常葉大学附属菊川中学校・高等学校
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常葉学園菊川中学校・高等学校 | |
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過去の名称 | 常葉短大付属菊川高校 |
国公私立の別 | 私立学校 |
設置者 | 学校法人常葉学園 |
併合学校 |
常葉女子短期大学 移転済 (美術・デザイン科) 常葉学園大学 移転済 (造形学部) |
設立年月日 | 1972年6月8日 |
創立記念日 | 6月8日 |
創立者 | 木宮泰彦 |
共学・別学 | 男女共学 |
中高一貫教育 | 併設型 |
設置学科 |
普通科 (特進A,S,Ⅰ,Ⅱ,普通進学) 美術デザイン科 |
学期 | 三学期制 |
所在地 | 〒439-0019 |
静岡県菊川市半済1550 | |
外部リンク | 公式サイト |
ウィキポータル 教育 ウィキプロジェクト 学校 |
常葉学園菊川中学校・高等学校(とこはがくえんきくがわちゅうがっこう・こうとうがっこう)は、静岡県菊川市の高田ヶ丘にある私立の中高一貫校。男女比は4:6で生徒数は約1100人。常葉学園系列全体の在籍数は約11000人。
概要
- 学校法人常葉学園が設置する学校の一つである。系列校として、常葉学園中学校・高等学校と常葉学園橘中学校・高等学校が存在する。
- 通常使用される名称は菊川中学校、菊川高校であるが、地元住民からはこの名称で呼ばれることはほとんど無く、世間一般的には「常葉(とこは)」「菊常(きくとこ)」「常菊(とこきく)」と呼ぶ。生徒たちは自らの校名を「常葉」だけですませる。また、藤枝市より西までは「常葉」=「常葉菊川」という認識になる。それより東だと姉妹校と混合してしまう。校歌の中では「菊高」という名称で使われている。
- 全国屈指の高校野球強豪校の一つとして知られ、第79回選抜高等学校野球大会では優勝している。また、ソフトボール、空手、陸上部も有名である。
- 近年では特色あるカリキュラムと中高一貫教育による独自性を打ち出している。平成18年度から女子の制服が変わった。
- 校舎が複数あり普通科と特進では校舎が100メートルほど離れていて、特進の生徒は体育などで普通科の校舎を通ることがあるので道に迷うことはないが、普通科や美術デザイン科の生徒は特進の校舎に行くことがないので道順を知らない者は高確率で道に迷う。
- 特進の校舎は、2005年の3月まで大学として使用していた部分を教室などに活用している。
- 野球部の活躍により本校の応援団が女子生徒ばかりということで有名になったが、明確な応援団部員は皆無でほとんどが他の運動部、文化部との兼部(大半はダンス同好会やチアリーダーズ部の者)または生徒会の者が有志として参加している。また、2005年までは男子生徒が団長をしていた。
沿革
- 1971年5月27日 - 常葉短大菊川高等学校第1回設立説明会
- 1971年6月23日 - 第1期工事起工式
- 1972年4月1日 - 常葉菊川高等学校設立
- 1972年4月1日 - 常葉女子短期大学(菊川校舎)増設
- 1972年4月7日 - 第1回入学式(女子のみ・普通科220名・美術デザイン科18名)
- 1972年6月8日 - 短大菊川校舎と共に開学・開校式典挙行。創立記念日となる
- 1972年11月19日 - 第1回文化祭開催、菊陵祭と命名
- 1974年8月17日 - 体育館工事起工式
- 1975年3月1日 - 第1回卒業美術展開催
- 1975年3月8日 - 第1回卒業式、第1期卒業生(普通科218名・美術デザイン科16名)
- 1975年6月8日 - 体育館(菊川光葉館)落成式典挙行
- 1976年4月1日 - 美術科男子入学男女共学開始
