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=== 2023年 マスターズ準優勝 カムバック賞 ===
=== 2023年 マスターズ準優勝 ATPカムバック賞 ===
1月、{{仮リンク|キャンベラ・チャレンジャー|en|Canberra Challenger}}ではベスト4入り。[[2023年全豪オープン|全豪オープン]]では予選を突破するも、1回戦で{{仮リンク|トミー・ポール (テニス選手)|label=トミー・ポール|en|Tommy Paul (tennis)}}に1-6, 6-7(6), 2-6のストレートで敗れた。
1月、{{仮リンク|キャンベラ・チャレンジャー|en|Canberra Challenger}}ではベスト4入り。[[2023年全豪オープン|全豪オープン]]では予選を突破するも、1回戦で{{仮リンク|トミー・ポール (テニス選手)|label=トミー・ポール|en|Tommy Paul (tennis)}}に1-6, 6-7(6), 2-6のストレートで敗れた。



2024年1月14日 (日) 06:53時点における版

ヤン=レナルト・シュトルフ
Jan-Lennard Struff
2023年モンテカルロ・マスターズでのヤン=レナルト・シュトルフ
基本情報
フルネーム Jan-Lennard Struff
国籍 ドイツの旗 ドイツ
出身地 同・ヴァールシュタイン
生年月日 (1990-04-25) 1990年4月25日(34歳)
身長 193cm
体重 92kg
利き手
バックハンド 両手打ち
ツアー経歴
デビュー年 2009年
ツアー通算 3勝
シングルス 0勝
ダブルス 3勝
生涯獲得賞金 9,739,121 アメリカ合衆国ドル
4大大会最高成績・シングルス
全豪 2回戦(2018)
全仏 4回戦(2019・21)
全英 3回戦(2018・19)
全米 3回戦(2018・20)
4大大会最高成績・ダブルス
全豪 ベスト4(2018)
全仏 3回戦(2021)
全英 ベスト8(2018)
全米 2回戦(2014)
国別対抗戦最高成績
デビス杯 ベスト4(2021)
キャリア自己最高ランキング
シングルス 21位(2023年6月19日)
ダブルス 21位(2018年10月22日)
2024年1月14日現在

ヤン=レナルト・シュトルフドイツ語: Jan-Lennard Struff , 1990年4月25日 - )は、ドイツヴァールシュタイン出身の男子プロテニス選手。ATPランキング自己最高位はシングルス21位、ダブルス21位。これまでにATPツアーでダブルス3勝を挙げている。身長193cm。右利き、バックハンド・ストロークは両手打ち。ストルフの表記揺れがある。

選手経歴

ジュニア時代

ドイツヴァールシュタインで生まれた。テニスコーチの両親の元で6歳からテニスを始める。幼い時からピート・サンプラスに憧れていた。

2018年 全豪ダブルスベスト4 ツアーダブルス初優勝

全豪オープンマクラクラン勉とのパートナーを組むと、準々決勝で第1シードルカシュ・クボット/マルセロ・メロ組に勝利し、ベスト4に勝ち進んだ。

ジャパン・オープン・テニス選手権では、シングルスで第1シードのマリン・チリッチに勝利し、準々決勝のデニス・シャポバロフ戦も第2セットを取るも 4-6, 7-6(7), 4-6 で敗れた。ダブルスでは、第4シードでマクラクラン勉と出場し、決勝のレイベン・クラーセン/マイケル・ヴィーナス組に 6-4, 7-5 で勝利し、初のATPツアー優勝を果たした[1]。年間最終ランキング57位。

2019年 グランドスラム4回戦進出

2019年全仏オープンでのヤン=レナー・シャトルフ

年間最終ランキング35位。

2020年 トップ30入り

年間最終ランキング36位。

2021年 ATP杯ベスト4 ツアー初の決勝進出 グランドスラム4回戦進出

年間最終ランキング51位。

2022年 チャレンジャー6勝目 トップ150復帰

スパルカッセン・オープン英語版では決勝でマクシミリアン・マーテラーを6-2, 6-2のストレートで勝利し、チャレンジャー6勝目を挙げた。

全米オープンでは予選2回戦でエンゾ・クアコー英語版に予選敗退。ソフィア・オープンではベスト8進出。準々決勝でロレンツォ・ムゼッティに敗れた。ベルガモ・チャレンジャー英語版では決勝でオット・ヴィルタネンに2-6, 5-7で敗れ、準優勝。年間最終ランキング150位。

