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== 来歴 ==
== 来歴 ==
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小学2年生で兄と一緒に本で麻雀を学ぶ<ref name="kinma20211115"/>。


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連盟ではA2リーグ(2013・2014年はA1リーグ)を主戦場とする一方で[[麻雀最強戦]](2013年以降、9回出場中5回ファイナル進出<ref name="kinma20211115"/>)や[[RTDリーグ]](2017年以降<ref>{{Cite web|和書|url=https://times.abema.tv/articles/-/3552958|title=麻雀プロ・猿川真寿、プロ級雀士・萩原聖人の一喝で覚醒「直感を磨き上げて挑む」|website=ABEMA麻雀TIMES|date=2019-03-14|access-date=2023-07-14}}</ref>)など、他団体の雀士が集う大会にも積極的に参加し頭角を現す。
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* 攻撃重視で鳴きも駆使するキレ味鋭い雀風だが、場面によっては独特な切り順から高打点の手に仕上げる事が有り、その雀風を「'''モンキーマジック'''」と称されることがある<ref name="kinma20211115"/>。一方で「'''プロ雀士サル'''」という通り名も持つ<ref name="kinma20211115"/>。
* 攻撃重視で鳴きも駆使するキレ味鋭い雀風だが、場面によっては独特な切り順から高打点の手に仕上げる事が有り、その雀風を「'''モンキーマジック'''」と称されることがある<ref name="kinma20211115"/>。一方で「'''プロ雀士サル'''」という通り名も持つ<ref name="kinma20211115"/>。
* そのキャラクターから「麻雀界稀代の天才児にして問題児」「昭和最後の破天荒雀士」などと称されることもある<ref>{{Cite web|和書|url=https://kinmaweb.jp/archives/105900 |title=麻雀界稀代の天才児にして問題児!猿川真寿がプロ雀士の夫婦事情を綴る、異色コラムスタート‼︎ |website=キンマweb |publisher=竹書房 |date=2020-04-17 |accessdate=2023-07-14}}</ref>。
* そのキャラクターから「麻雀界稀代の天才児にして問題児」「昭和最後の破天荒雀士」などと称されることもある<ref>{{Cite web|和書|url=https://kinmaweb.jp/archives/105900 |title=麻雀界稀代の天才児にして問題児!猿川真寿がプロ雀士の夫婦事情を綴る、異色コラムスタート‼︎ |website=キンマweb |publisher=竹書房 |date=2020-04-17 |accessdate=2023-07-14}}</ref>。
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* 2016年8月に同団体の[[石田亜沙己]]との結婚を発表<ref>{{Cite web|和書|url=https://www.tokyo-sports.co.jp/entame/573483/ |title=人気女流プロ雀士の石田亜沙己が結婚と第1子妊娠を報告 お相手は猿川真寿プロ |access-date=2022年8月30日 |archive-date=2022年4月17日 |archive-url=https://web.archive.org/web/20220417233740/https://www.tokyo-sports.co.jp/entame/573483/ }}</ref><ref name=":1" />。2017年に男が誕生<ref name=":1" />
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== 獲得タイトル ==
== 獲得タイトル ==

2023年12月25日 (月) 06:49時点における版

猿川 真寿
基本情報
出身地 静岡県静岡市
生年月日 (1979-04-18) 1979年4月18日(45歳)
プロ入会 2001年 17期
所属団体 日本プロ麻雀連盟
Mリーグ
ドラフト 2023年/1巡目全体1番目
2023- BEAST Japanext
主な実績
麻雀マスターズ 1期 (第17期)
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猿川 真寿(さるかわ まさとし、1979年4月18日 - )は、競技麻雀のプロ雀士[1]静岡県静岡市出身[2]日本プロ麻雀連盟所属(現在、同団体内での段位は七段)[3]

来歴

小学2年生のときに本で麻雀を学ぶ[1]。5歳上の兄と兄の友達と一緒に遊びたい気持ちからだったという[4]

地元の中高を卒業し、コンピュータ関係の専門学校に進学。麻雀店でのアルバイトを始めた。麻雀に没頭した結果、単位が足りなくなり2年時に中退[4]。麻雀店の社員として働いていた19歳から23歳までの3年半は、年間約3,000半荘打ち込んだ日々が自分の麻雀のベースになっていると語っている[4]

