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「1975年のテレビ (日本)」の版間の差分

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=== 1月 ===
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* [[1月5日|5日]]
* [[1月5日|5日]]
** [[フジテレビジョン|フジテレビ]]系『[[世界名作劇場|カルピスまんが劇場]]』にて、[[ウィーダ]]の小説を原作とした[[テレビアニメ|アニメ]]『[[フランダースの犬 (アニメ)|フランダースの犬]]』が放送開始( - 12月28日)。同作以降、前作『[[アルプスの少女ハイジ]]』までの[[瑞鷹 (アニメ製作会社) |ZUIYO]]から[[日本アニメーション]]に制作が移行。
** [[フジテレビジョン|フジテレビ]]系『[[世界名作劇場|カルピスまんが劇場]]』、[[ウィーダ]]の小説を原作とした[[テレビアニメ|アニメ]]『[[フランダースの犬 (アニメ)|フランダースの犬]]』が放送開始( - 12月28日)。同作以降、前作『[[アルプスの少女ハイジ]]』までの[[瑞鷹 (アニメ製作会社) |ZUIYO]]から[[日本アニメーション]]に制作が移行。
** [[日本放送協会|NHK]][[大河ドラマ]]『[[元禄太平記]]』放送開始( - 12月28日)。
** [[日本放送協会|NHK]][[大河ドラマ]]『[[元禄太平記]]』放送開始( - 12月28日)。
* [[1月18日|18日]] - [[関西テレビ放送|関西テレビ]]で元[[漫画トリオ]]メンバーの[[横山ノック]]と[[上岡龍太郎]]の司会による[[トーク番組]]『[[ノックは無用!]]』([[関西ローカル]])がこの日放送開始。[[1997年]][[9月27日]]まで22年9ヶ月続く長寿番組となった。
* [[1月18日|18日]] - [[関西テレビ放送|関西テレビ]]で元[[漫画トリオ]]メンバーの[[横山ノック]]と[[上岡龍太郎]]の司会による[[トーク番組]]『[[ノックは無用!]]』([[関西ローカル]])がこの日放送開始。[[1997年]][[9月27日]]まで22年9ヶ月続く長寿番組となった。


=== 2月 ===
=== 2月 ===
* [[2月2日|2日]] - フジテレビ系アニメ『[[サザエさん (テレビアニメ)|サザエさん]]』でこの日から[[3月2日]]までの5週にわたって「サザエさん放送6周年傑作選」と銘打ち、これまでに放送された作品から厳選して再放送した。その後レギュラー放送と並行して、[[4月1日]]より火曜19:00枠にて再放送『[[まんが名作劇場 サザエさん]]』を開始。レギュラー版と異なるオープニング・エンディングを採用し、[[1997年]][[11月18日]]まで放送される人気番組となる。
* [[2月2日|2日]] - フジテレビ系アニメ『[[サザエさん (テレビアニメ)|サザエさん]]』でこの日から[[3月2日]]までの5週にわたって「サザエさん放送6周年傑作選」と銘打ち、これまでに放送された作品から厳選して再放送した。その後レギュラー放送と並行して、[[4月1日]]より火曜19:00枠再放送『[[まんが名作劇場 サザエさん]]』を開始。レギュラー版と異なるオープニング・エンディングを採用し、[[1997年]][[11月18日]]まで放送される人気番組となる。


