁 |date=2012-12-7|url=http://www.fsa.go.jp/news/24/ginkou/20121207-3.html|accessdate=2014-4-30}}</ref><ref>{{cite news |title=北陸銀に業務改善命令 金融庁|author= |agency=|publisher=日本経済新聞 |date=2012-12-7|url=http://www.nikkei.com/article/DGXNASGC07012_X01C12A2EE8000/|accessdate=2014-4-30}}</ref>。 |
**12月 - [[デリバティブ]]商品販売に用いる内部審査の書類で顧客の署名判を不正に複製したとして、[[北陸財務局]]から[[業務改善命令]]を受ける<ref>{{cite news |title=株式会社北陸銀行に対する行政処分について|author= |agency=|publisher=[[金融庁]] |date=2012-12-7|url=http://www.fsa.go.jp/news/24/ginkou/20121207-3.html|accessdate=2014-4-30}}</ref><ref>{{cite news |title=北陸銀に業務改善命令 金融庁|author= |agency=|publisher=『[[日本経済新聞]]』 |date=2012-12-7|url=http://www.nikkei.com/article/DGXNASGC07012_X01C12A2EE8000/|accessdate=2014-4-30}}</ref>。 |
||
* [[2013年]](平成25年)[[12月24日]] - 本店建物が国の[[登録有形文化財]](建築物)に登録される。 |
* [[2013年]](平成25年)[[12月24日]] - 本店建物が国の[[登録有形文化財]](建築物)に登録される。 |
||
* [[2015年]](平成27年)4月 - 北海道銀と共に20年ぶりに平均で0.5%の[[ベースアップ]]を実施することが明らかとなる<ref>「北陸銀と北海道銀、20年ぶりにベア」『日本経済新聞電子版 |
* [[2015年]](平成27年)4月 - 北海道銀と共に20年ぶりに平均で0.5%の[[ベースアップ]]を実施することが明らかとなる<ref>「北陸銀と北海道銀、20年ぶりにベア」『日本経済新聞』電子版(2015年5月8日)</ref>。 |
||
* [[2017年]](平成29年)[[9月7日]] - りそな銀行と共同で展開するATMサービス「まちかどATM」を石川県金沢市に初めて設置<ref>{{Cite press release|url = https://hokugin.co.jp/info/files/pdf/1068.pdf|title = 「まちかどATM」のサービス開始について|publisher = 北陸銀行|date = 2017-09-06|accessdate = 2019-09-09|format = PDF}}</ref><ref>{{Cite news|url = https://www.nikkei.com/article/DGXLZO20896120X00C17A9LB0000/|title = 北陸銀、簡易ATM展開 金沢に開設 病院・工場にも設置可|publisher = 日本経済新聞|date = 2017-09-08|accessdate = 2019-09-09}}</ref>。 |
* [[2017年]](平成29年)[[9月7日]] - [[りそな銀行]]と共同で展開するATMサービス「まちかどATM」を石川県[[金沢市]]に初めて設置<ref>{{Cite press release|url = https://hokugin.co.jp/info/files/pdf/1068.pdf|title = 「まちかどATM」のサービス開始について|publisher = 北陸銀行|date = 2017-09-06|accessdate = 2019-09-09|format = PDF}}</ref><ref>{{Cite news|url = https://www.nikkei.com/article/DGXLZO20896120X00C17A9LB0000/|title = 北陸銀、簡易ATM展開 金沢に開設 病院・工場にも設置可|publisher = 『日本経済新聞』|date = 2017-09-08|accessdate = 2019-09-09}}</ref>。 |
||
