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*[[2003年]]、[[エリザベス女王杯]]で[[アドマイヤグルーヴ]]に騎乗、史上初となる同レース3連覇達成。年間通じて、JRA・地方における全GIに騎乗。史上最速・最年少(33歳11ヶ月)でJRA通算2100勝を達成。史上最速・最年少(34歳5ヶ月)でJRA通算2200勝を達成。JRA史上初の年間200勝達成。(最終的には204勝) |
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*[[2004年]]、史上最速・最年少(34歳10ヶ月)でJRA通算2300勝を達成。 |
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=== 成績表 === |
=== 成績表 === |
2004年8月23日 (月) 06:16時点における版
武豊(たけゆたか)は栗東に所属する競馬の騎手。血液型O、滋賀県栗太郡栗東町(現栗東市)出身。数々の記録を持ち、「天才」と呼ばれることも多い。父邦彦は元騎手で現在調教師。弟幸四郎も騎手である。妻は元アイドルの佐野量子である。
芸能人とも交流があり、とんねるずや明石家さんまなどと交流がある。趣味はゴルフで、ゴルフ誌に登場したこともある。スポーツニッポンを愛読しており、同紙・競馬ページにコラム「武豊のサタデー(サンデー)物語」を執筆している。また生粋の阪神タイガースファンでもある。1988年菊花賞制覇を皮切りに、17年連続でGI競走を制覇している。(2004年5月31日現在)
連載
DVD
ターフのヒーローシリーズ
成績
記録年表
- 1987年デビュー。加賀武見騎手(現調教師)の持っていた新人記録の58勝を上回る69勝を挙げ、鮮烈なデビューを飾る。
- 1988年、史上最速・最年少(19歳1ヶ月)でJRA通算100勝達成。菊花賞でスーパークリークに騎乗し初GI勝利にして史上最年少(19歳8ヶ月)でクラシック制覇。
- 1989年、史上最速・最年少(19歳11ヶ月)でJRA通算200勝達成、史上最速・最年少(20歳8ヶ月)でJRA通算300勝達成。
- 1990年、史上最速・最年少(21歳5ヶ月)でJRA通算400勝達成。
- 1991年、史上最速・最年少(22歳4ヶ月)でJRA通算500勝達成。
- 1992年、天皇賞・春でメジロマックイーンに騎乗し、史上初の同レース4連覇を達成。史上最速・最年少(23歳9ヶ月)でJRA通算600勝達成。
- 1993年、史上最速・最年少(24歳1ヶ月)でJRA通算700勝達成。桜花賞(ベガ)・皐月賞(ナリタタイシン)・オークス(ベガ)と春のクラシックを3連覇。
- 1994年、史上最速・最年少(24歳10ヶ月)でJRA通算800勝達成。フランス・ロンシャン競馬場のムーラン・ド・ロンシャン賞でスキーパラダイスに騎乗し、JRA所属の騎手としては初めての海外GI勝利。史上最速・最年少(25歳5ヶ月)でJRA通算900勝達成。
- 1995年、史上最速・最年少(26歳4ヶ月)でJRA通算1000勝達成。
- 1996年、史上最速・最年少(27歳1ヶ月)でJRA通算1100勝達成。史上最速・最年少(27歳7ヶ月)でJRA通算1200勝達成。
- 1997年、史上最速・最年少(28歳3ヶ月)でJRA通算1300勝達成。北九州記念でダンディコマンドに騎乗、史上最速・最年少(28歳4ヶ月)でJRA重賞通算100勝達成。函館3歳S(現函館2歳S)でアグネスワールドに騎乗、史上2人目の全10場重賞制覇達成。
- 1998年、史上最速・最年少(28歳10ヶ月)でJRA通算1400勝達成。日本ダービーでスペシャルウィークに騎乗、ダービー初制覇を果たすとともに史上2人目の八大競走完全制覇達成。フランス・ドーヴィル競馬場のモーリス・ド・ゲスト賞でシーキングザパールに騎乗し、日本調教馬初の海外GI制覇に導く。史上最速・最年少(29歳5ヶ月)でJRA通算1500勝達成。
- 1999年、史上最速・最年少(30歳1ヶ月)でJRA通算1600勝達成。日本ダービーでアドマイヤベガに騎乗、史上初となる日本ダービー連覇達成。史上最速・最年少(30歳7ヶ月)でJRA通算1700勝達成。
- 2000年、史上最速・最年少(31歳1ヶ月)でJRA通算1800勝達成。
- 2001年、史上最速・最年少(32歳7ヶ月)でJRA通算1900勝達成。
- 2002年、日本ダービーでタニノギムレットに騎乗、史上初となる日本ダービー3勝目。史上最速・最年少(33歳6ヶ月)でのJRA通算2000勝達成。12月7日、阪神競馬場にてJRA新記録、世界タイ・レコードとなる1日8勝を記録。
- 2003年、エリザベス女王杯でアドマイヤグルーヴに騎乗、史上初となる同レース3連覇達成。年間通じて、JRA・地方における全GIに騎乗。史上最速・最年少(33歳11ヶ月)でJRA通算2100勝を達成。史上最速・最年少(34歳5ヶ月)でJRA通算2200勝を達成。JRA史上初の年間200勝達成。(最終的には204勝)
