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「トランスルーセントグラスキャットフィッシュ」の版間の差分

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[[Image:Kryptopterus bicirrhis.jpg|thumb|250px|[[姫路市立水族館]]にて]]
'''トランスルーセントグラスキャットフィッシュ'''別名「トランスルーセント」、「トランスルーセントグラスキャット」は(学名 ''Kryptopterus bicirrhis'')[[ナマズ目]]の[[淡水魚]]。全長は最大で15cm程である。体は頭部を除く全体が透けている。市場には5cm程度のものが一般的に出回っている。鑑賞魚としては「グラスキャット」の名で通じる。
'''トランスルーセントグラスキャットフィッシュ'''別名「トランスルーセント」、「トランスルーセントグラスキャット」は(学名 ''Kryptopterus bicirrhis'')[[ナマズ目]]の[[淡水魚]]。全長は最大で15cm程である。体は頭部を除く全体が透けている。市場には5cm程度のものが一般的に出回っている。鑑賞魚としては「グラスキャット」の名で通じる。


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2006年10月16日 (月) 14:43時点における版

姫路市立水族館にて

トランスルーセントグラスキャットフィッシュ別名「トランスルーセント」、「トランスルーセントグラスキャット」は(学名 Kryptopterus bicirrhisナマズ目淡水魚。全長は最大で15cm程である。体は頭部を除く全体が透けている。市場には5cm程度のものが一般的に出回っている。鑑賞魚としては「グラスキャット」の名で通じる。

下あごの先端から二本の髭を長く前に伸ばす。背びれは小さく、尾ひれは軽く二つに割れる。一般のナマズのように水底に潜ることはなく、中層に群れをなして、体をくねらせて泳いでいる。

よく観察すると時々胸のあたりに透明の脂肪のような泡のようなものが中にできでいることがある。しかし特に魚体にこれといった影響はない。卵でもないようである。1mm程のものが鰭などにもついていることもある。

同じ様に体全体が透けている魚としてグラスフィッシュがある。マレーシアに分布する。似た体形の魚にオムポックがある。比較的おとなしいので他の小型の熱帯魚との混泳にも向き、飼育もしやすいが、繁殖は容易でない。