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本社は[[2015年]][[9月]]までは[[新宿区]]にあり、社名と同名のアフレコスタジオを運営、40年以上の長きにわたり東映アニメーション作品を始めとした多数のアニメーション作品のアフレコが行われてきたが、ビルの老朽化や耐震上の問題から2015年9月にスタジオが閉鎖された<ref name="cho0915">{{Cite web |author=チョー |authorlink=チョー (俳優) |date=2015-09-15 |url=https://ameblo.jp/chosans/entry-12072999701.html |title=ありがとうタバック |work=チョー オフィシャルブログ「きのう チョー あした」Powered by Ameba |accessdate=2015-09-17}}</ref>。本スタジオでの最終収録作品は『[[映画 Go!プリンセスプリキュア Go!Go!!豪華3本立て!!!]]』であった<ref>{{cite web |url=http://www.asahi.com/and_M/interest/SDI2015102366951.html |title=アニメアフレコの聖地、最後の瞬間はプリキュア 嶋村侑さん - 私の一枚 |website=朝日新聞デジタル&M|date=2015-10-26|accessdate=2018-10-9 |archiveurl=http://web.archive.org/web/20151026101105/http://www.asahi.com/and_M/interest/SDI2015102366951.html |archivedate=2015-10-26 }}</ref>。録音スタジオ業務については[[練馬区]][[東大泉]]の[[東映東京撮影所]]内にある東映グループ運営の[http://www.toei-digitalcenter.jp/ 東映デジタルセンター]に移り、編集スタジオに関しても既に大泉に移転、今回のスタジオ閉鎖を持って事務所を含め全面的に大泉に移転したが、長年同所で数多くの作品のアフレコ等に使われてきたことから、声優やアニメ製作者を始めとする関係者などがブログやTwitterで閉鎖を惜しむコメントや思い出を語っている<ref>{{Twitter status|trombe_boss|634645885108908032}}</ref><ref name="meg0828">[https://ameblo.jp/megumi-hayashibara-hs/entry-12063496555.html タバック],[[林原めぐみ]]オフィシャルブログ「林原めぐみのHEARTFUL STATION」,2015年8月28日</ref><ref name="cho0915" /><!--Togetterまとめは出典等として認められないが、著名人が当スタジオで録音した作品をツイート等しており、そちらは出典になるのでCO <ref>[http://togetter.com/li/866732 タバックへの思い - Togetterまとめ]</ref>-->。
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北新宿スタジオは、閉鎖後の[[2017年]]3月[[スタイルキューブ]]が新たに借り受け、自社スタジオ「スタジオ・ユモ」として運用されている<ref>{{Twitter status|toshio_furukawa|1000991566662549504}}[[古川登志夫]]twitter2018年5月27日分記事より</ref>。一方タバックも2019年に[[渋谷区]][[代々木]]に新録音スタジオを開設している<ref>{{Twitter status|toshio_furukawa|1110037445968433152}}[[古川登志夫]]twitter2019年3月25日分記事より</ref>。
北新宿スタジオは、閉鎖後の[[2017年]]3月[[スタイルキューブ]]が新たに借り受け、自社スタジオ「スタジオ・ユモ」として運用されている<ref>{{Twitter status|toshio_furukawa|1000991566662549504}}[[古川登志夫]]twitter2018年5月27日分記事より</ref>。一方タバックも2019年に[[渋谷区]][[代々木]]に新録音スタジオを開設している<ref>{{Twitter status|toshio_furukawa|1110037445968433152}}[[古川登志夫]]twitter2019年3月25日分記事より</ref>。
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== 音響制作・編集担当作品 ==
== 音響制作・編集担当作品 ==
;音響制作作品
; 音響制作作品
* [[ワールドトリガー]]
* [[ワールドトリガー]]
* [[プリキュアシリーズ]]
* [[プリキュアシリーズ]]

