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ライヴ・アット・モントルー・ジャズ を発表後にPONTA BOXを脱退。脱退の理由については公にされていない。
ライヴ・アット・モントルー・ジャズ を発表後にPONTA BOXを脱退。脱退の理由については公にされていない。


脱退後、多くのバンド、ユニットを結成し、年に6枚のペースでアルバムを発表、また雑誌への寄稿、教則本、教則ビデオも数多い。ライブで見せる気の抜けたような緩い[[MC]]からは想像できない、その強烈な実行力、実現力はミュージシャン界で肩を並べるものはいない。実態が見えにくい、そのキャラクターから「[[妖怪]]」と呼ばれている。なお水野を支持するファンは水野マニア、略して水マニと呼ばれている。
脱退後、多くのバンド、ユニットを結成し、年に6枚のペースでアルバムを発表、また雑誌への寄稿、教則本、教則ビデオも数多い。ライブで見せる気の抜けたような緩い[[MC]]からは想像できない、その強烈な実行力、実現力はミュージシャン界で肩を並べるものはいない。その実態が見えにくいキャラクターから「[[妖怪]]」と呼ばれている。なお水野を支持するファンは水野マニア、略して水マニと呼ばれている。


一時「エレキベースで4ビートを弾く事を唯一許された男」といったコピーを使用し物議をかもし出した。現在その類のコピーは使用していない。
一時「エレキベースで4ビートを弾く事を唯一許された男」といったコピーを使用し物議をかもし出した。現在その類のコピーは使用していない。

2006年11月22日 (水) 09:52時点における版

エレクトリックフレットレスベースおよびアコースティックベースを演奏する日本人ベース奏者。また、彼の生み出す楽曲は非常に個性的であり、作曲家としての評価も高い。さらにプロデューサーとしても多くのアルバムを世に送り出している。大阪市都島区出身。

演奏家としての根幹にはジャズが強く感じられるが、ジャンルを超えた演奏活動を展開している。また、水野独自の作曲法 MIZUNO METHODにより作曲された楽曲は非常にユニークなためジャンル分けすることが難しく、水野ミュージックとも呼ばれる。

高校時代はラグビー部に所属。デザイン専門学校生時代にエレクトリックベースと出会う。ベースの第一印象は「ギターの2弦が無いなんて・・・そんな簡単な楽器があったんか!?」だったとのこと。その後、上山崎初美氏にアコースティックベースを師事。人生最初の仕事は上山崎氏のトラ。

関西圏のキャバレーでの箱バンからプロとしてのキャリアをスタートする。プロフィールにも記載されているが、実際にベースを手にしてから、プロになるまでの期間はおよそ一年間だったという。この一年間という期間に対して懐疑的な声もある。ただし、水野本人も言っているが「上手い下手」と「プロとアマ」はイコールではないし、キャバレーが多数あり演奏の仕事、つまりプロとして演奏するという機会が現在よりも遥かに多かったという時代背景も考慮してみれば、あながち現実味の無い話でも無い。

大阪時代はアコースティックベースの名手として名を馳せていた。敬愛する先人はスコット・ラファロニールス・ペデルセンレイ・ブラウンなど。大阪時代を知る人間にとっては「ウッドベースの水野」という印象が強いという。

また、当時エレクトリックベースでのスラッピングにも果敢に取り組んでいた。しかし、清水興氏と己を比較し「完全に勝つためにはスラッピングの練習を一日中せなならん。それに人生を費やすのは嫌だ」と判断、エレクトリックフレットレスベースで自己のスタイルを磨き上げる道を選択する。

大阪時代に数々のミューシャンと共演。また多くのバンドを結成し、それら殆どを解散させる。

上京後はスタジオワーク、制作などの仕事をこなす。当時ドラマの音楽制作なども手がけている。

1994年にアルバムPONTA BOXを発表、好セールスを記録しメジャーシーンへ登場。この年初登場したベースマガジンのインタビューで水野は、自分のベースを所有しておらず、弟子のベースを借用してレコーディングに望んだと語っている。また、同時にモニターしてくれるメーカーを募集しているとも語り、その直後にESPとモニター契約を結んでいる。

ライヴ・アット・モントルー・ジャズ を発表後にPONTA BOXを脱退。脱退の理由については公にされていない。

脱退後、多くのバンド、ユニットを結成し、年に6枚のペースでアルバムを発表、また雑誌への寄稿、教則本、教則ビデオも数多い。ライブで見せる気の抜けたような緩いMCからは想像できない、その強烈な実行力、実現力はミュージシャン界で肩を並べるものはいない。その実態が見えにくいキャラクターから「妖怪」と呼ばれている。なお水野を支持するファンは水野マニア、略して水マニと呼ばれている。

一時「エレキベースで4ビートを弾く事を唯一許された男」といったコピーを使用し物議をかもし出した。現在その類のコピーは使用していない。