「ドーハの歓喜 (2022年)」の版間の差分
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⚫ | '''ドーハの歓喜'''(ドーハのかんき)は、[[カタール]]の首都・[[ドーハ]]で[[サッカー日本代表]]が[[2022 FIFAワールドカップ|2022 FIFAワールドカップ・カタール大会]]の[[2022 FIFAワールドカップ・グループE|グループE]]において[[サッカースペイン代表|スペイン代表]]と戦い、勝利を収めたことにより決勝トーナメント進出を決めた[[サッカー]]の試合の日本における俗称<ref>{{Cite web |url=http://www.jfa.jp/samuraiblue/news/00031198/ |title=森保一「ドーハの悲劇の地を、今回の戦いで(歓喜の地に)変えたられたと思う」 |access-date=2022-12-21|date=2022年12月}}</ref>。 |
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'''ドーハの歓喜'''(ドーハのかんき)は、 |
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'''ドーハの歓喜①''':グループリーグ第1戦で元世界王者のドイツ代表に歴史的勝利を収めたことを称える言葉である<ref>[https://bunshun.jp/articles/-/59175 「ドーハの悲劇」から「ドーハの歓喜」へ…W杯で話題のカタールってどんな国?]</ref>。 |
'''ドーハの歓喜①''':グループリーグ第1戦で元世界王者のドイツ代表に歴史的勝利を収めたことを称える言葉である<ref>[https://bunshun.jp/articles/-/59175 「ドーハの悲劇」から「ドーハの歓喜」へ…W杯で話題のカタールってどんな国?]</ref>。 |
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'''ドーハの歓喜②''':グループリーグ第3戦で元世界王者のスペイン代表に歴史的勝利を収めたことを称える言葉である。 |
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⚫ | '''ドーハの歓喜 |
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一連の勝利は'''ドーハの歓喜'''、ないし'''ドーハの奇跡'''と表現された<ref>{{Cite web |title=「歓喜」なのか「奇跡」なのか…誰もが「手のひら返し」で熱狂した喜怒哀楽あふれるW杯グループリーグの報道を読み比べ(プチ鹿島) |url=https://number.bunshun.jp/articles/-/855646 |website=Number Web - ナンバー |access-date=2022-12-21 |language=ja}}</ref><ref>{{Cite web |url=https://www.dazn.com/ja-JP/news/amp/world-cup/2022-12-02-worldcup-japan-spain-matchreport/18d6pb7v7tvk6131jq8tlgzyqg |title=【速報】ドーハの奇跡再来!流れを変えたのは堂安&三笘。日本が逆転でスペインも撃破し、グループEを首位通過! |access-date=2022-12-21 |publisher=[[DAZN]]}}</ref>。 |
一連の勝利は'''ドーハの歓喜'''、ないし'''ドーハの奇跡'''と表現された<ref>{{Cite web |title=「歓喜」なのか「奇跡」なのか…誰もが「手のひら返し」で熱狂した喜怒哀楽あふれるW杯グループリーグの報道を読み比べ(プチ鹿島) |url=https://number.bunshun.jp/articles/-/855646 |website=Number Web - ナンバー |access-date=2022-12-21 |language=ja}}</ref><ref>{{Cite web |url=https://www.dazn.com/ja-JP/news/amp/world-cup/2022-12-02-worldcup-japan-spain-matchreport/18d6pb7v7tvk6131jq8tlgzyqg |title=【速報】ドーハの奇跡再来!流れを変えたのは堂安&三笘。日本が逆転でスペインも撃破し、グループEを首位通過! |access-date=2022-12-21 |publisher=[[DAZN]]}}</ref>。 |
