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'''なべやかん'''([[1970年]]〈[[昭和]]45年〉[[8月22日]] - )は、日本の[[お笑いタレント]]・[[俳優]]・[[演出家]]・[[プロレスラー]]・元[[パワーリフティング]]日本代表。[https://goddess-etm.com/ ゴッデス・エンターテイメント]所属。元[[ワイエムエヌ]]所属<ref name="ymn1">{{Cite news|url= https://www.nikkansports.com/entertainment/news/201811300000850.html |title= なべやかん、道端アンジェリカらの所属事務所へ |publisher= 日刊スポーツ |date= 2018-12-01 |accessdate= 2020-04-15 }}</ref><ref name="ymn2">{{Twitter status|yakannabe|1068618964798853120}}</ref>。元[[オフィス北野]]所属。身長156cm<ref>[http://mariyacco.exblog.jp/5148325/ 山田まりやオフィシャルブログ](2006年6月30日)2020年4月15日閲覧。公称156cmだが153cmの山田まりやと背比べでほぼ同じである。</ref>。[[東京都]]出身。
'''なべやかん'''([[1970年]]〈[[昭和]]45年〉[[8月22日]] - )は、日本の[[お笑いタレント]]・[[俳優]]・[[演出家]]・[[プロレスラー]]・元[[パワーリフティング]]日本代表。所属事務所[[生島企画室]]。身長156cm<ref>[http://mariyacco.exblog.jp/5148325/ 山田まりやオフィシャルブログ](2006年6月30日)2020年4月15日閲覧。公称156cmだが153cmの山田まりやと背比べでほぼ同じである。</ref>。[[東京都]]出身。


== 来歴・人物 ==
== 来歴・人物 ==
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2018年[[4月24日]]、「[[ベストボディ・ジャパンプロレス]]」の設立記者会見にて、「本格的に[[プロレス]]デビューする」ことを表明<ref>[https://www.oricon.co.jp/news/2110148/full/ なべやかん、プロレスと“二足のわらじ”で再出発 オフィス北野退社で心機一転] オリコンニュース (2018年4月24日)2020年4月15日閲覧</ref>。


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2022年2月、[[生島企画室]]に所属。

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=== パワーリフティング ===
=== パワーリフティング ===
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== 外部リンク ==
== 外部リンク ==
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* [https://www.ikushimakikaku.co.jp/nabe-yakan/ なべやかん] - 所属事務所(株式会社生島企画)内の公式プロフィール
* [http://ymn.bz/talent/nabeyakan/ プロフィール] - ワイエムエヌ
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2024年1月11日 (木) 23:37時点における版

なべ やかん
本名 渡辺 心
生年月日 (1970-08-22) 1970年8月22日(54歳)
出身地 日本の旗 日本東京都
言語 日本語
師匠 ビートたけし
芸風 漫談
事務所 生島企画室
活動時期 1991年 -
同期 土田晃之
オモロー山下
オアシズ
アンバランスなど
過去の代表番組 スーパーJOCKEY
など
他の活動 パワーリフティング映画監督俳優
配偶者 荻野真理
親族 なべおさみ(父)
笹るみ子(母)
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なべやかん1970年昭和45年〉8月22日 - )は、日本のお笑いタレント俳優演出家プロレスラー・元パワーリフティング日本代表。所属事務所は生島企画室。身長156cm[1]東京都出身。

来歴・人物

本名は渡辺 心(わたなべ しん)。なべおさみ笹るみ子夫妻のもとに出生。姉がひとりいる。

平子理沙とは成城学園初等学校の同級生(小学4年生まで)。雨宮塔子鶴田真由中山泰秀成城学園高校の同級生。なお、高校3年で留年し、大西祥平と同じクラスになった[2]。中学・高校時代はラグビー部に所属していた。

成績不振で1年留年した上に成城大学への内部進学もできず、他大学への受験もことごとく失敗し2年浪人した(通算3浪)。1991年、彼の父親・なべおさみが明治大学替え玉受験を行い、後に「明治大学替え玉受験」と報道され、当時のワイドショーネタとして大々的に採り上げられた。なお、おさみによれば替え玉受験の願書を提出したのは明大二部商学部で、相撲部への推薦という形であった。

この事件によりおさみがバッシングに遭うなど喧騒の中で、おさみは由利徹に息子の庇護・師事を求め、「しばらく付け人として由利のもろもろの世話を…」という形でやかんの芸能界生活がスタートする。しかし、替え玉受験の件もあり、親の七光りで芸能界入りしたことには疑問の声が多かった。

