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アヘンチンキ

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アヘンチンキ(laudanum)はケシの未熟果実を傷つけて得られる乳液からつくられるチンキ剤。

アヘンチンキ100mlはアヘン末35gとエタノールから成り、モルヒネを1v/w%含む。 鎮痛・鎮痙剤、鎮静剤、止瀉薬、鎮咳薬として用いられる。

最初に医療用にアヘンチンキをつかったのはイギリス人の内科医トマス・シドナスといわれる。

日本では麻薬及び向精神薬取締法によって、製造、輸入、譲渡、廃棄など厳しく規制されている。