2023年1月30日 (月) 08:44時点における版
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大会名 | 2022 FIFAワールドカップ | ||||||
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| |||||||
開催日 | 2022年11月23日 | ||||||
会場 | ハリーファ国際スタジアム(ドーハ) | ||||||
主審 |
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大会名 | 2022 FIFAワールドカップ | ||||||
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開催日 | 2022年12月1日 | ||||||
会場 | ハリーファ国際スタジアム(ドーハ) | ||||||
主審 |
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ドーハの歓喜(ドーハのかんき)は、カタールの首都・ドーハでサッカー日本代表が2022 FIFAワールドカップ・カタール大会のグループEにおいてスペイン代表と戦い、勝利を収めたことにより決勝トーナメント進出を決めたサッカーの試合の日本における俗称[1]。
ドーハの歓喜①:グループリーグ第1戦で元世界王者のドイツ代表に歴史的勝利を収めたことを称える言葉である[2]。
ドーハの歓喜②:グループリーグ第3戦で元世界王者のスペイン代表に歴史的勝利を収めたことを称える言葉である。
一連の勝利はドーハの歓喜、ないしドーハの奇跡と表現された[3][4]。
戦前の予想
日本はグループEに入り、ドイツやスペインといったポット1クラスの優勝経験国、2大会前にベスト8入りを果たしたコスタリカ達と同居する非常に厳しいグループとなった。海外メディアは2強2弱のグループとの見方が大半で、ドイツ代表OBの反応は楽観的だったり対戦国であるスペインのメディアはドイツ対日本のスタメン予想にいるはずのない選手を挙げる等扱いも雑であった[5][6]。
日本はスペインに勝てば無条件で決勝トーナメント進出だったが、負けか引き分けならドイツに抜かれてグループリーグ敗退の可能性が高かった。
日本は4つの中で一番FIFAランキングが低いコスタリカに負けただけでなく、一年前の東京五輪でスペインに敗れた上に彼らはコスタリカに大勝しているので戦前の予想は厳しいものであった[注 1][注 2]。
グループ展望
試合前の順位
E組の第3節前の順位は以下のとおり。括弧内の数字はFIFAランキング[7]。
順位 | チーム | 勝点 | 試合数 | 勝 | 分 | 負 | 総得点 | 総失点 | 得失差 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
1 | ![]() |
4 | 2 | 1 | 1 | 0 | 8 | 1 | +7 |
2 | ![]() |
3 | 2 | 1 | 0 | 1 | 2 | 2 | 0 |
3 | ![]() |
3 | 2 | 1 | 0 | 1 | 1 | 7 | -6 |
4 | ![]() |
1 | 2 | 0 | 1 | 1 | 2 | 3 | -1 |
- (勝点は勝利3、引き分け1、敗戦)
順位決定方法
各グループ上位2チームが、決勝トーナメントに進出する。順位は、以下の順に従い決定される。
- 全試合での勝ち点
- 全試合での得失点差
- 全試合での得点
- 以上で勝ち点が並んだチーム同士の対戦における
- 勝ち点
- 得失点差
- 得点
- 反則ポイント:以下のポイントを累算して少ない順
- イエローカード:1ポイント
- イエローカード2枚での退場:3ポイント
- レッドカード:4ポイント
- イエローカード+レッドカード:5ポイント
- 抽選
コスタリカvsドイツ | ||||
---|---|---|---|---|
ドイツ勝ち | 引き分け | コスタリカ勝ち | ||
日本 (スペイン戦) |
○ 勝ち |
進出 | 進出 | 進出 |
