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「活字合金」の版間の差分

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'''活字合金'''(かつじごうきん)は[[印刷]]用[[活字]]にもちいるための、[[錫]]、[[鉛]]、[[アンチモン]]の[[合金]]で[[グーテンベルグ]]が発明した。
'''活字合金'''(かつじごうきん)は[[印刷]]用[[活字]]にもちいるための、[[錫]]、[[鉛]]、[[アンチモン]]の[[合金]]で[[グーテンベルグ]]が発明した。


活字を[[鋳造]]で製作するための合金に必要な性質は、微細な型のなかに入っていく流動性と、凝固の時に収縮する度合の小さいことである。青銅も凝固収縮率は小さいが、融点が高いので低融点の活字合金が用いられる。
組成の例はPb-12%Sb-4%Snである。この組成の場合、[[融点]]は240℃である。
活字を[[鋳造]]で製作するための合金に必要な性質は、微細な型のなかに入っていく流動性と、凝固の時に収縮する度合の小さいことである。[[青銅]]も凝固収縮率は小さいが、融点が高いので低融点の活字合金が用いられる。

2004年4月23日 (金) 23:22時点における版


活字合金(かつじごうきん)は印刷活字にもちいるための、アンチモン合金グーテンベルグが発明した。

組成の例はPb-12%Sb-4%Snである。この組成の場合、融点は240℃である。

活字を鋳造で製作するための合金に必要な性質は、微細な型のなかに入っていく流動性と、凝固の時に収縮する度合の小さいことである。青銅も凝固収縮率は小さいが、融点が高いので低融点の活字合金が用いられる。