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「藤田三保子」の版間の差分

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== 略歴 ==
== 略歴 ==
高校卒業後、俳優を目指して上京。歌手・[[井沢八郎]]の内弟子<ref name="shinyafan7402"/>などを経て、[[1973年]]に文学座付属研究所夜間部へ入学。同期に[[本田博太郎]]がいた。最初は[[OL]]をしながら研究所へ通い<ref name="shinyafan7402"/>、当時身長が167cmあったことから[[愛称|ニックネーム]]が「ジャンボちゃん」だった<ref name="shinyafan7402"/>。研究所に入ってまもなく[[日本放送協会|NHK]][[連続テレビ小説]]『[[鳩子の海]]』のヒロイン・鳩子役のオーディションに合格し、鳩子の大人時代(18歳から42歳)を演じることになる。それ以前に「'''浅田京子'''」名義でのドラマ出演があったが、[[1974年]]放送開始の『鳩子の海』が芸能界本格デビュー作となる。
高校卒業後、俳優を目指して上京。歌手・[[井沢八郎]]の内弟子<ref name="shinyafan7402"/>などを経て、[[1973年]]に文学座付属研究所夜間部へ入学。同期に[[本田博太郎]]がいた。最初は[[OL]]をしながら研究所へ通い<ref name="shinyafan7402"/>、当時身長が167cmあったことから[[愛称|ニックネーム]]が「ジャンボちゃん」だった<ref name="shinyafan7402"/>。研究所に入ってまもなく[[日本放送協会|NHK]][[連続テレビ小説]]『[[鳩子の海]]』(藤田の出生地・山口県が主たる舞台であった)のヒロイン・鳩子役のオーディションに合格し、鳩子の大人時代(18歳から42歳)を演じることになる。それ以前に「'''浅田京子'''」名義でのドラマ出演があったが、[[1974年]]放送開始の『鳩子の海』が芸能界本格デビュー作となる。


[[1975年]]、[[刑事ドラマ]]『[[Gメン'75]]』に響圭子刑事役で2年間レギュラー出演。その後、結婚。その頃までは「'''藤田美保子'''」(読み方同じ)という芸名であり本名でもあったが、病気闘病もあり、[[1989年]]に現在の名前に改名した。以降も映画、舞台、テレビドラマ、朗読と幅広く出演。また画家として個展を開催したり、[[2004年]]からシャンソン歌手として公演活動を展開している<ref>[https://www.47news.jp/274336.html 「病、それから」藤田三保子さん(女優)ずっと舞台に立っていたい]</ref>。
[[1975年]]、[[刑事ドラマ]]『[[Gメン'75]]』に響圭子刑事役で2年間レギュラー出演。その後、結婚。その頃までは「'''藤田美保子'''」(読み方同じ)という芸名であり本名でもあったが、病気闘病もあり、[[1989年]]に現在の名前に改名した。以降も映画、舞台、テレビドラマ、朗読と幅広く出演。また画家として個展を開催したり、[[2004年]]からシャンソン歌手として公演活動を展開している<ref>[https://www.47news.jp/274336.html 「病、それから」藤田三保子さん(女優)ずっと舞台に立っていたい]</ref>。

2022年4月26日 (火) 14:04時点における版

ふじた みほこ
藤田 三保子
本名 (旧姓)藤田美保子
別名義 浅田京子
藤田美保子
生年月日 (1952-10-31) 1952年10月31日(71歳)
出生地 日本の旗 日本 山口県宇部市
国籍 日本
血液型 B型
ジャンル 女優
シャンソン歌手
油絵画家
俳人
活動期間 1974年
配偶者 あり
著名な家族 外園ゆう(娘)
公式サイト 藤田三保子 オフィシャルサイト
主な作品
テレビドラマ
鳩子の海
Gメン'75
ミラクルガール
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藤田 三保子(ふじた みほこ、1952年10月31日 - )は、日本女優シャンソン歌手油絵画家俳人山口県宇部市出身[1]。旧芸名及び旧姓は藤田美保子。山口県立防府高等学校卒業[2]

略歴

高校卒業後、俳優を目指して上京。歌手・井沢八郎の内弟子[1]などを経て、1973年に文学座付属研究所夜間部へ入学。同期に本田博太郎がいた。最初はOLをしながら研究所へ通い[1]、当時身長が167cmあったことからニックネームが「ジャンボちゃん」だった[1]。研究所に入ってまもなくNHK連続テレビ小説鳩子の海』(藤田の出生地・山口県が主たる舞台であった)のヒロイン・鳩子役のオーディションに合格し、鳩子の大人時代(18歳から42歳)を演じることになる。それ以前に「浅田京子」名義でのドラマ出演があったが、1974年放送開始の『鳩子の海』が芸能界本格デビュー作となる。

1975年刑事ドラマGメン'75』に響圭子刑事役で2年間レギュラー出演。その後、結婚。その頃までは「藤田美保子」(読み方同じ)という芸名であり本名でもあったが、病気闘病もあり、1989年に現在の名前に改名した。以降も映画、舞台、テレビドラマ、朗読と幅広く出演。また画家として個展を開催したり、2004年からシャンソン歌手として公演活動を展開している[3]

2006年8月、全国11箇所で公演された舞台「IMAGINE 9.11」で役者として本格的に復帰を果たす。翌年、都内2箇所で再演された同作品にもレギュラーとして出演している。俳句結社・炎環に所属し、「山頭女」という雅号で俳句創作および講師活動もおこなっている[4]

2019年にはNHK連続テレビ小説第100作となる『なつぞら』に10人目の歴代ヒロインとして出演した[5]

出演

テレビドラマ

※この他2時間ドラマへの出演多数

映画

  • 看護婦のオヤジがんばる(1980年、近代映画協会)
  • マタギ(1982年、青銅プロダクション)
  • 俺ら東京さ行ぐだ(1985年、松竹)
  • 国会へ行こう!(1993年、東宝)久保田宣子 役
  • La VIE 共生!(1995年、Office 90)

ラジオ

著書

脚注

  1. ^ a b c d 深夜放送ファン(自由国民社)1974年2月号 p.41「新人」コーナー
  2. ^ 藤田 三保子|人気ドラマ「Gメン75」のメインキャストを務めたスゴい人! - 日刊スゴい人!、2016-06-02
  3. ^ 「病、それから」藤田三保子さん(女優)ずっと舞台に立っていたい
  4. ^ "大女優の怒り、人気出ずメディアから非難…高橋洋子&藤田三保子が語る「70年代朝ドラヒロインの苦悩」". 女性自身. 光文社. 13 January 2022. 2022年1月13日閲覧
  5. ^ a b “なつぞら:「鳩子の海」の藤田三保子が登場 10人目の歴代ヒロイン 夫役・関根勤も「感動した」”. MANTANWEB (MANTAN). (2019年8月10日). https://mantan-web.jp/article/20190809dog00m200071000c.html 2019年8月10日閲覧。 
  6. ^ 第4話まで藤田美保子、第5話以降は浅田京子名義で出演
  7. ^ かつしかFM 78.9MHz
  8. ^ 過去3か月の放送”. 朗読. NHK. 2021年6月4日時点のオリジナルよりアーカイブ。2021年6月4日閲覧。

外部リンク