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「大井本線料金所」の版間の差分

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かつては首都高速道路東京線の料金を徴収していた本線料金所である。[[2012年]][[1月1日]]の距離別料金への移行に伴い川崎浮島JCTの'''「CA」'''[[東京湾アクアライン]]からの流入車と入口料金所が設置されていない[[浮島出入口]](東行き)、[[空港中央出入口]]、[[首都高速1号羽田線|羽田線]]の[[羽田出入口]]、[[空港西出入口]]の流入車のみ料金を徴収し、それ以外の車両は領収書の確認を行っていた。
かつては首都高速道路東京線の料金を徴収していた本線料金所である。[[2012年]][[1月1日]]の距離別料金への移行に伴い川崎浮島JCTの'''「CA」'''[[東京湾アクアライン]]からの流入車と入口料金所が設置されていない[[浮島出入口]](東行き)、[[空港中央出入口]]、[[首都高速1号羽田線|羽田線]]の[[羽田出入口]]、[[空港西出入口]]の流入車のみ料金を徴収し、それ以外の車両は領収書の確認を行っていた。


首都高速道路のうち、特に交通量が多い本線料金所の一つでもあった。かつてはこの料金所を先頭に渋滞が激しく、ラジオの[[交通情報]]にもよく出てた。そのため[[2003年]](平成15年)には、[[本線料金所#2台同時収受|ダブルブース化]]が行われた<ref>{{Cite news |title=「ダブルブース」---首都高の大井本線料金所で運用開始 |newspaper=[[Response.]] |date=2003.5.28 |url=http://response.jp/article/2003/05/28/51234.html |accessdate=2016.4.11 |publisher=株式会社イード }}</ref>。[[ETC]]が普及した[[2005年]]([[平成]]17年)頃からは徐々に緩和しつつあったが、[[2015年]](平成27年)[[3月7日]]に、本料金所からすぐ先に[[首都高速中央環状線|中央環状線]]の[[大井ジャンクション|大井JCT]]が設置されたため、本料金所に接している大井南入口から湾岸線へ入る交通と本料金所から中央環状線へ入る交通が本料金所の先で交錯することになり、交通量が多い時は本料金所から大井JCTまで、折り込み渋滞が発生してい
首都高速道路のうち、特に交通量が多い本線料金所の一つでもあった。かつてはこの料金所を先頭に渋滞が激しく、ラジオの[[交通情報]]にもよく出てた。そのため[[2003年]](平成15年)には、[[本線料金所#2台同時収受|ダブルブース化]]が行われた<ref>{{Cite news |title=「ダブルブース」---首都高の大井本線料金所で運用開始 |newspaper=[[Response.]] |date=2003.5.28 |url=http://response.jp/article/2003/05/28/51234.html |accessdate=2016.4.11 |publisher=株式会社イード }}</ref>。[[ETC]]が普及した[[2005年]]([[平成]]17年)頃からは徐々に緩和しつつあったが、[[2015年]](平成27年)[[3月7日]]に、本料金所からすぐ先に[[首都高速中央環状線|中央環状線]]の[[大井ジャンクション|大井JCT]]が設置されたため、本料金所に接している大井南入口から湾岸線へ入る交通と本料金所から中央環状線へ入る交通が本料金所の先で交錯することになり、交通量が多い時は本料金所から大井JCTまで、折り込み渋滞が発生してい


大井JCTなどの渋滞対策のため、前述の料金所が設置されていない5入口に入口料金所[湾岸浮島料金所(東行き方面、CA 東京湾アクアラインと浮島入口の入口料金所を兼ねる)、空港中央入口料金所、羽田入口料金所、空港西入口料金所を設置し大井本線料金所、羽田線[[平和島本線料金所]]を廃止することを2018年3月16日正式に発表した<ref>{{Cite web |date=2018-03-16 |url=http://www.shutoko.co.jp/company/press/h29/data/03/16_tollgates/?PC=ON |title=平和島本線料金所、大井本線料金所の運用停止等について |publisher=[[首都高速道路株式会社]] |accessdate=2018-03-16}}</ref>。
大井JCTなどの渋滞対策のため、前述の料金所が設置されていない5入口に入口料金所湾岸浮島料金所東行き方面、CA 東京湾アクアラインと浮島入口の入口料金所を兼ねる、空港中央入口料金所、羽田入口料金所、空港西入口料金所を設置し大井本線料金所、羽田線[[平和島本線料金所]]を廃止することを2018年3月16日正式に発表した<ref>{{Cite web |date=2018-03-16 |url=http://www.shutoko.co.jp/company/press/h29/data/03/16_tollgates/?PC=ON |title=平和島本線料金所、大井本線料金所の運用停止等について |publisher=[[首都高速道路株式会社]] |accessdate=2018-03-16}}</ref>。


