コンテンツにスキップ

「太栄志」の版間の差分

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
削除された内容 追加された内容
m 内部リンクの修正をしました
m カテゴリーを修正しました
84行目: 84行目:
[[Category:立憲民主党の衆議院議員 (日本 2020)]]
[[Category:立憲民主党の衆議院議員 (日本 2020)]]
[[Category:国民民主党の人物 (日本 2018)]]
[[Category:国民民主党の人物 (日本 2018)]]
[[Category:希望の党の人物]]
[[Category:希望の党の人物 (日本 2017)]]
[[Category:民進党の人物]]
[[Category:民進党の人物]]
[[Category:民主党の人物]]
[[Category:民主党の人物]]

2022年3月11日 (金) 01:12時点における版

太 栄志
ふとり ひでし
生年月日 (1977-04-27) 1977年4月27日(47歳)
出生地 日本の旗 日本 鹿児島県大島郡知名町
出身校 中央大学法学部政治学科
中央大学大学院法学研究科修了(政治学修士)
前職 長島昭久衆議院議員秘書
シンクタンク職員
所属政党民主党→)
民進党→)
希望の党→)
旧国民民主党→)
立憲民主党
公式サイト 太 栄志(ふとり ひでし)ウェブサイト

選挙区 神奈川13区
当選回数 1回
在任期間 2021年11月3日[1] - 現職
テンプレートを表示

太 栄志(ふとり ひでし、本名:森川 栄志(もりかわ ひでし)[2]1977年4月27日 - )は、日本政治家立憲民主党所属の衆議院議員(1期)。

経歴

沖永良部島鹿児島県大島郡知名町住吉出身[3]知名町立田皆中学校卒業まで沖永良部島で過ごし[3]れいめい高等学校中央大学法学部政治学科卒業、中央大学大学院法学研究科修了(政治学修士)[4]

2003年民主党衆議院議員・長島昭久事務所に入所し、公設秘書を務めた[5]。その後、ヴァンダービルト大学客員研究員、ハーバード大学国際問題研究所研究員、戦略国際問題研究所(CSIS)パシフィックフォーラム研究員、ウィルソンセンター研究員を歴任[4]。日本の外交・安全保障問題を研究した[3]

2015年12月23日に、民主党神奈川県第13区総支部長に就任[4]民進党を経て、2017年9月26日に勝又恒一郎らと共に離党届を提出し、希望の党に参加する意向を表明[6]

同年10月22日執行の第48回衆議院議員総選挙では神奈川13区から希望の党公認で立候補。小選挙区では自由民主党甘利明に次点で敗れ、重複立候補した比例南関東ブロックでの比例復活もならず落選。ダブルスコアの惨敗だったが、太はここからドブ板選挙をさらに加速させたという。長島は、田中角栄の秘書を務めた朝賀昭を太に遣わし、朝賀の指導のもと地道な政治活動に励んだ[7]。4年後の総選挙までに10万軒の戸別訪問をし、街頭演説と月1回のタウンミーティングを徹底して行った[7]

2018年5月7日、旧国民民主党が結党。同党神奈川県第13区総支部長に就任[8]

2020年8月24日、旧立憲民主党と旧国民民主党は、2つの無所属グループを加えた形で合流新党を結成することで合意した[9]。同年9月29日、新「立憲民主党」から次期衆院選の公認内定を受け[10]、同党神奈川県第13区総支部長に就任した。同年9月24日、日本共産党神奈川県委員会は神奈川13区に同党13区国政対策委員長の佐野昭広を擁立すると発表[11]

2021年10月13日、日本共産党は次期衆院選に向け、立憲民主党と競合する22の選挙区で候補者を取り下げる方針を発表。その中には神奈川13区も含まれ、佐野は立候補を見送り、野党一本化が実現した[12]。10月31日執行の第49回衆議院議員総選挙に立憲民主党公認で立候補。開票の結果、現職の自由民主党幹事長であった甘利に小選挙区で勝利し、初当選を果たす(甘利も比例南関東ブロックで復活当選)[13][14]

政策・主張

憲法問題

  • 憲法改正について、2017年のアンケートで「賛成」と回答[15]。2021年のアンケートで「どちらとも言えない」と回答[16]
  • 憲法9条への自衛隊の明記について、2021年のアンケートで「反対」と回答[17]
  • 安全保障関連法の成立について、2017年のアンケートで「どちらかといえば評価する」と回答[15]

