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*[[げっちゅー]] 10巻でヒロインが膣痙攣をおこして合体したまま街中を歩く
*[[げっちゅー]] 10巻でヒロインが膣痙攣をおこして合体したまま街中を歩く


==他の動物==
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獣医学の分野で犬やミナミオットセイなど性行為時に陰茎が抜けるのを防ぐための亀頭球([[:en:Bulbus_glandis]])を持つ動物では陰茎が抜けなくなる疾患が存在するが、
人間には亀頭球が存在しないので起こりえない。これはオスの側で起きる現象で膣による物ではない。


== 参考文献 ==
== 参考文献 ==

2020年11月21日 (土) 00:50時点における版

膣痙攣(ちつけいれん、英:Penis captivus)とは都市伝説として流布している架空の病気である。実在する膣痙とは異なる。 膣痙攣の報告者であるF・クレープル・テイラー博士(Dr F. Kräupl Taylor)はウイリアム・オスラー准男爵が悪戯で名乗っていた架空の人物で論文もフィクションだった。この悪戯の論文を出典として1979年にブリティッシュ・メディカル・ジャーナルに論文が掲載された為に事実であるかのように広まってしまった。 世界的に認知されており、日本でも多くの作品で登場して海外の作品にも登場する。

都市伝説として伝聞されている内容

この症状の特徴は、突然の外発的な刺激や、精神的な動揺により女性の膣が不随意な収縮を起こして挿入されている男性の性器が抜けなくなるとされる。

また、抜去不能となった症例を見たということよりも、“先輩が言っていた”“病院で昔あったらしい”など間接的な伝聞の形を取っており、実際に診察をした医師がいないことが特徴的である。

対処方法とされる物

フィクションでは長時間にわたって抜けなくなり、注射を打つと抜ける描写をされている場合と何らかの作中イベントにより解消する場合がある。

登場作品

  • げっちゅー 10巻でヒロインが膣痙攣をおこして合体したまま街中を歩く

他の動物

獣医学の分野で犬やミナミオットセイなど性行為時に陰茎が抜けるのを防ぐための亀頭球(en:Bulbus_glandis)を持つ動物では陰茎が抜けなくなる疾患が存在するが、 人間には亀頭球が存在しないので起こりえない。これはオスの側で起きる現象で膣による物ではない。

参考文献

  • [1] 膣痙攣が報告された最初の論文
  • [2] 架空の膣痙攣の事件が起きた手紙の掲載記事
  • [3] 否定の根拠となる論文

関連項目