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[[1929年]]、[[カール・レムリ]]からの指名を受けた[[ウォルター・ランツ]]はこれ以降のオズワルド作品の制作に携わった。しかし、オズワルドのキャラクターデザインは、当初のデザインをベースにしながらも変更が加えられた。表情を鮮明にする意図から頭を大きくして頭身が低くされ、「人間の子どもの立ち姿」のようなスタイルとなり、黒い楕円だった目には三角の「スリット」が入れられた。また衣装を身につけるようになり、普段の姿も「半ズボン、白手袋、靴」と、ミッキーマウスを意識したかのような姿となる<ref>{{Cite web |url=https://www.intanibase.com/gac/lantz/1931.aspx |title=The Walter Lantz Cartune Encyclopedia: 1931 "The Farmer" |publisher=The Walter Lantz Cartune Encyclopedia |language=English |archiveurl=https://web.archive.org/web/20060811114722/http://lantz.goldenagecartoons.com/1930s/farmer01.jpg |archivedate=2006-08-11 |accessdate=2014-06-29 }}- ※1931年制作、「The Farmer」の画像。</ref>。 さらに[[1935年]]以降は自然な形を重視するため、[[ステレオタイプ]]な「ウサギのキャラクター」へと大幅に改変<ref>{{Cite web |url=https://www.intanibase.com/gac/lantz/1943.aspx |title=The Walter Lantz Cartune Encyclopedia: 1943 "The Egg Cracker Suite" |publisher=The Walter Lantz Cartune Encyclopedia |language=English |archiveurl=https://web.archive.org/web/20070205142510/http://lantz.goldenagecartoons.com/1940s/eggcracker02.jpg |archivedate=2007-02-05 |accessdate=2014-06-29 }}- ※1943年制作、「The Egg Cracker Suite」の画像</ref>され、ディズニーやアイワークスらが創作したオズワルドのキャラクター造形とは完全に異なる姿に移行する。結局、こうした改変が観客の不評をかったことや、ランツが自身のオリジナル・キャラクターである「ウッディ・ウッドペッカー」や「[[アンディ・パンダ]]」<ref>{{Cite web |url=http://www.toonopedia.com/andypand.htm |title=Andy Panda |publisher=Don Markstein's Toonopedia |accessdate=2014-06-29}}</ref>で人気を確立したこともあり、[[1943年]]を最後にオズワルド作品はついえることとなった。 |
[[1929年]]、[[カール・レムリ]]からの指名を受けた[[ウォルター・ランツ]]はこれ以降のオズワルド作品の制作に携わった。しかし、オズワルドのキャラクターデザインは、当初のデザインをベースにしながらも変更が加えられた。表情を鮮明にする意図から頭を大きくして頭身が低くされ、「人間の子どもの立ち姿」のようなスタイルとなり、黒い楕円だった目には三角の「スリット」が入れられた。また衣装を身につけるようになり、普段の姿も「半ズボン、白手袋、靴」と、ミッキーマウスを意識したかのような姿となる<ref>{{Cite web |url=https://www.intanibase.com/gac/lantz/1931.aspx |title=The Walter Lantz Cartune Encyclopedia: 1931 "The Farmer" |publisher=The Walter Lantz Cartune Encyclopedia |language=English |archiveurl=https://web.archive.org/web/20060811114722/http://lantz.goldenagecartoons.com/1930s/farmer01.jpg |archivedate=2006-08-11 |accessdate=2014-06-29 }}- ※1931年制作、「The Farmer」の画像。