2023年 マスターズ準優勝 ATPカムバック賞

1月、キャンベラ・チャレンジャー英語版ではベスト4入り。全豪オープンでは予選を突破するも、1回戦でトミー・ポール英語版に1-6, 6-7(6), 2-6のストレートで敗れた。

2月、マナーマ・チャレンジャー英語版でベスト4進出。3月、ポー・チャレンジャー英語版でベスト8進出の戦績を残す。BNPパリバ・オープンでは予選を突破するも、1回戦でクエンティン・ハリーズ英語版を1-6, 6-3, 6-3で下すも、ポールに3-6, 3-6のストレートで2回戦敗退。その後のフェニックス・チャレンジャー英語版ではベスト4進出。マイアミ・オープンでは予選を通過し、1回戦でファビオ・フォニーニを6-4, 5-7, 6-4で破るも、2回戦ではグリゴール・ディミトロフに6-4, 6-7(5), 4-6で敗れた。

2023年モンテカルロ・マスターズでのヤン=レナー・シャトルフ

4月、モンテカルロ・マスターズでは1回戦ではアルベルト・ラモス=ビノラスを6-4, 6-3、2回戦ではアレックス・デミノーを6-3, 6-2、3回戦でキャスパー・ルードを6-1, 7-6(6)と次々と下して、ベスト8進出。準々決勝ではアンドレイ・ルブレフに1-6, 6-7(5)のストレートで敗退。

5月、マドリード・オープンでは1回戦でロレンツォ・ソネゴを6-3, 6-1、2回戦ではベン・シェルトンを4-6, 7-6(4), 7-5、3回戦ではドゥシャン・ラヨビッチに6-7(2), 6-3, 6-3、4回戦ではペドロ・カチーン英語版を7-6(7), 6-7(7), 3-6、準々決勝ではステファノス・チチパスに7-6(5), 5-7, 6-3、準決勝ではアスラン・カラツェフに6-4, 3-6, 6-4と自身初のマスターズ1000決勝進出を果たす。また、ラッキールーザーが「ATPマスターズ1000」で決勝に駒を進めるのは初の快挙となった。決勝では第1シードのカルロス・アルカラスに4-6, 6-3, 3-6のフルセットで敗れ、準優勝。大会後には世界ランキング自己最高の28位になり、3年ぶりに同ランキングを更新させた。ボルドー・チャレンジャー英語版ではベスト4進出し、第21シードとして迎えた全仏オープンでは1回戦でイジー・レヘチカに5-7, 6-1, 3-6, 6-3, 1-6のフルセットで初戦敗退。

6月、シュトゥットガルト・オープンでは準々決勝でリシャール・ガスケを6-4, 7-5、準決勝でホベルト・ホルカシュを3-6, 6-3, 6-3で下して、自身3度目のツアー決勝進出。決勝ではフランシス・ティアフォーに6-4, 6-7(1), 6-7(8)の接戦の末に敗れた。ハレ・オープンでは2回戦でアレクサンダー・ブブリクに敗れ、その後は腰の怪我により、ウィンブルドン選手権全米オープンを含む大会を3ヶ月間全休することとなった。

9月、珠海選手権ではベスト8入りするも、準々決勝で西岡良仁に4-6, 5-7のストレートで敗れた。チャイナ・オープンではキャスパー・ルードに6-7(5), 3-6のストレートで初戦敗退。

10月、上海マスターズではマッテオ・アルナルディ英語版に3-6, 6-3, 4-6で初戦敗退。ヨーロピアン・オープンではウゴ・アンベールに7-5, 6-7(5), 6-7(11)で初戦敗退。スイス・インドアでは2回戦でホベルト・ホルカシュに1-6, 4-6のストレートで敗退。パリ・マスターズではフェリックス・オジェ=アリアシムに6-7(3), 4-6で初戦敗退。

