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(相違点なし)
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2022年11月18日 (金) 17:54時点における版
モデルX(Model X)は、アメリカのテスラが製造・販売しているクロスオーバーSUVタイプの電気自動車である。
テスラ・モデルX | |
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概要 | |
製造国 |
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販売期間 | 2015年- |
ボディ | |
乗車定員 | 5-7名 |
ボディタイプ | クロスオーバーSUV |
駆動方式 | 4WD |
パワートレイン | |
変速機 | 単速 |
前 | エアサスペンション |
後 | エアサスペンション |
車両寸法 | |
ホイールベース | 3,061mm |
全長 | 5,004mm |
全幅 | 2,038mm |
全高 | 1,626mm |
概要
モデルSのEVパワートレインや車台をベースに開発されたSUV。2012年、ジュネーヴモーターショーにて発表され、同年予約受付を開始。2015年9月29日から引き渡しが行われた。
フロントとリアの2か所にモーターを搭載しており、それぞれ異なる2種類のバリエーションがある。 フロントモーターはインダクションと永久磁石、リアモーターはレギュラーとハイ パフォーマンスの2種類[1]。可変リアスポイラーを装備しており空気抵抗係数 (Cd値)は0.25。
SUVとして車高は相応に高いものの、重量物であるバッテリーをフロア下部に搭載しているため重心は低い。またエンジンやトランスミッションが無いことから駆動系統が占めるスペースが少なく、フロアトンネルがないほか、ボンネット下にはラゲッジルームもある。車種特有の外観の特徴として、「ファルコンウィングドア」と名付けられたガルウィングドアを装備している。これは2・3列目シートへのアクセス性向上の為に採用された。ただしモデルXの場合はダブルヒンジによる中折れ機構付であるため、他のガルウイングドアとは違った動きをする。ドアにはセンサーが装備され、周囲の状況を監視しながら開くため狭い駐車スペースでも開閉することができる。標準では2列シート5人乗りだが、オプションによる追加で最大3列シート7名が乗車できる[2]。
「オートパイロット」と呼ばれる運転支援システムが全車標準装備となっており、Wi-Fi経由でのソフトウェアアップデートで機能の追加や改善も可能である。しかしこれは同一車線内でのハンドル操作、加速、ブレーキを自動的に行う装置で、既存のシステムは米国運輸省道路交通安全局 (NHTSA) の定義する自動運転レベルではレベル2にとどまっている。
2022年10月8日、 パワーステアリングシステムの不具合を理由に、米国でリコールを発表[3]。対象は2017年から2022年までに生産された車両でソフトウェアを改修する。
安全性能
![](http://upload.wikimedia.org/wikipedia/commons/thumb/5/52/V10084P006.jpg/220px-V10084P006.jpg)
映像外部リンク | |
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ボディーの設計段階から安全性が考慮されており、例えば先述のフロアに組み込まれたバッテリーは重心を低くするはたらきをし、横転リスクの軽減に寄与している。 また、高強度の中央ピラー(Bピラー)と衝突エネルギーを吸収するシル構造は乗員とバッテリーパックの両方を保護する構造となっていたり、 フロントのラゲッジルームは正面衝突時のエネルギーを吸収するクランプル ゾーンとしても機能する構造であったりと、特に衝突時の安全性が重視されている[4]。 これらが功を奏しテスラは2017年6月13日、米道路交通安全局(NHTSA)が行った安全評価試験で、SUVでは初めてモデルXがすべてのカテゴリーおよびサブカテゴリーで安全性5つ星評価を獲得したと発表した[5]。 また、Euro NCAPでは総合評価と全カテゴリーで5つ星の安全性評価を獲得している[4]。
ギャラリー
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フロント
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サイド
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リア
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リアウイング
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ファルコンウイングドア
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インテリア
脚注
- ^ “2016+ MODEL X 緊急対応ガイド”. Tesla. 2020年4月22日閲覧。
- ^ “【グッドウッド16】テスラ モデルX、英国初公開へ…高性能仕様を展示”. Response. (2016年6月23日). 2020年4月21日閲覧。
- ^ 共同通信 (2022年11月8日). “テスラ、4万台リコール 米国、パワステに不具合 | 共同通信”. 共同通信. 2022年11月9日閲覧。
- ^ a b “テスラ モデルX”. Tesla. 2020年4月21日閲覧。
- ^ “テスラ モデルX、NHTSA安全評価試験で全カテゴリー5つ星…SUV史上初”. Response. (2017年6月15日). 2020年4月21日閲覧。
関連項目
外部リンク
- モデルXテスラ公式サイト