=== 3月 ===
=== 3月 ===
* [[3月21日|21日]]・[[3月22日|22日]] - [[京都放送|近畿放送テレビ(KBS。現:京都放送=KBS京都テレビ)]]にて、女優で、[[ねむの木村|ねむの木学園]]園長の[[宮城まり子]]がメインパーソナリティを務めた'''日本初の長時間チャリティーテレビ番組'''『[[宮城まり子のチャリティーテレソン]]』が25時間にわたって放送された。
* [[3月21日|21日]]・[[3月22日|22日]] - [[京都放送|近畿放送テレビ(KBS。現:京都放送=KBS京都テレビ)]]、女優で、[[ねむの木村|ねむの木学園]]園長の[[宮城まり子]]がメインパーソナリティを務めた'''日本初の長時間チャリティーテレビ番組'''『[[宮城まり子のチャリティーテレソン]]』が25時間にわたって放送された。
* [[3月27日|27日]] - [[TBSテレビ|TBS]]<ref group="注">当時は東京放送(現・[[TBSホールディングス]])のテレビ放送事業だった(現・[[TBSテレビ]])。</ref>系木曜19時枠、[[天地真理]]の冠[[バラエティ番組]]シリーズ『[[真理ちゃんシリーズ]]』が、この日終了の『[[はばたけ!真理ちゃん]]』をもって、2年半・計5作の幕を降ろす。
* [[3月27日|27日]] - [[TBSテレビ|TBS]]<ref group="注">当時は東京放送(現・[[TBSホールディングス]])のテレビ放送事業だった(現・[[TBSテレビ]])。</ref>系木曜19時枠、[[天地真理]]の冠[[バラエティ番組]]シリーズ『[[真理ちゃんシリーズ]]』が、この日終了の『[[はばたけ!真理ちゃん]]』をもって、2年半・計5作の幕を降ろす。
* [[3月28日|28日]]
* [[3月28日|28日]]
** NHK総合平日18時30分~45分の人形劇『[[新八犬伝]]』(原作:[[曲亭馬琴]]、[[1973年]][[4月2日]] - )が、2年間(全464回)の放送に幕を降ろす。
** NHK総合平日18時30分 - 45分の人形劇『[[新八犬伝]]』(原作:[[曲亭馬琴]]、[[1973年]][[4月2日]] - )が、2年間(全464回)の放送に幕を降ろす。
** TBS系金曜19時枠、[[円谷プロダクション]]制作の特撮シリーズ、[[ウルトラシリーズ#昭和第2期ウルトラシリーズ|第2期ウルトラシリーズ]]第4作『[[ウルトラマンレオ]]』がこの日終了、これにより、[[1971年]]開始の『[[帰ってきたウルトラマン]]』以来続いた第2期ウルトラシリーズは幕を降ろす。なお2日後の[[3月30日|30日]]には同じTBS・円谷プロ作品『[[SFドラマ 猿の軍団]]』も終了し、円谷作品は1本もなくなる。
** TBS系金曜19時枠、[[円谷プロダクション]]制作の特撮シリーズ、[[ウルトラシリーズ#昭和第2期ウルトラシリーズ|第2期ウルトラシリーズ]]第4作『[[ウルトラマンレオ]]』がこの日終了、これにより、[[1971年]]開始の『[[帰ってきたウルトラマン]]』以来続いた第2期ウルトラシリーズは幕を降ろす。なお2日後の[[3月30日|30日]]には同じTBS・円谷プロ作品『[[SFドラマ 猿の軍団]]』も終了し、円谷作品は1本もなくなる。
* [[3月31日|31日]]
* [[3月31日|31日]]
** この日よりTBS・[[テレビ朝日|NET(現・テレビ朝日)]]両局の[[ネットチェンジ#近畿広域圏におけるいわゆる大阪準キー局「腸捻転」の解消|ネットチェンジ]]が行われ、朝日放送(現・[[朝日放送テレビ]])<ref group="注" name="ABC-TV">当時は朝日放送のテレビ放送事業であり、2018年4月の放送持株会社制移行により[[朝日放送グループホールディングス]]となり、現在の朝日放送テレビとなった。</ref>はTBS系からNET系に、[[毎日放送]]はNET系からTBS系にそれぞれ変更される。なお同日、NET系『[[ビッグワイド60分]]』にて、新ネットを記念した[[ザ・ドリフターズ]]の特別番組『春だ!がんばれドリフターズ』を放送。更に翌[[4月1日]]にはTBS系でも、ドリフをメインにした初の改編時特別番組『[[20年だョ!全員集合]]』を[[東京都|東京]]・[[文京公会堂]]から公開[[生放送]]、これが[[9月30日]]開始の改編時特別番組『[[4・10月だョ!全員集合]]』へつながる。
** この日よりTBS・[[テレビ朝日|NET(現・テレビ朝日)]]両局の[[ネットチェンジ#近畿広域圏におけるいわゆる大阪準キー局「腸捻転」の解消|ネットチェンジ]]が行われ、朝日放送(現・[[朝日放送テレビ]])<ref group="注" name="ABC-TV">当時は朝日放送のテレビ放送事業であり、2018年4月の放送持株会社制移行により[[朝日放送グループホールディングス]]となり、現在の朝日放送テレビとなった。</ref>はTBS系からNET系に、[[毎日放送]]はNET系からTBS系にそれぞれ変更される。なお同日、NET系『[[ビッグワイド60分]]』、新ネットを記念した[[ザ・ドリフターズ]]の特別番組『春だ!がんばれドリフターズ』を放送。更に翌[[4月1日]]にはTBS系でも、ドリフをメインにした初の改編時特別番組『[[20年だョ!全員集合]]』を[[東京都|東京]]・[[文京公会堂]]から公開[[生放送]]、これが[[9月30日]]開始の改編時特別番組『[[4・10月だョ!全員集合]]』へつながる。
** フジテレビ系の歌謡番組『[[夜のヒットスタジオ]]』の司会を前年春より務めていた[[朝丘雪路]]<ref group="注">舞台公演等により多忙となり、司会継続が困難となったため。</ref>と[[1972年]]よりナレーションなどで出演した声優の[[野沢那智]]が降板し、翌[[4月7日]]放送分より、残った[[三波伸介 (初代)|三波伸介]]と[[芳村真理]]のコンビ司会体制で放送を継続した。なお同日の放送は、[[4月5日]]に日本初の引退興行を控えた[[ザ・ピーナッツ]]への餞別として「さよならザ・ピーナッツ」と題した特別企画が編成された回である。以後、1976年の[[アグネス・チャン]](留学に伴う芸能活動長期休止)、1978年の[[南沙織]](学業専念に伴う芸能活動引退、翌年に写真家・[[篠山紀信]]と結婚)、1980年の[[山口百恵]](俳優・[[三浦友和]]との結婚に伴う芸能活動引退)、1981年の[[ピンク・レディー]](解散、1990年代以降に数回期間限定で再結成)、[[石野真子]](歌手・[[長渕剛]]との結婚による芸能活動引退、のち離婚により芸能界復帰)、1985年の[[高田みづえ]]([[大相撲]][[大関]]・若嶋津(当時)との結婚に伴う芸能活動引退)など、歌手の引退・解散・長期休業時における「さよなら企画」が同番組の名物企画として定着した。
** フジテレビ系の歌謡番組『[[夜のヒットスタジオ]]』の司会を前年春より務めていた[[朝丘雪路]]<ref group="注">舞台公演等により多忙となり、司会継続が困難となったため。</ref>と[[1972年]]よりナレーションなどで出演した声優の[[野沢那智]]が降板し、翌[[4月7日]]放送分より、残った[[三波伸介 (初代)|三波伸介]]と[[芳村真理]]のコンビ司会体制で放送を継続した。なお同日の放送は、[[4月5日]]に日本初の引退興行を控えた[[ザ・ピーナッツ]]への餞別として「さよならザ・ピーナッツ」と題した特別企画が編成された回である。以後、1976年の[[アグネス・チャン]](留学に伴う芸能活動長期休止)、1978年の[[南沙織]](学業専念に伴う芸能活動引退、翌年に写真家・[[篠山紀信]]と結婚)、1980年の[[山口百恵]](俳優・[[三浦友和]]との結婚に伴う芸能活動引退)、1981年の[[ピンク・レディー]](解散、1990年代以降に数回期間限定で再結成)、[[石野真子]](歌手・[[長渕剛]]との結婚による芸能活動引退、のち離婚により芸能界復帰)、1985年の[[高田みづえ]]([[大相撲]][[大関]]・若嶋津(当時)との結婚に伴う芸能活動引退)など、歌手の引退・解散・長期休業時における「さよなら企画」が同番組の名物企画として定着した。
** [[テレビ東京|東京12チャンネル(現・テレビ東京)]]でこの日より、平日19:00に帯歌謡バラエティ番組『[[7時のナマナマ歌謡曲]]』を開始するが、わずか3か月強後の[[7月9日]]で打ち切られる。その3ヶ月弱後の[[10月6日]]には、平日19:30に報道系帯情報番組『[[うわさの報告書]]』を開始するが、半年後の[[1976年]][[3月]]で終了した。
** [[テレビ東京|東京12チャンネル(現・テレビ東京)]]でこの日より、平日19:00に帯歌謡バラエティ番組『[[7時のナマナマ歌謡曲]]』を開始するが、わずか3か月強後の[[7月9日]]で打ち切られる。その3ヶ月弱後の[[10月6日]]には、平日19:30に報道系帯情報番組『[[うわさの報告書]]』を開始するが、半年後の[[1976年]][[3月]]で終了した。
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* [[4月2日|2日]] - 関西テレビ制作・フジテレビ系のバラエティ番組『[[おくにじまんスター自慢]]』(司会:[[桂小金治]])が開始。提供は前半は[[ロート製薬]][[一社提供]]、後半はロート製薬を除いた複数社提供。この「ロート&複数社」路線は時間帯を移動しながら[[2010年]][[3月]]までの『[[SMAP×SMAP]]』(フジテレビ・関西テレビ共同制作)まで35年間続く<ref group="注">その後の『SMAP×SMAP』はロート製薬を含む複数社提供となり、[[2016年]][[12月26日]]に番組終了するまで続く。</ref>。
* [[4月2日|2日]] - 関西テレビ制作・フジテレビ系のバラエティ番組『[[おくにじまんスター自慢]]』(司会:[[桂小金治]])が開始。提供は前半は[[ロート製薬]][[一社提供]]、後半はロート製薬を除いた複数社提供。この「ロート&複数社」路線は時間帯を移動しながら[[2010年]][[3月]]までの『[[SMAP×SMAP]]』(フジテレビ・関西テレビ共同制作)まで35年間続く<ref group="注">その後の『SMAP×SMAP』はロート製薬を含む複数社提供となり、[[2016年]][[12月26日]]に番組終了するまで続く。</ref>。
* [[4月4日|4日]]
* [[4月4日|4日]]
** フジテレビ系の子供番組『[[ママとあそぼう!ピンポンパン]]』の2代目お姉さん(1971年10月 - )・[[石毛恭子]]が、この日をってお姉さん役を勇退、この日は[[4月7日|7日]]から3代目お姉さんを務める[[酒井ゆきえ]]が出演した(石毛・酒井両名とも当時局アナ)。なお石毛は翌[[1976年]][[3月]]限りでフジテレビを退社してフリーに転身し、同局で4月より子供番組『[[あつまれ!ドレミッコ]]』の司会を担当したが、わずか3ヶ月で終了した。
** フジテレビ系の子供番組『[[ママとあそぼう!ピンポンパン]]』の2代目お姉さん(1971年10月 - )・[[石毛恭子]]が、この日をってお姉さん役を卒業し、この日は[[4月7日|7日]]から3代目お姉さんを務める[[酒井ゆきえ]]が出演した(石毛・酒井両名とも当時局アナ)。なお石毛は翌[[1976年]][[3月]]限りでフジテレビを退社してフリーに転身し、同局で4月より子供番組『[[あつまれ!ドレミッコ]]』の司会を担当したが、わずか3ヶ月で終了した。
** 日本テレビ系で公開バラエティ番組『[[カックラキン大放送!!]]』が放送開始( - 1986年3月。途中中断あり)。
** 日本テレビ系で公開バラエティ番組『[[カックラキン大放送!!]]』が放送開始( - 1986年3月。途中中断あり)。
** NET系にて[[千葉真一]]主演ドラマが[[毎日放送・NET金曜9時枠の連続ドラマ|金曜9時枠]]に移動し『[[ザ★ゴリラ7]]』が放送開始( - 10月3日、全26話)。
** NET系[[千葉真一]]主演ドラマが[[毎日放送・NET金曜9時枠の連続ドラマ|金曜9時枠]]に移動し『[[ザ★ゴリラ7]]』が放送開始( - 10月3日、全26話)。
* [[4月5日|5日]]
* [[4月5日|5日]]
