コンテンツにスキップ

濾胞傍細胞

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

これはこのページの過去の版です。Madness (会話 | 投稿記録) による 2007年10月23日 (火) 11:20個人設定で未設定ならUTC)時点の版 (組織学 甲状腺)であり、現在の版とは大きく異なる場合があります。

(差分) ← 古い版 | 最新版 (差分) | 新しい版 → (差分)

濾胞傍細胞(ろほうぼうさいぼう、英:parafollicular cell)とは甲状腺濾胞濾胞細胞の間に存在する細胞傍濾胞細胞あるいはC細胞とも呼ばれる。神経堤由来であると考えられている。濾胞細胞よりも大きく、弱染色性。骨吸収を抑制し、カルシウムの血中濃度を低下させるホルモンであるカルシトニンを分泌する。通常は単独で存在するが、群をなすこともあり、イヌでは群をなすものが多い。

関連項目

参考文献

  • 日本獣医解剖学会編集 『獣医組織学 改訂第二版』 学窓社 2003年 ISBN 4873621135