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2020年8月3日 (月) 13:39時点における版

小沢 明(おざわ あきら、1936年3月27日 - )は、日本の建築家東北芸術工科大学第三代学長で、同大学名誉教授

人物

建築家が大学の教育現場で建築デザインを教えることは、最早めずらしいことではない。その意味で小沢は、みずからプロフェッサー・アーキテクトであることを任じ、実作の世界と教育の世界の二元的な立場から、「建築家による建築家教育」の重要性を説く。学長時代には、これからの芸術デザイン教育のありかたとして、表現の教育ではなく「表現者の教育」が重要であるとして、作家・デザイナーとして活躍する同大現役教員48名による「私の語るアートとデザイン」の著書を発行した。

建築家としての小沢の作品は、新建築、住宅特集に掲載されるほか、近年の代表作として城下町鶴岡(山形県)につくられた「鶴岡アートフォーラム」がある。槇文彦アトリエ事務所の初期のメンバーであり、同大教授であった建築家の元倉眞琴は、槙事務所での弟弟子にあたる。

来歴

受賞歴

  • 日仏新建築設計競技・PAN13 「バンリューを創る」優秀賞 1986年 
  • 建設省・新都市ハウジングシステム提案募集 優秀賞 1987年
  • 第1回横浜国際アーバンデザイン設計競技 最優秀賞 1988年
  • 第23回日本建築学会東北建築賞 2003年 (山形県金山町立明安小学校にて)
  • 公立学校優良施設|文部科学大臣奨励賞 2003年 (山形県金山町立明安小学校にて)
  • 第10回公共建築賞|公共建築地域特別賞 2006年 (山形県金山町立明安小学校にて)
  • 公共の色彩賞 2007年(山形県金山町立明安小学校にて)
  • 第26回日本建築学会東北建築賞 2006年 (鶴岡アートフォーラムにて)
  • 第47回BCS賞(建築業協会賞)2006年(鶴岡アートフォーラムにて)
  • 第12回公共建築賞|優秀賞 2010年(鶴岡アートフォーラムにて)
  • 第12回日本建築家協会25年賞 2013年(セントメリーズ・ロッジにて)

作品

著書

  • 「ポシェから余白へ」 −都市居住とアーバニズムの諸相を追って−(鹿島出版会 2011年)
  • 「私の語るアートとデザイン」監修(東北芸術工科大学、2005年)
  • 「デザインの知」共著(角川学芸出版、2006年)
  • 「都市の住まいの二都物語」(王国社、2007年) 

訳書

  • 「どこに住むべきか」(彰国社、1970年)
  • 「スモール・アーバンスペース」(彰国社、1973年)
  • 「パリ大改造」(井上書院、1983年)

外部リンク