そして、2018年4月25日に5月14日22時に料金収受業務終了、5月20日22時をもって本線料金所が廃止された<ref>{{Cite web |date=2018-04-25 |url=http://www.shutoko.co.jp/sp/company/press/h30/data/04/25_tollgates/?PC=ON |title=平和島本線料金所、大井本線料金所の運用停止等について |publisher=[[首都高速道路株式会社]] |accessdate=2018-05-15}}</ref>。現在は料金ブース等の撤去が進められている。
そして、2018年5月14日22時に料金収受業務終了同年5月20日22時をもって本線料金所が廃止された<ref>{{Cite web |date=2018-04-25 |url=http://www.shutoko.co.jp/sp/company/press/h30/data/04/25_tollgates/?PC=ON |title=平和島本線料金所、大井本線料金所の運用停止等について |publisher=[[首都高速道路株式会社]] |accessdate=2018-05-15}}</ref>。現在は料金ブース等の撤去が進められている。


なお、[[2019年]][[4月15日]]からは、本線料金所跡地に大井JCTの分岐点が移設され、それに伴い、大井南入口は湾岸線東行き方面へ流入不可になり、中央環状線外回り行きのみの接続になるとともに中環大井南入口に名称が変更された<ref>{{Cite web|url=https://www.shutoko.co.jp/company/press/h30/data/03/15_oiminami/|title=湾岸線(東行き)大井南入口の運用変更及び名称変更の日時決定について 〜2019年4月15日(月)午前6時から変更となります〜|date=2019-03-15|accessdate=2019-03-15|publisher=首都高速道路株式会社}}</ref>。これにより交錯が解消し、更に交通の円滑化が図られるとされる。
なお、[[2019年]][[4月15日]]からは、本線料金所跡地に大井JCTの分岐点が移設され、それに伴い、大井南入口は湾岸線東行き方面へ流入不可になり、中央環状線外回り行きのみの接続になるとともに中環大井南入口に名称が変更された<ref>{{Cite web|url=https://www.shutoko.co.jp/company/press/h30/data/03/15_oiminami/|title=湾岸線(東行き)大井南入口の運用変更及び名称変更の日時決定について 〜2019年4月15日(月)午前6時から変更となります〜|date=2019-03-15|accessdate=2019-03-15|publisher=首都高速道路株式会社}}</ref>。これにより交錯が解消し、更に交通の円滑化が図られるとされる。

2020年4月27日 (月) 11:34時点における版

大井料金所

大井本線料金所(おおいほんせんりょうきんじょ)は、東京都品川区首都高速道路湾岸線の東行きにかつて設置されていた本線料金所である。

概要

かつては首都高速道路東京線の料金を徴収していた本線料金所である。2012年1月1日の距離別料金への移行に伴い川崎浮島JCTの「CA」東京湾アクアラインからの流入車と入口料金所が設置されていない浮島出入口(東行き)、空港中央出入口羽田線羽田出入口空港西出入口の流入車のみ料金を徴収し、それ以外の車両は領収書の確認を行っていた。

首都高速道路のうち、特に交通量が多い本線料金所の一つでもあった。かつてはこの料金所を先頭に渋滞が激しく、ラジオの交通情報にもよく出ていた。そのため2003年(平成15年)には、ダブルブース化が行われた[1]ETCが普及した2005年平成17年)頃からは徐々に緩和しつつあったが、2015年(平成27年)3月7日に、本料金所からすぐ先に中央環状線大井JCTが設置されたため、本料金所に接している大井南入口から湾岸線へ入る交通と本料金所から中央環状線へ入る交通が本料金所の先で交錯することになり、交通量が多い時は本料金所から大井JCTまで、折り込み渋滞が発生していた。

大井JCTなどの渋滞対策のため、前述の料金所が設置されていない5入口に入口料金所(湾岸浮島料金所(東行き方面、CA 東京湾アクアラインと浮島入口の入口料金所を兼ねる)、空港中央入口料金所、羽田入口料金所、空港西入口料金所)を設置し大井本線料金所、羽田線平和島本線料金所を廃止することを2018年3月16日正式に発表した[2]

そして、2018年5月14日22時に料金収受業務が終了し、同年5月20日22時をもって本線料金所が廃止された[3]。現在は料金ブース等の撤去が進められている。

なお、2019年4月15日からは、本線料金所跡地に大井JCTの分岐点が移設され、それに伴い、大井南入口は湾岸線東行き方面へ流入不可になり、中央環状線外回り行きのみの接続になるとともに中環大井南入口に名称が変更された[4]。これにより交錯が解消し、更に交通の円滑化が図られるとされる。

路線

料金所施設

ブース数:2

大井南入口料金所

  • ブース数:2
    • ETC専用:1
    • ETC/一般:1

かつてあった施設

大井本線料金所

  • ブース数:7

首都高速湾岸線
(B16,B17)空港中央出入口 - 東海JCT - 大井PA(西行き) - (002,003A)大井南出入口/大井TB(廃止) - 大井JCT - 大井PA(東行き) - (003B)大井出入口

脚注

関連項目

外部リンク