その後、由利の元を離れたけし軍団に加入する。フジテレビ系深夜番組『北野ファンクラブ』に出演した際に「替え玉受験で大騒ぎになっている時、実は知り合いのマンションに潜伏していたが、そのマンションの目の前が『身代り不動尊』でした」と述懐して師匠のビートたけし高田文夫両名に「馬鹿野郎!」と突っ込まれたことがある。たけし軍団入りが大きな話題になったためにそれが芸能活動のスタートという印象が強く、前述の由利徹の付き人経験はあまり知られていない(やかんが北野ファンクラブ初出演した回のオープニングトークで、たけしがこの件について少し語っている)。

芸名なべは父の芸名から、やかんは明大二部(=夜間学部)商学部の裏口入学に失敗したことを、「なべ」と同じく台所道具である「やかん」に引っ掛けて命名(はじめに高田文夫がこれを発言し、ビートたけしが気に入り芸名とした)。ちなみに本名は渡辺心と同名の漢字だが、彼女は「のぞみ」と読む。また「吉田照美のやる気MANMAN!」の番組中、本名が渡辺心であることに対し、ゲストの矢沢心から露骨に不快感を表されている。なお、この本名は、渡辺晋の音を借りたものである。

近年は一時期に比べて話題になることは少なくなったものの、2007年後半には自身のブログでの発言が様々な話題を巻き起こした。10月11日にWBC世界フライ級タイトルマッチが行われた際には挑戦者であった亀田大毅のボクシングスタイルと数々の反則行為に対して痛烈に批判。反則行為を行った亀田に対する批判に加え、芸能人という立場でありながら、番組制作サイドの姿勢についても厳しく言及するなどの毅然とした内容であり、これに対し賛否を含め大きな反響が巻き起こった。また11月13日に行われた、落語家の春風亭小朝泰葉夫妻の離婚会見については、かなり過激な表現(「泰葉は放送禁止」「海老名家はおかしい」「泰葉は奈良の騒音おばさんと同じ類の人間」等)を用いて批判したため、一部擁護の意見以外非難が殺到し同ブログが炎上した。

なお、以後もブログの更新は続いており、その過激な発言への反響については当初ノーコメントを貫いた上新しい記事にはブログ読者の書き込みを禁止して、騒動を黙殺するかのような動きも見えたが、後にその件について自身の見解をブログ上で発表し、書き込み欄の復活と共に事態は一応の終息をみせてはいる。

エフエム茶笛のDJ兼ディレクターを務めていた、やかんより約10センチ背の高い8歳年下の荻野真理と婚約、2014年4月に結婚予定であることを発表した[3]

2015年には特撮テレビドラマ「武蔵忍法伝 忍者烈風」を監督。撮影、出演も務めている。

2015年に赤坂に、父親であるおさみと共に監修を務める「おなべと地酒、鍋ごころ」という鍋料理専門店をオープン[4]

2017-2018年にはテレビドラマ「妖ばなし」に監督・脚本・撮影・出演として参加。このドラマの第16話では、自らの監督・脚本回に、父おさみも出演している。

2018年3月31日付でビートたけしがオフィス北野を退社するのに合わせ、同日付で退社[5]

2018年4月24日、「ベストボディ・ジャパンプロレス」の設立記者会見にて、「本格的にプロレスデビューする」ことを表明[6]

2018年12月1日より芸能事務所ワイエムエヌに所属[7]。やかんの紹介でなべおさみがワイエムエヌ関係者と繋がりが出来、業務提携。その関係でやかんの加入きっかけとなった[8]

2021年3月31日、ワイエムエヌを退社[9]。同年4月8日より12月末までゴッデス・エンターテイメントに所属[9][10]

2022年2月、株式会社生島企画室に所属[10]

パワーリフティング

パワーリフティングに傾倒し、世界選手権に日本代表として出場。1998年にアジアベンチプレス大会での優勝や1998年および1999年の世界パワーリフティング選手権のベンチプレス種目での準優勝など、国際大会で活躍。また全日本パワーリフティング選手権でも1998年,1999年,2000年が準優勝、2001年,2002年には優勝と、安定した成績を収めた。「たまたま僕の階級は競技人口が少なく、大会で参加者5人中1番になっただけだ」等、本人がしばしばトークのネタにしている。

