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[[1996年のメジャーリーグベースボール|1996年]]は[[4月27日]]のロッキーズ戦で、[[ラリー・ウォーカー]]の飛球をキャッチしようとしてフェンスに激突。内臓破裂で2ヵ月間の長期離脱を余儀なくされた。[[1997年のメジャーリーグベースボール|1997年]]はキャリアハイの28本塁打を放つ一方でキャリアワーストの111三振を喫した。[[1999年のメジャーリーグベースボール|1999年]]はキャリアハイの打率.312・22本塁打を記録。
[[1996年のメジャーリーグベースボール|1996年]]は[[4月27日]]のロッキーズ戦で、[[ラリー・ウォーカー]]の飛球をキャッチしようとしてフェンスに激突。内臓破裂で2ヵ月間の長期離脱を余儀なくされた。[[1997年のメジャーリーグベースボール|1997年]]はキャリアハイの28本塁打を放つ一方でキャリアワーストの111三振を喫した。[[1999年のメジャーリーグベースボール|1999年]]はキャリアハイの打率.312・22本塁打を記録。


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[[2000年のメジャーリーグベースボール|2000年]][[7月31日]]に、[[スコット・ダウンズ]]との交換[[トレード#メジャーリーグ|トレード]]で[[シカゴ・カブス]]へ移籍<ref name="Transactions">{{cite web |url=https://www.baseball-reference.com/players/w/whitero02.shtml#all_transactions_other|title=Transactions|language=英語|work= Baseball-Reference.com |accessdate=2021-05-22}}</ref>。[[2001年のメジャーリーグベースボール|2001年]]は[[規定打席]]未達ながら打率.307・17本塁打・長打率.529の好成績を残した。[[11月5日]]に[[フリーエージェント_(プロスポーツ)#メジャーリーグベースボール|フリーエージェント]]となり、[[12月21日]]に[[ニューヨーク・ヤンキース]]と契約<ref name="Transactions">{{cite web |url=https://www.baseball-reference.com/players/w/whitero02.shtml#all_transactions_other|title=Transactions|language=英語|work= Baseball-Reference.com |accessdate=2021-05-22}}</ref>


自身初の[[アメリカンリーグ]]所属となった[[2002年のメジャーリーグベースボール|2002年]]は主に[[左翼手|レフト]]で出場<ref name="Standard Fielding">{{cite web |url=https://www.baseball-reference.com/players/w/whitero02.shtml#all_standard_fielding|title=Standard Fielding|language=英語|work= Baseball-Reference.com |accessdate=2021-05-22}}</ref>し打率.240・14本塁打・出塁率.288と低調だったが、チームは5年連続で地区優勝。これも自身初の[[メジャーリーグベースボールのポストシーズン|ポストシーズン]]となった[[アナハイム・エンゼルス]]との[[2002年のアメリカンリーグディビジョンシリーズ|ディビジョンシリーズ]]では、第1戦の5回裏に[[ジャロッド・ウォシュバーン]]から一時勝ち越しとなる本塁打を放つ<ref name="2002 American League Division Series (ALDS) Game 1, Angels at Yankees, October 1">{{cite web |url=https://www.baseball-reference.com/boxes/NYA/NYA200210010.shtml|title=2002 American League Division Series (ALDS) Game 1, Angels at Yankees, October 1|language=英語|work= Baseball-Reference.com |accessdate=2021-05-22}}</ref>など勝利に貢献したが、第2戦以降は出番が無くチームも1勝3敗で敗退した。
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[[2003年のメジャーリーグベースボール|2003年]][[3月19日]]に、[[バッバ・トランメル]]及びマイナー1選手プラス金銭との交換トレードで[[サンディエゴ・パドレス]]へ移籍<ref name="Transactions">{{cite web |url=https://www.baseball-reference.com/players/w/whitero02.shtml#all_transactions_other|title=Transactions|language=英語|work= Baseball-Reference.com |accessdate=2021-05-22}}</ref>[[6月20日]]の[[シアトル・マリナーズ]]戦で[[ジェフ・ネルソン]]から逆転サヨナラ満塁本塁打を放つ<ref name="Play By Play">{{cite web |url=https://www.baseball-reference.com/players/event_hr.fcgi?id=whitero02&t=b#all_play_by_play|title=Play By Play|language=英語|work= Baseball-Reference.com |accessdate=2021-05-22}}</ref>など前半戦で16本塁打を記録し、自身最初で最後の[[2003のMLBオールスターゲーム|オールスターゲーム]]に選出された。[[8月26日]]に[[ブライアン・サンチェス]]マイナ1選手との交換トレードで[[カンザスシティ・ロイヤルズ]]へ移籍。シーズン通算でキャリアハイの87打点を挙げた。[[10月27日]]にFAとなり、[[12月19日]]に[[デトロイト・タイガース]]と契約<ref name="Transactions">{{cite web |url=https://www.baseball-reference.com/players/w/whitero02.shtml#all_transactions_other|title=Transactions|language=英語|work= Baseball-Reference.com |accessdate=2021-05-22}}</ref>