- 1977年6月8日 - 創立5周年記念式典(新校舎落成・常葉美術館開館・校歌制定)
- 1978年4月1日 - 常葉学園菊川高等学校に改称
- 1979年8月4日 - 第1回国際青少年音楽祭菊川交歓会
- 1982年7月29日 - 第2回国際青少年音楽祭菊川交歓会
- 1982年9月8日 - 新校舎増築地鎮祭
- 1982年10月16日 - 菊川高校創立10周年記念式典
- 1983年3月29日 - 4階建校舎増築完成
- 1983年4月1日 - 普通科男子入学
- 1985年7月25日 - 第3回国際青少年音楽祭
- 1985年9月26日 - 新グランド起工式
- 1986年6月6日 - 常葉学園創立40周年記念式典
- 1987年9月1日 - 北館校舎増築完成
- 1988年6月1日 - 総合グランド完成
- 1988年7月25日 - 第4回国際青少年音楽祭
- 1991年5月21日 - 自修館完成
- 1992年7月23日 - 第5回国際青少年音楽祭
- 1992年10月31日 - 常葉学園創立45周年記念式典
- 1994年4月1日 - 高校事務室設置
- 1995年7月25日 - 第6回国際青少年音楽祭
- 1996年4月1日 - 学生会館完成
- 1996年8月11日 - 第78回全国高等学校野球選手権大会に初出場
- 1997年6月8日 - 常葉学園創立50周年記念式典
- 1998年7月29日 - 第7回国際青少年音楽祭
- 2001年7月16日 - 第8回国際青少年音楽祭
- 2002年11月7日 - 創立30周年記念式典
- 2003年10月16日 - 中学校校舎建設地鎮祭
- 2004年6月10日 - 常葉学園菊川中学校開校式典
- 2004年7月19日 - 第9回国際青少年音楽祭
- 2004年3月27日 - 第76回選抜高等学校野球大会に初出場
- 2005年4月1日 - 常葉学園菊川中学校設立。中高一貫校となる
- 2006年4月1日 - 女子の制服が変更
- 2006年4月1日 - 中高一貫教育のため特進Sクラス設立
- 2007年4月3日 - 第79回選抜高等学校野球大会に出場、初優勝
- 2007年4月27日 - 特待生制度を利用し日本学生野球憲章第13条に抵触する野球部部員の出場を回避するため、静岡県春季野球大会試合前日に登録選手の半数近くを交代
- 2007年4月27日 - 野球部部員への特待生制度が日本学生野球憲章第13条に違反しており、不祥事の責任を取り佐野心が野球部部長を辞任
- 2007年5月3日 - 日本学生野球憲章第13条に違反する特待生制度の存在を日本高等学校野球連盟が公表
- 2007年6月 - 野球部部長を辞任した佐野心が再度部長就任
- 2007年8月1日 - 第89回全国高等学校野球選手権静岡大会で静岡商業に逆転勝ちし、第89回全国高等学校野球選手権大会への出場決定
- 2007年8月21日 - 広陵(広島)に3-4と惜敗したが、夏の甲子園では初となるベスト4に輝いた。
- 2007年10月3日 - 本校の田中健二朗が高校生ドラフトで横浜ベイスターズより1位指名を受ける
- 2007年10月26日 - 田中が契約金7000万、年俸720万で横浜ベイスターズに入団決定。これにより、本校から門奈以来二人目のプロ野球選手が誕生。また本校から直にプロ野球選手になるのは初。(門奈は大学経由)
- 2008年1月25日 - 第80回選抜高等学校野球大会に出場決定。姉妹校の常葉橘はおしくも選考にもれ、姉妹校での出場はならなかった。
学校行事
- 1年生と2年生は静岡市内にある之山禅堂(研修センター)に3泊4日の研修に行く。時期は年度によって異なる。
