「ダウンタウン熱血物語」の版間の差分
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:まっはきっくの書で習得。キックが3連続で出る。これを装備しない時はジャンプキックを着地時に出すとその場で低く再ジャンプできるが、装備するとその効果は無くなる。 |
:まっはきっくの書で習得。キックが3連続で出る。これを装備しない時はジャンプキックを着地時に出すとその場で低く再ジャンプできるが、装備するとその効果は無くなる。 |
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;アイテムマッハクラッシュ |
;アイテムマッハクラッシュ |
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:まっはたたきの書で習得。持っている武器を3連続で振る。 |
:まっはたたきの書で習得。持っている武器を3連続で振る。素手では使えないが、通常の武器以外にも倒れた相手を担ぎ上げることでも発動できる。 |
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;ストンピング |
;ストンピング |
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:すとんぴんぐの書で習得。倒れた敵を踏みつけて更にダメージを与える。 |
:すとんぴんぐの書で習得。倒れた敵を踏みつけて更にダメージを与える。 |
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:すくりゅうの書で習得。ダッシュジャンプすると体を丸めて回転し、敵に体当たりしてダメージを与える。 |
:すくりゅうの書で習得。ダッシュジャンプすると体を丸めて回転し、敵に体当たりしてダメージを与える。 |
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;ドリルミサイル |
;ドリルミサイル |
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:にんげんぎょらいの書で習得。倒れた敵を担いで投げると |
:にんげんぎょらいの書で習得。倒れた敵を担いで投げると回転しながら前方に飛んでいく。投げられた相手は壁にぶつかるまで地面を滑っていき、接触した別の敵にもダメージを与えることができる。 |
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== 設定 == |
== 設定 == |
2021年3月29日 (月) 22:00時点における版
ジャンル | アクションRPG |
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対応機種 |
ファミリーコンピュータ (FC) 対応機種一覧
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開発元 | テクノスジャパン |
発売元 | テクノスジャパン |
ディレクター |
関本弘之 吉田晄浩 W.S.LITTLE |
プログラマー |
谷本敦 熊谷慎太郎 ふくはらげんえい SHIN |
音楽 | 澤和雄 |
美術 | 白戸政男 |
シリーズ | くにおくんシリーズ |
人数 | 1 - 2人(同時プレイ) |
メディア | 2メガビットロムカセット[1] |
発売日 |
![]() ![]() ![]() 発売日一覧
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対象年齢 |
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コンテンツ アイコン |
![]() Suggestive Themes |
デバイス | ターボファイル対応 |
その他 |
型式:![]() ![]() |
