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「依田花蓮」の版間の差分

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2020年10月9日 (金) 08:19時点における版

よだ かれん
生年月日 (1972-01-27) 1972年1月27日(52歳)
出生地 日本の旗 日本 愛知県豊橋市
出身校 青山学院大学法学部私法学科
前職 行政書士
所属政党 無所属
公式サイト ちいさき声をすくいあげる会|代表よだかれん

当選回数 1回
在任期間 2019年5月1日 - 現職
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よだ かれん(漢字:依田花蓮1972年1月27日 - )は、日本政治家行政書士、元俳優。トランスジェンダーを公表して2019年の新宿区議会議員選挙に立候補し、初当選した。議員活動の傍ら、性的少数者の人権擁護のため様々な活動を行っている[1][2]

来歴

愛知県豊橋市出身。出生名は「依田秀亮(しゅうすけ)」。1975年(昭和50年)、埼玉県北足立郡吹上町(現・鴻巣市)へ転居。吹上町立吹上小学校(現・鴻巣市立吹上小学校)に入学。小学校3年生のときに松田聖子のシングル「チェリーブラッサム」を購入。以来、現在に至るまで松田のファンであり続ける[3]

1983年(昭和58年)4月、那覇市立上間小学校に転入学。1984年(昭和59年)4月、那覇市立寄宮中学校に入学。中学時代は松田聖子を応援しつつ、おニャン子クラブに熱中。1987年(昭和62年)4月、沖縄県立開邦高等学校に入学。1988年(昭和63年)に愛知県名古屋市に転居。同年4月、愛知県立日進西高等学校に転入学。好きだった男子生徒に告白するが「男が男に何を言っとんだぁ」とはねつけられる。大学受験に失敗し、1990年(平成2年)4月から代々木ゼミナール名古屋校に通う。成績が上がったことにより、1991年(平成3年)4月、青山学院大学法学部私法学科に入学[3]

大学時代に「人生を共に歩むパートナー」(本人談)と出会い、同性愛者であることを周囲にカミングアウトし始めた。大学卒業後は芸能界を目指し、新宿住友ビルディングのショーパブや新宿二丁目のパブ「ラ・セゾン」などで働く。2002年(平成14年)から2003年(平成15年)にかけてミュージカル『美少女戦士セーラームーン』に出演。しかしその後ほとんど仕事がとれない生活が続く[3]。2003年(平成15年)からパートナー、犬とともに北新宿四丁目に住む[4]

2007年(平成19年)8月から「六本木金魚」に勤め、ショーパブ界に復帰。このときフィリピンからきた先輩のニューハーフダンサーに「あなたは女性になるために生まれてきたのに何をしているの? 人生一度しかないのよ」と諭されたことをきっかけとして、人生が一変する。よだは自身を「男性のココロとカラダで、男性と恋愛する同性愛者」と認識していたが、本当の気持ちを閉じ込めて蓋をしていたことに初めて気づかされたという。「これまで36年間、ゲイとして十分楽しく幸せに生きてこられた。これからは、たとえ笑いものになってもいいから自分の心に素直に生きよう」と決意し、2008年(平成20年)1月からホルモン療法を開始。同年6月、豊胸手術と性別適合手術を受ける。パートナーに「かれん」という名前をもらい、漢字の「花蓮」は自分であてた[3]

2009年(平成21年)7月7日、家庭裁判所にて女性への性別変更を行った。同年8月、寺西一浩原作の演劇『新宿ミッドナイトベイビー』に出演。2011年(平成23年)3月から2017年(平成29年)12月までショーレストラン「六本木香和」に勤めた[3]

2013年(平成25年)4月、行政書士よだかれん事務所を開設。2016年(平成28年)に事務所を高田馬場に移転。

新宿区議会議員へ

2018年(平成30年)6月、新宿区は公園使用許可基準を変更。あらゆるデモを一律に規制することにつながる政策だと考えたよだは、翌年の新宿区議会議員選挙を目指し、同年8月から政治活動を開始した[3]福島瑞穂が主催する道場「みずほ塾」に参加[5]

2019年(平成31年)4月21日に行われた新宿区議会議員選挙に安冨歩の推薦を受けて無所属で立候補し、得票数4位で初当選した[6]日本共産党公認で同区議選に立候補したトランスジェンダーの高月真名も初当選し(得票数14位)、話題となった[7][8]

2020年(令和2年)1月20日、四谷地域センターで開かれた「第1回新宿区LGBTのミーティング」に講演者として参加。新宿区における同性パートナーシップ制度の導入を訴えた[1]。そのほか加西市主催の勉強会、名古屋市で開かれた石川大我参議院議員とのトークイベント、武蔵野市議会議員の本多夏帆のポッドキャストなどに参加するなど、啓蒙活動に余念がない[2][9][10]

脚注

関連項目

以下トランスジェンダーを公表している地方議会議員

外部リンク