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熱田神宮能楽殿

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熱田神宮能楽殿(あつたじんぐうのうがくでん)は愛知県名古屋市熱田区神宮の熱田の杜(熱田神宮)内にある能楽殿

熱田神宮能楽殿

概要

1955年(昭和30年)に地元政財界や能楽愛好家の基金により建設された。 檜造りの能舞台に 500席の客席を備え、第二次大戦後の東海地方において永らく狂言の拠点であった。消防法上の問題があった事から1997年に改修を行ない、客席が 354席に減少。1999年名古屋能楽堂が開館した事で舞台利用件数が激減した事に加えて、雨漏りなどの老朽化が激しく改修費用に見合わないとして、2006年10月を最後に閉鎖される事が決まった。能舞台は三重県伊勢市の皇學館大学に無償譲渡される予定。

1997年の改修の際には約1億円の募金を募っており、当時募金に応じた能楽師の間から閉鎖に関して「事前の相談もなかった」との反発の声も上がっている。

周辺

アクセス

関連項目

  • 前田青邨 舞台の鏡板(老松)を描いている。