『ダウンタウン熱血物語』(ダウンタウンねっけつものがたり)は、1989年4月25日に日本のテクノスジャパンから発売されたファミリーコンピュータ用アクションロールプレイングゲーム。日本国外でも発売されており、北米では『River City Ransom』、欧州では『Street Gangs』の名称で販売された。
同社の『くにおくんシリーズ』の第三作目にあたる作品。主人公の「くにお」および「りき」を操作し、周辺の高校を制圧した「冷峰学園」の竜一と竜二を倒して「りき」の彼女を救出する事を目的としたゲーム。前作までとは異なり、敵を倒す事でお金を獲得して商店街で様々なアイテムを入手し、ステータスを上げていくというロールプレイングゲームの要素が追加されている。
開発はテクノスジャパンが行い、ゲームデザインは、関本弘之、吉田晄浩、音楽は澤和雄、キャラクターデザインは白戸政男が担当した。
1990年にはシャープからX68000用ソフトとして発売され、1993年12月24日にはナグザットからPCエンジンSUPER CD-ROM2用ソフトとして発売された。ファミリーコンピュータ版は後にバーチャルコンソール対応ソフトとして2007年にWii、2012年にニンテンドー3DS、2015年にWii Uにてそれぞれ配信された他、2008年に携帯電話用アプリゲームとしてS!アプリにて『ダウンタウン熱血物語復刻版』として配信、さらに2010年にWindows用ソフトとしてプロジェクトEGGにて配信された。
概要
本作は『くにおくんシリーズ』の作品の中で『ダウンタウン熱血行進曲』(1990年)、『くにおくんの時代劇だよ全員集合』(1991年)、『ダウンタウン熱血べーすぼーる物語』(1993年)などの『ダウンタウンシリーズ』としてピックアップされる一連の作品の第1作目に位置する作品で、ストーリー的には『熱血硬派くにおくん[2]』(1986年)の数ヵ月後の話である。後のシリーズの基礎を確立したゲームでもある。いつもは敵対しているくにおとりきが協力し合うというストーリーになっている[3]。
1993年12月24日にはナグザットからPCエンジンSUPER CD-ROM2用ソフトとして発売されている。CD-ROMの特性を生かし、声優によるボイスの追加やCD-DAによるBGMのアレンジが行われている。テクノスジャパンの倒産後はアトラス(制作はミリオン)から発売された『ダウンタウン熱血物語ex』(2004年、以下『EX』と称す)がゲームボーイアドバンス用ソフトとして発売された。こちらはファミコン版のものをリメイクし、バージョンアップさせたもの。また、PC用としては唯一X68000にも移植された(開発SPS、販売シャープ)。これはX68000のADPCMを生かし、BGMのアレンジ、ボイス付きのビジュアルシーンの追加などが行われた。2007年10月23日よりWiiのバーチャルコンソールで、2012年11月28日よりニンテンドー3DSのバーチャルコンソールで、2015年8月5日よりWii Uのバーチャルコンソールでファミコン版が配信されている(提供元はアークシステムワークス)。その後、二度目のリメイク作『ダウンタウン熱血物語SP』がニンテンドー3DS用ソフトとして2016年4月28日発売予定とされていたが二度の発売延期を経て、2016年10月27日に発売された。
ゲーム内容
システム
りきの彼女、まみ(島田真美)を救うことがこのゲームの目的。それを阻む者たちを倒しながら街を進み、冷峰学園を目指す。敵を倒してお金を稼ぎ、商店街で購入するアイテムを使うことでステータスを上げていく、アクションロールプレイングゲーム。食事を行うとその場で体力を回復させたり効果を得たりすることができ、本屋で手に入る本を使って必殺技を習得することができる[3]。
またファミコン版では能力をターボファイルを接続しないとセーブができない。パスワードを利用すればステータスだけは保存できるが、進行状況や持ち物は保存されない(現在、パスワードは全て解析され、自分の好きなステータスで始めることも可能)。『EX』ではデータ(能力)をセーブすることが可能である。最大で12人セーブをすることが可能である。