</ref>。 さらに[[1935年]]以降は自然な形を重視するため、[[ステレオタイプ]]な「ウサギのキャラクター」へと大幅に改変<ref>{{Cite web |url=https://www.intanibase.com/gac/lantz/1943.aspx |title=The Walter Lantz Cartune Encyclopedia: 1943 "The Egg Cracker Suite" |publisher=The Walter Lantz Cartune Encyclopedia |language=English |archiveurl=https://web.archive.org/web/20070205142510/http://lantz.goldenagecartoons.com/1940s/eggcracker02.jpg |archivedate=2007-02-05 |accessdate=2014-06-29 }}- ※1943年制作、「The Egg Cracker Suite」の画像</ref>され、ディズニーやアイワークスらが創作したオズワルドのキャラクター造形とは完全に異なる姿に移行する。結局、こうした改変が観客の不評をかったことや、ランツが自身のオリジナル・キャラクターである「ウッディ・ウッドペッカー」や「[[アンディ・パンダ]]」<ref>{{Cite web |url=http://www.toonopedia.com/andypand.htm |title=Andy Panda |publisher=Don Markstein's Toonopedia |accessdate=2014-06-29}}</ref>で人気を確立したこともあり、[[1943年]]を最後にオズワルド作品はついえることとなった。 |
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21世紀初頭の日本では[[ユニバーサル・スタジオ・ジャパン]]のキャラクターグッズ、[[クレーンゲーム]]の景品([[タイトー]])<ref>{{Cite web |url= |
21世紀初頭の日本では[[ユニバーサル・スタジオ・ジャパン]]のキャラクターグッズ、[[クレーンゲーム]]の景品([[タイトー]])<ref>{{Cite web |url=https://cartoonresearch.com/lantz2.html |title=JAPANESE OSWALD RABBIT TOYS |publisher=CARTOON RESEARCH |language=English |archiveurl=https://web.archive.org/web/20050110040447/http://www.cartoonresearch.com/lantz2.html |archivedate=2005-01-10 |accessdate=2014-06-22 }}</ref><ref>ディズニー返還前の商品のため、商標及び著作権者表記は「ウォルター・ランツ」と記載されており、眼には「スリット」が入っている。また名称も“OSWALD RABBIT”となっている。</ref>や[[キューブリック (玩具)|キューブリック]]として、1935年以前のウォルター・ランツ時代のデザイン(カラーはネイビーブルー)のオズワルドが商品化されていた。USJのショップの壁に存在していたオズワルドはディズニー返還直後、別のキャラクターに変更された。 |
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=== ディズニー返還後の展開 === |
=== ディズニー返還後の展開 === |
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[[2008年]]には「ウォルト・ディズニー・トレジャーズ」シリーズのひとつとして[[DVD]]化され、初期短編のうち13作品が収録<ref>{{Cite web |title=“ウォルト・ディズニー・トレジャーズ”シリーズ 新作DVD発売記念特集 |url=https://www.cinematoday.jp/ |
[[2008年]]には「ウォルト・ディズニー・トレジャーズ」シリーズのひとつとして[[DVD]]化され、初期短編のうち13作品が収録<ref>{{Cite web |title=“ウォルト・ディズニー・トレジャーズ”シリーズ 新作DVD発売記念特集 |url=https://www.cinematoday.jp/news/A0001982 |publisher=シネマトゥデイ |date= |archiveurl=https://web.archive.org/web/20131022112511/http://www.cinematoday.jp/page/A0001982 |archivedate=2013-10-22 |accessdate=2014-06-22 }}</ref>。その後は初期短編が[[ディズニー・チャンネル]]で放送されることがある。 |
