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タカニス・ベイ (護衛空母)

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艦歴
発注:
起工: 1943年12月16日
進水: 1944年3月10日
就役: 1944年4月15日
退役: 1946年5月1日
その後: スクラップとして売却
除籍:
性能諸元
排水量: 9,570 トン
全長: 512.3 ft (156 m)
全幅: 108.1 ft (33 m)
吃水: 22.5 ft (6.9 m)
機関:
最大速: 19.3ノット
航続距離:
兵員: 士官、兵員860名
兵装: 38口径5インチ砲1門、40mm機銃16基
艦載機: 28機

タカニス・ベイ(USS Takanis Bay, CVE/CVU-89)は、アメリカ海軍護衛空母カサブランカ級航空母艦の35番艦。艦名はアラスカ州ヤコビ島のタカニス湾に因んで命名された。

艦歴

タカニス・ベイは1943年12月16日にワシントン州バンクーバーカイザー造船所で起工する。1944年3月10日にオールデン・R・サンボーン夫人によって進水し、1944年4月15日にA・R・ブレイディ艦長の指揮下就役する。

整調後にタカニス・ベイはサンディエゴから西海岸で、日本降伏の1945年8月まで作戦活動を行う。パイロットの認証試験を行い、1944年5月24日から1945年8月28日までにタカニス・ベイは2,509名のパイロットを認証した。

その後ハワイへ向かい、太平洋艦隊空母輸送部隊に配属される。二度の巡航で1,300名の帰還兵をサンディエゴに送り届けた。9月後半にタカニス・ベイはマジック・カーペット作戦に加わり、サンディエゴで800名分の寝台が増設された。タカニス・ベイはハワイへの二度の航海と東京湾への二度の航海を行い、帰還兵を輸送した。

タカニス・ベイは1946年1月2日に最後の航海を終え、カリフォルニア州サンペドロに到着する。4月にピュージェット・サウンドに移動し不活性化される。1946年5月1日に退役し、保管中の1955年6月12日に CVU-89 (雑役空母)へ艦種変更される。1959年8月1日に除籍され、1960年6月29日にイリノイ州シカゴのハイマン=ミハエルズ社にスクラップとして売却された。


関連項目

外部リンク