△ 引き分け |
得失点差による | 進出 | 敗退 | |
● 負け |
敗退 | 敗退 | 敗退 |
仮に日本が引き分けてドイツが1点差で勝った場合は、得失点差がともに0になるので、予選リーグ3試合の総得点を比較して順位が決まる。日本とドイツの第2戦までの総得点はいずれも「2」のため、より多くの点を取ったチームが決勝トーナメントに進出[注 3]。日本が引き分けてドイツが2点差以上で勝った場合は、得失点差で抜かれて日本は敗退。
注目のポイント
![]() | この節には独自研究が含まれているおそれがあります。 |
![]() |
- 数々の大会記録を達成
- 勝利しか許されない状況[8]
- ミリ単位の世界が勝負を分けた
- ドーハの悲劇と進行が同じで対比できる結果
- 日本はポット1の国から初めての勝ち点を獲得
- 同時刻キックオフにより順位変動が目まぐるしい
- ドイツとコスタリカの試合は大会史上初の女性主審[9]
試合展開
1, スペイン、ドイツ先制(試合開始から前半終了まで)
順位 | チーム | 勝点 | 総得点 | 総失点 | 得失差 |
---|---|---|---|---|---|
1 | ![]() |
7 | 9 | 1 | +8 |
2 | ![]() |
4 | 3 | 3 | 0 |
3 | ![]() |
3 | 2 | 3 | -1 |
4 | ![]() |
3 | 1 | 8 | -7 |
ボール支配率は日本18%、スペインは82%という圧倒的な劣勢の中で前半12分にアルバロ・モラタに先制点を許す苦しい展開に[10]。同時刻にコスタリカ対ドイツも支配率が32%対68%というスタッツの中でセルジュ・ニャブリが先制点を挙げる[11]。日本とコスタリカは中々攻め手を見いだせず前半はこのまま終了[注 4]。
2, 日本、コスタリカ逆転(後半開始から後半20分まで)
順位 | チーム | 勝点 | 総得点 | 総失点 | 得失差 |
---|---|---|---|---|---|
1 | ![]() |
6 | 4 | 3 | +1 |
2 | ![]() |
6 | 3 | 8 | -5 |
3 | ![]() |
4 | 9 | 3 | +6 |
4 | ![]() |
1 | 3 | 5 | -2 |
日本は後半開始から長友佑都に代えて三笘薫、久保建英に代えて堂安律を投入。後半3分に堂安律、8分に田中碧が立て続けにゴールを奪い逆転に成功。リードされたスペインは直後にニコ・ウィリアムズに代えてフェラン・トーレス、アルバロ・モラタに代えてマルコ・アセンシオを投入し攻勢をかける。
コスタリカも後半8分にジェルトシン・テヘダ、20分にフアン・パブロ・バルガスがゴールを奪い逆転に成功。この時点で日本とコスタリカが決勝トーナメント進出に王手をかける[注 5]。
3, ドイツ逆転、追加点(後半21分から試合終了まで)
順位 | チーム | 勝点 | 総得点 | 総失点 | 得失差 |
---|---|---|---|---|---|
1 | ![]() |
6 | 4 | 3 | +1 |
2 | ![]() |
4 | 9 | 3 | +6 |
3 | ![]() |
4 | 6 | 5 | +1 |
4 | ![]() |
3 | 3 | 11 | -8 |
後半23分ドイツはカイ・ハフェルツが同点ゴールを決める。得失点差の関係でコスタリカがトーナメントに行く為には勝利しかないが、40分にもハフェルツにこの日2点目となるゴールを決められてリードされる展開に[注 6]。44分にはニクラス・フュルクルクにもゴールを許し力尽きる。
ドイツが3-2で勝つと日本は総得点で下回る為にリードを守り切る(勝つ)しかなくなったが、前後半でシュート12本・パス1,000回を駆使した相手に何とか逃げ切り、スペインに歴史的な勝利を挙げて2大会連続の決勝トーナメント進出を決めた。
第3節の結果一覧(2022年12月1日) |
最終順位
日本とスペインが決勝トーナメント進出を決めた。
順位 | チーム | 勝点 | 試合数 | 勝 | 分 | 負 | 総得点 | 総失点 | 得失差 | 出場権 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
1 | ![]() |
6 | 3 | 2 | 0 | 1 | 4 | 3 | +1 | ノックアウトステージ進出 |
2 | ![]() |
4 | 3 | 1 | 1 | 1 | 9 | 3 | +6 | ノックアウトステージ進出 |