** 朝日放送・NET系土曜8時半枠にて、トークをメインとした[[ワイドショー]]番組『[[おはようワイド・土曜の朝に]]』放送開始( - 1989年3月25日)。メイン司会はTBS系時代に『[[モーニングジャンボ奥さま8時半です]]』の司会者としてTBSに4年間出向し(前身の『[[モーニングジャンボ]]』時代から)、前述のネットチェンジを期に大阪へ戻ってきた朝日放送アナウンサー(当時)の[[玉井孝]]が務めた。
** 朝日放送・NET系土曜8時半枠、トークをメインとした[[ワイドショー]]番組『[[おはようワイド・土曜の朝に]]』放送開始( - 1989年3月25日)。メイン司会はTBS系時代に『[[モーニングジャンボ奥さま8時半です]]』の司会者としてTBSに4年間出向し(前身の『[[モーニングジャンボ]]』時代から)、前述のネットチェンジを期に大阪へ戻ってきた朝日放送アナウンサー(当時)の[[玉井孝]]が務めた。
** 毎日放送・TBS系土曜19時枠、[[東映]]制作の特撮シリーズ、[[仮面ライダーシリーズ]]([[石ノ森章太郎]]原作)第5作『[[仮面ライダーストロンガー]]』放映開始(主演:[[荒木しげる]]。 - 12月27日、全39話)。しかし、[[1971年]]に第1作『[[仮面ライダー]]』から開始したシリーズも一応の区切りを迎える。また、第1作から[[立花藤兵衛]]役を演じた[[小林昭二]]が同作品を最後に勇退
** 毎日放送・TBS系土曜19時枠、[[東映]]制作の特撮シリーズ、[[仮面ライダーシリーズ]]([[石ノ森章太郎]]原作)第5作『[[仮面ライダーストロンガー]]』放映開始(主演:[[荒木しげる]]。 - 12月27日、全39話)。しかし、[[1971年]]に第1作『[[仮面ライダー]]』から開始したシリーズも一応の区切りを迎える。また、第1作から[[立花藤兵衛]]役を演じた[[小林昭二]]が同作品を最後に卒業した
** NET系土曜19時30分枠にて、東映制作の特撮シリーズで、[[2021年]]現在も続く[[スーパー戦隊シリーズ]]<ref group="注">[[1979年]]の第3作『[[バトルフィーバーJ]]』より[[八手三郎]]原作となる(ただし[[2011年]]の『[[海賊戦隊ゴーカイジャー]]』のみ石ノ森章太郎プロとの共同原作となった)。</ref><ref group="注">[[2022年]]現在は『[[暴太郎戦隊ドンブラザーズ]]』を放送中。</ref>の1作目となる『[[秘密戦隊ゴレンジャー]]』(石ノ森章太郎原作)が放映開始( - 1977年3月26日、全84話)。
** NET系土曜19時30分枠、東映制作の特撮シリーズで、[[2021年]]現在も続く[[スーパー戦隊シリーズ]]<ref group="注">[[1979年]]の第3作『[[バトルフィーバーJ]]』より[[八手三郎]]原作となる(ただし[[2011年]]の『[[海賊戦隊ゴーカイジャー]]』のみ石ノ森章太郎プロとの共同原作となった)。</ref><ref group="注">[[2022年]]現在は『[[暴太郎戦隊ドンブラザーズ]]』を放送中。</ref>の1作目となる『[[秘密戦隊ゴレンジャー]]』(石ノ森章太郎原作)が放映開始( - 1977年3月26日、全84話)。
** フジテレビ系土曜19時30分枠にて、[[萩本欽一]]司会の90分バラエティ番組『[[欽ドン!#欽ちゃんのドンとやってみよう!|欽ちゃんのドンとやってみよう!]]』開始( - 1980年3月)。
** フジテレビ系土曜19時30分枠、[[萩本欽一]]司会の90分バラエティ番組『[[欽ドン!#欽ちゃんのドンとやってみよう!|欽ちゃんのドンとやってみよう!]]』開始( - 1980年3月)。
** [[日本テレビ放送網|日本テレビ]]系土曜22時枠にて、ワイドショー仕立ての情報バラエティ番組『[[テレビ三面記事 ウィークエンダー]]』が放送開始。司会は[[漫画家]]の[[加藤芳郎]]( - 1984年5月)。なお大晦日には、この年起こった事件を集めた『大晦日スペシャル イヤーエンダー'75』を放送した。
** [[日本テレビ放送網|日本テレビ]]系土曜22時枠、ワイドショー仕立ての情報バラエティ番組『[[テレビ三面記事 ウィークエンダー]]』が放送開始。司会は[[漫画家]]の[[加藤芳郎]]( - 1984年5月)。なお大晦日には、この年起こった事件を集めた『大晦日スペシャル イヤーエンダー'75』を放送した。
** 東京12チャンネルで[[山城新伍]]司会の深夜バラエティ『[[独占!男の時間]]』放送開始( - 1977年3月26日)<ref group="注">放送当時、[[笑福亭鶴瓶]](落語家・タレント)が番組内でした行為により同局を[[出入り禁止|出禁]]になった逸話が有名である(後年、出禁は解除され、『[[きらきらアフロTM]]』『[[チマタの噺]]』といった番組に出演のほか、2020年に開局55周年スペシャルドラマとして放送された『[[アメリカに負けなかった男〜バカヤロー総理 吉田茂〜]]』では[[吉田茂]]役で主演を務めた)。</ref>。
** 東京12チャンネルで[[山城新伍]]司会の深夜バラエティ『[[独占!男の時間]]』放送開始( - 1977年3月26日)<ref group="注">放送当時、[[笑福亭鶴瓶]](落語家・タレント)が番組内でした行為により同局を[[出入り禁止|出禁]]になった逸話が有名である(後年、出禁は解除され、『[[きらきらアフロTM]]』『[[チマタの噺]]』といった番組に出演のほか、2020年に開局55周年スペシャルドラマとして放送された『[[アメリカに負けなかった男〜バカヤロー総理 吉田茂〜]]』では[[吉田茂]]役で主演を務めた)。</ref>。
* [[4月6日|6日]]
* [[4月6日|6日]]
** [[讀賣テレビ放送|よみうりテレビ]]の日曜朝枠で、関西ローカルの[[医療]][[情報番組]]『[[テレビドクター]]』([[武田薬品工業]]一社提供)放送開始。[[2009年]][[10月11日]]まで34年半続く長寿番組となった。
** [[讀賣テレビ放送|よみうりテレビ]]の日曜朝枠で、関西ローカルの[[医療]][[情報番組]]『[[テレビドクター]]』([[武田薬品工業]]一社提供)放送開始。[[2009年]][[10月11日]]まで34年半続く長寿番組となった。
** 日本テレビ系にて、日曜昼枠にゲームバラエティ番組『[[目方でドーン!]]』放送開始。司会は[[レツゴー三匹]]。その後内容や司会を変更しながら、[[1984年]]まで継続する。同じく日本テレビ系で、それまで日曜21時→同22時で放送されていたドキュメンタリー番組『[[日立ドキュメンタリー すばらしい世界旅行]]』([[日立製作所|日立]]一社提供)が、この日より日曜19:30に移動( - 1990年9月16日)、開いた日曜22時には、新たなドキュメンタリー番組『[[トヨタ日曜ドキュメンタリー 知られざる世界|トヨタ日曜ドキュメンタリー(→TOYOTA)知られざる世界]]』([[トヨタグループ]]単独提供)を開始( - 1986年12月26日)する。
** 日本テレビ系、日曜昼枠にゲームバラエティ番組『[[目方でドーン!]]』放送開始。司会は[[レツゴー三匹]]。その後内容や司会を変更しながら、[[1984年]]まで継続する。同じく日本テレビ系で、それまで日曜21時→同22時で放送されていたドキュメンタリー番組『[[日立ドキュメンタリー すばらしい世界旅行]]』([[日立製作所|日立]]一社提供)が、この日より日曜19:30に移動( - 1990年9月16日)、開いた日曜22時には、新たなドキュメンタリー番組『[[トヨタ日曜ドキュメンタリー 知られざる世界|トヨタ日曜ドキュメンタリー(→TOYOTA)知られざる世界]]』([[トヨタグループ]]単独提供)を開始( - 1986年12月26日)する。
** 朝日放送・NET系にて、日曜午後枠に[[東リ|東洋リノリューム(現・東リ)]]一社提供<ref group="注">その後、協賛スポンサーの交代([[アルインコ]]→[[日興証券]]を経て東リが復帰、その後も複数社の一社として提供したのち降板)や増減を繰り返し、後年は複数社提供となった。</ref>の[[クイズ番組]]『[[パネルクイズ アタック25]]』放送開始( - 2021年9月26日<ref group="注">番組終了半年後の2022年3月27日に開局した[[日本における衛星放送#BS放送|BS局]]・[[BSJapanext]]にて『パネルクイズ アタック25 NEXT』として復活。</ref>)。初代司会は[[児玉清]](俳優)<ref group="注">児玉は腸捻転解消直前まで毎日放送・NET系にて放送されていた、事実上[[東リ|東洋リノリューム(現・東リ)]]一社提供の前番組である『[[東リクイズ・イエス・ノー]]』でも司会を務めていた。</ref><ref group="注">児玉清は[[2011年]]に去するまで約36年間司会を務め、彼の没後は朝日放送テレビアナウンサーの[[浦川泰幸]]→俳優の[[谷原章介]]が司会を務めた。</ref>。なお、『アタック25』の開始により、[[1961年]]以来14年間日曜13時台(それ以外の時も有り)に放送された演芸番組『[[末廣演芸会|日曜演芸会]]』は16時台に移動、更に[[10月4日]]には土曜14時台に移動して『[[末廣演芸会]]』と改題し、枠移動を繰り返しながら[[1981年]]まで続く。
** 朝日放送・NET系、日曜午後枠に[[東リ|東洋リノリューム(現・東リ)]]一社提供<ref group="注">その後、協賛スポンサーの交代([[アルインコ]]→[[日興証券]]を経て東リが復帰、その後も複数社の一社として提供したのち降板)や増減を繰り返し、後年は複数社提供となった。</ref>の[[クイズ番組]]『[[パネルクイズ アタック25]]』放送開始( - 2021年9月26日<ref group="注">番組終了半年後の2022年3月27日に開局した[[日本における衛星放送#BS放送|BS局]]・[[BSJapanext]]『パネルクイズ アタック25 NEXT』として復活。</ref>)。初代司会は[[児玉清]](俳優)<ref group="注">児玉は腸捻転解消直前まで毎日放送・NET系放送されていた、事実上[[東リ|東洋リノリューム(現・東リ)]]一社提供の前番組である『[[東リクイズ・イエス・ノー]]』でも司会を務めていた。</ref><ref group="注">児玉清は[[2011年]]に去するまで約36年間司会を務め、彼の没後は朝日放送テレビアナウンサーの[[浦川泰幸]]→俳優の[[谷原章介]]が司会を務めた。</ref>。なお、『アタック25』の開始により、[[1961年]]以来14年間日曜13時台(それ以外の時も有り)に放送された演芸番組『[[末廣演芸会|日曜演芸会]]』は16時台に移動、更に[[10月4日]]には土曜14時台に移動して『[[末廣演芸会]]』と改題し、枠移動を繰り返しながら[[1981年]]まで続く。
* [[4月7日|7日]] - NHK、新年度の番組編成開始。
* [[4月7日|7日]] - NHK、新年度の番組編成開始。
** [[連続テレビ小説]]第15作『[[水色の時]]』放送開始( - 10月4日)。同作品から連続テレビ小説は半年交代の前後2作制となる{{sfn|『NHK年鑑'76』|pages=3}}。
** [[連続テレビ小説]]第15作『[[水色の時]]』放送開始( - 10月4日)。同作品から連続テレビ小説は半年交代の前後2作制となる{{sfn|『NHK年鑑'76』|pages=3}}。
* [[4月9日|9日]] - NHK総合でクイズ番組『[[ゲーム ホントにホント?]]』放送開始( - 1981年3月13日)。
* [[4月9日|9日]] - NHK総合でクイズ番組『[[ゲーム ホントにホント?]]』放送開始( - 1981年3月13日)。
* [[4月15日|15日]] - フジテレビ系列の『[[火曜ワイドスペシャル]]』で『[[オールスター紅白バレーボール大会|第5回芸能人選抜! 春の紅白バレーボール大会]]』を放送、また[[10月28日]]には同枠で『[[オールスター夢の球宴]]』([[始球式]]:[[山口百恵]]・[[桜田淳子]])、[[10月21日]]には同枠で『[[オールスター紅白大運動会|第15回オールスター紅白大運動会]]』をそれぞれ放送。『大運動会』は[[1970年]]、『夢の球宴』は初回の[[1971年]]」、『バレーボール大会』は初回の[[1973年]]より、それぞれ春秋開催だったが、この年より『バレーボール大会』は春限定開催<ref group="注">[[1978年]]には女子[[プロ野球]]チーム「[[日本女子野球連盟#その後|ニューヤンキース]]」宣伝のために、『[[土曜グランドスペシャル]]』での[[4月15日]]と『火曜ワイスペ』での[[11月21日]]の2回開催、またこの間の[[8月5日]]には『土曜グランドSP』で、女子限定のスペシャル大会『激突!!女子スター選抜バレーボール大会』も開催した。</ref>、『大運動会』と『夢の球宴』は秋限定開催<ref group="注">『夢の球宴』は1978年放送の第1期最終のみ3月で放送、一方の『大運動会』は、1978年にはニューヤンキースのため、春を特別開催、また[[1984年]]と[[1985年]]には春限定に変更した。その後[[1994年]] - [[1996年]]に復活した時は春秋開催を復活した(1996年は春のみ)。</ref>に、それぞれ変更した。
* [[4月15日|15日]] - フジテレビ系列の『[[火曜ワイドスペシャル]]』で『[[オールスター紅白バレーボール大会|第5回芸能人選抜! 春の紅白バレーボール大会]]』を放送、また[[10月28日]]には同枠で『[[オールスター夢の球宴]]』([[始球式]]:[[山口百恵]]・[[桜田淳子]])、[[10月21日]]には同枠で『[[オールスター紅白大運動会|第15回オールスター紅白大運動会]]』をそれぞれ放送。『大運動会』は[[1970年]]、『夢の球宴』は初回の[[1971年]]」、『バレーボール大会』は初回の[[1973年]]より、それぞれ春秋開催だったが、この年より『バレーボール大会』は春限定開催<ref group="注">[[1978年]]には女子[[プロ野球]]チーム「[[日本女子野球連盟#その後|ニューヤンキース]]」宣伝のために、『[[土曜グランドスペシャル]]』での[[4月15日]]と『火曜ワイスペ』での[[11月21日]]の2回開催、またこの間の[[8月5日]]には『土曜グランドSP』で、女子限定のスペシャル大会『激突!!女子スター選抜バレーボール大会』も開催した。</ref>、『大運動会』と『夢の球宴』は秋限定開催<ref group="注">『夢の球宴』は1978年放送の第1期最終のみ3月で放送、一方の『大運動会』は、1978年にはニューヤンキースのため、春を特別開催、また[[1984年]]と[[1985年]]には春限定に変更した。その後[[1994年]] - [[1996年]]に復活した時は春秋開催を復活した(1996年は春のみ)。</ref>に、それぞれ変更した。
* [[4月21日|21日]] - 日本テレビ系「[[月曜スター劇場]]」枠にて、[[宇津井健]]主演の[[テレビドラマ]]『[[たんぽぽ (テレビドラマ)|たんぽぽ]]』([[たんぽぽ (テレビドラマ)#第2シリーズ|第2シリーズ]])<ref group="注">[[橋田壽賀子]]脚本による[[テレビドラマ]]。[[宇津井健]]の代表作品。</ref>が放送開始( - 11月3日。全29回)。
* [[4月21日|21日]] - 日本テレビ系「[[月曜スター劇場]]」枠、[[宇津井健]]主演の[[テレビドラマ]]『[[たんぽぽ (テレビドラマ)|たんぽぽ]]』([[たんぽぽ (テレビドラマ)#第2シリーズ|第2シリーズ]])<ref group="注">[[橋田壽賀子]]脚本による[[テレビドラマ]]。[[宇津井健]]の代表作品。</ref>が放送開始( - 11月3日。全29回)。
* [[4月24日|24日]] - TBS系列の[[テレビドラマ]]『[[ありがとう (テレビドラマ)|ありがとう]](第4シリーズ)』が終了。[[1970年]]のスタート以来、5年間、シリーズ全4作が制作された。
* [[4月24日|24日]] - TBS系列の[[テレビドラマ]]『[[ありがとう (テレビドラマ)|ありがとう]](第4シリーズ)』が終了。[[1970年]]のスタート以来、5年間、シリーズ全4作が制作された。