* [[2019年]]([[令和]]元年)[[11月25日]] - 北陸銀行を含むほくほくFG2行と横浜銀行が外国為替事務の共同化を発表<ref>[https://www.hokuhoku-fg.co.jp/news/2019/11/001034.html 横浜銀行との外国為替に関する事務の共同化について]ほくほくフィナンシャルグループ(2019年11月25日)2019年12月10日閲覧</ref>。 |
|||
== 自動機サービス == |
== 自動機サービス == |
||
=== ATM共同利用(相互無料開放) === |
=== ATM共同利用(相互無料開放) === |
||
* 個人・法人カードでは北海道銀行・横浜銀行・ |
* 個人・法人カードでは北海道銀行・横浜銀行・大垣共立銀行と、個人カードでは[[福邦銀行]]・[[にいかわ信用金庫]]・[[のと共栄信用金庫]]・[[高山信用金庫]]・[[富山県信用組合]]とATM共同利用を実施しており、'''各行庫が指定する平日時間内'''には手数料が徴収されない(ATM非設置の北海道銀行仙台支店・福邦銀行大阪支店や他行幹事共同ATMは対象外)。 |
||
* 北海道銀行・大垣共立銀行とは'''終日'''無料でカード相互入金も可能で、さらに北海道銀行とは相互間のカード振込を'''それぞれ自行宛扱い'''にしている他、北海道銀行のATMで北陸銀行の通帳記帳と通帳入金([[2011年]](平成23年)5月6日以降に発行の通帳に限る)が可能になった。 |
* 北海道銀行・大垣共立銀行とは'''終日'''無料でカード相互入金も可能で、さらに北海道銀行とは相互間のカード振込を'''それぞれ自行宛扱い'''にしている他、北海道銀行のATMで北陸銀行の通帳記帳と通帳入金([[2011年]](平成23年)5月6日以降に発行の通帳に限る)が可能になった。 |
||
* 富山県信組での北陸銀カード出金は土曜日9:00-14:00は時間外手数料がかからない。 |
* 富山県信組での北陸銀カード出金は土曜日9:00-14:00は時間外手数料がかからない。 |
||
=== コンビニATM === |
=== コンビニATM === |
||
カード入金は2014年11月17日から終日'''有料'''になるが、北陸地方内設置の「[[BankTime]]」のみ引続き終日無料。ただし、「ほくぎんポイント倶楽部」に500ポイント以上該当している限り、引続き全国のコンビニATMでのカード入金は終日無料。なお、旧[[サークルKサンクス]]に設置していたBankTimeは、[[ファミリーマート]]への店舗替えとゆうちょ銀行ATMへのリプレイスに伴い減少している。 |
カード入金は2014年11月17日から終日'''有料'''になるが、北陸地方内設置の「[[BankTime]]」のみ引続き終日無料。ただし、「ほくぎんポイント倶楽部」に500ポイント以上該当している限り、引続き全国のコンビニATMでのカード入金は終日無料。なお、旧[[サークルKサンクス]]に設置していたBankTimeは、[[ファミリーマート]]への店舗替えと[[ゆうちょ銀行]]ATMへのリプレイスに伴い減少している。 |
||
一方で、 |
一方で、りそな銀行と共同で2017年から展開している「まちかどATM」では北陸3県の[[クスリのアオキ]]や[[ウェルシア薬局]]の店舗を中心に設置されている(2019年時点では福井県内には設置されていない)。現在の設置店舗やサービスの詳細は、公式サイトの[https://www.hokugin.co.jp/branch/machikado.html まちかどATMのご案内]を参照。 |
||
== 主要融資先 == |
== 主要融資先 == |
||
149行目: | 148行目: | ||
== 野球部 == |
== 野球部 == |
||
{{seealso|北銀クラブ}} |
{{seealso|北銀クラブ}} |
||
1953年に企業チーム |
1953年に企業チーム「'''北陸銀行硬式野球部'''」として創部し、2000年からクラブチーム「'''北銀クラブ'''」と形態を変えて活動していた。[[都市対抗野球大会]]に6回、[[社会人野球日本選手権大会]]に8回出場した北信越の強豪チームであったが、2003年限りで廃部となった。企業チームから通算50年の歴史を有した<ref>{{cite news |title=アマチュア野球情報最前線|author= |agency=|publisher=[[週刊ベースボール]]ONLINE |url=http://column.sp.baseball.findfriends.jp/?pid=column_detail&id=022-20130715-01&page=3|date=2013-07-08|accessdate=2019-12-10}}</ref>。廃部後は、OBや有志たちが選手の受け皿として[[富山ベースボールクラブ]]が発足させたが北陸銀行の選手の人数は少なくなっている。 |