2人(もしくは1人)で、敵を殴る蹴るなどの攻撃によって倒していく。武器(木刀、鉄パイプ、石ころ、タイヤ、チェーンなど)を使ったり投げたりしての攻撃や、倒れている相手(敵味方問わず)を使って別の相手を攻撃するといったアクションが可能。
体力と気力がゼロになって倒れると、持ち金が半額になる。またプレイヤーキャラクターが全滅した場合、直前の商店街(花園商店街の前の場合は花園高校)から再開となる。
ファミコン版では各高校の敵キャラクターは9人であり、同時に3人以上は出てこない(『EX』では敵キャラクターの人数は10人か20人に設定が可能で、同時に4人まで出現させることが可能)。また、生徒の名前は制服の色と顔の組み合わせごとに決められている。全滅させないと、ボスキャラクターが出てこないことがある。
必殺技
- マッハパンチ
- まっはぱんちの書で習得。パンチが3連続で出る。
- マッハキック
- まっはきっくの書で習得。キックが3連続で出る。これを装備しない時はジャンプキックを着地時に出すとその場で低く再ジャンプできるが、装備するとその効果は無くなる。
- アイテムマッハクラッシュ
- まっはたたきの書で習得。持っている武器を3連続で振る。素手では使えないが、通常の武器以外にも倒れた相手を担ぎ上げることでも発動できる。
- ストンピング
- すとんぴんぐの書で習得。倒れた敵を踏みつけて更にダメージを与える。
- スクリューボンバー
- すくりゅうの書で習得。ダッシュジャンプすると体を丸めて回転し、敵に体当たりしてダメージを与える。
- ドリルミサイル
- にんげんぎょらいの書で習得。倒れた敵を担いで投げると回転しながら前方に飛んでいく。投げられた相手は壁にぶつかるまで地面を滑っていき、接触した別の敵にもダメージを与えることができる。
設定
ストーリー
主人公くにおが悪の組織から仲間を救い出してから数ヶ月後、進学校である「冷峰学園」に竜一と竜二が転校し、冷峰学園は数ヶ月で近隣の高校を支配下に治め、彼らは「ダブルドラゴン兄弟」と恐れられた。くにおの永遠のライバルである花園高校の番長りきはその能天気な性格から平然としていたが、ある日、りきの彼女が冷峰学園にさらわれ一通の挑戦状が届いた。怒りに燃えたりきは一人で花園高校を飛び出すが、そこでくにおと衝撃的な再会を果たす事になる。りきは彼女を助けるため、くにおはかつての仲間に会うため、二人はそれぞれの目的を胸に冷峰学園へと向かうことになる。
舞台
各高校
- 熱血高校
- くにおたちが通う高校で様々な部活があり、ほとんどがくにおが関わっている。他の生徒はくにおがいるからか安堵の気持ちがある。今回の事件でくにおは1人で冷峰学園に向かい、それを知った姿はくにおを探すことになる。制服の色は番長のくにおは白、一般生徒(姿など)は紫。
シリーズによっては全員白の場合もある。
- 花園高校
- りきが通う高校。真美がさらわれたことにより、りきは単身で冷峰学園に向かった。そのことを知った前田はりきを追いかけ、五月女と鷲尾は学校の守りを固めた。制服の色は青。
- 千里台高校
- 元々は喧嘩の無い平和な学園。しかし花園を名乗る者の襲撃にあい、2年生たちが園川をリーダーとした「千里台ボンバーズ」を結成、りきを狙っている。短気だが、喧嘩は弱い。制服は水色。
- 坂宿(さかじゅく)商業高校
- リーダーはおらず、白鷹工業の西村の傘下にある。くにお達とは敵対している。弱気になって逃げ出すことが多いが、挑発するとムキになる。出現する地域が広く、様々な場所で喧嘩を売ってくる。制服は桃色。
- 沼丘工業高校
- ボスの藤原雄介(未登場)は冷峰四天王の望月に従っている。望月からすれば藤原は友人だが、藤原は「望月に従う事こそ絶対である」と考えている。制服は黄緑。
- 影村学園
- ボスは上条と山本の2人。くにお達を倒すことで自分達の名を広めようとしているが、実力は今ひとつ。上条、山本以外のキャラクターはゲームに登場しない。制服は紫(『EX』では薄紫)。
