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ヌクレオシド

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ファイル:A chemical structure.png
アデノシンの構造式 右上のアデニン(塩基)と左下のリボース(糖)が結合している

ヌクレオシド (nucleoside) は塩基が結合した化合物の一種。塩基としては、アデニングアニンなどのプリン塩基、チミンシトシンウラシルなどのピリミジン塩基、ニコチンアミド、ジメチルイソアロキサジンなどを含む。糖としては(デオキシリボースリボース)が結合する。

アデノシンチミジングアノシンシチジンウリジンなどが代表的なヌクレオシドである。このほか、ジメチルイソアロキサジンとリボースからなるヌクレオシドはビタミンB2として有名である。

リン酸と結合するとデオキシリボ核酸 (DNA) やリボ核酸 (RNA) を構成するヌクレオチドとなるほか、ニコチンアミドアデニンジヌクレオチドフラビンヌクレオチドは脱水素補酵素として多くの生体反応に関与する。

関連項目