山梨県立県民文化ホール
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山梨県立県民文化ホール (コラニー文化ホール) | |
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情報 | |
通称 | コラニー文化ホール |
正式名称 | 山梨県立県民文化ホール[1] |
完成 | 1982年11月23日 |
収容人員 | 2,689人 |
客席数 | (大ホール)1階1,342席、2階632席(小ホール)1階700席 |
設備 | 照明設備、音響設備 |
用途 | 各種公演、コンサート |
運営 | 山梨県 |
所在地 | 山梨県甲府市寿町26-1 |
位置 | 北緯35度39分29.5秒 東経138度33分40.9秒 / 北緯35.658194度 東経138.561361度座標: 北緯35度39分29.5秒 東経138度33分40.9秒 / 北緯35.658194度 東経138.561361度 |
アクセス |
JR甲府駅南口より徒歩20分 山梨交通バス県民文化ホールバス停下車 |
外部リンク | 県民文化ホール |
山梨県立県民文化ホール(やまなしけんりつ・けんみんぶんかほーる)は、山梨県甲府市寿町にある多目的ホール。アドブレーン・共立・NTT-F共同事業体が指定管理者として運営管理にあたっている[2]。通称・コラニー文化ホール。
2011年4月1日より甲府市に本社を置く宝石貴金属製造販売会社のコラニーが命名権を取得し、「コラニー文化ホール」の呼称を用いている。
概要
山梨県はこれまで代表する文化ホールとして山梨県民会館公会堂があったが、時代の流れと共に陳腐化が進み、新たな文化ホールの建設が叫ばれるようになる。
1970年代に入ると田邊圀男知事による公共文化施設の整備が進み、山梨県立美術館と共に県民がさまざまな芸術に触れることのできる文化ホールの建設が本格化した。田邊知事の構想では甲府駅北口の県有地に建設される予定であったが、計画途中に田邊知事が県知事選挙に敗れ、代わりに望月幸明が知事になると一旦白紙とし、その後下飯田へ移転した山梨県立第二高等学校(現在の山梨県立甲府西高等学校)跡地に建設することが決まり[3]、1982年11月23日に竣工された[4][5]。なお、当初の建設予定地は長らく空き地となっていたが、2012年に山梨県立図書館が建てられた。
同ホールは山梨県内で随一各種公演設備を有している。大ホールは残響時間1.8秒の音響、1000平方メートルを越える舞台を確保した本格的ホール。歌舞伎公演からコンサートまで幅広く使われている。小ホールは舞台の大きさは大ホールとほぼ同じ大きさで、多様な催しにも対応できるホール。
施設
- 大ホール:1,989席 (1階1,342席、2階632席)
- ステージ:間口20m、奥行き21m、高さ10m (プロセミアムから)
- 舞台設備:オケピット迫り、小迫り、すっぽん、音響反射板、各種幕類、昇降装置等
- 残響時間:1.8秒 (満席時)
- 大ホール用楽屋 (8室)
- 大ホール調光室ぶゆゆむ
- 小ホール:700席
- ステージ:間口16m、奥行き21m、高さ8m (プロセミアムから)
- 舞台設備:オケピット迫り、すっぽん、音響反射板、各種幕類、昇降装置等
- 残響時間:1.3秒 (満席時)
- 小ホール用楽屋 (5室)
- 小ホール調光室
- リハーサル室
- 練習室 (5室)
- 会議場
交通アクセス
- JR甲府駅南口より徒歩20分、または5・6番乗り場より山梨交通バスに乗り県民文化ホールバス停で下車(なお、5・6番乗り場からは全てのバスが県民文化ホールバス停に停車する)
- 中央自動車道甲府昭和インターチェンジより車で10分
関連項目
- 笑点-地方収録の際、当ホールが使用された。
脚注
- ^ 山梨県立県民文化ホール設置及び管理条例
- ^ 指定管理者の導入施設一覧について
- ^ 「昭和の名建築・山梨県県民会館の記憶」(地域資料デジタル化研究会)
- ^ 『山梨日日新聞社編』 山梨の20世紀 165ページ 1982年(昭和57年)11月24日付紙面『県民文化ホール開館』 2000年8月10日第一刷発行 ISBN 4-89710-696-6
- ^ 「昭和の名建築・山梨県県民会館の記憶」(地域資料デジタル化研究会)