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「カーリナ」の版間の差分

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'''カーリナ'''(芬:{{lang|fi|Kaarina}})とは、[[ドイツ]]の[[軍歌]] {{lang|de|„[[エリカ (曲)|Erika]]“}} の[[フィン語]]版。作詞はレイノ・パルムロス、作曲はヘルムス・ニール。ドイツの人種観により優良人とされた[[北ヨーロッパ|北欧]]人は[[武装親衛隊|武装SS]]にてなにかと優遇されており、ドイツ軍歌のフィン語訳は結構多くる。
'''カーリナ'''(芬:{{lang|fi|Kaarina}})とは、[[ドイツ]]の[[軍歌]] {{lang|de|„[[エリカ (曲)|Erika]]“}} の[[フィン語]]版。作詞はレイノ・パルムロス、作曲はヘルムス・ニール。ドイツの人種観により優良人とされた[[北ヨーロッパ|北欧]]人は[[武装親衛隊|武装SS]]にてなにかと優遇されており、ドイツ軍歌のフィンランド語訳は多く存在している。


== 歌について ==
== 歌について ==

2023年5月2日 (火) 08:00時点における版

カーリナ(芬:Kaarina)とは、ドイツ軍歌 Erikaフィン語版。作詞はレイノ・パルムロス、作曲はヘルムス・ニール。ドイツの人種観により優良人とされた北欧人は武装SSにてなにかと優遇されており、ドイツ軍歌のフィンランド語訳は数多く存在している。

歌について

恋人カーリナ (人名) への愛情と花のカーリナ (植物名) の美しさを共に歌ったもの。ドイツ軍歌には人名 (主に女性名) が絡んだものが多い。

歌詞

1

Kankahalla kasvaa kaunis kukkanen,
Nimeltään Kaarina.
Perhot kirjosiivet kiertään kilvaten,
Miss on hän, Kaarina.
Hällä huuri kun on hunajaa,
Tuoksu kummustansa tulvahtaa.
Kankahalla kasvaa kaunis kukkanen,
Nimeltään Kaarina.

2

Siellä jossain tiedän sievän tyttösen,
Nimeltään Kaarina.
Mua hän muistelee tuo hellyys herttainen,
Aartehein,Kaarina.
Voi kun luonto säihkyy väreissään,
Hälle lennätänmä lauluntän.
Kankahalla kasvaa kaunis kukkanen,
Nimeltään Kaarina.

3

Kukka kaunis myöson kamarissa mun,
Nimeltään Kaarina.
Aamunkoittehesta päivän laskuhun,
Katsoo mua,Kaarina.
On kuin kuulisin sen kuiskaavan.
「Pikku moriantas muistathan,
Suahan täällä jossain itkee tyttönen,
Nimeltään Kaarina.

訳詞(一部に意味を明瞭にする為の意訳あり)

1

森に咲く一輪の花、
その名はカーリナ。
蝶や鳥がめぐり
飛び交うカーリナ。
その唇は蜜のように甘く、
その香は芳う。
森に咲く一輪の花、
その名はカーリナ。

2

かつて見た可憐なる少女、
その名もカーリナ。
忘れ難し可憐さ、
我が恋人カーリナ。
春爛浸のその日には、
彼女に手紙を送る。
森に咲く一輪の花、
その名はカーリナ。

3

我が部屋の一輪の花、
その名はカーリナ。
夜明けから日没まで
私を見つめるカーリナ。
まるでこう囁く様に。
「恋人をまだ覚えていますか?
貴方の為に泣く乙女のことを。
その名はカーリナ。」

関連項目