主な記録・成績

1997年

  • 関東ベンチプレス大会(茨城) 優勝

1998年

  • Los Angeles Open(アメリカ)ベンチプレス部門 優勝
  • オールジャパンパワーリフティング(神奈川) 2位
  • 第10回全日本ベンチプレス選手権大会(島根) 2位
  • アジアベンチプレス大会(台湾) 優勝
  • 第27回全日本パワーリフティング選手権大会(秋田) 2位
  • 世界パワーリフティング選手権大会(ウクライナ) 総合7位・ベンチプレス部門2位

1999年

  • 第11回全日本ベンチプレス選手権大会(愛知) 2位
  • 第28回全日本パワーリフティング選手権大会(神奈川) 2位
  • 世界パワーリフティング選手権大会(イタリア) 総合6位・ベンチプレス部門2位

2000年

  • 第29回全日本パワーリフティング選手権大会(神奈川) 2位

2001年

  • 第30回全日本パワーリフティング選手権大会(神奈川) 優勝
  • 第6回ワールドゲームズ“パワーリフティング・軽量級”(秋田) 5位
  • 世界パワーリフティング選手権大会(フィンランド) 総合6位・ベンチプレス部門2位

2002年

  • 第31回全日本パワーリフティング選手権大会(神奈川) 優勝
  • 世界パワーリフティング選手権大会(スロバキア) 総合5位・ベンチプレス部門3位・デッドリフト部門3位

2004年

  • 第33回全日本パワーリフティング選手権大会・56kg級(神奈川) 優勝

※2001年ワールドゲームズは軽量級、2004年は56kg級、それ以外はすべて52kg級

プロレス

2018年8月5日、ベストボディ・ジャパン協会設立の「ベストボディ・ジャパンプロレス」品川プリンスホテル・ステラボール大会で、プロデビュー[11]。デビュー戦の相手は飯野雄貴大鷲透伊橋剛太組(パートナーは大和ヒロシ、澤木一貴)。10月18日にプロ第2戦となる大石真翔旭志織組と対戦(パートナーは政宗[12]

タイトル歴

ベストボディ・ジャパンプロレス

  • 初代BBWタッグ王座(パートナー 島谷常寛)
  • 第2代BBW無差別級王座
  • 初代BBW6人タッグ王座(パートナー 谷口智一 島谷常寛)


DDTプロレスリング

コレクター

芸能界でも指折りのキャラクターグッズコレクターであり、スター・ウォーズゴジラをはじめとする特撮映画で用いたコスチュームなど、マニア垂涎のグッズを集めている。そのグッズの一部を『開運!なんでも鑑定団』に出品し、高評価を得た。 初めてのコレクションは小五の頃母親に買ってもらった初代ゴジラで、小六の頃祖母に買ってもらったブルマァクゲゾラのソフビ人形と共にムックで紹介されている[13]

エピソード

  • 父・なべおさみは、各界に広い人脈を持っているらしく、替え玉事件の数日後に引退した千代の富士の断髪式に、やかんは参加した。また父を普段は「お父様」と呼んでいる(しあわせ家族計画に出場していた時にやかんは「お父様」とひたすら呼んだ)。
  • クレープマニアでもあり、おいしくないクレープは「クレープに腰がない」と表現する。
  • 1994年から現在まで、自身も含めてマニアックな特殊芸人たちが多数出演するお笑いライブ「嗚呼 お笑い 東洋・太平洋秘宝館タイトルマッチ」を主催している。
  • 2008年から、上記ライブに出演しているWAHAHA本舗所属の芸人元氣安の異常な面白さについて、松沢呉一とともに気づき、彼が行うイベント「おいおい教」にプロデューサー的にかかわっている。
  • 愛犬家であり犬猫のチャリティ基金を行なっている。フレンチブルドッグ、キャバリアの他、育児放棄された老犬のウィペットを飼っている。愛犬が亡くなった後、ペットロスから抜け出さない宣言をしている。

