「イオンモール桑名」の版間の差分
編集の要約なし タグ: 差し戻し済み |
タグ: 差し戻し済み |
||
77行目: | 77行目: | ||
== 概要 == |
== 概要 == |
||
[[西桑名町|大山田地区]]開発の際、核となる商業施設として[[マイカル|マイカルグループ]]によって建設され、[[1995年]](平成7年)に「マイカル桑名」として開業した商業施設である<ref name="ns9503"/>。開業当時、日本最大級のショッピングセンターであった<ref name="ns9503"/>。三重交通グループが運営しており、核テナントとして[[イオン (店舗ブランド)|イオン]]が入居している。専門店街は、「イオンモール」(国道側の桑名ビブレのテナントの引き継ぎとイオン桑名店縮小後の跡地に開業)と、開業当時からある、三交不動産の「ANQ(アンク)専門店街」という名称の2つがある。そのほか、[[シネマコンプレックス]]の |
[[西桑名町|大山田地区]]開発の際、核となる商業施設として[[マイカル|マイカルグループ]]によって建設され、[[1995年]](平成7年)に「マイカル桑名」として開業した商業施設である<ref name="ns9503"/>。開業当時、日本最大級のショッピングセンターであった<ref name="ns9503"/>。三重交通グループが運営しており、核テナントとして[[イオン (店舗ブランド)|イオン]]が入居している。専門店街は、「イオンモール」(国道側の桑名ビブレのテナントの引き継ぎとイオン桑名店縮小後の跡地に開業)と、開業当時からある、三交不動産の「ANQ(アンク)専門店街」という名称の2つがある。そのほか、[[シネマコンプレックス]]の[[ワーナー・マイカル・シネマズ]]桑名や[[スポーツオーソリティ]]、[[東急ハンズ (小売業)|東急ハンズ]]などが入居している。なお、ワーナー・マイカル・シネマズ桑名は三重県初の[[シネマコンプレックス]]であった。 |
||
[[日本経済新聞社]]が調査した[[2000年]](平成12年)度の大型店舗売上ランキングでは[[東海地方]]で15位(三重県では[[中部近鉄百貨店]]四日市店に次ぐ2位)に入った<ref>「中部の大型店6.0%減収、出店相次ぎ競争激化」日本経済新聞2001年8月23日付朝刊、地方経済面 中部7ページ</refが、近年では[[愛知県]][[名古屋市]]や[[四日市市]]など近隣に郊外型ショッピングセンターが増え、さらに[[桑名駅]]に近い旧市街地内に[[アピタ桑名店]]、[[桑名郡]][[長島町 (三重県)|長島町]](現在は桑名市)に[[アウトレットモール]]の[[三井アウトレットパーク ジャズドリーム長島]]、[[員弁郡]][[東員町]]に同じイオングループの[[イオンモール東員]]が開業するなど競合店が増えたことでかつてほどの勢いは見られない。一方で、[[ナムコ]]プロデュースの[[フードテーマパーク]]「桑名らーめん街道」を開業<ref>"千葉では「パン」 三重「ラーメン」 ナムコ加速 フードテーマパーク"[[日経MJ]]2004年11月26日付、11ページ</ref>(後に家電店[[上新電機|ジョーシン]]に変更)させ、さらに店舗の大規模な入れ替えを行うなど[[テコ入れ]]を図っている。 |
[[日本経済新聞社]]が調査した[[2000年]](平成12年)度の大型店舗売上ランキングでは[[東海地方]]で15位(三重県では[[中部近鉄百貨店]]四日市店に次ぐ2位)に入った<ref>「中部の大型店6.0%減収、出店相次ぎ競争激化」日本経済新聞2001年8月23日付朝刊、地方経済面 中部7ページ</refが、近年では[[愛知県]][[名古屋市]]や[[四日市市]]など近隣に郊外型ショッピングセンターが増え、さらに[[桑名駅]]に近い旧市街地内に[[アピタ桑名店]]、[[桑名郡]][[長島町 (三重県)|長島町]](現在は桑名市)に[[アウトレットモール]]の[[三井アウトレットパーク ジャズドリーム長島]]、[[員弁郡]][[東員町]]に同じイオングループの[[イオンモール東員]]が開業するなど競合店が増えたことでかつてほどの勢いは見られない。一方で、[[ナムコ]]プロデュースの[[フードテーマパーク]]「桑名らーめん街道」を開業<ref>"千葉では「パン」 三重「ラーメン」 ナムコ加速 フードテーマパーク"[[日経MJ]]2004年11月26日付、11ページ</ref>(後に家電店[[上新電機|ジョーシン]]に変更)させ、さらに店舗の大規模な入れ替えを行うなど[[テコ入れ]]を図っている。 |
2023年4月22日 (土) 12:58時点における版
イオンモール桑名 ÆON MALL KUWANA | |
---|---|
1番街 | |
地図 | |
![]() | |
店舗概要 | |
所在地 |
〒511-0863 三重県桑名市新西方1-22 |
座標 | 北緯35度04分20.1秒 東経136度39分44.2秒 / 北緯35.072250度 東経136.662278度座標: 北緯35度04分20.1秒 東経136度39分44.2秒 / 北緯35.072250度 東経136.662278度 |
開業日 | 1995年3月24日 |
正式名称 | イオンモール桑名 |
施設所有者 | 三交不動産 |
施設管理者 | イオンモール株式会社 |
設計者 |
基本デザイン:ジョン・ジャーディ[1] 実施設計:大林組名古屋支店[2] |
施工者 | 大林・大成・日産・飛島・大日本・日本土建・フジタJV[2] |
