緑営
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緑営(りょくえい)は、清の軍事組織の1つで、漢人によって編成された部隊。
順治元年(1644年)に明の滅亡に伴って満州人の清が入関する以前に帰順した漢人によって編成され、緑色の旗を標としたために、緑営と呼ばれた。満州人によって編成された八旗の補助的な組織として設置されたが、康熙年間の三藩の乱以降に大幅に増強され、弱体化が進んだ八旗に代わって清軍の主力を担うようになった。だが、白蓮教徒の乱では、戦力の劣化を露呈し、太平天国の乱ではほとんど機能しなくなって、郷勇や団練に取って代わられた。
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