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[[2010年]]から[[2012年]]にかけて開催された[[東京ディズニーランド]]の春季イベント「[[ディズニー・イースターワンダーランド]]」にオズワルドをデザインした[[フロート車]]が登場した。2010年のゲームソフト『[[ディズニー エピックミッキー 〜ミッキーマウスと魔法の筆〜]]』ではミッキーマウスと初共演を果たし、続編の『[[ディズニー エピックミッキー2:二つの力]]』ではプレイヤーキャラクターのひとりとなっている。 |
[[2010年]]から[[2012年]]にかけて開催された[[東京ディズニーランド]]の春季イベント「[[ディズニー・イースターワンダーランド]]」にオズワルドをデザインした[[フロート車]]が登場した。2010年のゲームソフト『[[ディズニー エピックミッキー 〜ミッキーマウスと魔法の筆〜]]』ではミッキーマウスと初共演を果たし、続編の『[[ディズニー エピックミッキー2:二つの力]]』ではプレイヤーキャラクターのひとりとなっている。 |
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2023年2月23日 (木) 23:07時点における版
オズワルド・ザ・ラッキー・ラビット Oswald the Lucky Rabbit | |
---|---|
オズワルド | |
初登場 |
初製作作品 『Poor Papa』(1927年製作。非公開) 初公開作品 『Trolley Troubles』(1927年9月5日) |
最後の登場 |
ディズニーシリーズ 『Sky Scrappers』(1928年9月3日) ユニバーサル社シリーズ 『Feed the Kitty』(1938年3月14日) |
作者 |
ウォルト・ディズニー アブ・アイワークス |
詳細情報 | |
種族 | ウサギ |
性別 | オス |
『オズワルド・ザ・ラッキー・ラビット』(原題:Oswald the Lucky Rabbit、しあわせウサギのオズワルド)は、1927年にウォルト・ディズニーとアブ・アイワークスによって生み出されたウサギのキャラクターである。
1928年に権利がユニバーサル・ピクチャーズの手に渡ったことから、ディズニーらは新たなキャラクターミッキーマウスを作った。約80年後の2006年、オズワルドの諸権利がユニバーサルからウォルト・ディズニー・カンパニーに返還された(詳細は後述)。
概要
ウォルト・ディズニーとアブ・アイワークスは当初映画プロデューサーで配給業者でもあるチャールズ・ミンツ(Charles Mintz)の下で実写を織り交ぜたアニメーションシリーズ『アリス・コメディ(漫画の国のアリス)』[1]を制作していたが、作中のキャラクター「ジュリアス・ザ・キャット」が漫画家パット・サリバンの『フィリックス・ザ・キャット』の模倣であったため、サリバンからの抗議を受け、やがてシリーズの人気も下火になったことから、ミンツの指示で新しいアニメーションシリーズを企画しなければならなくなった。そこで2人は実写なしのフルアニメーションの制作に乗り出す。キャラクターを創造するにあたってウサギの案が浮上、また親しみの持てる丸みのある絵柄を追求していく中でオズワルドが誕生した。
ウォルトの尽力によって第2作目『トロリー・トラブルズ “Trolley troubles” 』から大ヒットし、全26作品が制作されたが1928年2月、配給先のユニバーサル・ピクチャーズと製作費に関する交渉を行った際、所有権がユニバーサル側にあることを突きつけられ交渉は決裂、さらにチャールズ・ミンツによる従業員引き抜き工作によってウォルトとアブは作品を放棄。オズワルドに関する全ての権利に加えて、有能なアニメーターを手離すこととなったが、スタジオを手中に守った事で、その後、世界で最も有名なネズミのキャラクター「ミッキーマウス」を作り上げる。
ウォルト撤退後はミンツの義理の関係であるジョージ・ウィンクラー(George Winkler)、さらに1929年からはウォルター・ランツ(Walter Lanz)によって製作が続けられたが、皮肉にも後にウォルトが制作したミッキーマウスシリーズに報復を受ける結果となり、ユニバーサル・ピクチャーズによるアニメ作品のヒットは、1940年にランツらによって製作されたウッディー・ウッドペッカーシリーズまで待たねばならなかった。