2001年、20歳のときに日本プロ麻雀連盟に入会(17期)[5]。同期は勝又健志近藤久春HIRO柴田藤島健二郎など[2]

2008年に第17期麻雀マスターズで優勝[1][5]

連盟ではA2リーグ(2013・2014年はA1リーグ)を主戦場とする一方で麻雀最強戦(2013年以降、9回出場中5回ファイナル進出[1])やRTDリーグ(2017年以降[6])など、他団体の雀士が集う大会にも積極的に参加し頭角を現す。

2023年6月30日、Mリーグ2023年シーズンから新参入のBEAST Japanextからドラフト1巡目全体1番目で指名され[7]、同年7月5日にはMリーグ機構より契約合意が発表された[8]

雀風・人物

  • 攻撃重視で鳴きも駆使するキレ味鋭い雀風だが、場面によっては独特な切り順から高打点の手に仕上げる事が有り、その雀風を「モンキーマジック」と称されることがある[1]。一方で「プロ雀士サル」という通り名も持つ[1]
  • そのキャラクターから「麻雀界稀代の天才児にして問題児」「昭和最後の破天荒雀士」などと称されることもある[9]
  • 2016年8月に同団体の石田亜沙己との結婚を発表[10][4]。2017年に男児が誕生[4]
  • 2023年5月、赤羽にノーレート麻雀店『mono』をオープンした[11]
  • 趣味は将棋。麻雀と同じ小学2年生、7歳の頃に始めた。高校時代は将棋部に所属[4]将棋棋士広瀬章人瀬川晶司と交流がある[4]。他に推理小説を読むことも多く、好きな作家は東野圭吾中山七里[4]

獲得タイトル

脚注

  1. ^ a b c d e f 猿川真寿(さるかわまさとし)、モンキーマジックで魅せる奇跡のアガリ”. キンマweb. 竹書房 (2021年11月15日). 2022年9月28日閲覧。
  2. ^ a b 勝負師~episode3 「ライバルはいない。この好きな麻雀で生活できれば、それ以上も以下もない」猿川真寿【文・荒正義】|近代麻雀ノート”. note(ノート) (2023年2月18日). 2023年12月25日閲覧。
  3. ^ 猿川 真寿(さるかわ まさとし)”. 龍龍. MNS. 2022年9月28日閲覧。
  4. ^ a b c d e f g h 猿川真寿の麻雀観「対人ゲームならではの心理戦が一番の魅力」 Mリーガー列伝(39)”. 麻雀ウォッチ (2023年12月11日). 2023年12月25日閲覧。
  5. ^ a b “超脱力パパ”が本気になった!新Mリーガー猿川真寿、妻子に誓う活躍「頑張る時期が来た」 | ニュース | ABEMA TIMES | アベマタイムズ”. ABEMA TIMES (2023年10月17日). 2023年12月25日閲覧。
  6. ^ 麻雀プロ・猿川真寿、プロ級雀士・萩原聖人の一喝で覚醒「直感を磨き上げて挑む」”. ABEMA麻雀TIMES (2019年3月14日). 2023年7月14日閲覧。
  7. ^ 『Mリーグ』ドラフト会議 BEAST Japanextはプロ棋士でプロ雀士の鈴木大介を指名 菅原千瑛、猿川真寿、中田花奈も”. ORICON NEWS (2023年6月30日). 2023年6月30日閲覧。
  8. ^ Mリーグ2023-24シーズン Mリーガー全36名との選手契約合意のお知らせ”. M.LEAGUE(Mリーグ) (2023年7月5日). 2023年7月5日閲覧。
  9. ^ 麻雀界稀代の天才児にして問題児!猿川真寿がプロ雀士の夫婦事情を綴る、異色コラムスタート‼︎”. キンマweb. 竹書房 (2020年4月17日). 2023年7月14日閲覧。
  10. ^ 人気女流プロ雀士の石田亜沙己が結婚と第1子妊娠を報告 お相手は猿川真寿プロ”. 2022年4月17日時点のオリジナルよりアーカイブ。2022年8月30日閲覧。
  11. ^ 猿川さんお店”. 瀬川晶司のシャララ日記 (2023年5月27日). 2023年12月25日閲覧。

外部リンク