- 星草農業高校
- 唯一の農業高校。ボスは榎田知治(未登場)で、武器は持たないが素手での攻撃が怖い。榎田はかつて谷花高校の五代に助けられたことがある(ただし、星草農業の生徒は榎田よりも五代への信頼を強めている)。制服は黄色。
- 白鷹(はくたか)工業高校
- ボスは西村成孝で、坂宿商業を支配しているが冷峰の木下に従っている。執拗にくにおとりきを攻め、タイヤを好んで用いる。西村と同様、妙な口癖の生徒が多い。制服は濃い目のグレー。
- 又川工業高校
- ボスの篠塚準次郎(未登場)は冷峰学園に従っているが、自分たちは関わりが無いように装っている。主にメリケンサックを好んで用い、遠距離から飛び蹴りを仕掛けるなど嫌らしい戦術を得意とする。暗いイメージの高校だが、生徒たちはそれを認めたくない様子が台詞から見受けられる。制服は茶色。
- 宝陵高校
- 豪田剛が番長格を務める高校。冷峰の指示で襲い掛かってくる他校と違い、豪田を強く慕っている一部の生徒が(妹を人質に取られ、仕方なく豪田が冷峰に味方している事実をくにお達のせいだと思い込んで)勝負を挑んでくる。武器は殆ど使わないがパンチは強く、防御も上手い。制服は緑。
- 谷花高校
- 五代奨が仕切る高校。谷花高校の生徒の目的はくにお達が五代を刺激しないようにあらかじめ倒し五代の暴走を未然に防ぐ、というもの。五代以外の生徒も武器をよく用い、木刀を好む。制服は濃い青。
- 冷峰学園
- 元々はあまり名を知られていなかったものの、超の付くほどの進学校であった。しかし、ダブルドラゴン兄弟が服部学園から転入してから体制が変わり、今回の事件の黒幕となる。さらにくにおの旧友の山田がある人物から能力を身に付け、山田が学園を支配するようになった。このことを知った一部の生徒(長谷部ら)が密かにくにおに協力することになる。能力も雑魚キャラクターの中ではトップで、制服の色は赤。
『EX』で追加された高校
ここでは旧シリーズの続編に登場した高校のみを紹介する(『EX』で新規登場した高校に関しては該当項目を参照)。
- 虎島実業第四高校
- 熊田が柔道大会にこの地域に来て、偶然今回の事件に出くわす。火間田は同校の応援団員として熊田に同行していたところ、事件に遭遇。特に番長格はいない。制服は熱血高校より濃い紫。
- 霧雨(きりさめ)実業高校
- 『ダウンタウン熱血べーすぼーる物語』に登場した風丘四郎(『EX』には未登場)がボス。ライバル校は影村学園。武器は長いチェーン。制服は濃い水色。
その他
- 花園高校
- 花園町
- 花園商店街
- 花園町
- 花園第3公園
- 桜町商店街
- 新宝川・花園大橋
- 緑町
- 丸か運送廃倉庫
- 丸か運送廃ビル
- 緑町
- 緑町商店街
- 小林産業工場跡
- 星ヶ丘商店街
- 夢見町
- 冷峰学園
登場人物
プレイヤーキャラクター
- くにお
- 正義の不良。熱血高校に通う3年生。花園高校の校門前でりきと再会する。
- りき
- 鮫島 力(さめじま りき)。花園高校に通う3年生。かつては「マッハパンチのりき」として恐れられた。真美を助けるために冷峰学園へ向かう際にくにおと再会する。
サブキャラクター
- はせべ
- 長谷部 和美(はせべ かずみ)。冷峰学園に通う女生徒。生徒会の副会長を務めているが、かつてはスケバンであったとされている。くにおとは中学時代の同級生で、いつも陰から協力している。
- まみ
- 島田 真美(しまだ まみ)。花園高校2年生でりきの彼女。ひょんなことから冷峰学園の生徒にさらわれる。ダブドラ兄弟を倒した後に助けることができるが、助けなくてもクリアは可能。
敵ボスキャラクター
- さわぐち
- 沢口 靖夫(さわぐち やすお)。白鷹工業高校の自称No.2で、最初に登場するボス。勢いだけはあるが、実力はない。相手の威圧感にすぐ負ける。ファミコン版では倒さなくてもクリアは可能。
- 必殺技:自分手裏剣(『EX』のみ)
- かみじょう&やまもと
- 上条 恒男(かみじょう つねお)と山本 憲之(やまもと のりゆき)。影村学園に通う2人組のボス。くにおとりきを倒して認められようとしている。2人ともズルくて気弱な性格。倒さなくてもクリアは可能。ファミコン版では2人の名前が逆になっている。
