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活字合金(かつじごうきん)は印刷用活字にもちいるための、錫、鉛、アンチモンの合金でグーテンベルグが発明した。
組成の例はPb-12%Sb-4%Snである。この組成の場合、融点は240℃である。
活字を鋳造で製作するための合金に必要な性質は、微細な型のなかに入っていく流動性と、凝固の時に収縮する度合の小さいことである。青銅も凝固収縮率は小さいが、融点が高いので低融点の活字合金が用いられる。また、耐久性の問題から和文タイプライターの活字は亜鉛ダイキャスト製の物が用いられる場合があった。