=== 5月 ===
=== 5月 ===
* [[5月2日|2日]] - フジテレビ系にて、『[[小川宏ショー]]』司会の[[小川宏]]がフジテレビの全番組に出演する企画'''『[[5・2小川宏のテレビアタック24時間!!]]』'''が行われる。
* [[5月2日|2日]] - フジテレビ系、『[[小川宏ショー]]』司会の[[小川宏]]がフジテレビの全番組に出演する企画'''『[[5・2小川宏のテレビアタック24時間!!]]』'''が行われる。
* [[5月5日|5日]] - NHK総合で、若手アイドル歌手専門の歌謡特別番組『[[ヤング歌の祭典]]』をこの年から開始( - 1978年)。司会は[[山川静夫]]アナウンサー(当時)。
* [[5月5日|5日]] - NHK総合で、若手アイドル歌手専門の歌謡特別番組『[[ヤング歌の祭典]]』をこの年から開始( - 1978年)。司会は[[山川静夫]]アナウンサー(当時)。
* [[5月24日|24日]] - TBS系土曜21時枠にて、[[東映]]制作・[[丹波哲郎]]主演の[[刑事ドラマ]]『[[Gメン'75]]』が放送開始( - 1982年4月3日)。
* [[5月24日|24日]] - TBS系土曜21時枠、[[東映]]制作・[[丹波哲郎]]主演の[[刑事ドラマ]]『[[Gメン'75]]』が放送開始( - 1982年4月3日)。