3 | ![]() |
4 | 3 | 1 | 1 | 1 | 6 | 5 | +1 | |
4 | ![]() |
3 | 3 | 1 | 0 | 2 | 3 | 11 | -8 |
三笘の1ミリ
ボールは、次のときにアウトオブプレーとなる。
- グラウンド上または空中で、ボールがゴールラインまたはタッチラインを完全に越えた。 — サッカー競技規則 2021/22[12]
逆転弾となる日本の二点目をアシストした日本代表MF三笘薫の折り返し時のボールがゴールラインを割っているか否かが大きく話題になり、メディアでは「三笘の1ミリ」の他にも「神の足」「ミリアシスト」等と次々に報道された[13][14][15]。
実況映像と会場では様々な角度からのリプレイが映し出されて、主審はビデオ・オペレーション・ルーム(VOR)にいるアシスタント・ビデオ・アシスタント・レフェリー(AVAR)との交信、確認には150秒掛かった[16]。
FIFAの公式Twitterによると「スペインに2-1で勝利した日本の2点目は、ボールがアウトオブプレーになったかどうか、VARでチェックされた。ビデオマッチオフィシャルがゴールラインカメラの映像を使って、ボールがまだ部分的にライン上にあるかどうかをチェックした」とし、「他のカメラでは誤解を招く画像を提供するかもしれないが、入手可能な証拠では、ボール全体がプレーから外れていたわけではない」とプレー映像と解説動画で見解を示した[17][18]。
長年プレミアリーグの主審として活躍し、2022年からVAR専任の審判員となったマイク・ディーンは正しい判定と支持し、ドイツの放送局ZDF(電子版)は「ミリ単位の判定がドイツを敗退に追いやった」と報道[19]。大会公式球であるアル・リフラ内部には慣性計測装置(IMU)センサーが内蔵されており、ゴールラインテクノロジーの解析に必要なデータをビデオ・オペレーション・ルーム(VOR)に送信している[20]。
余波は今回の試合だけに留まらず、2002年日韓W杯の韓国戦で同様のゴールライン際のプレーで誤審を味わった元スペイン代表MFガイスカ・メンディエタは「2002年はアウトで、2022年の日本はイン!?」と当時の証拠写真と比較して不満を露わにし、2010年南アフリカW杯でドイツと対戦した際に誤審があったイングランドのサポーターもSNSで反応した[21][22]。
ボールは球体な為、仮に下部が出ていても中央の部分が空中で残ってる様な事象でも判別可能。皮肉にも目視では厳格に判別できない部分について、今大会では正確すぎる技術があった為にドイツは敗退となった[注 7]。
試合後に三笘は「入った後はちょっと足が長くて良かったと思いました。」とインタビューで答えた[23][24]。
放送
この試合は地上波ではフジテレビ(実況:中村充宏、解説:岡田武史、小野伸二[25])、インターネットTVではABEMA(実況:寺川俊平、解説:本田圭佑、アンドレス・イニエスタ[26]、槙野智章)が生中継した。金曜日の午前4時キックオフと、平日早朝の放送にもかかわらず、フジテレビの平均視聴率は22・4%だった[27][28]。ABEMAも史上最高視聴数を更新した[29][30]。
試合終了の瞬間、フジテレビの中継で実況の中村アナは「再び世界を揺るがす...日本の勝利です。(中略)ドーハの歓喜再び!!」と話した。ABEMAで実況を務めた寺川アナも「ドーハでまたしても素晴らしい戦いを見せてくれました」と呟き、解説の本田は「もう、ありがとう!!」と言った。
試合データ
日本 vs スペイン
両チーム(フル代表)の対戦は2001年4月25日にエスタディオ・ヌエボ・アルカンヘルで行われた国際親善試合の1度のみで、スペインが1-0で勝利している。
日本 ![]() | 2 - 1 | ![]() |
---|---|---|
Report (FIFA) |
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|
![]() |
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副審: 第4の審判: 予備副審: ビデオ副審: アシスタントビデオ副審: スタンバイビデオ副審: |
コスタリカ vs ドイツ
両者の対戦は2006年ドイツ大会のオープニングマッチ(ドイツ4-2コスタリカ)が唯一である[32][33]。
|
![]() |
