「ブルース」の版間の差分
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:特にクオーターと呼ばれる1/4音上げはブルース独特の「音」であり |
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2004年10月4日 (月) 18:48時点における版
ブルースは
ここでは1について述べる。
音楽の特徴
- 12小節を一つの単位(コーラス)として繰り返される。
- 1コーラスは4小節毎に3つに分けることができる。
- A(12小節) = a(4小節) + a'(4小節) + b(4小節)
- 歌詞は4小節内に一行、1コーラスで3行詞となる。
- a = 一行詞
- a' = aの繰り返し
- b = 結尾
- コード進行も4小節毎の3部構成に分けられる。
- a = 主和音を強調
- a' = 下属和音から主和音へ解決
- b = 属和音から主和音へ解決
- ごく基本的な3つの和音で構成されていることから演奏者は
- ブルースをスリーコードと呼ぶことがある。
- 旋律に独特の節回しがある。
- 一般にブルーノートスケールと呼ばれている音階を基本に
- テンションコードを随所にちりばめて即興的に演奏される。
- 特にクオーターと呼ばれる1/4音上げはブルース独特の「音」であり
- カントリーやジャズには基本的にみられない「音」である。
- シャッフルと呼ばれるリズムパターンがある。
- 単純な3連符ではなく独特な後拍の強調がある。
- 4/4拍子の2拍目を休符にした感じである。
代表的なブルースマン
- ロバート・ジョンソン
- ライトニン・ホプキンス
- マディー・ウォーターズ
- B.B.キング
- アルバート・キング
- フレディ・キング
- ケニーウェインシェパード
- ジョニーラング
- サン・ハウス
- チャーリー・パットン
- メンフィス・ミニー
ブルースに影響を受けた、ロック世代ギタリスト
- エリック・クラプトン(元クリーム)
- ジミー・ペイジ(元レッド・ツェッペリン)
- ジェフ・ベック
- ジミ・ヘンドリックス(故人)
- ポール・コゾフ(故人:元フリー)
- ミック・テイラー(元ローリング・ストーンズ)
- ピーター・グリーン
- スティーヴ・マリオット(故人:元スモール・フェイセズ、ハンブル・パイ)
- スティーヴ・レイボーン(故人)
- ゲイリー・ムーア(現在は、ブルースに転向。)
- デイヴ・ギルモア(ピンク・フロイド、プログレッシヴ・ロックのバンドだが、本人のルーツはブルース)
- 他
彼らの多くは、ブルースに強く影響を受け、ブルースのテクニックや音階やトーンを演奏に用い、ブルースベースのロック、もしくは、ブルースを実際に演奏しているギタリストである。