- 2004年、史上最速・最年少(34歳10ヶ月)でJRA通算2300勝を達成。
- 2004年、史上最速・最年少(35歳5ヶ月)でJRA通算2400勝を達成。
成績表
年 | 勝利数・連対率 | 受賞名 |
---|---|---|
1987年 | 69勝 (.238) | JRA賞(最多勝利新人騎手) |
1988年 | 113勝 (.306) | 史上最年少関西リーディングジョッキー |
1989年 | 133勝 (.340) | JRA賞(最多勝利騎手・最多賞金獲得騎手) |
1990年 | 116勝 (.324) | JRA賞(最多勝利騎手・最多賞金獲得騎手) |
1991年 | 96勝 (.291) | 優秀騎手賞 |
1992年 | 130勝 (.345) | JRA賞(最多勝利騎手) |
1993年 | 137勝 (.392) | JRA賞(最多勝利騎手・最多賞金獲得騎手)・フェアプレー賞 |
1994年 | 134勝 (.388) | JRA賞(最多勝利騎手・最高勝率騎手) |
1995年 | 134勝 (.343) | JRA賞(最多勝利騎手・最多賞金獲得騎手) |
1996年 | 159勝 (.340) | JRA賞(最多勝利騎手・最多賞金獲得騎手) |
1997年 | 168勝 (.371) | JRA賞(最多勝利騎手・最高勝率騎手・最多賞金獲得騎手・騎手大賞)・フェアプレー賞 |
1998年 | 169勝 (.366) | JRA賞(最多勝利騎手・最高勝率騎手・最多賞金獲得騎手・騎手大賞) |
1999年 | 178勝 (.396) | JRA賞(最多勝利騎手・最高勝率騎手・最多賞金獲得騎手・騎手大賞)・フェアプレー賞 |
2000年 | 130勝 (.362) | JRA賞(最多勝利騎手・最高勝率騎手・最多賞金獲得騎手・騎手大賞) |
2001年 | 65勝 (.315) | ※海外遠征により騎乗数激減 |
2002年 | 133勝 (.435) | JRA賞(最多勝利騎手・最高勝率騎手・最多賞金獲得騎手・騎手大賞)・フェアプレー賞 |
2003年 | 204勝 (.384) | JRA賞(最多勝利騎手・最高勝率騎手・最多賞金獲得騎手・騎手大賞) |
※なお、表中には特に表さなかったが、2001年以外の年は全て優秀騎手賞も受賞。
騎乗馬
代表的騎乗馬
- スーパークリーク(菊花賞、天皇賞・春、天皇賞・秋)
- 記念すべき初GI勝利馬。
- シャダイカグラ(桜花賞)
- 桜花賞は、不利だとされる大外枠ながら、出遅れて結果的に内を確保することができ勝利した。しかし日頃の天才ぶりから、『内に入るためわざと出遅れた』という逸話が広まった。
- オグリキャップ(安田記念、有馬記念)
- 決して主戦とは言えないが、引退レースでの激走はファンの胸を打ちオグリコールが沸きあがった。
- メジロマックイーン(天皇賞・春2回、宝塚記念)
- ベガ (桜花賞・優駿牝馬)
- 春の2冠を制覇。皐月賞のナリタタイシンと合わせ春クラシック3連勝達成。
- エアグルーヴ (優駿牝馬、天皇賞・秋)
- ダンスインザダーク (菊花賞)
- マーベラスサンデー (宝塚記念)
- 実力は認められながらGIになかなか手が届かなかったが、1997年の宝塚記念でついに戴冠。
- シーキングザパール(NHKマイルカップ、モーリス・ド・ゲスト賞)
- 日本調教馬として初の海外GI制覇。日本のファンはどちらかと言えば翌週のタイキシャトルの方に期待を寄せていたため、いい意味で裏切った。
- サイレンススズカ(小倉大賞典、中山記念、金鯱賞、毎日王冠)
- スペシャルウィーク (東京優駿、天皇賞・春秋、ジャパンカップ)
- アドマイヤベガ (東京優駿)
- アグネスワールド (アベイユ・ド・ロンシャン賞、ジュライカップ)
- 海外のGIを2勝。日本では直前のところで差されたり運がなかった。
- エアシャカール (皐月賞、菊花賞)
- 菊花賞では気性面から距離などいろいろなことを不安視されていた。しかし同騎手はササる(内に斜行すること)癖を掌握し直線はラチ沿いをぬうように内から伸び、わずかにトーホウシデンを凌ぎ見事に2冠を達成した。このような騎乗は俗にユタカマジックといわれる。
- トゥザヴィクトリー (エリザベス女王杯)
- 2001年、世界最高峰のレースであり賞金が世界最高額であるドバイワールドカップに挑戦。世界の強豪を相手に逃げ粘り2着と大健闘。また、同年のエリザベス女王杯では意表を突いた後方待機策で見事に初GI制覇へ導いた。ユタカマジック。
- クロフネ (NHKマイルカップ、ジャパンカップダート)
- タニノギムレット(東京優駿)
- ゴールドアリュール(フェブラリーステークス、ジャパンダートダービー、ダービーグランプリ、東京大賞典)
- 久々に手綱を取ったダートで開眼。地方を中心に快進撃を続けた。
- ファインモーション(秋華賞、エリザベス女王杯)
- 3歳馬として初めてエリザベス女王杯を制覇。
- ハルウララ
- ダンスインザムード
- 2004年4月11日、桜花賞優勝。藤澤和雄きゅう舎に初のクラシックレースタイトルをプレゼントした
外部リンク
- Takeachance!(武豊公式)