焼きカレー
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焼きカレー(やきカレー)とは、ご飯の上にカレーとチーズなどをのせ、オーブンで焼いたカレーである。
「焼きカレー」の始まりは昭和30年頃の福岡県北九州市の門司港の繁華街、栄町銀天街にあった喫茶店といわれている。当時、余ったカレーをグラタン・ドリア風にオーブンで焼いたところ、実に香ばしく、美味しく仕上がったので、のちに店のメニューとして出し、好評であったという逸話が残っている。
現在では、門司港発祥のご当地メニューとして親しまれており、地元では「門司港レトロ焼きカレーマップ(20数店舗)」が作成され、観光客などに広く配布されている。簡単に作ることができるため、家庭料理としても親しまれている。
また、永谷園からは「こんがり焼きカレー」として「なすと挽き肉」、「チキンとトマト」の2種類の味が発売されている。ニチレイの冷凍食品では「焼きカレー(2個入り)」が発売されている。