- 必殺技:ブーメラン投げ(『EX』のみ・2人共通)
- にしむら
- 西村 成孝(にしむら なりたか)。白鷹工業高校のボス。メガネをかけた巨漢。太った体型を生かした戦い方をしてくるが動きは遅い。
- 必殺技:溜めパンチ・張り手スペシャル(いずれも『EX』のみ)
- きのした
- 木下 忠(『EX』では正だが、それは誤り)(きのした ただし)。冷峰四天王の一人。顔も性格も凶暴。白鷹を支配に持つ。
- 必殺技:デビルチェーン(『EX』のみ)
- もちづき
- 望月 駿(もちづき しゅん)。冷峰四天王の一人。「かっとびのもつ」の異名を持つだけあって、スピードは恐ろしく速い。
- 必殺技:ニトロアタック(『EX』のみ)
- たいら
- 平 清文(たいら きよふみ)。冷峰四天王の一人。弱い訳ではないが、インテリらしく、はったりをかましてから戦う。
- 必殺技:ばく転バスター(『EX』のみ)
- こばやし
- 小林 政男(こばやし まさお)。冷峰四天王のヘッド。キザで自信家だが、それに伴う実力を持ち合わせている。上流階級出身であり、丁寧口調で話す。
- 必殺技:グライドチョップ・ハイパーガード(いずれも『EX』のみ)
- ごうだ
- 豪田 剛(ごうだ つよし)。宝陵高校の番格。本人にその自覚は無く、豪田を慕う多くの生徒達より勝手に番格とされている。さらわれた妹を人質に取られ、今回は仕方なく冷峰学園側についた。本来は非常に正義感の強く優しい男である。
- 必殺技:頭突きスペシャル(シリーズ共通)・ヘッドボム(『EX』のみ)
- おにづか
- 鬼塚 崇(おにづか たかし)。冷峰学園前生徒会長。顔が非常に恐ろしいが、真面目で優しく男らしい性格で規則にうるさい。リーダーシップから冷峰四天王を支配下に置く。『EX』では山田とダブドラ兄弟に操られているという設定になっている。手堅い攻撃をするバランスの取れた能力を持つ。
- 必殺技:人間ドリル・大車輪投げ(いずれも『EX』のみ)
- ごだい
- 五代 奨(ごだい すすむ)。谷花高校のボス。木刀をこよなく愛し、それを武器にしている明るくお気楽な男。キレると凄まじく凶暴化することから周囲に恐れられている。群れるのを嫌う一匹狼だが、宝陵の豪田のことを気に入り、一目置いている。倒さなくてもクリアは可能。
- 必殺技:棒術スペシャル(シリーズ共通)・五代スペシャル(『EX』のみ)
- ダブルドラゴン兄弟
- 服部竜一・竜二(はっとり りゅういち・りゅうじ)。服部学園から冷峰学園に転校後、他校を一気に支配下に置き、冷峰を最大の不良校とする。山田に操られている。同じテクノスの作品『双截龍』をモチーフにしたキャラクターで、ファミコン版『双截龍』のビリー・リーに顔つきが似ている。バトル時のBGMも『双截龍』のテーマである。
- 必殺技:龍尾嵐風脚(シリーズ共通・2人共通)・無影脚(『EX』のみ・2人共通)・爆魔脚(『EX』のみ・竜一)・天殺拳(『EX』のみ・竜二)
- やまだ
- 山田 大樹(やまだ たいき)。冷峰学園の生徒会長。くにおの親友だったが、長谷部との事でトラブルになる。りき一人の場合は「可愛い彼女がいて、気に入らない」と台詞が変わる。
- 必殺技:山田の術・すくりゅう・強烈キック(いずれも『EX』のみ)
- 山田の術は、ファミコン版でも実装予定があったのか、没スプライトデータが残っている。
X68000版のみ出現するボス
X68000版では冷峰学園と影村学園を除いた8つの高校がステージに設置されていて、それらの高校のステージボスとして以下の追加ボスが登場する。なお『EX』ではこれらのボスたちは登場せず、一部は設定を変えて他の高校の追加雑魚キャラクターとして登場している。
- らんどう
- 千里台高校の総番。
- はせがわ
- 千里台高校の副番。
- なんぶ
- 坂塾商業高校の総番。
- ながた
- 坂塾商業高校の副番。
- いしづか
- 沼丘高校の総番。
- いけべ
- 沼丘高校の副番。
- おりべ
