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PRIDE.33

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PRIDE.33 "THE SECOND COMING"(プライド・サーティースリー "ザ・セカンドカミング")は、日本総合格闘技イベント「PRIDE」の大会の一つ。2007年2月24日アメリカ合衆国ネバダ州ラスベガストーマス&マックセンターで開催された。

大会概要

全体を通して好勝負が続出し、大番狂わせが多発するなど非常に波乱に満ち充実した大会となった。

ルールの変更

本大会はネバダ州アスレチックコミッションの管理の下に行われたため、従来のPRIDEルールではなく、同コミッションの認可したルールが適用された。そのため、試合時間は5分3ラウンドとなり、また選手の体重差に係らず、グラウンド状態の相手の頭部への蹴りによる攻撃(サッカーボールキック、踏みつけ、がぶりからの膝等)は全て禁止となった。なお、頭部への肘打ちは従来通り禁止とされた。当該ルールはPRIDE.32においても同様に適用された。

試合結果

第1試合 ライト級 5分3R
ノルウェーの旗 ヨアキム・ハンセン vs アメリカ合衆国の旗 ジェイソン・アイルランド ×
3R 2:33 腕ひしぎ十字固め
第2試合 ウェルター級 5分3R
アメリカ合衆国の旗 フランク・トリッグ vs 日本の旗 三崎和雄 ×
3R終了 判定3-0
第3試合 ライト級 5分3R
アメリカ合衆国の旗 ジェームス・リー vs アメリカ合衆国の旗 トラヴィス・ビュー ×
1R 0:39 フロントチョーク
第4試合 ミドル級 5分3R
カメルーンの旗 ソクジュ vs ブラジルの旗 アントニオ・ホジェリオ・ノゲイラ ×
1R 0:23 KO(パンチ)
第5試合 ライト級 5分3R
日本の旗 桜井"マッハ"速人 vs アメリカ合衆国の旗 マック・ダンジグ ×
2R 4:01 TKO
第6試合 ヘビー級 5分3R
ロシアの旗 セルゲイ・ハリトーノフ vs アメリカ合衆国の旗 マイク・ルソー ×
1R 3:46 腕ひしぎ十字固め
第7試合 ミドル級 5分3R
ブラジルの旗 マウリシオ・ショーグン vs オランダの旗 アリスター・オーフレイム ×
1R 3:27 TKO
第8試合 セミファイナル ライト級 5分3R
日本の旗 五味隆典 vs アメリカ合衆国の旗 ニック・ディアス
2R 1:46 フットチョーク→無効試合
当初の裁定はディアスの一本勝ちであったが、後にディアスの薬物使用が発覚し、ネバダ州アスレチックコミッションの裁定により、無効試合となる。
第9試合 メインイベント PRIDEミドル級タイトルマッチ 5分5R
アメリカ合衆国の旗 ダン・ヘンダーソン vs ブラジルの旗 ヴァンダレイ・シウバ ×
3R 2:08 TKO
ヘンダーソンが第2代PRIDEミドル級王者となる。

関連項目

外部リンク