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電気的な露出計の登場以前は[[印画紙]]や[[計算尺]]を活用した測定方法を使っていた。 |
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19世紀初期、[[セレニウム]]が光により起電することを応用して、セレニウムを光に当てて取り出した電流を測定することで露出を測定する形式によって電気的な露出計(セレン光露出計)ができた。 |
19世紀初期、[[セレン|セレニウム]]が光により起電することを応用して、セレニウムを光に当てて取り出した電流を測定することで露出を測定する形式によって電気的な露出計(セレン光露出計)ができた。 |
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その後[[硫化カドミウム]](CdS)や[[シリコン]][[ダイオード#フォトダイオード|フォトダイオード]]などを使うことで露出計の性能が向上し、コンパクト化も可能になり、カメラのオプションとして、その後カメラに内蔵されるようになった。 |
その後[[硫化カドミウム]](CdS)や[[シリコン]][[ダイオード#フォトダイオード|フォトダイオード]]などを使うことで露出計の性能が向上し、コンパクト化も可能になり、カメラのオプションとして、その後カメラに内蔵されるようになった。 |
2006年11月7日 (火) 05:33時点における版
![](http://upload.wikimedia.org/wikipedia/commons/thumb/a/a2/Swiatlomierz1968rok-Leningrad4.jpg/220px-Swiatlomierz1968rok-Leningrad4.jpg)
露出計(ろしゅつけい)は、写真や映画の撮影において、光の強度を測定し、設定すべき露出値を割り出すための機械。
露出計の歴史
電気的な露出計の登場以前は印画紙や計算尺を活用した測定方法を使っていた。
19世紀初期、セレニウムが光により起電することを応用して、セレニウムを光に当てて取り出した電流を測定することで露出を測定する形式によって電気的な露出計(セレン光露出計)ができた。
その後硫化カドミウム(CdS)やシリコンフォトダイオードなどを使うことで露出計の性能が向上し、コンパクト化も可能になり、カメラのオプションとして、その後カメラに内蔵されるようになった。
(この項stub)
露出計の分類
- 入射光式露出計
- 被写体に直接あたる光を測定する形式。被写体の色に左右されることなく適正な露出が得られるが、逆光には向いていない。現在は太陽光等の定常光だけではなく、ストロボ光も測定できるタイプ(フラッシュメーター)が主流。
- 反射光式露出計
- 被写体に当たって反射した光を測定する形式。ゾーンシステムの概念を応用したもので、18%グレーを基準に白黒の明暗で判断する。どのような状態でも測定できるが、色によって左右されやすい。カメラ内蔵型も反射光式露出計である(TTL露出計。→AEカメラ)。単体の反射光式露出計の場合は中心のごく小さな測定点で露出を測定するタイプ(スポットメーター)が主流。
露出計の上位機では入射光・反射光両方とも測定が可能なものが存在する。