担当番組

  • 『キュピア〜HOLIDAY TV〜』(TOKYO MX) 『なべやかんのオタクザワールド』メイン司会。
3分間、コレクションをひたすら紹介していくコーナー。なぜかオフィシャルサイトでもブログでも一切その存在について触れられない。(土曜日27:30〜)
福島県のローカルバラエティ番組。メイン司会。
『お助けマン』として出演する場合、ほとんどが体を張ったネタをやらされる。
  • でる得スタジオ』(文化放送、2007年1月7日〜 日曜21:00-21:30、2007年4月2日〜12月31日 月曜日19:30-20:00)
やるマンを出ての初めてのメインパーソナリティ番組。
  • 『ラジオ秘宝館』(エフエム茶笛金曜日16:00〜)
  • 『なべやかんのJスマイルライフ』(エフエム茶笛、日曜日16:00〜)[14]
  • 『なべやかんのエンタメタイムボカン!』インターネットラジオ Klap 出演中。
フィギュアコレクションをネタに、マニアックなトークを展開。
  • 『なべやかんのブヒブヒスパークタイム』(エフエム世田谷、2021年1月〜 木曜日23:00-24:00)
  • 『やかんと和尚のやみなべ問答』(エフエム茶笛、2015年4月〜木曜日19:00)

出演

映画

テレビ

テレビドラマ

ビデオ

DVD

  • ゴジラ FINAL WARS 特典映像(協力、2005年)
  • 世界最強虫王決定戦シリーズ(実況解説担当、2008年)
  • 嗚呼、涙のハードコアお笑い劇場(出演、2008年)

著書

  • 鉄腕なべやかんのお笑い筋肉の達人―“替え玉”から“世界チャンピオン”を狙うまで(青春出版社 2002年)
  • なべやかんの怪獣コレクター生態学 コレクターという病 (彩流社 2012年)

その他

  • コレクターを対象とした雑誌『月刊キュリオマガジン』(彩流社発行 フジインターナショナルミント編集)に、自身が収集するソフビ人形や映画プロップを紹介する内容の「怪獣考古学講座」を連載中。

脚注

  1. ^ 山田まりやオフィシャルブログ(2006年6月30日)2020年4月15日閲覧。公称156cmだが153cmの山田まりやと背比べでほぼ同じである。
  2. ^ 『犯罪地獄変』水声社より
  3. ^ なべやかん、8歳年下の元DJと結婚!4・19披露宴へ”. SANSPO.COM (2014年2月18日). 2020年4月15日閲覧。
  4. ^ 赤坂になべやかんさん親子監修の鍋専門店「おなべと地酒、鍋ごころ」 赤坂経済新聞(2016年2月1日)2020年4月15日閲覧。
  5. ^ “きよし&やかん、オフィス北野退社…ビートたけし独立報道後に「申し出」新天地へ”. SANSPO.COM. (2018年3月31日). https://www.sanspo.com/article/20180331-MKEUNKENXBM73P6DXJRBLO6XEU/ 2020年4月15日閲覧。 
  6. ^ なべやかん、プロレスと“二足のわらじ”で再出発 オフィス北野退社で心機一転 オリコンニュース (2018年4月24日)2020年4月15日閲覧
  7. ^ yakannabeのツイート(1068618964798853120)
  8. ^ “なべやかん、道端アンジェリカらの所属事務所へ”. 日刊スポーツ. (2018年12月1日). https://www.nikkansports.com/entertainment/news/201811300000850.html 2020年4月15日閲覧。 
  9. ^ a b “なべやかん事務所退社と新所属先に関するお知らせ”. 株式会社ゴッデス・エンターテイメント. (2021年4月1日). https://goddess-etm.com/20210401-2/ 2024年1月12日閲覧。 
  10. ^ a b “なべやかんが生島企画室入り、体小さくとも雌伏30年の夢はでっかく 目標は朝ドラ出演”. 日刊スポーツ. (2022年2月21日). https://www.nikkansports.com/entertainment/news/202202200001377.html 2024年1月12日閲覧。 
  11. ^ “なべやかんプロレス初勝利「両立していきたい」 - 芸能 : 日刊スポーツ” (日本語). nikkansports.com. (2018年8月6日). https://www.nikkansports.com/entertainment/news/201808060000051.html 2020年4月15日閲覧。 
  12. ^ “ベストボディジャパン第2戦でなべやかんに大石旭のサボテンの花が炸裂!“グラマラス・ストロングスタイル”白川未奈の初シングルはチェリーの教育マッチ!” (日本語). バトル・ニュース. (2018年10月18日). https://battle-news.com/?p=43830 2020年4月15日閲覧。 
  13. ^ オタクのためのコレクターアイテム収納術 P13 玄光社 2017年発行
  14. ^ yakannabeのツイート(982478010031816704)
  15. ^ 映画『電エースカオス』公式サイト”. 映画『電エースカオス』公式サイト. 2024年1月7日閲覧。

外部リンク