=== 6月 ===
=== 6月 ===
* [[6月30日|30日]] - フジテレビにて、日本各地から一品料理を紹介する[[ミニ番組]]・[[グルメ番組]]『[[くいしん坊!万才]]』([[キッコーマン|キッコーマン醤油(現・キッコーマン)]]一社提供)がこの日から放送開始。当初は複数のリポーターが出演していた。
* [[6月30日|30日]] - フジテレビ、日本各地から一品料理を紹介する[[ミニ番組]]・[[グルメ番組]]『[[くいしん坊!万才]]』([[キッコーマン|キッコーマン醤油(現・キッコーマン)]]一社提供)がこの日から放送開始。当初は複数のリポーターが出演していた。


=== 7月 ===
=== 7月 ===
* [[7月5日|5日]][[9月13日]] - TBS系の公開バラエティ番組『[[8時だョ!全員集合]]』にて、ザ・ドリフターズの「[[修行]]」という理由により公開生放送を一時中止。この間は「夏休み傑作特集」と銘打ち、これまでのコントの傑作選を放送した<ref group="注">[[いかりや長介]]の著書「だめだこりゃ」([[新潮社]])において、ドリフターズが合宿を行った当時のエピソードが記されている。</ref>。
* [[7月5日|5日]] - [[9月13日]] - TBS系の公開バラエティ番組『[[8時だョ!全員集合]]』、ザ・ドリフターズの「[[修行]]」という理由により公開生放送を一時中止。この間は「夏休み傑作特集」と銘打ち、これまでのコントの傑作選を放送した<ref group="注">[[いかりや長介]]の著書「だめだこりゃ」([[新潮社]])において、ドリフターズが合宿を行った当時のエピソードが記されている。</ref>。
* [[7月28日|28日]] - NET系で特別番組『[[ちびっこものまね紅白歌合戦]]』を放送、この年は春大会を一旦中断し、新たに夏大会を開催、そしてこの回から総合司会が土居まさるから[[玉置宏]]に変更、玉置は1984年の最終放送まで続く。また[[12月29日]]には冬大会も放送された。
* [[7月28日|28日]] - NET系で特別番組『[[ちびっこものまね紅白歌合戦]]』を放送、この年は春大会を一旦中断し、新たに夏大会を開催、そしてこの回から総合司会が土居まさるから[[玉置宏]]に変更、玉置は1984年の最終放送まで続く。また[[12月29日]]には冬大会も放送された。


=== 8月 ===
=== 8月 ===
* [[8月11日|11日]] - フジテレビ系の歌謡番組『夜のヒットスタジオ』において、当時開催中の[[沖縄国際海洋博覧会]]の会場から生放送。出演歌手は[[五木ひろし]]・[[山口百恵]]・[[黒木真由美]]・[[和田アキ子]]・[[森進一]]、そして沖縄出身の[[南沙織]]と、翌年から新たに司会に就任する[[井上順]]。だが当日は[[台風]]の影響で特設ステージが使えず、会場近くのブース内での放送となった。かくして、同番組が野外放送の時は天候不順になるのが連発する。
* [[8月11日|11日]] - フジテレビ系の歌謡番組『夜のヒットスタジオ』において、当時開催中の[[沖縄国際海洋博覧会]]の会場から生放送。出演歌手は[[五木ひろし]]・[[山口百恵]]・[[黒木真由美]]・[[和田アキ子]]・[[森進一]]、そして沖縄出身の[[南沙織]]と、翌年から新たに司会に就任する[[井上順]]。だが当日は[[台風]]の影響で特設ステージが使えず、会場近くのブース内での放送となった。かくして、同番組が野外放送の時は天候不順になるのが連発する。
* [[8月30日|30日]] - NET系土曜昼の『[[土曜ショー]]』のこの日の放送にて、[[赤塚不二夫]](漫画家)を迎え「マンガ大行進 赤塚不二夫ショー」と題した企画を放送。この回にて、当時[[福岡県]]から上京し赤塚宅に居候していた[[タモリ|森田一義(タモリ)]]が出演。これがタモリ自身初のテレビ出演、かつ芸能界デビューとなった<ref>{{Cite web|和書|url=https://blog.goo.ne.jp/220-number1/e/47c34b8dd9c77756419237ac204e2acc|title=『ギャグゲリラ』のテレビ番組があった?|website=赤塚不二夫保存会/フジオNo.1 - [[gooブログ]]|date=2017-11-5|accessdate=2021-12-1}}</ref><ref name="大タモリ年表">{{Cite web|和書|url=https://littleboy.hatenablog.com/entry/2014/03/20/150934|title=「『大タモリ年表』第2弾公開」タモリのデビューと『徹子の部屋』|website=[[てれびのスキマ]]|date=2014-3-20|accessdate=2021-10-15}}</ref>{{efn2|なお、これがきっかけとなりタモリは翌月の『[[13時ショー]]』の「珍芸スターお笑い大行進」に出演し<ref>{{Cite web|和書|url=https://koimousagi.com/40654.html|title=タモリは無名時代に黒柳徹子に「徹子の部屋」に呼ばれていた!|website=こいもうさぎのブログ|accessdate=2021-11-30}}</ref>、翌年から放送開始し現在も続く『[[徹子の部屋]]』に1978年から36年間毎年年末の恒例ゲストとしての出演へとつながっていく<ref name="大タモリ年表"/>。}}。
* [[8月30日|30日]] - NET系土曜昼の『[[土曜ショー]]』のこの日の放送、[[赤塚不二夫]](漫画家)を迎え「マンガ大行進 赤塚不二夫ショー」と題した企画を放送。この回、当時[[福岡県]]から上京し赤塚宅に居候していた[[タモリ|森田一義(タモリ)]]が出演。これがタモリ自身初のテレビ出演、かつ芸能界デビューとなった<ref>{{Cite web|和書|url=https://blog.goo.ne.jp/220-number1/e/47c34b8dd9c77756419237ac204e2acc|title=『ギャグゲリラ』のテレビ番組があった?|website=赤塚不二夫保存会/フジオNo.1 - [[gooブログ]]|date=2017-11-5|accessdate=2021-12-1}}</ref><ref name="大タモリ年表">{{Cite web|和書|url=https://littleboy.hatenablog.com/entry/2014/03/20/150934|title=「『大タモリ年表』第2弾公開」タモリのデビューと『徹子の部屋』|website=[[てれびのスキマ]]|date=2014-3-20|accessdate=2021-10-15}}</ref>{{efn2|なお、これがきっかけとなりタモリは翌月の『[[13時ショー]]』の「珍芸スターお笑い大行進」に出演し<ref>{{Cite web|和書|url=https://koimousagi.com/40654.html|title=タモリは無名時代に黒柳徹子に「徹子の部屋」に呼ばれていた!|website=こいもうさぎのブログ|accessdate=2021-11-30}}</ref>、翌年から放送開始し現在も続く『[[徹子の部屋]]』に1978年から36年間毎年年末の恒例ゲストとしての出演へとつながっていく<ref name="大タモリ年表"/>。}}。


=== 9月 ===
=== 9月 ===
* [[9月27日|27日]] - 朝日放送制作で、[[ミヤコ蝶々]]の司会で親しまれたトーク番組『[[夫婦善哉 (トーク番組)|夫婦善哉]]』(1955年 - 1975年)がこの日の放送をもって終了、[[中波放送|ラジオ放送]]時代から数えて20年の歴史に幕。腸捻転解消後は視聴率が低迷していた。
* [[9月27日|27日]] - 朝日放送制作で、[[ミヤコ蝶々]]の司会で親しまれたトーク番組『[[夫婦善哉 (トーク番組)|夫婦善哉]]』(1955年 - 1975年)がこの日の放送をもって終了、[[中波放送|ラジオ放送]]時代から数えて20年の歴史に幕。腸捻転解消後は視聴率が低迷していた。
* [[9月29日|29日]]
* [[9月29日|29日]]
** TBS系の平日朝枠にて、情報番組『[[おはよう720]]』放送開始<ref group="注">1年後の1976年9月27日より直前の[[JNNニュース]](当時は『[[JNNニュースコール]](第1期)』)と統合し、タイトルも『[[おはよう700]]』となった( - 1980年9月26日)。</ref>。海外レポートのコーナー「キャラバンII」のテーマ曲である「[[ビューティフル・サンデー]]」(原歌唱:[[ダニエル・ブーン]]、日本語盤歌唱:[[トランザム (バンド)|トランザム]]、[[田中星児]])が大ヒットした。
** TBS系の平日朝枠、情報番組『[[おはよう720]]』放送開始<ref group="注">1年後の1976年9月27日より直前の[[JNNニュース]](当時は『[[JNNニュースコール]](第1期)』)と統合し、タイトルも『[[おはよう700]]』となった( - 1980年9月26日)。</ref>。海外レポートのコーナー「キャラバンII」のテーマ曲である「[[ビューティフル・サンデー]]」(原歌唱:[[ダニエル・ブーン]]、日本語盤歌唱:[[トランザム (バンド)|トランザム]]、[[田中星児]])が大ヒットした。
** 同じくTBS系の平日昼枠にて、バラエティ番組『[[シャボン玉こんにちは]]』<ref group="注">末期は『キンキンのこんにちは』に改名(ただし正式タイトルは不変)。</ref>([[牛乳石鹸共進社|牛乳石鹸]]一社提供<ref group="注">後期は牛乳石鹸を含む複数社提供。</ref>)放送開始( - 1981年3月27日)。同番組で司会を務めた[[愛川欽也]]と[[うつみ宮土理]]は3年後の[[1978年]]11月に結婚した。
** 同じくTBS系の平日昼枠、バラエティ番組『[[シャボン玉こんにちは]]』<ref group="注">末期は『キンキンのこんにちは』に改名(ただし正式タイトルは不変)。</ref>([[牛乳石鹸共進社|牛乳石鹸]]一社提供<ref group="注">後期は牛乳石鹸を含む複数社提供。</ref>)放送開始( - 1981年3月27日)。同番組で司会を務めた[[愛川欽也]]と[[うつみ宮土理]]は3年後の[[1978年]]11月に結婚した。