- 星草農業高校の総番。本作の登場キャラクターでは珍しく目をつぶっている。
- えとう
- 星草農業高校の副番。
- さかき
- 白鷹高校の総番。
- なかた
- 白鷹高校のNo3。
- ゆうき
- 又川高校の総番。
- なかは
- 又川高校の副番。
- にかいどう
- 宝陵高校の副番。
- すどう
- 宝陵高校のNo3。
- みずぬま
- 谷花高校の副番。
- くぼた
- 谷花高校のNo3。サングラスをかけている。
『EX』の追加キャラクター
- すがた
- 姿 三十朗(すがた さんじゅうろう)。熱血高校に通うくにおの後輩。初登場は『ダウンタウン熱血行進曲』。
- 必殺技:爆弾パンチ
- まえだ
- 前田 亨(まえだ とおる)。花園高校三年。顔がとても怖い。かつてはりきのライバルだったが、りきに敗れた後、りきに従う。初登場は『ダウンタウン熱血行進曲』。
- 必殺技:前田の飛び蹴り
- そのかわ
- 園川 薫(そのかわ かおる)。千里台高校の2年。花園高校と名乗る人物から襲撃され、りきに対して強い憎しみを持つ。くにおのみに対しては力を貸してくれることもある。ファミコン版などでは一般の雑魚キャラクターとしてのみ登場。
- 必殺技:びっぐばんぐ
- はやさか
- 早坂 良麻(はやさか りょうま)。冷峰学園在学で望月の親友。喧嘩は好まないが、やる時はやる男。初登場は『ダウンタウン熱血行進曲』。
- 必殺技:マッハ叩き・加速落とし
- くまだ
- 熊田 重蔵(くまだ じゅうぞう)。虎島実業第四高校の柔道部員。初登場は『ダウンタウン熱血行進曲』。
- 必殺技:人間魚雷・背負いスペシャル
- ひまだ
- 火間田 翔(ひまだ しょう)。虎島実業第四高校の応援団。見かけどおりバリバリのツッパリ野郎である。『EX』のオリジナルキャラクター。
- 必殺技:ファンキーキック
- とうどう
- 藤堂 護(とうどう まもる)。冷峰学園在学で、藤堂グループの御曹司。カネの力で支配をすること数知れず。大の不良嫌いで、特にくにおに対しては敵意を剥き出しにする。後に山田の後任の冷峰の生徒会長に就任する。能力は一番低い。初登場は『ダウンタウン熱血行進曲』。
- さおり
- 豪田 砂織(ごうだ さおり)。豪田の妹。体が弱く大人しい性格であることから、常に兄に守られて育ってきた。可憐な美少女で周囲にファンも多い。元々設定のみの登場だったが、ゲーム中で姿を見せたのは『EX』が初。
- くにこ
- 芦野 久仁子(あしの くにこ)。熱血高校に通うくにおの追っかけ。所々に現れる。初登場は『ダウンタウン熱血べーすぼーる物語』。
他機種版
No. | タイトル | 発売日 | 対応機種 | 開発元 | 発売元 | メディア | 型式 | 備考 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
1 | ダウンタウン熱血物語 | ![]() |
X68000 | SPS | シャープ | フロッピーディスク | CZ-254AS(C) | |
2 | ダウンタウン熱血物語 | ![]() |
PCエンジンSUPER CD-ROM² | KID | ナグザット | CD-ROM | NXCD 3019 | |
3 | ![]() ![]() |
![]() ![]() |
ゲームボーイアドバンス | ミリオン | アトラス | 32メガビットロムカセット | AGB-BDTJ-JPN | |
4 | ![]() ![]() ![]() |
![]() PAL 2008年2月21日 ![]() |
Wii | テクノスジャパン | ![]() ![]() ![]() |
ダウンロード (バーチャルコンソール) |
- | ファミリーコンピュータ版の移植 |
5 | ダウンタウン熱血物語復刻版 | ![]() |
Yahoo!ケータイ (S!アプリ) |
ウェブドゥジャパン | ウェブドゥジャパン | ダウンロード (熱血硬派くにお君) |
- | ファミリーコンピュータ版の移植 |
6 | ダウンタウン熱血物語 | ![]() |