||
== ギャラリー == |
== ギャラリー == |
||
155行目: | 154行目: | ||
File:Hokuriku bank sapporo.JPG|札幌支店 |
File:Hokuriku bank sapporo.JPG|札幌支店 |
||
File:HokurikuBank Hakodate-505.jpg|函館支店 |
File:HokurikuBank Hakodate-505.jpg|函館支店 |
||
image:Hokuriku-yokohamashiten.JPG|横浜支店(旧ロゴ) |
image:Hokuriku-yokohamashiten.JPG|[[横浜]]支店(旧ロゴ) |
||
File:Hokuriku Bank Musashi.jpg| |
File:Hokuriku Bank Musashi.jpg|(旧)[[武蔵ヶ辻]]出張所(現存せず、看板は[[コーポレートアイデンティティー|CI]]導入前の字体を使用) |
||
File:Hokugin Fukui Branch.jpg|福井支店(現在は行章を併記したものを使用) |
File:Hokugin Fukui Branch.jpg|福井支店(現在は行章を併記したものを使用) |
||
File:Hokuriku Bank Nishida-Chiho Syuttyojo.jpg|越前町支店(富山市) |
File:Hokuriku Bank Nishida-Chiho Syuttyojo.jpg|越前町支店(富山市) |
||
166行目: | 165行目: | ||
== 関係する人物 == |
== 関係する人物 == |
||
* [[岡久雄]] - 『こんな銀行ゼッタイ許せん!』の著者 |
* [[岡久雄]] - 『こんな銀行ゼッタイ許せん!』の著者 |
||
* [[田畑一也]] - 現在は廃部となった銀行野球部から、ブランクを経て投手としてダイエー入り |
* [[田畑一也]] - 現在は廃部となった銀行野球部から、ブランクを経て投手として[[福岡ソフトバンクホークス|ダイエー]]入り。その後、[[東京ヤクルトスワローズ|ヤクルト]]に移籍して活躍。 |
||
* [[永田能隆]] - 元プロ野球選手([[オリックス・バファローズ|オリックス・ブルーウェーブ]]、[[中日ドラゴンズ]])投手 |
* [[永田能隆]] - 元プロ野球選手([[オリックス・バファローズ|オリックス・ブルーウェーブ]]、[[中日ドラゴンズ]])投手。 |
||
* [[王理恵]] |
* [[王理恵]] |
||
* 松田一男 - 株式会社[[ロプロ]](旧:日栄)創業者 |
* 松田一男 - 株式会社[[ロプロ]](旧:日栄)創業者 |
||
* [[高広次平 (3代)|3代高広次平]] - 元頭取 |
* [[高広次平 (3代)|3代高広次平]] - 元[[頭取]] |
||
== 関連項目 == |
== 関連項目 == |
2019年12月9日 (月) 17:32時点における版
![]() 北陸銀行本店 | |
種類 | 株式会社 |
---|---|
市場情報 |
非上場(以下は過去のデータ) 大証1部(廃止) 8357 2013年9月19日上場廃止 |
略称 | ほくぎん |
本店所在地 |
![]() 富山県富山市堤町通り1丁目2番26号 |
設立 |
1943年(昭和18年)7月31日 創業1877年(明治10年)8月 |
業種 | 銀行業 |
法人番号 | 1230001002946 |
金融機関コード | 0144 |
SWIFTコード | RIKBJPJT |
事業内容 | 預金業務、貸出業務、有価証券売買業務・投資業務、為替業務など |
代表者 |
代表取締役会長 麦野英順 代表取締役頭取 庵栄伸 |
資本金 |
1,404億9百万円 (2013年3月31日時点) |
発行済株式総数 |
1,047,542千株 (2013年3月31日現在) |
純利益 |
連結:121億49百万円 単独:123億15百万円 (2013年3月期) |
純資産 |
連結:2,687億28百万円 単独:2,686億37百万円 (2013年3月31日時点) |
総資産 |
連結:6兆2,761億12百万円 単独:6兆2,760億45百万円 (2013年3月31日時点) |
従業員数 |
連結:2,927人 単独:2,889人 (2013年3月31日時点) |
決算期 | 3月31日 |
主要株主 | ほくほくフィナンシャルグループ 100% |
主要子会社 | 北銀ビジネスサービス株式会社 |
