NHK宇都宮放送局
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地デジ県域化による改築前の宇都宮放送会館 | |
所在地 | 〒320-8502 |
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宇都宮市中央3丁目1-2 | |
総合テレビ | |
放送対象地域 | 栃木県 |
コールサイン | JOBP-DTV |
親局 | 宇都宮 47ch (キーID 1) |
Eテレ | |
放送対象地域 | 放送センター管轄 |
親局 | 宇都宮 39ch (キーID 2) |
ラジオ第1 | |
放送対象地域 | 同上 |
ラジオ第2 | |
放送対象地域 | 同上 |
FM | |
放送対象地域 | 栃木県 |
コールサイン | JOBP-FM |
親局 | 80.3MHz |
特記事項: デジタルテレビ局は2005年12月1日中継局として運用開始。総合のみ2012年4月1日付で親局に移行。 |
NHK宇都宮放送局(エヌエイチケイうつのみやほうそうきょく)は栃木県を放送対象地域としたNHKの放送局。総合テレビとFM放送で県域放送を行っている。NHK EテレとAM放送(ラジオ第1放送・ラジオ第2放送)については関東広域圏放送の扱いとして、管轄の東京本局からカバー・中継されている。
沿革
- 1941年(昭和16年)12月26日 - 宇都宮臨時放送所、電波管制に伴う措置として放送開始(中波、呼出符号なし)。
- 1943年(昭和18年)11月1日 - 総務局宇都宮出張所を開設(宇都宮市川向町)。
- 1945年(昭和20年)10月26日 - 宇都宮臨時放送所を宇都宮中継放送所と改称。
- 1946年(昭和21年)9月1日 - 宇都宮中継放送所の呼出符号JOAK4に決定。
- 1947年(昭和22年)11月17日 - 宇都宮中継放送所、廃止。
- 1948年(昭和23年)5月1日 - 宇都宮市江野町に移転、宇都宮出張所を宇都宮支局と改称。
- 1951年(昭和26年)7月1日 - 宇都宮支局を宇都宮放送局と改称(送信施設なし)。
- 1959年(昭和34年)10月27日 - 日光通信部を開設。
- 1964年(昭和39年)10月3日 - 矢板テレビ中継放送所が運用開始。
- 1966年(昭和41年)10月6日 - 大田原通信部を開設。
- 1970年(昭和45年)4月6日 - 宇都宮放送局、FM放送開始(呼出符号JOBP-FM)。
- 1971年(昭和46年)11月10日 - 現在の放送会館(宇都宮市中央2丁目)が新築落成。
- 1980年(昭和55年)10月3日 - 宇都宮テレビ中継放送所(宇都宮タワー)が運用開始。
- 1991年(平成3年)5月13日 - 大田原通信部が西那須野町(現・那須塩原市)に移転。
- 1993年(平成5年)11月1日 - 「スクエアJue」オープン。
- 2001年(平成13年) - 県域FM放送『とちぎ6時です』放送開始。
- 2003年(平成15年) - 開局60周年記念事業の一環で宇都宮市大通り2丁目にサテライトスタジオ開設(2007年(平成19年)3月に閉鎖)。
- 2005年(平成17年)12月1日 - 地上デジタルテレビ中継開始。
- 2012年(平成24年)4月1日 - デジタル総合テレビで栃木県域放送開始[1]。
県域テレビ放送の実現
NHKは2009年度から3年間の経営計画において、テレビ放送の完全デジタル化を機に栃木県と群馬県(前橋放送局)で総合テレビの県域放送を開始すべく準備を進めてきた。[2][3]。そして政府は2011年11月1日、移行期日を2012年4月1日と定め実施に向けた手続きを開始することを決定。12月9日には、電波監理審議会にて群馬・栃木両県域テレビ放送の答申が認められ2012年4月を目処に県域テレビ放送の開始を正式に発表した[4][5]。そして2012年4月1日、前橋、宇都宮の両局で県域放送が開始された。県域テレビ放送開始当初は宇都宮放送局の識別信号が割り当てられておらず、従来の「NHK総合・東京」のままとなっていたが、2013年1月26日の放送開始時より、「NHK総合・宇都宮」へ変更となった[6]。なお、識別信号の変更については2012年12月1日を予定していたが同年12月16日に第46回衆議院議員総選挙が実施された影響から延期されていた。[7]
放送局の周波数一覧
FM放送局
- コールサイン
- JOBP-FM
- 各局の周波数と空中線電力
- 特記事項
- 県域民放FM局のRADIO BERRY同様、県外の広域でも宇都宮本局の受信が出来るが宇都宮放送局については県南地域だけでなく県内山岳部でもTOKYO FM東京本局(周波数80.0MHz)の影響を受ける場合がある。
宇都宮テレビ局
各系統とも宇都宮タワーから送信。
- デジタル総合テレビ 47ch(リモコンキーID:1) 出力100W
- 2012年4月1日以降は「JOBP-DTV」のコールサインが付き、宇都宮局の親局となる。
- デジタルEテレ 39ch(リモコンキーID:2) 出力100W
通信部
- 大田原
- 日光
情報カメラ
主な宇都宮局制作番組
県域総合テレビ
県域FM
アナウンサー・キャスター
アナウンサー
キャスター
その他
隣接地域のNHK放送局
- NHK放送センター(NHK本部および関東甲信越エリア拠点局・非隣接)
- NHK水戸放送局
- NHK前橋放送局
- NHKさいたま放送局
- NHK福島放送局
栃木県内の民間放送局
関東では珍しく、AMラジオ・FMラジオ・地上波テレビで地元局が全て揃っている(他には神奈川県のみ。また東京都の各局はキー局でもあり議論対象外)。なおNHKの県域放送開始が決まったという事態もあり、とちぎテレビと栃木放送は筆頭株主である県の意向で経営の部分統合に向けて協議を加速させている[9]。
脚注
- ^ "栃木県・群馬県での県域放送開始について" (PDF) (Press release). NHK宇都宮放送局. 9 December 2011. 2011年12月10日閲覧。
- ^ 関東甲信越地方向け地域放送番組編集計画 NHKオンライン(年度ごとに最新のものに書き換えられる)
- ^ 「いつでも、どこでも、もっと身近にNHK」平成21~23年度NHK経営計画(説明資料) NHKオンライン
- ^ 群馬県・栃木県での県域放送開始について NHK前橋放送局 2011年12月9日
- ^ 日本放送協会による栃木県・群馬県における県域テレビ放送の開始について ≪総合放送による地域情報の一層の充実≫ - 総務省関東総合通信局(2012年3月30日プレスリリース)
- ^ NHK宇都宮放送局からの重要なお知らせ NHK宇都宮放送局
- ^ NHK宇都宮放送局からの重要なお知らせ NHK宇都宮放送局
- ^ 2012年4月15日放送の総合テレビ『NHKとっておきサンデー』で紹介。
- ^ とちテレ、栃木放送を子会社化へ 知事が支援を表明 下野新聞 2011年12月7日