=== 10月 ===
=== 10月 ===
* [[10月1日|1日]] - フジテレビ系の子供番組『[[ひらけ!ポンキッキ]]』が、この日より14:00から8:15に移動、昼の番組から朝の番組へと変更する。同時に関東地区では17:30より、当日放送分の再放送を開始した。なお枠移動に伴い、それまで月 - 土8:00 - 8:40で放送されていた『ママとあそぼう!ピンポンパン』は、平日放送が7:45 - 8:15に短縮繰り上げしたのに対し、土曜放送は8:00 - 8:30と短縮したのみ<ref group="注">8:00 - 8:30にドキュメンタリー番組『[[世界の先生たち]]』を設置したため(『ポンキッキ』は土曜日未放送)。</ref>、初めて平日と土曜の放送枠が異なった。この体制は[[1978年]][[3月]]まで続く。
* [[10月1日|1日]] - フジテレビ系の子供番組『[[ひらけ!ポンキッキ]]』が、この日より14:00から8:15に移動、昼の番組から朝の番組へと変更する。同時に関東地区では17:30より、当日放送分の再放送を開始した。なお枠移動に伴い、それまで月 - 土8:00 - 8:40で放送されていた『ママとあそぼう!ピンポンパン』は、平日放送が7:45 - 8:15に短縮繰り上げしたのに対し、土曜放送は8:00 - 8:30と短縮したのみ<ref group="注">8:00 - 8:30にドキュメンタリー番組『[[世界の先生たち]]』を設置したため(『ポンキッキ』は土曜日未放送)。</ref>、初めて平日と土曜の放送枠が異なった。この体制は[[1978年]][[3月]]まで続く。
* [[10月4日|4日]]
* [[10月4日|4日]]
** NET系土曜正午枠にてバラエティ番組『[[独占!女の60分]]』放送開始。初代司会は[[水の江瀧子]]( - 1992年3月)<ref group="注">[[1992年]][[4月]]から『[[お昼の独占!女の60分]]』として平日昼の帯番組に昇格するが、同年9月で終了。</ref>。
** NET系土曜正午枠バラエティ番組『[[独占!女の60分]]』放送開始。初代司会は[[水の江瀧子]]( - 1992年3月)<ref group="注">[[1992年]][[4月]]から『[[お昼の独占!女の60分]]』として平日昼の帯番組に昇格するが、同年9月で終了。</ref>。
** TBS系土曜18時台前半枠にて、料理バラエティ番組『[[料理天国]]』([[サントリー]]一社提供<ref group="注">末期はサントリーを含む複数社提供。</ref>)が放送開始。[[芳村真理]]と[[西川きよし]]の司会で長年親しまれ、司会者の交代もありながら[[1992年]][[9月26日]]まで17年間継続する。
** TBS系土曜18時台前半枠、料理バラエティ番組『[[料理天国]]』([[サントリー]]一社提供<ref group="注">末期はサントリーを含む複数社提供。</ref>)が放送開始。[[芳村真理]]と[[西川きよし]]の司会で長年親しまれ、司会者の交代もありながら[[1992年]][[9月26日]]まで17年間継続する。
** フジテレビ系土曜18時30分枠にて、[[タツノコプロ]]制作のアニメ『[[タイムボカン]]』が開始。一連の『[[タイムボカンシリーズ]]』が同作から7作品、約8年に亘って続く。
** フジテレビ系土曜18時30分枠、[[タツノコプロ]]制作のアニメ『[[タイムボカン]]』が開始。一連の『[[タイムボカンシリーズ]]』が同作から7作品、約8年に亘って続く。
** フジテレビ系ではこの他、土曜19時枠にて、かつて[[1961年]]から[[1972年]]まで放送された『[[ズバリ!当てましょう]]』が復活する。
** フジテレビ系ではこの他、土曜19時枠、かつて[[1961年]]から[[1972年]]まで放送された『[[ズバリ!当てましょう]]』が復活する。
* [[10月5日|5日]]
* [[10月5日|5日]]
** よみうりテレビ・日本テレビ系日曜19時台前半枠にて、視聴者参加スポーツアトラクションバラエティ番組『[[びっくり日本新記録]]』放送開始( - 1985年10月。途中中断あり)。
** よみうりテレビ・日本テレビ系日曜19時台前半枠、視聴者参加スポーツアトラクションバラエティ番組『[[びっくり日本新記録]]』放送開始( - 1985年10月。途中中断あり)。
** 朝日放送・NET系『パネルクイズ アタック25』の放送時間がこの日から5分拡大(13:15 - 13:40→13:45に変更<ref group="注">吸収された5分枠は、[[1963年]][[10月]]より水曜12:40に設置された「[[ガイド (テレビ放送)|ガイド]]」枠。その後日曜16:10→同15:10→同14:25と変遷し、『アタック25』開始時には13:40に移動していたが、同日に歌謡番組『[[せんみつのJOYJOYスタジオ]]』が13:45 - 14:55枠で開始したため、14:55に移動した。</ref><ref group="注">その後10分繰り下げとなり、13:25 - 13:55に変更。</ref>)。また新ルールとしてゲーム後半で正解者が他のパネルを1枚消せる「[[パネルクイズ アタック25#アタックチャンス|アタックチャンス]]」を採用、このルールは2021年の終了まで46年間続く番組名物となった。
** 朝日放送・NET系『パネルクイズ アタック25』の放送時間がこの日から5分拡大(13:15 - 13:40→13:45に変更<ref group="注">吸収された5分枠は、[[1963年]][[10月]]より水曜12:40に設置された「[[ガイド (テレビ放送)|ガイド]]」枠。その後日曜16:10→同15:10→同14:25と変遷し、『アタック25』開始時には13:40に移動していたが、同日に歌謡番組『[[せんみつのJOYJOYスタジオ]]』が13:45 - 14:55枠で開始したため、14:55に移動した。</ref><ref group="注">その後10分繰り下げとなり、13:25 - 13:55に変更。</ref>)。また新ルールとしてゲーム後半で正解者が他のパネルを1枚消せる「[[パネルクイズ アタック25#アタックチャンス|アタックチャンス]]」を採用、このルールは2021年の終了まで46年間続く番組名物となった。
* [[10月6日|6日]]
* [[10月6日|6日]]
** NHK連続テレビ小説第16作『[[おはようさん]]』([[NHK大阪放送局]]制作)放送開始。ここから年度後期の連続テレビ小説は大阪制作となる( - 1976年4月3日)。
** NHK連続テレビ小説第16作『[[おはようさん]]』([[NHK大阪放送局]]制作)放送開始。ここから年度後期の連続テレビ小説は大阪制作となる( - 1976年4月3日)。
** 日本テレビ系の朝の子供番組『[[おはよう!こどもショー]]』が、この日より大リニューアル。平日版は2部に分け、第2部は今までと同じ「こどもショー」であったが、第1部は前日(5日)まで日曜で放送していた「コンちゃんのトンカチうたじまん」をリニューアルした「こどものどじまん」の曜日別戦となり、その曜日別のチャンピオンを、土曜日の「チャンピオン戦」で戦わせる内容に変更、そして日曜日は、子供の観客から参加者を募って歌わせる「とびいりのどじまん」だった。これに伴い「のどじまん」の司会は、[[大村崑]]と[[石川牧子]](当時:日本テレビアナウンサー)から[[横山やすし・西川きよし]]、審査員は[[山下毅雄]](作曲家)から[[谷啓]]に、それぞれ変更<ref group="注">後に司会は[[青空球児・好児]]、審査員は[[ハナ肇]]に変更した。</ref>。
** 日本テレビ系の朝の子供番組『[[おはよう!こどもショー]]』が、この日より大リニューアル。平日版は2部に分け、第2部は今までと同じ「こどもショー」であったが、第1部は前日(5日)まで日曜で放送していた「コンちゃんのトンカチうたじまん」をリニューアルした「こどものどじまん」の曜日別戦となり、その曜日別のチャンピオンを、土曜日の「チャンピオン戦」で戦わせる内容に変更、そして日曜日は、子供の観客から参加者を募って歌わせる「とびいりのどじまん」だった。これに伴い「のどじまん」の司会は、[[大村崑]]と[[石川牧子]](当時:日本テレビアナウンサー)から[[横山やすし・西川きよし]]、審査員は[[山下毅雄]](作曲家)から[[谷啓]]に、それぞれ変更<ref group="注">後に司会は[[青空球児・好児]]、審査員は[[ハナ肇]]に変更した。</ref>。
** TBSの平日18時台前半にて、'''[[キー局]]で初の'''ローカルワイドニュース番組『[[テレポートTBS6]]』が放送開始( - 1990年3月30日)。
** TBSの平日18時台前半、'''[[キー局]]で初の'''ローカルワイドニュース番組『[[テレポートTBS6]]』が放送開始( - 1990年3月30日)。
* [[10月7日|7日]]
* [[10月7日|7日]]
** 日本テレビ系火曜19時30分枠で、[[桂小金治]]の司会によるクイズ番組を兼ねた対面番組『[[それは秘密です!!]]』が放送開始( - 1987年9月27日)。
** 日本テレビ系火曜19時30分枠で、[[桂小金治]]の司会によるクイズ番組を兼ねた対面番組『[[それは秘密です!!]]』が放送開始( - 1987年9月27日)。
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=== 12月 ===
=== 12月 ===
* [[12月7日|7日]] - 毎日放送制作・TBS系にて『がっちり買いまショウ』のリニューアル後継番組として、前番組と同様グリコ提供で、新たに[[三波伸介 (初代)|三波伸介]]を司会に迎え『[[伸介のグリコがっちりショッピング]]』を放送開始( - 1977年3月27日)。
* [[12月7日|7日]] - 毎日放送制作・TBS系『がっちり買いまショウ』のリニューアル後継番組として、前番組と同様グリコ提供で、新たに[[三波伸介 (初代)|三波伸介]]を司会に迎え『[[伸介のグリコがっちりショッピング]]』を放送開始( - 1977年3月27日)。
* [[12月27日|27日]] - TBS系のゲームバラエティ番組で、[[大橋巨泉]]司会・ロート製薬一社提供で親しまれた『[[お笑い頭の体操]]』(1968年 - 1975年)がこの日の放送をもって終了、8年の歴史に幕。翌週(年明け)から同じく巨泉司会・ロート提供の『[[クイズダービー]]』に引き継がれた。
* [[12月27日|27日]] - TBS系のゲームバラエティ番組で、[[大橋巨泉]]司会・ロート製薬一社提供で親しまれた『[[お笑い頭の体操]]』(1968年 - 1975年)がこの日の放送をもって終了、8年の歴史に幕。翌週(年明け)から同じく巨泉司会・ロート提供の『[[クイズダービー]]』に引き継がれた。
* [[12月31日|31日]]
* [[12月31日|31日]]
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** [[スター誕生!]](日本テレビ)200回 - 7月27日
** [[スター誕生!]](日本テレビ)200回 - 7月27日
** [[金曜10時!うわさのチャンネル!!]](日本テレビ)100回 - 9月5日
** [[金曜10時!うわさのチャンネル!!]](日本テレビ)100回 - 9月5日
** [[パンチDEデート]](関西テレビ)100回 - 9月7日<ref group="注">[[1973年]]10月に関西ローカルでスタートして以来の算。</ref>
** [[パンチDEデート]](関西テレビ)100回 - 9月7日<ref group="注">[[1973年]]10月に関西ローカルでスタートして以来の算。</ref>