Windows | テクノスジャパン | ミリオン | ダウンロード (プロジェクトEGG) |
- | ファミリーコンピュータ版の移植 |
7 | ![]() ![]() ![]() |
![]() ![]() ![]() |
ニンテンドー3DS | テクノスジャパン | ![]() ![]() ![]() |
ダウンロード (バーチャルコンソール) |
- | ファミリーコンピュータ版の移植 |
8 | ![]() ![]() ![]() |
![]() ![]() ![]() |
Wii U | テクノスジャパン | アークシステムワークス | ダウンロード (バーチャルコンソール) |
- | ファミリーコンピュータ版の移植 |
9 | ダウンタウン熱血物語SP | ![]() |
ニンテンドー3DS | エープラス | アークシステムワークス | 3DSカード | CTR-P-BDJJ | |
10 | くにおくん熱血コンプリート ファミコン編 |
![]() |
ニンテンドー3DS | アークシステムワークス | 3DSカード | CTR-P-BKCJ | ファミコン版の移植。他シリーズのファミコン10作品との合同収録作 | |
11 | ファミリーコンピュータ Nintendo Switch Online |
![]() ![]() |
Nintendo Switch | 任天堂 | 任天堂 | ダウンロード | - | ファミリーコンピュータ版の移植 |
12 | くにおくん ザ・ワールド 〜クラシックスコレクション〜 |
![]() |
Nintendo Switch PlayStation 4 Xbox One Steam |
アークシステムワークス | Switch専用ゲームカード ディスクROM ダウンロード |
- | ファミコン版の移植。 他シリーズのファミコン17作品との合同収録作。 ファミコン版『River City Ransom』(海外版『ダウンタウン熱血物語』)も収録。 |
スタッフ
- プログラム:TOMMY.TANI(富山徳之)、S.KUMA(熊谷慎太郎)、F.GEN(ふくはらげんえい)、SHIN
- キャラクター・デザイン:白戸政男
- B.G.デザイン:矢崎美佐、とうごうかずよ
- サウンド・コンポーズ:澤和雄
- サウンド・プログラム:平沢道也
- マニュアル・パッケージ・デザイン:向井久美子
- スペシャル・サンクス:斉藤伸一、M.OHATA、山根一史
- ディレクト:関本弘之、吉田晄浩、W.S.LITTLE
評価
評価 | ||||||||||||||||||||||||||||||||
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- ファミリーコンピュータ版
- ゲーム誌『ファミリーコンピュータMagazine』の読者投票による「ゲーム通信簿」での評価は以下の通りとなっており、23.45点(満30点)となっている[23][1]。同誌1991年5月10日号特別付録の「ファミコンロムカセット オールカタログ」では、「とにかくアキのこないゲーム展開が魅力。難易度設定が変更可能になっており、誰にでも楽しめるゲームだ」と、演出面や難易度設定に関して肯定的に評価されている[1]。
項目 キャラクタ 音楽 操作性 熱中度 お買得度 オリジナリティ 総合 得点 4.26 3.70 3.97 4.08 3.69 3.75 23.45
- PCエンジン版
- ゲーム誌『ファミコン通信』の「クロスレビュー」では合計20点(満40点)[11]、『月刊PCエンジン』では70・75・80・70・80の平均75点(満100点)、『電撃PCエンジン』では50・50・50・55の平均51.25点(満100点)、『PC Engine FAN』の読者投票による「ゲーム通信簿」での評価は以下の通りとなっており、19.6点(満30点)となっている[19]。
項目 キャラクタ 音楽 お買得度 操作性 熱中度 オリジナリティ 総合 得点 3.5 3.1 3.3 3.1 3.5 3.1 19.6