2006年2月、ウォルト・ディズニー・カンパニーは傘下のABCのスポーツ実況アナウンサー・アル・マイケルズ(Al Michaels)のNBC移籍と引き替えに、NBCユニバーサルからウォルトが手がけた全26作品の奪還に成功[2][3]。晴れてディズニーキャラクターに加えられる事となった。
沿革
ウォルト・ディズニー時代
1927年から制作が開始され、全26作品がサイレントで作られた。第1作『かわいそうなパパ “Poor Papa”』は未公開に終わったが、第2作である『トロリー・トラブルズ “Trolley Troubles”』が公開されるや人気作品となり、ディズニーは資金を注ぎ込んで作品制作に励む。しかし配給側から支払われる金額は一向に上がっていかないため、1928年2月、ウォルトは結婚3周年記念のニューヨーク旅行を兼ねて、配給先ユニバーサル・ピクチャーズに製作費値上げ等、契約交渉に出向いたが、先方から返されたのはオズワルド等の版権はすべてチャールズ・ミンツとユニバーサル・ピクチャーズに所有権があるため、勝手な作品作りは認めることができない、加えて「さらに製作費を下げなければアニメーターを引き抜く」との答だった。挙句にミンツによって秘密裏に行われたディズニー・カンパニーからの従業員引き抜き工作によって3月に帰ったウォルトが目にしたのは、空席だらけのスタジオと、引き抜きを断ったアブ・アイワークスとその助手の2人のスタッフだった。その後3人は昼間には契約上8月までに製作しなければならない4本のオズワルド作品を制作する一方で、夜になると会社の再建をかけて密かに新たなネズミのキャラクター“ミッキーマウス”の制作に取り掛かった。
このオズワルドの苦い経験から、これ以降ウォルト・ディズニー・カンパニーでは「ミッキーマウス保護法」とも揶揄される非常に厳しい版権管理体制が敷かれることになる。
このときのオズワルドのデザインは全身が黒く、初期のミッキー(1938年までの「黒目デザイン」)の鼻を縮めたような丸顔で、ミッキーの耳を伸ばし足を大きくしたような姿をしている(手袋や靴は無く、衣装はハーフパンツや片吊りサスペンダー付きのズボンのみ)。作品全体では、ストーリーや細かいギャグのアイデア等、後年のミッキー作品のモチーフを多く見出すことが出来る。また、作中、アニメーションの文字を操って道具にして使うサイレント作品ならではの演出や、自分の耳や足・首その他、身体の各パーツは適宜取り外すなど、独自のユーモラスな描写も取り入れられている。
ジョージ・ウィンクラー時代
1928年にウォルトの契約が切れると、ジョージ・ウィンクラーが製作の中心となり、ディズニー・カンパニーから引き抜いたアニメーターらで制作が継続された。1929年制作の『ヘン・フルーツ “Hen Fluit”』でオズワルド作品上はじめてのトーキーを実現させた。しかしユニバーサル・ピクチャーズ設立者であったカール・レムリはこのような制作体制は認めず、間もなくユニバーサル・ピクチャーズ直営の体制に変換させた。
ウォルター・ランツ時代
1929年、カール・レムリからの指名を受けたウォルター・ランツはこれ以降のオズワルド作品の制作に携わった。しかし、オズワルドのキャラクターデザインは、当初のデザインをベースにしながらも変更が加えられた。表情を鮮明にする意図から頭を大きくして頭身が低くされ、「人間の子どもの立ち姿」のようなスタイルとなり、黒い楕円だった目には三角の「スリット」が入れられた。また衣装を身につけるようになり、普段の姿も「半ズボン、白手袋、靴」と、ミッキーマウスを意識したかのような姿となる[4]。 さらに1935年以降は自然な形を重視するため、ステレオタイプな「ウサギのキャラクター」へと大幅に改変[5]され、ディズニーやアイワークスらが創作したオズワルドのキャラクター造形とは完全に異なる姿に移行する。結局、こうした改変が観客の不評をかったことや、ランツが自身のオリジナル・キャラクターである「ウッディ・ウッドペッカー」や「アンディ・パンダ」[6]で人気を確立したこともあり、1943年を最後にオズワルド作品はついえることとなった。
21世紀初頭の日本ではユニバーサル・スタジオ・ジャパンのキャラクターグッズ、クレーンゲームの景品(タイトー)[7][8]やキューブリックとして、1935年以前のウォルター・ランツ時代のデザイン(カラーはネイビーブルー)のオズワルドが商品化されていた。USJのショップの壁に存在していたオズワルドはディズニー返還直後、別のキャラクターに変更された。
ディズニー返還後の展開
2008年には「ウォルト・ディズニー・トレジャーズ」シリーズのひとつとしてDVD化され、初期短編のうち13作品が収録[9]。その後は初期短編がディズニー・チャンネルで放送されることがある。
