マーク・ティーエン
マーク・ティーエン(Mark Teahen 1981年9月6日 - )は、メジャーリーグベースボールのカンザスシティ・ロイヤルズ所属、右投左打の三塁手。アメリカ合衆国のカリフォルニア州出身。
略歴
2002年に、ドラフト1巡目でオークランド・アスレティックスから指名を受け、プロ入り。マイナーリーグ時代にロイヤルズへ移り、ロイヤルズで2005年にメジャーデビューを果たした。1年目からレギュラーで起用されたティーエンだが、成績は打率.246と平凡以下のレベルに終わってしまった。2006年も開幕から打撃不振が続き、5月5日に、あえなくマイナーリーグに落とされた。しかし、6月3日に再昇格してからは86試合で打率.313、本塁打16本、打点60点という素晴らしい成績を残した。2007年は、マイク・スウィーニーに代わるチームの主砲としての活躍が期待される。
選手としての特徴
バッティング面では、将来的にチームを背負って立つと言われているほど非凡なものがある。アスレティックスのマイナーリーグ時代には、ニューヨーク・ヤンキースの大砲ジェイソン・ジアンビに近い打撃能力がある、といわれた事もある。特にパワー面で才の非凡さを感じさせ、2006年に一度マイナーリーグに落ち、再昇格してからは86試合で16本塁打を放つパワーを見せた。走塁面では、比較的俊足で、盗塁技術にも高いものがある。2006年は盗塁を10度試みて、全てを成功させている(成功率100%)。肩の強さも悪くは無く、守備面でもハッスルプレイをするのが身上。右投左打ちという共通点もあり、かつてロイヤルズに所属していた大スターの名前をもじり、ジョージ・ブレット2世と呼ばれている。
メジャーデビューしてからは、ずっとサードのポジションに入っているが、チームのマイナーリーグにアレックス・ゴードンという、2005年のドラフトで全体2位指名を受けた超有望株か控えている。ゴードンが2007年中にメジャー昇格をすれば、ティーエンは外野手にコンバートされる見込みだ。
年度別打撃成績
年度 | チーム | 試合 | 打数 | 得点 | 安打 | 二塁打 | 三塁打 | 本塁打 | 打点 | 盗塁 | 四球 | 三振 | 打率 | 出塁率 | 長打率 |
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2005 | KC | 130 | 447 | 60 | 110 | 29 | 4 | 7 | 55 | 7 | 40 | 107 | .246 | .309 | .376 |
2006 | KC | 109 | 393 | 70 | 114 | 21 | 7 | 18 | 69 | 10 | 40 | 85 | .290 | .357 | .517 |
Total | 2年 | 239 | 840 | 130 | 224 | 50 | 11 | 25 | 124 | 17 | 80 | 192 | .267 | .332 | .442 |