[[2004年のメジャーリーグベースボール|2004年]]は[[開幕戦]]で[[ロイ・ハラデイ]]から3点本塁打を放つ<ref name="Play By Play">{{cite web |url=https://www.baseball-reference.com/players/event_hr.fcgi?id=whitero02&t=b#all_play_by_play|title=Play By Play|language=英語|work= Baseball-Reference.com |accessdate=2021-05-22}}</ref>。ホームでの打率.230・5本塁打に対し、アウェイでは打率.306・14本塁打<ref name="Home or Away">{{cite web |url=https://www.baseball-reference.com/players/split.fcgi?id=whitero02&year=2004&t=b#all_hmvis|title=Home or Away|language=英語|work= Baseball-Reference.com |accessdate=2021-05-22}}</ref>と「外弁慶」だった。[[2005年のメジャーリーグベースボール|2005年]][[10月27日]]にFAとなり、[[12月22日]]に[[ミネソタ・ツインズ]]と契約<ref name="Transactions">{{cite web |url=https://www.baseball-reference.com/players/w/whitero02.shtml#all_transactions_other|title=Transactions|language=英語|work= Baseball-Reference.com |accessdate=2021-05-22}}</ref>。
{{by|2005年}}[[12月22日]]に、[[ミネソタ・ツインズ]]へ移籍。


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{{by|2006年}}[[12月20日]]に、ツインズと1年契約を結ぶ(2008年のオプション付)も、{{by|2007年}}に引退。
[[2007年のメジャーリーグベースボール|2007年]]は打率.174に終わり、同年限りで現役を引退。


== 詳細情報 ==
== 詳細情報 ==
=== 年度別打撃成績 (MLB) ===
=== 年度別打撃成績 ===
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=== 獲得タイトル・表彰・記録 ===
=== 獲得タイトル・表彰・記録 ===
* [[MLBオールスターゲーム|オールスターゲーム]]選出:1回 ([[2003のMLBオールスターゲーム|2003年]])
* [[MLBオールスターゲーム|オールスターゲーム]]選出:1回(2003
* {{仮リンク|プレイヤー・オブ・ザ・ウィーク|en|Major League Baseball Player of the Week Award}}:2回 (1995年6月11日、2001年6月10日)
* {{仮リンク|プレイヤー・オブ・ザ・ウィーク|en|Major League Baseball Player of the Week Award}}:2回(1995年6月11日,2001年6月10日


=== 背番号 ===
=== 背番号 ===

2021年5月23日 (日) 01:59時点における版

ロンデル・ホワイト
Rondell White
基本情報
国籍 アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国
出身地 ジョージア州ミレッジヴィル
生年月日 (1972-02-23) 1972年2月23日(52歳)
身長
体重
6' 1" =約185.4 cm
205 lb =約93 kg
選手情報
投球・打席 右投右打
ポジション 外野手
プロ入り 1990年 ドラフト1巡目(全体24位)
初出場 1993年9月1日
最終出場 2007年9月30日
経歴(括弧内はプロチーム在籍年度)