- 3年に一度、常葉学園連合体育祭と日本国際青少年音楽祭が行われている。この二つは同年にあるのではなく、連合体育祭の翌年に日本国際青少年音楽祭が行われる。また連合体育祭は学園傘下の幼稚園から小学校、中学校、高等学校、専門学校、大学及び短期大学の全校が草薙競技場に集まって開催され、およそ1万人の学生と教員が参加する。日本国際青少年音楽祭は、1979年(昭和54年)に第1回を開催し以後3年毎に常葉学園が主催となって世界各国の音楽楽団を招いて行う。
部活動成績
野球部
夏の甲子園成績
- 1996年 第78回全国高等学校野球選手権大会
- 2007年 第89回全国高等学校野球選手権大会
春の甲子園成績
- 2004年 第76回選抜高等学校野球大会
- 2007年 第79回選抜高等学校野球大会
- 2008年 第80回選抜高等学校野球大会
明治神宮野球大会成績
ソフトボール部
- 全国選抜大会
-
- 2005年 - 準優勝
- 2006年 - 準優勝
- 西部高校総体
-
- 2006年 - 優勝
陸上部
- 女子第19回全国高校駅伝競走大会
-
- 2007年 - 28位(1時間11分54秒)
- 東海高校駅伝
- 2007年 - 女子4位
空手部
- 全国空手道選手権大会
-
- 2007年 - 出場
- 2007年第26回全国高校空手道選抜大会
-
- 女子団体組手 - ベスト8
- 男子団体組手 - ベスト8
- 2007年インターハイ
-
- 男子団体組手 - 優勝
- 女子個人組手 - 優勝
- 女子団体組手 - 準優勝
部活動
- 野球部 ソフトボール部 陸上部 チアリーダー部 サッカー部 男子テニス部 女子ソフトテニス部 男子バスケットボール部 女子バスケットボール部 男子バレーボール部 女子バレーボール部 剣道部 空手部 水泳部 華道部 茶道部 書道部 写真部 放送部 演劇部 美術部 ダンス同好会 吹奏楽部 生活化学部 将棋部 文芸部 音楽部 ビデオ鑑賞部
設置学科
- 普通科
- 特進A
- 特進S
- 特進I
- 特進II
- 普通進学
- 美術・デザイン科
美術・デザイン科
- 普通科とは別の建物で授業を行う。1年生は共通の課題で美術の授業を行うが、2年生からは油絵・彫刻・デザイン・日本画のうち1つを専攻として選択し、専攻別に異なる教室(アトリエ)で授業を行う(デザインを専攻する生徒が多い傾向がある)。
- 基本的に放課後は学年別に用意された教室(アトリエ)で生徒が自由に残ってデッサンや授業課題の進行を行えるようになっている。夏休みなどの長期休業時には、希望した生徒のみ実技補講としてデッサンや学科補講に参加することが出来る。
- 美術という学科のせいか生徒の比率は女子が圧倒的に多く、毎年入学する男子生徒は10名程度と少ない傾向にある。
附属施設
常葉美術館
- 菊川キャンパス内に本格的な美術館として1977年(昭和52年)に創設。美術・デザイン科がある建物と一体となっている。平常時は館の所蔵品を陳列する一方、春秋の二期には特別記念展を、年末には同校の美術・デザイン科の3年生による卒業制作展を開催し、静岡県美術文化向上に大きく貢献している。常葉学園大学には造形学部・菊川高等学校に美術・デザイン科が設置されており、そこに学ぶ学生・生徒には本物に接することのできる貴重な存在となっている。
出身者
- みうな - 元カントリー娘。(中退)
- 久米里紗 - 2005年度ミス日本グランプリ
- 門奈哲寛 - 元プロ野球選手
- 河村崇大 - プロサッカー選手(サッカー部ではなくジュビロ磐田ユース所属)
- 山下拓郎 - 亜細亜大学陸上部、第82回箱根駅伝優勝の立役者(現富士通陸上競技部)
- 渥美理絵 - 集英社りぼんの漫画家
- 田中健二朗 - プロ野球選手
所在地
- 〒439-0019 静岡県菊川市半済1550
アクセス
系列校
関連項目
外部リンク
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