ジェンダー問題

  • 選択的夫婦別姓制度の導入について、2017年、2021年のアンケートで「賛成」と回答[15][16]
  • 同性婚を可能とする法改正について、2021年のアンケートで「どちらかといえば賛成」と回答[17]
  • LGBTなど性的少数者をめぐる理解増進法案を早期に成立させるべきか」との問題提起に対し、「賛成」と回答[16]
  • クオータ制の導入について、2021年のアンケートで「どちらかといえば賛成」と回答[17]

その他

  • 原子力発電への依存度について今後どうするべきか」との問題提起に対し、2021年のアンケートで「ゼロにすべき」と回答[17]
  • 新型コロナウイルス対策として、消費税率の一時的な引き下げについて、「必要」と回答[17]
  • アベノミクスについて、2017年のアンケートで「どちらかといえば評価しない」と回答[15]
  • 安倍内閣による森友学園問題加計学園問題への対応について、2017年のアンケートで「評価しない」と回答[15]

人物

  • 高校時代はラグビー部に所属していた[4]
  • 三浦綾子の小説『銃口』を読んで政治を志した[18]

脚注

  1. ^ 令和3年11月3日神奈川県選挙管理委員会告示第70号(衆議院小選挙区選出議員選挙において当選人と決定した者の住所及び氏名並びに当該当選人に係る候補者届出政党の名称)
  2. ^ 政治資金収支報告書 令和元年11月26日公表(平成30年分 定期公表)”. 神奈川県ホームページ (2019年11月26日). 2021年11月3日閲覧。
  3. ^ a b c 知名町出身の太さん初当選 衆院選」『南海日日新聞』、2021年11月2日。2021年11月6日閲覧。
  4. ^ a b c d プロフィール | 太 栄志(ふとり ひでし)ウェブサイト”. futori.net (2020年6月14日). 2021年11月1日閲覧。
  5. ^ 民主党 太(ふとり)氏を公認 衆院選神奈川13区 | 大和”. タウンニュース (2016年1月29日). 2021年11月1日閲覧。
  6. ^ “民進・神奈川の公認3人が離党届 新党から立候補の意向”. 朝日新聞. (2017年9月26日). http://www.asahi.com/articles/ASK9V5SQZK9VULOB01G.html 
  7. ^ a b 小川匡則 (2021年11月22日). “甘利、後藤田ら「自民大物」を倒した男たちが「壮絶選挙の内幕」をすべて明かす!”. 現代ビジネス. 講談社. 2021年11月28日閲覧。
  8. ^ 検索結果 - 議員 - 国民民主党 2019年7月22日のアーカイブ。 2021年11月2日閲覧。
  9. ^ 山下龍一、小林豪 (2020年8月24日). “立国の新党、無所属2グループも合流へ 150人前後に”. 朝日新聞. https://www.asahi.com/articles/ASN8S6TNFN8SUTFK00J.html 2021年11月9日閲覧。 
  10. ^ “立民、衆院選公認候補167人を内定 競合9選挙区は見送り”. 日本経済新聞. (2020年9月29日). https://www.nikkei.com/article/DGXMZO64386530Z20C20A9PP8000/ 2021年11月2日閲覧。 
  11. ^ “日本共産党 13区候補に佐野昭広氏”. タウンニュース. (2020年10月2日). https://www.townnews.co.jp/0401/2020/10/02/545102.html 2021年11月5日閲覧。 
  12. ^ 佐野格 (2021年10月13日). “共産党、22選挙区で候補取り下げ 野党一本化目的に”. 毎日新聞. https://mainichi.jp/articles/20211013/k00/00m/010/231000c 2021年11月3日閲覧。 
  13. ^ 衆議院選挙2021 神奈川(横浜・川崎など)開票速報・選挙結果”. 衆議院選挙2021特設サイト. NHK. 2021年11月1日閲覧。
  14. ^ 【2021年 衆院選】南関東ブロック(比例区)開票速報”. 衆議院選挙(2021年総選挙)特設サイト. 朝日新聞社. 2021年11月18日閲覧。
  15. ^ a b c d e 太栄志”. 2017衆院選 候補者アンケート(朝日・東大谷口研究室共同調査). 朝日新聞社. 2021年10月22日閲覧。
  16. ^ a b c 太栄志”. 朝日・東大谷口研究室共同調査 - 2021衆議院選挙. 朝日新聞社. 2021年10月22日閲覧。
  17. ^ a b c d e 神奈川13区”. NHK 衆議院選挙2021 候補者アンケート. 2021年10月21日閲覧。
  18. ^ Vol.20:令和の西郷どん!「平和を守る政治家」を目指して | 太 栄志(ふとり ひでし)ウェブサイト”. futori.net (2019年9月30日). 2021年11月1日閲覧。

外部リンク