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Man of the Match: 副審: 第4の審判: 予備副審: ビデオ副審: アシスタントビデオ副審: スタンバイビデオ副審: |
この試合で達成された記録
大会記録
![]() | この節には独自研究が含まれているおそれがあります。 |
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- 歴代最低保持率での勝利[35]
- アジア勢史上初となるスペイン戦の勝利
- 2大会連続の決勝トーナメント進出はアジア勢史上初
- 歴代優勝国相手に2勝は欧州勢・南米勢以外で史上初
- 日本のW杯における勝利数は通算で7となりアジア勢最多[36]
- 自国開催以外で首位で決勝トーナメント進出はアジア勢史上初
- 1大会で2回逆転勝ちしたのはブラジルや(西)ドイツに続いて52年ぶり3チーム目[37]
海外の反応
ドイツ戦勝利の快挙と共に伝えるメディアが多かった[38]。
見出し
- 「日本、死の組『王者』に」(伯『グロボ』)[39]
- 「大混乱のE組が幕を閉じた」(米『CBS』)[40]
- 「サムライに蹴落とされた!」(独『Kicker』)[41]
- 「悪夢のような後半」(西『football news 24』)[42]
- 「ドイツがスペインを救う」(西『as』)[43]
- 「ボールは残り、ドイツは敗退した」(英『Times』)
- 「ベスト16で侮れない『カムバックキング』日本」(英 『BBC』)
- 「悲劇に見舞われたがベスト16決めた」(西『Mundo Deportivo』)[注 8]
- 「信じられない日本。スペインを下し1位だ」(伊『Gazzetta dello Sport』)
- 「ダンケ!ドイツ!」「スペインを丸裸にした日本の知られざる秘密」(西『MARCA』)[注 9]
- 「日本の”死の組”1位、ラウンド16進出...。ドイツ、2大会連続早期敗退の衝撃」(韓『中央日報』)[44]
- 「死のグループを制圧!日本がドイツとスペインを連破し、最大のダークホースが誕生した」(中『捜狐』)[45]
- 「大国キラー」「日本の辞書に諦めるという文字はない」「日本のスカッドで支配するのはクオリティ」(伊『football news 24』)[46]
- 「日本はわずか17.7%というポゼッション率でスペインを下した。これはワールドカップ史上、最も低い数字だ」(米『ESPN』)[47]
- 「ポゼッションに意味がないことを証明!」(英『Match of the Day』)[注 10]
- 「再び欧州の巨人を粉砕した」「日本が世界を揺るがした」(智『CNN』)[48]
その後
2回目となる1位通過した日本はラウンド16(1回戦)で、前回大会準優勝FIFAランキング12位のクロアチアと対戦。後に3位となった相手に先制点を奪い勝機もあったが、PK戦にまでもつれ込んだ末、惜敗を喫した。初のベスト8進出へ向けた4度目の挑戦もここで敗退となった。
脚注
注釈
- ^ 東京五輪のメンバー日本は13人、スペインは7人
- ^ アメリカの統計サイト「Five Thirty Eight」は、第2戦までの結果を受けてグループリーグ突破の確率を算出。大会前の時点で日本は「34%」となっていた中、ドイツ戦勝利で「75%」へ急上昇し、コスタリカ戦敗戦を受けて「29%」へ下落。さらに数時間後に他会場のスペイン対ドイツ戦を受けて、日本の確率は「20%」まで引き下げられた。(記事)
- ^ (例) 日本が0-0で引き分けた場合、ドイツが1-0で勝利なら得失点差は同じ為総得点で抜かれて日本は敗退。日本が1-1で引き分けて、ドイツが1-0で勝利なら得失点差も総得点も同じ為直接対決の成績でドイツが敗退。
- ^ スペインが日本に1-0、ドイツがコスタリカに1-0でリード
- ^ 日本がスペインに2-1、コスタリカがドイツに2-1でリード
- ^ ドイツがコスタリカに3-2でリード
- ^ IMUはドイツの企業「キネクソ(KINEXON)社」が開発した技術であり、加速度センサー、角速度(ジャイロ)センサーを搭載し、3次元の慣性運動、並進運動、回転運動を検出可能
- ^ スペイン代表に向けた皮肉
- ^ 試合を振り返りながら日本の戦術を分析。ダンケはドイツ語でありがとうの意。
- ^ BBC系列のサッカー番組
出典
- ^ “森保一「ドーハの悲劇の地を、今回の戦いで(歓喜の地に)変えたられたと思う」” (2022年12月). 2022年12月21日閲覧。
- ^ 「ドーハの悲劇」から「ドーハの歓喜」へ…W杯で話題のカタールってどんな国?
