2007年ロシア下院選挙
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2007年ロシア下院選挙は、ロシア連邦議会の下院(国家会議、Gosudarstvennaya Duma、定数450議席)の選挙。2007年12月2日投開票。この選挙は、8年の任期を約半年残したウラジーミル・プーチン大統領にとって事実上の信任投票を意味する。プーチン与党である統一ロシアが憲法改正可能な全議席の3分の2以上の議席を獲得した上で、議席をどの程度上積みできるかが焦点とされた。
従来の小選挙区比例代表並立制が廃止され、完全比例代表制(政党名簿比例代表)に選挙制度が変更された。また、阻止条項も従来の5パーセントから7パーセントに上昇され、プーチン政権に対して批判的な野党にとっては議席獲得が非常に困難なものになった。従来の政治ブロック(政党連合)の結成は禁止され、投票における全政党に反対という投票行動も廃止された。
ロシア時間は、UTC+2からUTC+12の時間帯に11の標準時を持ち、国内10時間の時差があるため、極東地方から投票が行われる。投票は日本時間の12月3日日、午前3時まで行われる。
有資格政党
当初、選挙前に選挙に参加する資格を有する政党は、15政党あった。2007年9月13日に、ロシアの愛国者とロシア再生党は選挙協定を締結したため、14の政党がロシア中央選挙管理委員会に立候補者名簿を提出した。このうち、緑の党に対して名簿に疑義があるとしてこれを受理せず、さらに平和と統一党、人民連合に対しても選挙戦への参加を認可せず、結局、中央選挙管理委員会によって下院選挙に参加が許可された政党は、以下の11政党となった。
選挙結果
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