2010年から2012年にかけて開催された東京ディズニーランドの春季イベント「ディズニー・イースターワンダーランド」にオズワルドをデザインしたフロート車が登場した。2010年のゲームソフト『ディズニー エピックミッキー 〜ミッキーマウスと魔法の筆〜』ではミッキーマウスと初共演を果たし、続編の『ディズニー エピックミッキー2:二つの力』ではプレイヤーキャラクターのひとりとなっている。
2013年(日本では2014年)公開の『アナと雪の女王』と同時上映された『ミッキーのミニー救出大作戦』に数秒間ながら出演、返還後初のアニメーション作品への登場となった。
2014年4月2日から2015年3月31日まで、東京ディズニーシーのアメリカンウォーターフロント内にある、ケープコッドでキャラクターグリーティングを開催。全世界のディズニー・パークの中で初お目見えとなった[10]。 ディズニー・チャンネルで放送中の短編アニメーション『ミッキーマウス!』にゲストキャラクターとして出演している[11]。2017年6月23日にアメリカで初放送、のちに日本でも放送された。
2022年12月1日、ウォルト・ディズニー・アニメーション・スタジオはウォルト・ディズニー・カンパニーの創業100周年(1923年10月16日創業)を記念して、ディズニーとしては94年ぶりの新作となる『Oswald the Lucky Rabbit』を制作し、YouTubeに配信公開した[3]。また、同月16日にはLVMHのブランドであるジバンシィとのコラボ商品を世界各国で発売することも発表した[11][12]。
作品
27作品のうち7作品が行方不明となっていたが、2018年に行方不明作品のひとつ「Neck 'n' Neck」の家庭映写機版フィルムが日本のアニメ史研究家、渡辺泰の所蔵品から発見された[13]。フィルムは神戸映画資料館で保管されている。
作品リスト
ディズニーが制作したオズワルドの主演短編映画は以下の28本である。それ以外の作品は所有権問題により、ディズニーは制作に関わっていない。
# | 邦題 | 原題 | 制作年 |
---|---|---|---|
1 | トロリー・トラブルズ[14] | Trolley Troubles | 1927年9月5日 |
2 | オー、ティーチャー[14] | Oh Teacher | 1927年9月19日 |
3 | ザ・メカニカル・カウ[14] | The Mechanical Cow | 1927年10月3日 |
4 | グレイト・ガンズ[14] | Great Guns! | 1927年10月17日 |
5 | オール・ウェット[14] | All Wet | 1927年10月31日 |
6 | ジ・オーシャン・ホップ[14] | The Ocean Hop | 1927年11月14日 |
7 | ― | The Banker's Daughter | 1927年11月28日 |
8 | ― | Empty Sock | 1927年12月11日 |
9 | ― | Rickety Gin | 1927年12月26日 |
10 | ― | Harem Scarem | 1928年1月9日 |
11 | ネックンネック[15] | Neck 'n' Neck | 1928年1月23日 |
12 | ― | The Ol' Swimmin' Hole | 1928年2月6日 |
13 | アフリカ・ビフォア・ダーク[16] | Africa Before Dark | 1928年2月20日 |
14 | ライバル・ロメオズ[14] | Rival Romeos | 1928年3月5日 |
15 | ブライト・ライツ[14] | Bright Lights | 1928年3月19日 |
16 | セイジブラッシュ・サディ[14] | Sagebrush Sadie | 1928年4月1日 |
17 | ― | Ride 'Em Plowboy | 1928年4月15日 |
18 | オジー・オブ・ザ・マウンテッド[14] | Ozzie of the Mounted | 1928年4月30日 |
19 | ― | Hungry Hoboes | 1928年5月14日 |
20 | オー、ホワット・ア・ナイト[14] | Oh, What a Knight | 1928年5月28日 |
21 | かわいそうなパパ[17] | Poor Papa | 1928年6月11日 |
22 | ザ・フォックス・チェイス[14] | The Fox Chase | 1928年6月25日 |
23 | トール・ティンバー[14] | Tall Timber | 1928年7月9日 |
24 | ― | Sleigh Bells | 1928年7月23日 |
25 | ― | High Up | 1928年8月6日 |
26 | ― | Hot Dog | 1928年8月20日 |
27 | スカイ・スクラッパーズ[14] | Sky Scrappers | 1928年9月3日 |