- ^ “「歓喜」なのか「奇跡」なのか…誰もが「手のひら返し」で熱狂した喜怒哀楽あふれるW杯グループリーグの報道を読み比べ(プチ鹿島)”. Number Web - ナンバー. 2022年12月21日閲覧。
- ^ “【速報】ドーハの奇跡再来!流れを変えたのは堂安&三笘。日本が逆転でスペインも撃破し、グループEを首位通過!”. DAZN. 2022年12月21日閲覧。
- ^ “元独代表エースの反応「初戦が日本なのは…」。W杯対戦決定、ドイツはGL突破へ楽勝ムード!?”. 2022年12月20日閲覧。
- ^ ““日本代表の予想スタメンが衝撃的 スペイン紙の投稿が話題「ノイヤー国籍変わってるやん」”. 2022年12月20日閲覧。
- ^ “最新FIFA世界ランキング”. FIFA. 2022年12月21日閲覧。
- ^ コスタリカに大勝したスペインと引き分けたドイツは次の試合で勝つ可能性が高いと考えられていた
- ^ ステファニー・プラパールが担当
- ^ “【マッチスタッツ】グループE 第3節/日本対スペイン”. 2022年12月20日閲覧。
- ^ “【マッチスタッツ】グループE 第3節/コスタリカ対ドイツ”. 2022年12月20日閲覧。
- ^ “競技規則の解釈と審判員のためのガイドライン 第9条 ボールインプレーおよびボールアウトオブプレー”. 日本サッカー協会. 2022年12月21日閲覧。
- ^ “『三笘の1ミリ』 FIFAが公式見解 「他のカメラは誤解を招くかもしれないが…」”. 2022年12月21日閲覧。
- ^ “FIFAが発信したVAR“証拠映像”に…日本サポーター「確かにこれは出てないなぁ」「三笘の神の足」”. 2022年12月21日閲覧。
- ^ “「世界で三笘だけ」筑波大の恩師が明かす“1mmアシスト”. 2022年12月21日閲覧。
- ^ “【VARを知ろう】ここは知っておきたい!VARの基礎知識”. 2022年12月21日閲覧。
- ^ プレー動画
- ^ 解説動画
- ^ “元名物審判のディーン氏、日本代表の勝ち越し弾を解説「正しい判定」”. 2022年12月21日閲覧。
- ^ “サッカー日本代表の躍進をアシスト、「VAR」のもとになった技術とは?”. 2022年12月21日閲覧。
- ^ “日韓W杯の誤審持ち出し「02年はoutで22年はin!?」 日本VAR弾判定に元スペイン代表MF不満”. 2022年12月21日閲覧。
- ^ “「ドイツもどういう気分か分かっただろう。日本よくやった」議論を呼んだ田中碧の決勝点にイングランドサポがなぜ歓喜?「報いを受けるのに12年かかった」【W杯】”. 2022年12月21日閲覧。
- ^ “三笘 薫 試合後のコメント”. 2022年12月21日閲覧。
- ^ “日本代表“奇跡の1枚” 英ガーディアン紙が選んだ「W杯お気に入りの15枚」に堂々選出”. 2022年12月21日閲覧。
- ^ 詳細は2022 FIFAワールドカップ「グループE第3戦・スペイン戦」を参照
- ^ ABEMAはテレビ朝日との共同制作で全64試合を完全無料生中継
- ^ “W杯日本-スペイン戦後半の平均視聴率は28・7%”. 2022年12月20日閲覧。
- ^ ドイツ戦は35.3%,コスタリカ戦は42.9%,クロアチア戦は34.6% (ABEMAと視聴者が分散)
- ^ “日本―スペイン戦でABEMA史上最高視聴数を更新! 藤田晋氏「こんな時間にも関わらず…」”. 2022年12月20日閲覧。
- ^ クロアチア戦も更新したが入場規制がかかる程
- ^ “Japan repeat Germany heroics to stun Spain”. FIFA (2022年12月1日). 2022年12月16日閲覧。
- ^ “Germany national football team: record v Costa Rica”. www.11v11.com. 2022年4月1日閲覧。
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- ^ “Germany crash out despite Costa Rica victory”. FIFA (2022年12月1日). 2022年12月16日閲覧。
- ^ “【W杯】日本のボール支配率は18%、66年大会以降の勝利チームとしては最低保持率”. 2022年12月21日閲覧。
- ^ 翌日韓国もポルトガルに勝利して並ぶ
- ^ “【W杯】ドイツ&スペイン撃破、「日本の6つの記録」に海外注目「世界を驚かせた」”. 2022年12月21日閲覧。
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- ^ “「死の組を制圧!最大のダークホースが誕生」スペイン撃破の森保Jに中国メディア驚嘆!”. 2022年12月21日閲覧。
- ^ “「日本の辞書に諦めるという文字はない」海外メディアが森保ジャパンを“大国キラー”と絶賛!「ますます驚かせる準備を整えている」【W杯】”. 2022年12月21日閲覧。
- ^ “日本、W杯史上“最低”のポゼッション率を更新 ⇒ FIFAや海外メディア、祝福と驚きのツイート「重要な事実は...」”. 2022年12月21日閲覧。
- ^ “【W杯】「日本が世界を揺るがした」 スペイン戦の“歴史的勝利”に海外衝撃「再び欧州の巨人を粉砕」”. 2022年12月21日閲覧。