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右派連合 (ロシア)

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右派連合(うはれんごう)ないし右派勢力同盟(うはせいりょくどうめい、ロシア語名Сою́з Пра́вых Сил, СПС/Soyuz Pravykh Sil、略称SPS 英語名Union of Right force)は、ロシア政党

政治的には、エリツィン政権下のロシアの選択やロシアの民主的選択などの急進改革派やロシア経済の自由化を推進してきた勢力を代弁するものである。1999年12月19日のロシア下院国家会議選挙では、プーチン政権を支持する立場に立ち、31議席、6,89%を獲得した。

しかし、リベラル派として、政商など新興財閥の利益を代表する右派勢力同盟と政商を抑制しようとするプーチン政権は次第に対立するようになった。リベラル派のもう一つの雄ヤブロコが、プーチン政権によって逮捕されたロシアの石油会社ユコス社のホドルコフスキー社長からの資金提供を受けていたことで、右派勢力同盟も新興財閥に不満を抱く国民の支持を急速に失った。 2003年12月に行われた国家会議選挙では与党「統一ロシア」が予想を大きく上回って過半数以上の議席を獲得して圧勝し、右派勢力同盟は得票率5%を越えられず、事実上議会から姿を消した。

保守政党の国際組織である国際民主同盟に加盟している。また次回、2007年末の国家会議選挙に向けて、主義主張の違いを超えてヤブロコとの共闘を強めつつある。

関連項目