2020年5月25日 (月) 22:42時点における版

株式会社タバック
TAVAC Co.,Ltd.
本社(東映アニメーション別館内)
種類 株式会社
本社所在地 日本の旗 日本
178-0063
東京都練馬区東大泉2丁目11番32号
東映アニメーション別館 1F
設立 1973年(昭和48年)
業種 情報・通信業
法人番号 1011101012601 ウィキデータを編集
事業内容 音響制作・編集の受注に関する業務
代表者 代表取締役社長 風間 厚徳[1]
資本金 1000万円[1]
純利益 ▲4167万3000円(2019年03月31日時点)[1]
総資産 3億6531万3000円(2019年03月31日時点)[1]
決算期 3月31日
主要株主 東映アニメーション株式会社 100%
外部リンク http://www.toei-anim.co.jp/tavac/
テンプレートを表示

株式会社タバック: TAVAC Co.,Ltd.)は、東京都練馬区にあるアフレコや映像作品の音響制作・編集などを行うポストプロダクション

概要

1973年、東京都新宿区北新宿に東映動画(現:東映アニメーション)技術課の録音部門・編集部門が独立して設立された。「Toei Audio and Visual Art Center」の頭文字を取って「TAVAC」と名付けられた[2]。東映アニメーションの連結子会社であり、主として同社制作アニメーション作品のアフレコダビング、編集などを手がけている。東映本社で実写作品を手掛ける編集・録音技師も多数所属していた。

本社は2015年9月までは新宿区にあり、社名と同名のアフレコスタジオを運営、40年以上の長きにわたり東映アニメーション作品を始めとした多数のアニメーション作品のアフレコが行われてきたが、ビルの老朽化や耐震上の問題から2015年9月にスタジオが閉鎖された[3]。本スタジオでの最終収録作品は『映画 Go!プリンセスプリキュア Go!Go!!豪華3本立て!!!』であった[4]。録音スタジオ業務については練馬区東大泉東映東京撮影所内にある東映グループ運営の東映デジタルセンターに移り、編集スタジオに関しても既に大泉に移転、今回のスタジオ閉鎖を持って事務所を含め全面的に大泉に移転したが、長年同所で数多くの作品のアフレコ等に使われてきたことから、声優やアニメ製作者を始めとする関係者などがブログやTwitterで閉鎖を惜しむコメントや思い出を語っている[5][6][3]

北新宿スタジオは、閉鎖後の2017年3月スタイルキューブが新たに借り受け、自社スタジオ「スタジオ・ユモ」として運用されている[7]。一方タバックも2019年に渋谷区代々木に新録音スタジオを開設している[8]

録音担当作品

東映動画→東映アニメーションの作品は省略。

旧タバック

ほか多数

新タバック

音響制作・編集担当作品

音響制作作品
編集担当作品

脚注

  1. ^ a b c d 株式会社タバック 第47期決算公告
  2. ^ アニメの音に異変アリ!第1回 東映アニメ1万本の音を護る、タバックの活躍に迫る,Stereo Sound ONLINE,2014年9月17日
  3. ^ a b c d e f チョー (2015年9月15日). “ありがとうタバック”. チョー オフィシャルブログ「きのう チョー あした」Powered by Ameba. 2015年9月17日閲覧。
  4. ^ アニメアフレコの聖地、最後の瞬間はプリキュア 嶋村侑さん - 私の一枚”. 朝日新聞デジタル&M (2015年10月26日). 2015年10月26日時点のオリジナルよりアーカイブ。2018年10月9日閲覧。
  5. ^ trombe_bossのツイート(634645885108908032)
  6. ^ a b c タバック,林原めぐみオフィシャルブログ「林原めぐみのHEARTFUL STATION」,2015年8月28日
  7. ^ toshio_furukawaのツイート(1000991566662549504)古川登志夫twitter2018年5月27日分記事より
  8. ^ toshio_furukawaのツイート(1110037445968433152)古川登志夫twitter2019年3月25日分記事より

関連項目

  • 東映アニメーション
  • REAL-T - 当社に所属していた西山茂が独立し、2006年に設立した編集スタジオ。同じく当社所属の編集技師であった後藤正浩も、REAL-Tへ移籍した。

外部リンク