「木村健 (小児外科医)」の版間の差分
表示
削除された内容 追加された内容
編集の要約なし |
編集の要約なし |
||
1行目: | 1行目: | ||
'''木村 健'''(きむら けん)日本の医師、アイオワ大学名誉教授、医学者、エッセイスト<ref>https://www.shohakusha.com/book_detail/224</ref>。 |
'''木村 健'''(きむら けん)日本の医師、[[アイオワ大学]]名誉教授、医学者、[[エッセイスト]]<ref>https://www.shohakusha.com/book_detail/224</ref>。 |
||
9行目: | 10行目: | ||
2005年広島大学医学部より浅原利正学長の招聘を受け病院経営指南に招かれ、医学部付属病院を大学本部直属の広島大学病院と組織替して病院改革を行った。 |
2005年、[[広島大学]]医学部より[[浅原利正]]学長の招聘を受け病院経営指南に招かれ、[[広島大学医学部付属病院]]を大学本部直属の広島大学病院と組織替して病院改革を行った。 |
||
結果大きな生産性増加と患者に利便性の向上がもたらされた。 |
結果大きな生産性増加と患者に利便性の向上がもたらされた。 |
||
19行目: | 21行目: | ||
== 経歴 == |
== 経歴 == |
||
* 1937年 広島県府中市生まれ |
* 1937年 広島県[[府中市 (広島県)|府中市]]生まれ |
||
* 1963年 兵庫県立医科大学卒業(現在神戸大学医学部) |
* 1963年 [[兵庫県立医科大学]]卒業(現在[[神戸大学]]医学部) |
||
* 1963‐64年 横須賀米国海軍病院インターン研修終了 |
* 1963‐64年 [[横須賀米国海軍病院]]でインターン研修終了 |
||
* 1964年 兵庫県立医科大学(現在神戸大学医学部)第二外科入局 |
* 1964年 兵庫県立医科大学(現在神戸大学医学部)第二外科入局 |
||
* 1970年 兵庫県立こども病院外科赴任 |
* 1970年 [[兵庫県立こども病院]]外科赴任 |
||
* 1972-73年 ボストン、フローティング病院小児外科チーフレジデント終了 |
* 1972-73年 ボストン、フローティング病院小児外科チーフレジデント終了 |
||
* 1974年 兵庫県立こども病院外科部長 |
* 1974年 兵庫県立こども病院外科部長 |
||
63行目: | 65行目: | ||
# 日本の名医30人の肖像 2003年 阪急コミュニケーションズ |
# 日本の名医30人の肖像 2003年 阪急コミュニケーションズ |
||
== |
== 参考文献 == |
||
⚫ | |||
⚫ | |||
⚫ | |||
⚫ | |||
⚫ | |||
⚫ | |||
⚫ | |||
⚫ | |||
⚫ | |||
⚫ | |||
== 外部リンク == |
|||
⚫ | |||
⚫ | |||
⚫ | |||
⚫ | |||
⚫ | |||
⚫ | |||
⚫ | |||
⚫ | |||
== 脚注 == |
|||
⚫ | |||
=== 出典 === |
|||
⚫ | |||
⚫ | |||
{{DEFAULTSORT:きむら けん}} |
|||
⚫ | |||
[[Category:生年不明]] |
|||
[[Category:20世紀日本の医師]] |
|||
[[Category:21世紀日本の医師]] |
|||
[[Category:日本の外科医]] |
|||
[[Category:日本の医学者]] |
|||
[[Category:アイオワ大学の教員]] |
|||
[[Category:21世紀日本の随筆家]] |
|||
[[Category:広島県出身の人物]] |
|||
[[Category:医学士取得者]] |
|||
[[Category:神戸大学出身の人物]] |
|||
[[Category:医学博士取得者]] |
|||
[[Category:広島大学の人物]] |
2021年11月6日 (土) 02:26時点における版
木村 健(きむら けん)日本の医師、アイオワ大学名誉教授、医学者、エッセイスト[1]。
数多くの手術術式を開発して多くの小児外科領域の難病患者を救った。
日本並びにアメリカの医学教育、卒後研修、医療制度、病院経営論理に詳しく、講演会などで両国の比較などを通して啓発活動をしている。
