2020年代のJRダイヤ改正
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2020年代のJRダイヤ改正(2020ねんだいのジェイアールダイヤかいせい)では、2020年代にJRグループ各社で行われる各ダイヤ改正について記す。
2020年(令和2年)
3月14日
各社でダイヤ改正を実施[1][2][3][4][5][6][7][8]。
- 北海道[2]
- 駅
- 特急列車
- 普通・快速列車
- 東日本[3][10][11][12][13][14][15][16][17][18][19][20][21][22]
- 駅
- 常磐線
- 特急列車
- 「スーパービュー踊り子」の運転を終了し、新たに新形式E261系による「サフィール踊り子」を定期1往復と臨時1.5往復設定された。また「踊り子」の一部に「あずさ」「かいじ」から転用のE257系が投入され、今後185系を順次置き換える。
- 富士急行線直通の「富士回遊」が1往復増発され、またすべての「富士回遊」が下吉田駅にも停車するようになった。
- 「あずさ」の一部列車で運転区間・停車駅が見直された。また「あずさ」「かいじ」の号数がこれまでの列車別から両系統合わせての運転順(新宿駅発着基準)に並び替えられた。
- 東京駅18時30分発の「はちおうじ」は「おうめ」に置き換えられた。
- 「成田エクスプレス」は、東京駅 - 成田空港駅間を6両編成で運転の2往復が12両編成となり、同区間では全列車が12両編成での運転となった。
- 普通・快速列車
- 中央・総武線へのホームドア設置に伴い、従来早朝・深夜に運行していた東京駅発着の中央線各駅停車と御茶ノ水駅折り返しの総武線各駅停車の運転を終了し、三鷹 - 千葉間で終日直通運転を行う。
- 両毛線のあしかがフラワーパーク駅・南武線浜川崎支線の小田栄駅発着の運賃を新たに設定し、運賃特例を廃止。
- 南武線では、平日夕方の川崎駅発登戸駅行き1本および稲城長沼駅発川崎駅行き1本について、川崎駅 - 立川駅間の運転に変更された。
- 従来全車自由席だった磐越西線の郡山 - 会津若松間の快速列車の一部(3往復)に指定席を導入し、該当列車を快速「あいづ」として運転[注 8]。
- 仙台駅 - 仙台空港駅(仙台空港アクセス線)間において、2両編成の列車 7往復が 4両編成に増強された。
- 山田線の快速「リアス」が千徳駅に新規停車。
- 西日本[5][23][24][25]
- 特急列車
- 普通・快速列車
- JR宝塚線で、日中時間帯の丹波路快速・快速を区間快速(川西池田駅以北は各駅に停車)に変更、これに伴って同時間帯における大阪方面から新三田駅折り返しの普通は宝塚駅折り返しに変更された。
- 大和路線のJR難波駅と和歌山線の高田駅を直通する快速について、日中時間帯の運転が取り止められ、王寺駅 - 高田駅間の普通(227系)に変更された。
- 一部6両編成で運転されていた「大和路快速」が全列車8両編成となり、大阪環状線の列車は特急列車を除いて8両編成に統一された。
- 西九条駅構内の配線が一部変更され、JRゆめ咲線(桜島線)では平日朝方に2往復増発された。
- 奈良線では、土曜・休日の「みやこ路快速」が全列車6両編成で運転されるようになった。
- きのくに線(紀勢本線)では、113系2両編成で運転されていた御坊駅 - 紀伊田辺駅間の普通列車(ワンマン)が227系に置き換えられ、車庫への出入庫を兼ねて運転されていた日根野駅 - 紀伊田辺駅間直通の普通1往復は和歌山駅で系統分割された。これにより、阪和線は特急以外の全列車が223系・225系に統一された。
- 2018年10月の豪雨災害復旧暫定ダイヤより曜日を問わず同じダイヤで運行していた山陽本線の糸崎 - 岩国間・呉線・可部線・芸備線の三次 - 広島間において、平日ダイヤと土休日ダイヤを分離。
- 山陽本線の西条 - 広島間・広島 - 岩国間で快速「シティライナー」の運転を再開[注 10]。
- 宇部線において従来休日運休となっていた[注 11]列車が毎日運行となり、時刻が毎日同じとなる。
- 終電時間の繰り上げにより、一部列車が運行を取り止める。
- 四国[6]
脚注
注釈
- ^ 1時間に「のぞみ」を最大10本運転するダイヤ。
- ^ 1時間に「のぞみ」を最大12本運転するダイヤ。
- ^ のぞみ10本ダイヤ・のぞみ12本ダイヤ共に臨時列車を含んだ本数で、実際にこの本数で運転するのは繁忙期や一部時間帯のみ
- ^ 臨時列車42本を含む。
- ^ 上野駅行きは土曜・休日は運休
- ^ いわき - 岩沼間のうち、すでに部分再開していたいわき - 富岡間・浪江 - 岩沼間の運転本数は変わらない。
