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松浦理英子

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松浦 理英子(まつうら りえこ 1958年8月7日 - )は、日本の小説家

略歴

愛媛県松山市出身。中学高校時代を香川県丸亀市で過ごす。丸亀西中学から大手前高校を経て、青山学院大学文学部仏文科卒。1978年、20歳の時『葬儀の日』で文學界新人賞を受賞。レズビアンを描いた『ナチュラル・ウーマン』で注目される。長編『親指Pの修業時代』(1993年)で女流文学賞受賞。寡作で知られる。2007年より文學界新人賞選考委員、また長編『犬身』を七年ぶりに刊行し、2008年読売文学賞受賞。

著作

  • 『葬儀の日』文藝春秋、1980年(のち河出文庫、1993)
  • 『セバスチャン』文藝春秋、1981年(のち河出文庫、1992)
  • 『ナチュラル・ウーマン』トレヴィル、1987年(のち河出文庫、1991、河出書房新社から新版)
  • 『親指Pの修業時代』河出書房新社、1993年(のち河出文庫、1995)
  • 『ポケット・フェティッシュ』白水社、1994年(エッセイ集、のち白水Uブックス、2000)
  • 『優しい去勢のために』筑摩書房、1994年(エッセイ集、のちちくま文庫、1997)
  • 『おぼれる人生相談』角川書店、1998年(エッセイ、のち角川文庫、2001)
  • 『裏ヴァージョン』筑摩書房、2000年(のち文春文庫、2007)
  • 『犬身』朝日新聞社、2007

共著

  • 『おカルトお毒見定食』(笙野頼子)、河出書房新社、1994年(のち河出文庫、1997)

脚本