- ニンテンドー3DS版『ダウンタウン熱血物語SP』
- ゲーム誌『ファミ通』の「クロスレビュー」では合計31点(満40点)でシルバー殿堂入りを獲得している[12]。
脚注
- ^ a b c d 「5月10日号特別付録 ファミコン ロムカセット オールカタログ」『ファミリーコンピュータMagazine』第7巻第9号、徳間書店、1991年5月10日、154頁。
- ^ この作品はダウンタウンシリーズには含まれない。
- ^ a b ニンテンドークラシックミニ ファミリーコンピューターmagazine(アンビット、2016年)50ページ
- ^ 太田亮三 (2008年8月12日). “Yahoo!ケータイ向けに「ダウンタウン熱血物語」” (日本語). ケータイ Watch. インプレス. 2019年10月19日閲覧。
- ^ “くにおくんの原点が3DSバーチャルコンソールで帰ってきた『ダウンタウン熱血物語』” (日本語). iNSIDE. イード (2012年11月21日). 2019年10月19日閲覧。
- ^ “『スーパーマリオRPG』と『ダウンタウン熱血物語』がWii Uバーチャルコンソールで8月5日配信開始” (日本語). ファミ通.com. KADOKAWA (2015年7月29日). 2019年10月19日閲覧。
- ^ キャナ☆メン (2015年7月29日). “『ダウンタウン熱血物語』と『スーパーマリオRPG』がWii U用バーチャルコンソールに8月5日登場” (日本語). 電撃オンライン. KADOKAWA. 2019年10月19日閲覧。
- ^ 津久井箇人 a.k.a. そそそ (2015年7月29日). “Wii Uバーチャルコンソール8月5日配信タイトル ― 『スーパーマリオRPG』『ダウンタウン熱血物語』” (日本語). iNSIDE. イード. 2019年10月19日閲覧。
- ^ a b “River City Ransom for Wii (2007)” (英語). Moby Games. Blue Flame Labs. 2018年4月14日閲覧。
- ^ a b “ダウンタウン熱血物語 まとめ [ファミコン]” (日本語). ファミ通.com. KADOKAWA CORPORATION. 2015年12月31日閲覧。
- ^ a b “ダウンタウン熱血物語 まとめ [PCエンジン]” (日本語). ファミ通.com. KADOKAWA CORPORATION. 2015年12月31日閲覧。
- ^ a b “ダウンタウン熱血物語SP まとめ [3DS]” (日本語). ファミ通.com. KADOKAWA CORPORATION. 2018年4月14日閲覧。
- ^ a b “River City Ransom for NES (1989)” (英語). Moby Games. Blue Flame Labs. 2018年4月14日閲覧。
- ^ GamesMaster, Episode 14 (Series 2, Episode 4), 22/10/1992
- ^ “River City Ransom Review”. IGN (2008年4月21日). 2016年3月11日閲覧。
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- ^ “Best NES Games of All Time”. GamesRadar (2012年4月16日). 2013年10月26日時点のオリジナルよりアーカイブ。2013年12月5日閲覧。
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- ^ a b 『ファミコン通信』第10・11合併号、アスキー、1989年5月12日。
- ^ ニンテンドークラシックミニ ファミリーコンピューターmagazine(アンビット、2016年)7ページ
関連項目
- アトラス (ゲーム会社)
- ダウンタウン熱血行進曲(事実上、ダウンタウン熱血物語の続編)