== 視聴率 ==
== 視聴率 ==
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* [[がんじがらめ]]([[テレビ西日本]]制作。原作・脚本:[[花登筺]]/出演:香山美子、山口崇、小沢栄太郎 他)
* [[がんじがらめ]]([[テレビ西日本]]制作。原作・脚本:[[花登筺]]/出演:香山美子、山口崇、小沢栄太郎 他)
; 枠移動
; 枠移動
それまで火曜22時枠にて放送されていた『[[どてらい男]](ヤツ)』(関西テレビ制作。主演:西郷輝彦)が、4月改編で日曜21時枠へ移動した( - 1977年3月)。
それまで火曜22時枠放送されていた『[[どてらい男]](ヤツ)』(関西テレビ制作。主演:西郷輝彦)が、4月改編で日曜21時枠へ移動した( - 1977年3月)。


==== NET系 ====
==== NET系 ====

2024年4月5日 (金) 11:39時点における版

1975年のテレビ(1975ねんのテレビ)では、1975年昭和50年)の日本におけるテレビジョン放送全般の動向についてまとめる。

番組関係の出来事

1月

2月

  • 2日 - フジテレビ系アニメ『サザエさん』でこの日から3月2日までの5週にわたって「サザエさん放送6周年傑作選」と銘打ち、これまでに放送された作品から厳選して再放送した。その後レギュラー放送と並行して、4月1日より火曜19:00枠で再放送『まんが名作劇場 サザエさん』を開始。レギュラー版と異なるオープニング・エンディングを採用し、1997年11月18日まで放送される人気番組となる。

3月

4月

5月

6月

7月

  • 5日 - 9月13日 - TBS系の公開バラエティ番組『8時だョ!全員集合』で、ザ・ドリフターズの「修行」という理由により公開生放送を一時中止。この間は「夏休み傑作特集」と銘打ち、これまでのコントの傑作選を放送した[注 15]
  • 28日 - NET系で特別番組『ちびっこものまね紅白歌合戦』を放送、この年は春大会を一旦中断し、新たに夏大会を開催、そしてこの回から総合司会が土居まさるから玉置宏に変更、玉置は1984年の最終放送まで続く。また12月29日には冬大会も放送された。

8月

9月

10月

  • 1日 - フジテレビ系の子供番組『ひらけ!ポンキッキ』が、この日より14:00から8:15に移動、昼の番組から朝の番組へと変更する。同時に関東地区では17:30より、当日放送分の再放送を開始した。なお枠移動に伴い、それまで月 - 土8:00 - 8:40で放送されていた『ママとあそぼう!ピンポンパン』は、平日放送が7:45 - 8:15に短縮繰り上げしたのに対し、土曜放送は8:00 - 8:30と短縮したのみ[注 20]、初めて平日と土曜の放送枠が異なった。この体制は1978年3月まで続く。
  • 4日
  • 5日
    • よみうりテレビ・日本テレビ系日曜19時台前半枠で、視聴者参加スポーツアトラクションバラエティ番組『びっくり日本新記録』放送開始( - 1985年10月。途中中断あり)。
    • 朝日放送・NET系『パネルクイズ アタック25』の放送時間がこの日から5分拡大(13:15 - 13:40→13:45に変更[注 23][注 24])。また新ルールとしてゲーム後半で正解者が他のパネルを1枚消せる「アタックチャンス」を採用、このルールは2021年の終了まで46年間続く番組名物となった。
  • 6日
    • NHK連続テレビ小説第16作『おはようさん』(NHK大阪放送局制作)放送開始。ここから年度後期の連続テレビ小説は大阪制作となる( - 1976年4月3日)。
    • 日本テレビ系の朝の子供番組『おはよう!こどもショー』が、この日より大リニューアル。平日版は2部に分け、第2部は今までと同じ「こどもショー」であったが、第1部は前日(5日)まで日曜で放送していた「コンちゃんのトンカチうたじまん」をリニューアルした「こどものどじまん」の曜日別戦となり、その曜日別のチャンピオンを、土曜日の「チャンピオン戦」で戦わせる内容に変更、そして日曜日は、子供の観客から参加者を募って歌わせる「とびいりのどじまん」だった。これに伴い「のどじまん」の司会は、大村崑石川牧子(当時:日本テレビアナウンサー)から横山やすし・西川きよし、審査員は山下毅雄(作曲家)から谷啓に、それぞれ変更[注 25]
    • TBSの平日18時台前半で、キー局で初のローカルワイドニュース番組『テレポートTBS6』が放送開始( - 1990年3月30日)。
  • 7日
  • 8日 - 日本テレビ系の『水曜ロードショー』で、1939年製作の米国映画風と共に去りぬ』が世界で初めてテレビ放映された(翌週(15日)にまたがり前・後篇で編成)。
  • 10日 - NET系金曜9時枠の千葉真一主演ドラマ第二弾『燃える捜査網』が始まる。
  • 15日 - NET系水曜19時30分枠で、東映動画(現・東映アニメーション)制作・日本船舶振興会(現・日本財団)提供のアニメ『一休さん』放送開始[注 27]1982年6月28日まで7年・全296回にわたって続く長寿アニメとなった。

11月

12月

その他テレビに関する話題

テレビ新広島(10月1日開局。写真は初代社屋)

開局

周年

番組

開局

記念回

視聴率

(※関東地区、ビデオリサーチ調べ)

バラエティ・歌番組

  1. 第26回NHK紅白歌合戦(NHK総合、12月31日)72.0%
  2. '75新春スターかくし芸大会(フジテレビ、1月1日)43.1%
  3. 1975年度輝く!日本レコード大賞(TBS、12月31日)43.0%

ドラマ

  1. 連続テレビ小説 鳩子の海(NHK総合、3月22日)53.3%
  2. 連続テレビ小説 水色の時(NHK総合、5月9日)46.8%
  3. 連続テレビ小説 おはようさん(NHK総合、12月10日)43.3%
  4. 大河ドラマ 元禄太平記・最終回(NHK総合、12月14日)41.8%
  5. 水戸黄門 第6部(TBS、9月1日)- 37.2%
  6. 太陽にほえろ!(日本テレビ、9月26日)- 35.5%
  7. 時間ですよ・最終回(TBS、4月9日)- 31.4%