外部リンク | https://www.hokugin.co.jp/ |
北陸銀行のデータ | |
---|---|
法人番号 | 1230001002946 |
店舗数 |
188店 (駐在員事務所6) |
貸出金残高 | 4兆3,327億円 |
預金残高 |
5兆7,262億円 (譲渡性預金を含む) |
特記事項: データは、2013年3月31日時点。 |
株式会社 北陸銀行(ほくりくぎんこう、英称:THE HOKURIKU BANK, LTD.)は、富山県富山市に本店を置く地方銀行。北海道銀行とともにほくほくフィナンシャルグループの傘下にある[1]。北陸3県(富山県・石川県・福井県)と北海道が主な地盤とする[2]。
経営理念は「地域共存」「公正堅実」「進取創造」[3]。
概要
行名に冠した北陸地方(新潟県を含む)と北海道のほか、三大都市圏、北陸に近い岐阜県高山市と長野県長野市に店舗を持つほか、海外に駐在事務所を設けている(アメリカ合衆国、イギリス、中華人民共和国、シンガポール、タイ王国)引用エラー: <ref>
タグに対応する </ref>
タグが不足しています。2019年時点の道内店舗は16店に減少している[4]。
帝国データバンクが企業概要ファイル「COSMOS2」に収録されている企業146万社(特殊法人・個人事業主を含む)を対象に行った「全国メーンバンク調査」(2016年12月)によると、北陸銀行をメインバンクとする企業は6,791社であり、北陸地方のシェアは15.32%で首位を獲得している他、北海道でも6位(2.903)であり、一定の強みを見せている[5]。
沿革
- 1877年(明治10年)8月 - 金沢第十二国立銀行開業(旧加賀藩の前田家が7割を出資した士族中心の資本)。
- 1879年(明治12年)2月 - 富山第百二十三国立銀行開業(売薬業中心の資本)。
- 1884年(明治17年)1月 - 富山第百二十三国立銀行が金沢第十二国立銀行と合併し、富山第十二国立銀行を設立。
- 1897年(明治30年)7月 - 株式会社十二銀行と改称。
- 1899年(明治32年) - 北海道初の支店である、十二銀行小樽支店を開設。
- 1943年(昭和18年)7月 - 十二・高岡・中越・富山の前身4行合併により株式会社北陸銀行設立(初代頭取は中田清兵衛)。
- 1945年(昭和20年)8月1日~2日 - 富山大空襲により本店が本部建物、南側建物、金庫室等を残して全焼。後に直ぐ仮営業を開始[6]。
- 1948年(昭和23年)4月1日 - 本店を現在地に移転[7]。
- 1959年(昭和34年)11月24日 - 本店新築のため富山市桜橋通りに仮営業所を設置[7]。
- 1961年(昭和36年)
- 1973年(昭和48年)11月 - 全店総合オンライン化完成。
- 1977年(昭和52年)11月 - ニューヨーク駐在員事務所開設。
- 1979年(昭和54年)10月 - 第2次オンラインシステム全店移行開始。
- 1994年(平成6年) 9月 - 上海駐在員事務所開設。
- 1997年(平成9年) 9月 - シンガポール駐在員事務所開設。
- 2000年(平成12年)7月 - 新コンピュータセンター「北銀アルプスビル」完成。
- 2001年(平成13年)5月 - 郵便貯金(現・ゆうちょ銀行)ATMとの提携開始。
- 2002年(平成14年)
- 2003年(平成15年)
- 3月 - 経営破綻した石川銀行の分割営業譲渡を受けて42店を吸収し、石川県内の店舗網を増強。
- 9月 - ほくぎんフィナンシャルグループを設立し、その完全子会社となる。
- 2004年(平成16年)
- 7月 - コンビニATM・ローソンATMの提携に参加。
- 9月 - 北海道銀行と経営統合してほくほくフィナンシャルグループ(ほくほくFG)に名称変更。
- 12月 - 同行の直接子会社として、株式会社北銀コーポーレートを設立。
- 2005年(平成17年)
- 2006年(平成18年)
- 2007年(平成19年)
- 2008年(平成20年)
- 2月 - 北海道銀行とATM相互入金サービス開始(終日無料)。
- 9月 - 富山県信用組合とATM相互無料開放を開始。
- 11月 - 大垣共立銀行とATM相互入金サービス開始(終日無料)。
- 2009年(平成21年)
- 2011年(平成23年)
- 2012年(平成24年)
- 2013年(平成25年)12月24日 - 本店建物が国の登録有形文化財(建築物)に登録される。
- 2015年(平成27年)4月 - 北海道銀と共に20年ぶりに平均で0.5%のベースアップを実施することが明らかとなる[10]。
- 2017年(平成29年)9月7日 - りそな銀行と共同で展開するATMサービス「まちかどATM」を石川県金沢市に初めて設置[11][12]。