28 | Oswald the Lucky Rabbit | 2022年12月1日[3] |
トロリー・トラブルズ(Trolley Troubles)
1927年に制作された第2作で、大ヒットした。オズワルドはトロリー(路面電車)の運転士として登場する。
線路の幅が変わるのに対しトロリーの車幅や台車がそれに応じて変化し、また牛が線路をふさいでいるのに対してトロリーがその下をくぐって前進するなど、初期のミッキー作品でも登場するユーモラスな動きが既に随所に表れている。
担当声優
- フランク・ウェルカー - ゲーム『ディズニー エピックミッキー 〜ミッキーマウスと魔法の筆〜』『ディズニー エピックミッキー2:二つの力』(英語音声)
- 河本邦弘 - ゲーム『ディズニー エピックミッキー2:二つの力』(日本語音声)
脚注
- ^ “The 'Alice' Comedies”. Don Markstein's Toonopedia. 2014年6月29日閲覧。
- ^ “WALT DISNEY'S 1927 ANIMATED STAR – OSWALD THE LUCKY RABBIT – RETURNS TO DISNEY” (English). The Walt Disney Company (2006年2月9日). 2006年2月15日時点のオリジナルよりアーカイブ。2014年6月29日閲覧。
- ^ a b c Zachary (2022年12月1日). “Oswald the Lucky Rabbit Stars in a New Walt Disney Animation Studios Short for Disney 100 Years of Wonder”. The Walt Disney Company. 2022年12月3日閲覧。
- ^ “The Walter Lantz Cartune Encyclopedia: 1931 "The Farmer"” (English). The Walter Lantz Cartune Encyclopedia. 2006年8月11日時点のオリジナルよりアーカイブ。2014年6月29日閲覧。- ※1931年制作、「The Farmer」の画像。
- ^ “The Walter Lantz Cartune Encyclopedia: 1943 "The Egg Cracker Suite"” (English). The Walter Lantz Cartune Encyclopedia. 2007年2月5日時点のオリジナルよりアーカイブ。2014年6月29日閲覧。- ※1943年制作、「The Egg Cracker Suite」の画像
- ^ “Andy Panda”. Don Markstein's Toonopedia. 2014年6月29日閲覧。
- ^ “JAPANESE OSWALD RABBIT TOYS” (English). CARTOON RESEARCH. 2005年1月10日時点のオリジナルよりアーカイブ。2014年6月22日閲覧。
- ^ ディズニー返還前の商品のため、商標及び著作権者表記は「ウォルター・ランツ」と記載されており、眼には「スリット」が入っている。また名称も“OSWALD RABBIT”となっている。
- ^ ““ウォルト・ディズニー・トレジャーズ”シリーズ 新作DVD発売記念特集”. シネマトゥデイ. 2013年10月22日時点のオリジナルよりアーカイブ。2014年6月22日閲覧。
- ^ “ディズニーシー、“世界初”ミッキー誕生のきっかけ「オズワルド」が登場”. modeipress. (2014年4月1日). オリジナルの2014年6月14日時点におけるアーカイブ。 2014年6月14日閲覧。
- ^ LVMHファッション・グループ・ジャパン株式会社, ジバンシィ ジャパン (2022年12月16日). “ジバンシィがディズニーとのコラボレーション第3弾『オズワルド・ザ・ラッキー・ラビット』のカプセルコレクションを発表”. PR TIMES. 2022年12月18日閲覧。
- ^ 福永千裕 (2022年12月16日). “「ジバンシィ」とディズニーがオズワルドのカプセルコレクションを発売 95年ぶりの新作短編アニメーションを制作”. WWDJAPAN. 2022年12月18日閲覧。
- ^ “幻のディズニー短編、日本にあった ミッキーの「原点」”. 朝日新聞社. (2018年11月13日) 2020年4月14日閲覧。
- ^ a b c d e f g h i j k l m n DVD『オズワルド・ザ・ラッキー・ラビット 限定保存版』
- ^ ミッキー漫画 スピーデーというタイトルでも販売されていた
- ^ Blu-ray『バンビ MovieNEX』
- ^ Blu-ray『ピノキオ MovieNEX』