- ^ ただし下り1本(3号)は上野始発。
- ^ 快速「あいづ」は快速「あいづライナー」の後継として2015年から不定期で運転されているが、こちらは全車自由席である。
- ^ 2018年より営業休止中。
- ^ 同区間で「通勤ライナー」以外の快速列車が運転されるのは2018年7月の豪雨災害で被災して以来となる。ただし、再開に際して横川駅に新規停車する代わりに宮内串戸駅を通過するため、運行形態は厳密には異なる。
- ^ 平日に加え土曜日も運転していた。
出典
- ^ a b 2020年春 ダイヤ改正について (PDF) - 北海道旅客鉄道株式会社・東日本旅客鉄道株式会社・東海旅客鉄道株式会社・西日本旅客鉄道株式会社・四国旅客鉄道株式会社・九州旅客鉄道株式会社・日本貨物鉄道株式会社プレスリリース 2019年12月13日
- ^ a b 2020年3月ダイヤ改正について (PDF) - 北海道旅客鉄道株式会社プレスリリース 2019年12月13日
- ^ a b 2020年3月ダイヤ改正について (PDF) - 東日本旅客鉄道株式会社プレスリリース 2019年12月13日
- ^ a b 2020年3月ダイヤ改正について~「のぞみ12本ダイヤ」をスタートします!~ (PDF) - 東海旅客鉄道株式会社プレスリリース 2019年12月13日
- ^ a b 2020年春ダイヤ改正について (PDF) - 西日本旅客鉄道株式会社プレスリリース 2019年12月13日
- ^ a b 2020年3月ダイヤ改正について (PDF) - 四国旅客鉄道株式会社プレスリリース 2019年12月13日
- ^ a b 新型車両を投入し、通勤・通学をより快適にします ダイヤをよりわかりやすく利用しやすくします (PDF) - 九州旅客鉄道株式会社プレスリリース 2019年12月13日
- ^ a b 2020年3月時刻改正 新しい鉄道貨物輸送サービスのご案内 (PDF) - 日本貨物鉄道株式会社プレスリリース 2019年12月13日
- ^ 2020年春ダイヤ改正について (PDF) - 西日本旅客鉄道株式会社岡山支社プレスリリース 2019年12月13日
- ^ 2020年3月ダイヤ改正 (PDF) -東日本旅客鉄道株式会社盛岡支社プレスリリース 2019年12月13日
- ^ 2020年3月ダイヤ改正について (PDF) -東日本旅客鉄道株式会社仙台支社プレスリリース 2019年12月13日
- ^ 常磐線(富岡駅~浪江駅間)の運転再開について (PDF) -東日本旅客鉄道株式会社プレスリリース 2020年1月17日
- ^ 2020年3月ダイヤ改正について (PDF) -東日本旅客鉄道株式会社水戸支社プレスリリース 2019年12月13日
- ^ 2020年3月ダイヤ改正について (PDF) -東日本旅客鉄道株式会社千葉支社プレスリリース 2019年12月13日
- ^ 2020年3月ダイヤ改正について (PDF) -東日本旅客鉄道株式会社高崎支社プレスリリース 2019年12月13日
- ^ 「あしかがフラワーパーク駅」ご利用の際の運賃・料金の取扱い変更について (PDF) -東日本旅客鉄道株式会社高崎支社プレスリリース 2020年1月31日
- ^ 南武線「小田栄駅」の本設化のお知らせ (PDF) -東日本旅客鉄道株式会社横浜支社プレスリリース 2020年1月28日
- ^ 2020年3月14日(土)ダイヤ改正(多摩・山梨版) (PDF) -東日本旅客鉄道株式会社八王子支社プレスリリース 2019年12月13日
- ^ 2020年3月14日(土)ダイヤ改正(甲府版) (PDF) -東日本旅客鉄道株式会社八王子支社プレスリリース 2019年12月13日
- ^ 2020年3月ダイヤ改正について (PDF) -東日本旅客鉄道株式会社長野支社プレスリリース 2019年12月13日
- ^ 2020年3月ダイヤ改正について (PDF) -東日本旅客鉄道株式会社新潟支社プレスリリース 2019年12月13日
- ^ 2020年3月ダイヤ改正について (PDF) -東日本旅客鉄道株式会社秋田支社プレスリリース 2019年12月13日
- ^ 2020年春ダイヤ改正について (PDF) -西日本旅客鉄道株式会社近畿統括本部プレスリリース 2019年12月13日
- ^ 2020年春ダイヤ改正について (PDF) -西日本旅客鉄道株式会社広島支社プレスリリース 2019年12月13日
- ^ 2020年春ダイヤ改正について (PDF) -西日本旅客鉄道株式会社和歌山支社プレスリリース 2019年12月13日
参考文献
- 「JR時刻表」各号(交通新聞社)
- 「鉄道ダイヤ情報」各号(交通新聞社)