11月、ソフィア・オープンではベスト4入りするも、準決勝ではジャック・ドレイパーに3-6, 4-6のストレートで敗れたが、世界160位から自己最高21位を更新した今季の活躍により、ATPカムバック賞を受賞することができた。年間最終ランキングは25位。

2024年

ATPツアー決勝進出結果

ダブルス: 3回(2勝1敗)

大会グレード
グランドスラム (0–0)
ATPファイナルズ (0–0)
ATPツアー・マスターズ1000 (0–0)
ATPツアー・500シリーズ (1–0)
ATPツアー・250シリーズ (1–1)
サーフェス別タイトル
ハード (2–1)
クレー (0–0)
芝 (0–0)
結果 No. 決勝日 大会 サーフェス パートナー 対戦相手 スコア
準優勝 1. 2018年1月13日 オーストラリアの旗 シドニー ハード セルビアの旗 ビクトル・トロイツキ ポーランドの旗 ルカシュ・クボット
ブラジルの旗 マルセロ・メロ
3–6, 4–6
優勝 1. 2018年10月7日 日本の旗 東京 ハード(室内) 日本の旗 マクラクラン勉 南アフリカ共和国の旗 レイベン・クラーセン
ニュージーランドの旗 マイケル・ヴィーナス
6–4, 7–5
優勝 2. 2019年1月12日 ニュージーランドの旗 オークランド ハード(室内) 日本の旗 マクラクラン勉 南アフリカ共和国の旗 レイベン・クラーセン
ニュージーランドの旗 マイケル・ヴィーナス
6–3, 6–4

シングルス成績

略語の説明
 W   F  SF QF #R RR Q# LQ  A  Z# PO  G   S   B  NMS  P  NH

W=優勝, F=準優勝, SF=ベスト4, QF=ベスト8, #R=#回戦敗退, RR=ラウンドロビン敗退, Q#=予選#回戦敗退, LQ=予選敗退, A=大会不参加, Z#=デビスカップ/BJKカップ地域ゾーン, PO=デビスカップ/BJKカッププレーオフ, G=オリンピック金メダル, S=オリンピック銀メダル, B=オリンピック銅メダル, NMS=マスターズシリーズから降格, P=開催延期, NH=開催なし.

シングルス

大会 2011 2012 2013 2014 2015 2016 2017 2018 2019 2020 通算成績
全豪オープン A A LQ 1R 1R LQ 1R 2R 1R 1R 1–6
全仏オープン A A 1R 2R 1R 1R 1R 2R 4R 5–7
ウィンブルドン A A 2R 1R 1R 1R 1R 3R 3R NH 5–7
全米オープン LQ A 1R 2R LQ 1R 1R 3R 2R 3R 6–7

大会最高成績

大会 成績
ATPファイナルズ A 出場なし
インディアンウェルズ 4R 2019
マイアミ 3R 2017, 2021
モンテカルロ QF 2023
マドリード F 2023
ローマ 3R 2019
カナダ 2R 2019
シンシナティ QF 2020
上海 3R 2017
パリ 3R 2016, 2019
オリンピック 2R 2021
デビスカップ SF 2021
ATPカップ SF 2021

ダブルス成績

ダブルス

大会 2014 2015 2016 2017 2018 2019 2020 通算成績
全豪オープン A 1R A 1R SF 1R QF 7–5
全仏オープン A 1R A 2R 1R 1R 1–4
ウィンブルドン 2R A 2R 1R QF 1R NH 5–5
全米オープン 2R A A 1R 1R 1R 1R 1–5

大会最高成績

大会 成績
ATPファイナルズ A 出場なし
インディアンウェルズ 2R 2019, 2021
マイアミ SF 2018
モンテカルロ 1R 2019, 2021
マドリード QF 2018
ローマ 2R 2020
カナダ 1R 2019, 2021
シンシナティ 2R 2021
上海 2R 2018
パリ 2R 2019
オリンピック QF 2021
デビスカップ SF 2021
ATPカップ SF 2021

脚注

  1. ^ Struff/McLachlan Triumph In Tokyo For First Team Title”. atptour.com (2018年10月7日). 2020年9月5日閲覧。

外部リンク