- 2019年(令和元年)11月25日 - 北陸銀行を含むほくほくFG2行と横浜銀行が外国為替事務の共同化を発表[13]。
自動機サービス
ATM共同利用(相互無料開放)
- 個人・法人カードでは北海道銀行・横浜銀行・大垣共立銀行と、個人カードでは福邦銀行・にいかわ信用金庫・のと共栄信用金庫・高山信用金庫・富山県信用組合とATM共同利用を実施しており、各行庫が指定する平日時間内には手数料が徴収されない(ATM非設置の北海道銀行仙台支店・福邦銀行大阪支店や他行幹事共同ATMは対象外)。
- 北海道銀行・大垣共立銀行とは終日無料でカード相互入金も可能で、さらに北海道銀行とは相互間のカード振込をそれぞれ自行宛扱いにしている他、北海道銀行のATMで北陸銀行の通帳記帳と通帳入金(2011年(平成23年)5月6日以降に発行の通帳に限る)が可能になった。
- 富山県信組での北陸銀カード出金は土曜日9:00-14:00は時間外手数料がかからない。
コンビニATM
カード入金は2014年11月17日から終日有料になるが、北陸地方内設置の「BankTime」のみ引続き終日無料。ただし、「ほくぎんポイント倶楽部」に500ポイント以上該当している限り、引続き全国のコンビニATMでのカード入金は終日無料。なお、旧サークルKサンクスに設置していたBankTimeは、ファミリーマートへの店舗替えとゆうちょ銀行ATMへのリプレイスに伴い減少している。
一方で、りそな銀行と共同で2017年から展開している「まちかどATM」では北陸3県のクスリのアオキやウェルシア薬局の店舗を中心に設置されている(2019年時点では福井県内には設置されていない)。現在の設置店舗やサービスの詳細は、公式サイトのまちかどATMのご案内を参照。
主要融資先
|
|
|
野球部
1953年に企業チーム「北陸銀行硬式野球部」として創部し、2000年からクラブチーム「北銀クラブ」と形態を変えて活動していた。都市対抗野球大会に6回、社会人野球日本選手権大会に8回出場した北信越の強豪チームであったが、2003年限りで廃部となった。企業チームから通算50年の歴史を有した[14]。廃部後は、OBや有志たちが選手の受け皿として富山ベースボールクラブが発足させたが北陸銀行の選手の人数は少なくなっている。
ギャラリー
-
札幌支店
-
函館支店
-
横浜支店(旧ロゴ)
-
福井支店(現在は行章を併記したものを使用)
-
越前町支店(富山市)
脚注
- ^ グループ会社のご紹介ほくほくフィナンシャルグループ(2019年12月10日閲覧)
- ^ 店舗・ATM案内北陸銀行(2019年12月10日閲覧)
- ^ 北陸銀行のご案内 トップメッセージ北陸銀行(2019年12月10日閲覧)
- ^ “ディスクロージャー誌2019 店舗ネットワーク” (PDF). ほくほくフィナンシャルグループ. 2019年9月9日閲覧。
- ^ 『帝国ニュース』No.14390「全国メーンバンク調査(2016年)」 3-6頁 2016年12月5日
- ^ 『北陸銀行20年史』(昭和39年7月1日、北陸銀行調査部発行)279ページおよび付編42ページ
- ^ a b c 『北陸銀行20年史』(昭和39年7月1日、北陸銀行調査部発行)付編42ページ
- ^ “株式会社北陸銀行に対する行政処分について”. 金融庁. (2012年12月7日) 2014年4月30日閲覧。
- ^ “北陸銀に業務改善命令 金融庁”. 『日本経済新聞』. (2012年12月7日) 2014年4月30日閲覧。
- ^ 「北陸銀と北海道銀、20年ぶりにベア」『日本経済新聞』電子版(2015年5月8日)
- ^ "「まちかどATM」のサービス開始について" (PDF) (Press release). 北陸銀行. 6 September 2017. 2019年9月9日閲覧。
- ^ “北陸銀、簡易ATM展開 金沢に開設 病院・工場にも設置可”. 『日本経済新聞』. (2017年9月8日) 2019年9月9日閲覧。
- ^ 横浜銀行との外国為替に関する事務の共同化についてほくほくフィナンシャルグループ(2019年11月25日)2019年12月10日閲覧
- ^ “アマチュア野球情報最前線”. 週刊ベースボールONLINE. (2013年7月8日) 2019年12月10日閲覧。
関係する人物
- 岡久雄 - 『こんな銀行ゼッタイ許せん!』の著者
- 田畑一也 - 現在は廃部となった銀行野球部から、ブランクを経て投手としてダイエー入り。その後、ヤクルトに移籍して活躍。
- 永田能隆 - 元プロ野球選手(オリックス・ブルーウェーブ、中日ドラゴンズ)投手。
- 王理恵
- 松田一男 - 株式会社ロプロ(旧:日栄)創業者
- 3代高広次平 - 元頭取