1986年日本エッセイストクラブ「ベストエッセイ集、母の加護」に作品「肥後守」が選ばれた。神戸市消防局広報紙「雪」、およびデイリースポーツ「アメリカ・日本 ドクター健」、総合医療情報月刊誌Monthlyミクス、ハワイ「イーストウエストジャーナル」誌、ネットブログ「ドクターキムラのオピニオン」などに定期的にエッセイを掲載し医師、一般人、医薬業界人など幅広い読者に医学は勿論の事、評論活動でジャーナリスト顔負けの活動をしている。
2005年、広島大学医学部より浅原利正学長の招聘を受け病院経営指南に招かれ、広島大学医学部付属病院を大学本部直属の広島大学病院と組織替して病院改革を行った。
結果大きな生産性増加と患者に利便性の向上がもたらされた。
当時医学部教授会が病院経営を任されており医療経済論理の素人が病院を経営していた。
木村健はアメリカアイオワ大学病院で学んだ医療経営のプロの技術を日本に導入した事により病院経営改革を実現した。
経歴
- 1937年 広島県府中市生まれ
- 1963年 兵庫県立医科大学卒業(現在神戸大学医学部)
- 1963‐64年 横須賀米国海軍病院でインターン研修終了
- 1964年 兵庫県立医科大学(現在神戸大学医学部)第二外科入局
- 1970年 兵庫県立こども病院外科赴任
- 1972-73年 ボストン、フローティング病院小児外科チーフレジデント終了
- 1974年 兵庫県立こども病院外科部長
- 1976年 医学博士(神戸大学)
- 1986年 ニューヨーク、シュナイダー小児病院外科
- 1987年 アイオワ大学医学部外科准教授
- 1990年 アイオワ大学医学部外科教授
- 1992年 アイオワ大学病院小児外科部長、主任教授
- 2001年 アイオワ大学医学部名誉教授
- 2004年 広島大学病院特別顧問
称号 栄誉
- 1978年 英国小児外科学会正会員
- 1981‐83 太平洋小児外科学会理事
- 1983年 カナダ小児外科学会名誉会員
- 1984‐88年 アジア小児外科学会理事長
- 1991年 米国小児医学アカデミー正会員(FAAP)
- 1992年 米国小児外科学会正会員
- 1996年 American Surgical Association 正会員
- 1997年 米国外科学会正会員(FACS)
研究業績
開発した新手術 術式
- 先天性十二指腸閉鎖症に対するダイヤモンド型吻合手術
- 先天性気管狭窄症に対する肋軟骨グラフト根治術
- 全結腸無神経節症に対する結腸パッチ手術
- 遊離腸管を用いた短腸症に対する腸管延長手術
- 食道閉鎖症に対する胸壁外食道延長手術
著書 論文
- Elsevier社1981年 D M Hays, K Kimura Biliary atresia: new concepts of management
- 1995年 アメリカで医者をやるにはわけがある(草思社)
- 2007年 オペのイチロー、世相を斬る!(松柏社)
- Biliary Atresia: The Japanese Experience Harvard University Press (August 5, 1980) Daniel M. Hays (Author), Ken Kimura (Author)
- 母の加護―日本エッセイスト協会ベスト・エッセイ集1986年版 肥後守
- 日本の名医30人の肖像 2003年 阪急コミュニケーションズ
参考文献
- 「わからんときには原点に戻れ」 木村健 アイオワ大学小児外科 日本小児外科学会雑誌 55(7): 1233-1233, 2019.
- 食道閉鎖症の治療方法 : 変遷とその理由 木村健 アイオワ大学医学部終身教授 日本小児外科学会雑誌 55(7): 1207-1207, 2019.
- 虐待児への対応 木村健 アイオワ大学小児外科 日本小児外科学会雑誌 55(4): 903-903, 2019.
- 腸管回転異常症の虚血性腸管壊死 - セカンドルックの諸問題 木村健 アイオワ大学病院小児外科 日本小児外科学会雑誌 54(7): 1422-1422, 2018.
- 小児外科 - 永遠のフロンティア 木村健 アイオワ大学外科終身教授 日本小児外科学会雑誌 52(1): 15-20, 2016.
- 小児外科 - 永遠のフロンティア 木村健 Professor of Surgery (Emeritus), The University of Iowa College of Medicine 日本小児外科学会雑誌 51(3): 393-393, 2015.
- 医学会:日米の違い 木村健 アイオワ大学, 広島大学病院 胆道 24(3): 325-325, 2010.
- 先輩からのアドバイス 木村健 日本小児外科学会:http://www.jsps.or.jp/advise-03