敷地面積 | 142,173 m² |
延床面積 | 153,355 m² |
商業施設面積 | 59,995 m² |
中核店舗 | イオン桑名店 |
店舗数 | ÆONと150の専門店 |
駐車台数 |
4000台 ※高さ制限は1番街R階が2.3m、それ以外は2.1m |
前身 |
マイカル桑名(桑名サティ) ↓ イオン桑名ショッピングセンター |
商圏人口 | 400,000人 |
最寄駅 | 桑名駅 |
最寄IC | 桑名IC・桑名東IC |
外部リンク | 公式サイト |
![]() |
イオンモール桑名 | |
---|---|
2番街 | |
情報 | |
旧名称 |
マイカル桑名(桑名サティ) ↓ イオン桑名ショッピングセンター |
用途 | ショッピングセンター |
構造形式 | 鉄骨構造[3] |
階数 |
1番街:B1,1-3,R |
エレベーター数 | 9箇所,19基 (客用) |
イオンモール桑名(イオンモールくわな)は、三重県桑名市に位置する、イオンモール株式会社[4]が運営する大型ショッピングセンター。
旧マイカルが会社更生前に開発したマイカルタウンのひとつで、1995年(平成7年)にマイカル桑名として開業した[5]。マイカルとイオンリテールの合併に伴い、2011年(平成23年)3月1日にイオン桑名ショッピングセンターへ名称を変更。2015年(平成27年)4月17日に現名称に再度変更された。
概要
大山田地区開発の際、核となる商業施設としてマイカルグループによって建設され、1995年(平成7年)に「マイカル桑名」として開業した商業施設である[1]。開業当時、日本最大級のショッピングセンターであった[1]。三重交通グループが運営しており、核テナントとしてイオンが入居している。専門店街は、「イオンモール」(国道側の桑名ビブレのテナントの引き継ぎとイオン桑名店縮小後の跡地に開業)と、開業当時からある、三交不動産の「ANQ(アンク)専門店街」という名称の2つがある。そのほか、シネマコンプレックスのワーナー・マイカル・シネマズ桑名やスポーツオーソリティ、東急ハンズなどが入居している。なお、ワーナー・マイカル・シネマズ桑名は三重県初のシネマコンプレックスであった。
日本経済新聞社が調査した2000年(平成12年)度の大型店舗売上ランキングでは東海地方で15位(三重県では中部近鉄百貨店四日市店に次ぐ2位)に入った引用エラー: <ref>
タグに対応する </ref>
タグが不足しています(後に家電店ジョーシンに変更)させ、さらに店舗の大規模な入れ替えを行うなどテコ入れを図っている。
三重交通グループの運営であるためバス(主に三重交通バス)の便が充実している。
特徴
1番街、2番街、3番街と建物自体が分かれており、複雑な構造になっている[3]。敷地内は坂があり、建物によって対応している階が異なる。設計の基本デザインはジョン・ジャーディが手掛け、「水平の外観」をコンセプトにした[1]。基本実施設計は大林組名古屋支店が担当し、桑名のタウンセンターを創造すること、郊外型の独自性と特徴を確立すること、通常資材・工法を用いて豊かな環境・活気に満ちたコミュニティ環境を創出することの3点を目標に設計された[5]。施工者は大林・大成・日産・飛島・大日本・日本土建・フジタJVで1994年(平成6年)1月から1995年(平成7年)3月にかけて工事が行われた[5]。
1番街の店舗配置については、三重交通グループのANQ(アンク)専門店街と、イオンモール専門店街に入居している専門店(旧:サティとビブレのテナント)とイオン桑名店が入り組んでおり、アンクとイオンモールでは、実施するサービス・イベント等が異なるため注意が必要である。
2011年度から2012年度の初頭に、大規模なリニューアルをしており、子どもトイレなどを新設している。
2011年3月にイオン桑名ショッピングセンターに名称変更し、2011年の5月 - 6月ごろに看板が変わった際に1番街の屋上の看板は「KUWANA」はマイカル桑名時代のものをそのまま使用した為イオンショッピングセンターであるが、ロゴの配色はマイカル時代のグリーンのままで、店内のロゴも屋上看板のデザインに倣っている。また他の旧マイカルタウンが基本的に看板の「MYCAL」部分を「ÆON」と変更してるだけであるのに対し当SCに関しては「SC」ロゴが新たにつけられている。ただ、2015年4月のリニューアルで外装ロゴは「ÆONMALL」(或いは「WELCOME」)に変更された。
2015年4月17日に、イオンモール桑名に再度名称変更し、さらに開業以来最大のスケールでリボーン(グランドリニューアルオープン)した。この改装で東急ハンズが出店(東海地区の東急ハンズは、三重交通グループの三交クリエイティブ・ライフ、三交シーエルツーが運営)[6]した他、67店舗が新規・改装オープンされた。旧マイカルタウンからイオンモールに変更された施設は今回が初めてとなった。それに先立つ2月1日には、核店舗の1つであった桑名ビブレの営業を終了した。
なお、リニューアルの際に、閉店したビブレと、縮小したイオン桑名店の直営売り場の跡地に、イオンモール専門店街を新設して、ビブレのテナント(1番街2F~3Fの国道側のテナント)をイオンモール専門店街が引き継いだ。[7]
-
3番街
-
このように「SC」が新たにつけられたのは桑名を除き他の旧マイカルタウンでは例がない。
脚注
参考文献
- 鈴木一義「マイカル桑名」『建築と社会』第77巻第3号、日本建築協会、1996年3月、84-85頁、NAID 40001159888。