スポーツ

  1. 大相撲春場所・千秋楽(NHK総合、3月23日 17:03-18:00)50.6%
  2. 世界J・ミドル級タイトルマッチ「ショットガン・アルバラード×輪島功一」(フジテレビ、1月21日)47.7%
  3. 第57回全国高等学校野球選手権大会・決勝(NHK総合、8月24日)45.3%
  4. 大相撲秋場所・千秋楽(NHK総合、9月28日 17:05-18:00)41.4%
  5. 木曜スペシャル 世界ライト級タイトルマッチ「ガッツ石松×ケン・ブキャナン」(日本テレビ、2月27日)40.7%

ニュース・報道

  1. ローカルニュース・天気予報(NHK総合、5月7日 20:55-21:00)50.6%
  2. ニュース(NHK総合、12月31日 20:55-21:00)45.7%
  3. ニュース(NHK総合、8月23日 7:00-7:20)42.5%
  4. 首都圏交通スト情報(NHK総合、5月9日 8:04-8:12)41.1%
  5. ニュースセンター特集(NHK総合、5月7日)40.8%
  6. スタジオ102(NHK総合、2月21日)40.4%

テレビ番組

テレビドラマ

NHK

日本テレビ系

TBS系

廃枠
枠新設

フジテレビ系

枠移動

それまで火曜22時枠で放送されていた『どてらい男(ヤツ)』(関西テレビ制作。主演:西郷輝彦)が、4月改編で日曜21時枠へ移動した( - 1977年3月)。

NET系


子供向けドラマ

NHK

TBS系

廃枠


テレビアニメ

特撮番組

報道・情報番組

バラエティ番組

クイズ番組

音楽番組

教養・ドキュメンタリー番組

料理番組

スポーツ番組

紀行番組

単発特別番組枠

特別番組

参考文献

脚注

  1. ^ 当時は東京放送(現・TBSホールディングス)のテレビ放送事業だった(現・TBSテレビ)。
  2. ^ 当時は朝日放送のテレビ放送事業であり、2018年4月の放送持株会社制移行により朝日放送グループホールディングスとなり、現在の朝日放送テレビとなった。
  3. ^ 舞台公演等により多忙となり、司会継続が困難となったため。
  4. ^ その後の『SMAP×SMAP』はロート製薬を含む複数社提供となり、2016年12月26日に番組終了するまで続く。
  5. ^ 1979年の第3作『バトルフィーバーJ』より八手三郎原作となる(ただし2011年の『海賊戦隊ゴーカイジャー』のみ石ノ森章太郎プロとの共同原作となった)。
  6. ^ 2022年現在は『暴太郎戦隊ドンブラザーズ』を放送中。
  7. ^ 放送当時、笑福亭鶴瓶(落語家・タレント)が番組内でした行為により同局を出禁になった逸話が有名である(後年、出禁は解除され、『きらきらアフロTM』『チマタの噺』といった番組に出演のほか、2020年に開局55周年スペシャルドラマとして放送された『アメリカに負けなかった男〜バカヤロー総理 吉田茂〜』では吉田茂役で主演を務めた)。
  8. ^ その後、協賛スポンサーの交代(アルインコ日興証券を経て東リが復帰、その後も複数社の一社として提供したのち降板)や増減を繰り返し、後年は複数社提供となった。
  9. ^ 番組終了半年後の2022年3月27日に開局したBS局BSJapanextで『パネルクイズ アタック25 NEXT』として復活。
  10. ^ 児玉は腸捻転解消直前まで毎日放送・NET系で放送されていた、事実上東洋リノリューム(現・東リ)一社提供の前番組である『東リクイズ・イエス・ノー』でも司会を務めていた。
  11. ^ 児玉清は2011年に死去するまで約36年間司会を務め、彼の没後は朝日放送テレビアナウンサーの浦川泰幸→俳優の谷原章介が司会を務めた。
  12. ^ 1978年には女子プロ野球チーム「ニューヤンキース」宣伝のために、『土曜グランドスペシャル』での4月15日と『火曜ワイスペ』での11月21日の2回開催、またこの間の8月5日には『土曜グランドSP』で、女子限定のスペシャル大会『激突!!女子スター選抜バレーボール大会』も開催した。
  13. ^ 『夢の球宴』は1978年放送の第1期最終のみ3月で放送、一方の『大運動会』は、1978年にはニューヤンキースのため、春を特別開催、また1984年1985年には春限定に変更した。その後1994年 - 1996年に復活した時は春秋開催を復活した(1996年は春のみ)。
  14. ^ 橋田壽賀子脚本によるテレビドラマ宇津井健の代表作品。
  15. ^ いかりや長介の著書「だめだこりゃ」(新潮社)において、ドリフターズが合宿を行った当時のエピソードが記されている。
  16. ^ なお、これがきっかけとなりタモリは翌月の『13時ショー』の「珍芸スターお笑い大行進」に出演し[4]、翌年から放送開始し現在も続く『徹子の部屋』に1978年から36年間毎年年末の恒例ゲストとしての出演へとつながっていく[3]
  17. ^ 1年後の1976年9月27日より直前のJNNニュース(当時は『JNNニュースコール(第1期)』)と統合し、タイトルも『おはよう700』となった( - 1980年9月26日)。
  18. ^ 末期は『キンキンのこんにちは』に改名(ただし正式タイトルは不変)。
  19. ^ 後期は牛乳石鹸を含む複数社提供。
  20. ^ 8:00 - 8:30にドキュメンタリー番組『世界の先生たち』を設置したため(『ポンキッキ』は土曜日未放送)。
  21. ^ 1992年4月から『お昼の独占!女の60分』として平日昼の帯番組に昇格するが、同年9月で終了。
  22. ^ 末期はサントリーを含む複数社提供。
  23. ^ 吸収された5分枠は、1963年10月より水曜12:40に設置された「ガイド」枠。その後日曜16:10→同15:10→同14:25と変遷し、『アタック25』開始時には13:40に移動していたが、同日に歌謡番組『せんみつのJOYJOYスタジオ』が13:45 - 14:55枠で開始したため、14:55に移動した。
  24. ^ その後10分繰り下げとなり、13:25 - 13:55に変更。
  25. ^ 後に司会は青空球児・好児、審査員はハナ肇に変更した。
  26. ^ 久米降板後は小島一慶(当時TBSアナウンサー)→吉田照美文化放送出身のフリーアナウンサー、最末期)と交代。同時にタイトル表記も『元祖・ぴったし カン・カン』となった(詳細は同番組の項を参照)。
  27. ^ 途中からハウス食品に提供が変更された。
  28. ^ 5か月後、エバに代わって上岡龍太郎が登場。1978年4月より和田アキ子が加入。
  29. ^ オリエンタル一社提供で始まり、1972年から江崎グリコ・グリコグループの単独提供となった。
  30. ^ 青森朝日放送(ABA)が開局する前日の1991年9月30日まで。
  31. ^ TBS系列は7年後の1982年10月改編で実施に踏み切った。
  32. ^ 1973年10月に関西ローカルでスタートして以来の通算。
  33. ^ 直前まで土曜22時枠で放送された『土曜劇場 6羽のかもめ』の後継作で、『月曜劇場』という枠名が付いていた。だが後継作『土曜劇場 赤ちゃんがいっぱい』とは2ヶ月間重複していた。
  34. ^ 腸捻転解消、仮面ライダーシリーズのネット変更に伴う枠移動のため中断。1976年1月よりTBS系列で再開。
  35. ^ コント55号のなんでそうなるの?』の2度目の一時中断に伴うつなぎ番組
  36. ^ つなぎ番組。1981年4月に同枠(水曜22:00)で『激突!お笑いルーレット』として復活。

出典

  1. ^ 『NHK年鑑'76』, pp. 3.
  2. ^ 『ギャグゲリラ』のテレビ番組があった?”. 赤塚不二夫保存会/フジオNo.1 - gooブログ (2017年11月5日). 2021年12月1日閲覧。
  3. ^ a b 「『大タモリ年表』第2弾公開」タモリのデビューと『徹子の部屋』”. てれびのスキマ (2014年3月20日). 2021年10月15日閲覧。
  4. ^ タモリは無名時代に黒柳徹子に「徹子の部屋」に呼ばれていた!”. こいもうさぎのブログ. 2021年11月30日閲覧。
  5. ^ 美空ひばり | BS朝日
  6. ^ 『NHK年鑑'76』, pp. 4–5.
  7. ^ 参考資料:毎日新聞1975年7月7日夕刊芸能面「民放ニュースは5分か6分か CMからみ“1分紛争”中」
  8. ^ a b 読売新聞』(縮刷・関東版) 1975年(昭和50年)10月5日付朝刊、テレビ欄。
  9. ^ Nihon hōsō nenkan - Google Books