ロンデル・バーナード・ホワイトRondell Bernard White,1972年2月23日 - )は、アメリカ合衆国ジョージア州ミレッジヴィル出身の元プロ野球選手外野手)。

経歴

1990年のMLBドラフトモントリオール・エクスポズから1巡目(全体24位)に指名を受け、6月8日に契約[1]

1993年はAA級ハリスバーグとAAA級オタワの2階級合計で打率.343・19本塁打・12三塁打・84打点・31盗塁・出塁率.390[2]の好成績を挙げ、セプテンバー・コールアップでメジャーに昇格。9月1日コロラド・ロッキーズ戦でメジャーデビューを果たした。

1994年は開幕をメジャーで迎え、40試合に出場するもストライキでシーズンが打ち切られた。 1995年マーキス・グリッソムが抜けた後のセンターのレギュラーに定着。6月11日サンフランシスコ・ジャイアンツ戦ではサイクルヒットを含む6安打を放つ[3]活躍を見せるなど、打率.295・13本塁打・25盗塁を記録。広角に打ち分ける打撃と強肩俊足を活かした守備、特にダイビングキャッチやヘッドスライディングなどの派手なプレーで一躍脚光を浴びた。オフには緊縮財政のチームにあって異例の5年契約を結んだ。

1996年4月27日のロッキーズ戦で、ラリー・ウォーカーの飛球をキャッチしようとしてフェンスに激突。内臓破裂で2ヵ月間の長期離脱を余儀なくされた。1997年はキャリアハイの28本塁打を放つ一方でキャリアワーストの111三振を喫した。1999年はキャリアハイの打率.312・22本塁打を記録。

2000年7月31日に、スコット・ダウンズとの交換トレードシカゴ・カブスへ移籍[1]2001年規定打席未達ながら打率.307・17本塁打・長打率.529の好成績を残した。11月5日フリーエージェントとなり、12月21日ニューヨーク・ヤンキースと契約[1]

自身初のアメリカンリーグ所属となった2002年は主にレフトで出場[4]し打率.240・14本塁打・出塁率.288と低調だったが、チームは5年連続で地区優勝。これも自身初のポストシーズンとなったアナハイム・エンゼルスとのディビジョンシリーズでは、第1戦の5回裏にジャロッド・ウォシュバーンから一時勝ち越しとなる本塁打を放つ[5]など勝利に貢献したが、第2戦以降は出番が無くチームも1勝3敗で敗退した。

2003年3月19日に、バッバ・トランメル及びマイナー1選手プラス金銭との交換トレードでサンディエゴ・パドレスへ移籍[1]6月20日シアトル・マリナーズ戦でジェフ・ネルソンから逆転サヨナラ満塁本塁打を放つ[6]など前半戦で16本塁打を記録し、自身最初で最後のオールスターゲームに選出された。8月26日ブライアン・サンチェス及びマイナー1選手との交換トレードでカンザスシティ・ロイヤルズへ移籍。シーズン通算でキャリアハイの87打点を挙げた。10月27日にFAとなり、12月19日デトロイト・タイガースと契約[1]

2004年開幕戦ロイ・ハラデイから3点本塁打を放つ[6]。ホームでの打率.230・5本塁打に対し、アウェイでは打率.306・14本塁打[7]と「外弁慶」だった。2005年10月27日にFAとなり、12月22日ミネソタ・ツインズと契約[1]

2006年は打率.246・7本塁打と振るわなかったが、チームは最大12.5ゲーム差を付けられていたタイガースに終盤で追いつき、最終戦で2年ぶりの地区優勝を決めた[8]オークランド・アスレチックスとのディビジョンシリーズでは第1戦で本塁打を放つなど打率.417[9]と気を吐くが、チームは3連敗で敗退した。 2007年は打率.174に終わり、同年限りで現役を引退。

詳細情報

年度別打撃成績

















































O
P
S
1993 MON 23 83 73 9 19 3 1 2 30 15 1 2 2 1 7 0 0 16 2 .260 .321 .411 .732
1994 40 109 97 16 27 10 1 2 45 13 1 1 0 0 9 0 3 18 1 .278 .358 .464 .822
1995 130 525 474 87 140 33 4 13 220 57 25 5 0 4 41 1 6 87 11 .295 .356 .464 .820
1996 88 359 334 35 98 19 4 6 143 41 14 6 0 1 22 0 2 53 11 .293 .340 .428 .768
1997 151 638 592 84 160 29 5 28 283 82 16 8 1 4 31 3 10 111 18 .270 .316 .478 .794
1998 97 397 357 54 107 21 2 17 183 58 16 7 0 3 30 2 7 57 7 .300 .363 .513 .875
1999 138 588 539 83 168 26 6 22 272 64 10 6 0 6 32 2 11 85 17 .312 .359 .505 .863
2000 75 322 290 52 89 24 0 11 146 54 5 1 0 2 28 0 2 67 4 .307 .370 .503 .873
CHC 19 74 67 7 22 2 0 2 30 7 0 2 0 0 5 0 2 12 0 .328 .392 .448 .840
'00計 94 396 357 59 111 26 0 13 176 61 5 3 0 2 33 0 4 79 4 .311 .374 .493 .867
2001 95 357 323 43 99 19 1 17 171 50 1 0 1 0 26 4 7 56 14 .307 .371 .529 .900
2002 NYY 126 494 455 59 109 21 0 14 172 62 1 2 1 5 25 1 8 86 11 .240 .288 .378 .666
2003 SD 115 449 413 49 115 17 3 18 192 66 1 4 0 3 25 2 8 71 11 .278 .330 .465 .795
KC 22 85 75 13 26 6 1 4 46 21 0 0 0 2 6 0 2 8 2 .347 .400 .613 1.013
'03計 137 534 488 62 141 23 4 22 238 87 1 4 0 5 31 2 10 79 13 .289 .341 .488 .829
2004 DET 121 498 448 76 121 21 2 19 203 67 1 2 0 3 39 4 8 77 13 .270 .337 .453 .790
2005 97 400 374 49 117 24 3 12 183 53 1 0 0 4 17 0 5 48 8 .313 .348 .489 .837
2006 MIN 99 355 337 32 83 17 1 7 123 38 1 1 0 3 11 2 4 54 11 .246 .276 .365 .641
2007 38 119 109 8 19 4 0 4 35 20 0 0 0 1 6 0 3 19 2 .174 .235 .321 .556
通算:15年 1474 5852 5357 756 1519 296 34 198 2477 768 94 47 5 42 360 21 88 925 143 .284 .336 .462 .799

獲得タイトル・表彰・記録

背番号

  • 37 (1993年)
  • 22 (1994年 - 2001年)
  • 27 (2002年 - 2003年途中)
  • 14 (2003年途中 - 同年)
  • 24 (2004年 - 2007年)

脚注

  1. ^ a b c d e f Transactions” (英語). Baseball-Reference.com. 2021年5月22日閲覧。
  2. ^ Register Batting” (英語). Baseball-Reference.com. 2021年5月22日閲覧。
  3. ^ 1995 Batting Game Log” (英語). Baseball-Reference.com. 2021年5月22日閲覧。
  4. ^ Standard Fielding” (英語). Baseball-Reference.com. 2021年5月22日閲覧。
  5. ^ 2002 American League Division Series (ALDS) Game 1, Angels at Yankees, October 1” (英語). Baseball-Reference.com. 2021年5月22日閲覧。
  6. ^ a b Play By Play” (英語). Baseball-Reference.com. 2021年5月22日閲覧。
  7. ^ Home or Away” (英語). Baseball-Reference.com. 2021年5月22日閲覧。
  8. ^ Team Game-by-Game Schedule”. Baseball-Reference.com. 2021年5月22日閲覧。
  9. ^ Play By Play” (英語). Baseball-Reference.com. 2021年5月22日閲覧。

外部リンク